【BLEACH】ゾマリ・ルルーの強さや能力を考察!弱いと言われる理由とは?
破面の中でも戦闘能力が高い十刃に属する『BLEACH』のゾマリ・ルル―が、弱いと言われる理由を調査しました。本記事ではゾマリ・ルルーの強さ能力も考察し、他のキャラクターとの関係、『BLEACH』のアニメでゾマリ・ルルーを務めた声優も紹介します。
目次
【BLEACH】ゾマリ・ルルーとは?
『BLEACH』のゾマリ・ルルーは、主人公・黒崎一護達と敵対する破面の男性キャラクターです。個性の強い容貌、強さ、迫力の戦闘シーンはファンに強烈な印象を残しました。しかし、ファン間ではゾマリ・ルルーは弱いとする意見もあります。ここでは、ゾマリ・ルルーが弱いと言われる理由の解説の前に、まずBLEACHのゾマリ・ルルーのプロフィールを紹介します。あわせてBLEACHの概要とあらすじもまとめています。
ゾマリ・ルルーのプロフィール
BLEACHのゾマリ・ルルーは、破面の中でも優れた強さを持つ「十刃」に属するキャラクターで、十刃での階級はNO.7です。褐色の肌に身長196㎝・体重100㎏のヴァストローデ級の体躯が特徴的です。坊主頭の頭頂部には、仮面をつけていた名残の棘のようなものが残っており、虚の特徴である穴は右の乳首に、仮面紋は下顎にあります。牙を連ねたような首飾りを首にかけ、耳には仮面が変化した髑髏のピアスをしています。
ゾマリ・ルルーの性格
BLEACHのゾマリ・ルルーは厳しく、冷徹な性格をしています。戦いでは、どのような手段を使っても勝とうとする勝負への執着の強さがあり、相手の首を落とさない限り、死を確認できないという信条を持ち実行します。ゾマリ・ルルーは、冷静沈着な面も持つ人物です。敵にも敬意を払うところもあり、普段は丁寧な口調で常に丁寧語で喋ります。しかし、激高すると本性が現れるのかため口になってしまいます。
BLEACHの概要
『BLEACH』は久保帯人さん作、『週刊少年ジャンプ』に連載されていた大人気剣戟バトルアクション漫画です。週刊少年ジャンプには、2001年36・37合併号から2016年38号まで連載されていました。繰り広げられる激しいバトル、スタイリッシュな画風と演出、セリフ回しの巧みさなど、ファンから熱い支持を受けています。コミックスの累計発行部数は1億3000万部を突破、2004年から2012年までアニメも放送されていました。2022年10月からは、アニメ2クール目の放送も始まっています。
BLEACHのあらすじ
ある日、霊感に強い高校生・黒崎一護は、悪霊退治にやってきた死神・ルキアに出会います。死神の存在を信じなかった一護ですが、悪霊・虚(フロウ)に襲われ悪霊の存在を信じるようになります。そんな一護は、戦いで重傷を負ったルキアの代わりに、彼女の死神の力を一部を授かり死神となり虚を打ち破りました。しかし、力を与えたためルキアは死神の能力を失い、窮した彼女は一護に死神代行を務めるように頼みます。彼女の提案を受け一護は死神代行になり、さまざまな難問を解決していきます。
【BLEACH】ゾマリ・ルルーの能力や強さ
BLEACHのゾマリ・ルルーは、十刃の中で最速のスピードを誇る人物です。彼は、スピードと帰刃から覚醒した愛(アモール)という力で敵を翻弄し戦います。この最速を誇るスピードと愛が彼の強さの源泉です。ここではゾマリ・ルルーの能力や強さを解説します。最後に、ゾマリ・ルルーが弱いと言われる理由も考察しています。
ゾマリ・ルルーの能力
BLEACHのゾマリ・ルルーは十刃の中では最速のスピードを持っています。ここでは、ゾマリ・ルルーの最速を実現する響典(ソニード)と、響典を発展させた双児響転(へメロス・ソニード)について解説します。
能力①響転(ソニード)
BLEACHのゾマリ・ルルーは響転(ソニード)を身に付けています。響転は死神の瞬歩、滅却師の飛廉脚と同様の移動方法で、破面の高速移動術です。ゾマリ・ルルーも当然のように瞬間移動できる響転を使います。響転は探査神経(ぺスキス)をすり抜けられるという点が特徴です。剣八でも追いつけないスタークや一護をも圧倒したウルキオラも十刃にはいますが、ゾマリ・ルルーは十刃の中で最速と評されています。しかし、実際に響転の早さを比べたことはないので、真偽のほどはわかっていません。
能力②双児響転(へメロス・ソニード)
BLEACHのゾマリ・ルルーは、最速の響転(ソニード)を発展させた技・双児響転(へメロス・ソニード)を使えます。双児響転(へメロス・ソニード)は響転で移動する際に独自のステップを加え、自らの分身を生み出せる技です。最大で5人まで自身の分身を作り出せ、戦闘を非常に有利に進められます。ゾマリ・ルルーは、技に対する自信の裏返しからか、双児響転(へメロス・ソニード)を「手品の類のお遊び」と作中語っていました。
ゾマリ・ルルーの帰刃
破面は、虚が持つ本来の力を刀の形に封じた斬魄刀を使えます。これに加えて、死神の卍解と同じように力を解放して、体そのものに変化が起きパワーアップできる帰刃を習得している人物もいます。ゾマリ・ルルーはこの帰刃を習得済みです。彼も帰刃すると体に変化が起き、呼び起こした新たな能力で敵と戦います。ここでは、BLEACHのゾマリ・ルルーが帰刃したときの姿と獲得する能力について解説します。
帰刃は呪眼僧伽(ブルへリア)
BLEACHのゾマリ・ルルーは帰刃し、虚本来の肉体と攻撃能力を回帰させると呪眼僧伽(ブルへリア)になります。帰刃したゾマリ・ルルーは、上半身には無数の目、カボチャのような下半身には複数の人面が現れ非常に不気味です。帰刃は、斬魄刀を胸の前に浮遊させ、合掌して首を90度曲げ行います。そうすると、刀から液体が吹き出し白いスーツが体を包み、下半身はカボチャのような形になります。足はありませんが響転も使え、球状になった下半身は身を隠し敵の攻撃も防御できるようです。
帰刃で覚醒した能力は愛(アモール)
呪眼僧伽(ブルへリア)になったゾマリ・ルルーは、愛(アモール)の能力を使えます。愛は見つめた箇所を支配できる能力です。腕や足など体の部位を見つめるとその部分を支配し自由に操れ、頭部を見つめ支配した場合は、全身を思うままにできるようになります。彼が支配した者には太陽に似た文様が現れます。しかし、ゾマリ・ルルーの愛は縛道の断空で防御できるようです。呪眼僧伽になったゾマリ・ルルーは50の目を持ち、50箇所を同時に支配できます。
ゾマリ・ルルーが弱いと言われる理由
BLEACHのゾマリ・ルルーが弱いと言われる理由は、彼の最後にあります。響転(ソニード)や双児響転(へメロス・ソニード)も使え、ゾマリ・ルルーは、帰刃で虚本来の力を取り戻し、呪眼僧伽(ブルへリア)になり、愛(アモール)の能力で敵を支配できます。非常に高い戦闘能力を持っていますが、その最期は堂々としたものではありませんでした。ゾマリ・ルルーは最後に6番隊隊長の朽木白哉と戦います。
彼は、この戦いで形成不利で敗色濃厚となったときに「虚である事を理由に斬殺するのは間違っている」という意見を述べ、朽木白哉に命乞いをしました。しかし、ゾマリ・ルルーの命乞いも虚しく、彼は朽木白哉に殺害されます。普段の沈着冷静な振る舞い、自分の有利な状況での驕りと、危機に陥り命乞いをする彼の落差は読者に印象に強く残りました。この彼の最期の情けない命乞いが、ゾマリ・ルルーが弱いと言われる理由です。
【BLEACH】ゾマリ・ルルーと他キャラの関係や最期
BLEACHのゾマリ・ルルーは、藍染惣右介(あいぜんそうすけ)率いる十刃に所属し、彼に対する忠誠心はメンバーの中で随一です。そんなゾマリ・ルルーは黒崎一護達・死神と激しい戦いを繰り広げ、最期を迎えます。ここでは、ゾマリ・ルルーとBLEACHに登場する他のキャラクターとの関係をまとめてみました。ゾマリ・ルルーの最期も詳しく解説しています。
ゾマリ・ルルーと他キャラの関係
BLEACHのゾマリ・ルルーは、リーダー・藍染惣右介に忠誠を誓う十刃のメンバーです。そんなゾマリ・ルルーは、朽木白哉と戦い最期を迎えます。ここではゾマリ・ルルーと藍染惣右介、朽木白哉との関係と彼の最期をまとめています。
ゾマリ・ルルーと藍染惣右介の関係
護廷十三隊五番隊隊長を務めていた藍染惣右介は、尸魂界(ソウル・ソサエティ)を裏切り、世界の支配者になろうと企てます。この計画のため、虚達が住む虚圏(ウェコムンド)を訪れ、虚の中から体躯に優れた破面を選び十刃を作りました。このときゾマリ・ルルーは十刃に選ばれています。ゾマリ・ルルーは藍染惣右介に非常に心酔しており、十刃の中でもその忠誠心はずば抜けて高いです。彼は最期を迎えるとき「藍染様万歳」と叫び命尽きました。
ゾマリ・ルルーと朽木白哉の関係
BLEACHの朽木白哉は護廷13隊6番隊隊長を務めている人物です。朽木ルキアの義兄にあたり、虚園でゾマリ・ルルーと戦いました。虚園でゾマリ・ルルーは傷つき倒れた朽木ルキアに止めを刺そうとしましたが、これが義妹・ルキアを大切に思う朽木白哉を激怒させました。そして、ゾマリ・ルルーは朽木白哉と戦うことになります。
ゾマリ・ルルーの死亡シーン
藍染惣右介は死神たちの分断させるため、人間の少女・井上織姫を拉致します。そんな彼女を救出するため黒崎一護達は虚園へと乗り込みました。戦いが繰り広げられる中、朽木ルキアは傷つき倒れます。ここにゾマリ・ルルーは登場し、彼女に止めを刺そうとします。しかし、ここにルキアの窮地を救おうと義兄・朽木白哉が駆け付けました。そして、ゾマリ・ルルーと朽木白哉の戦いが始まりました。
ゾマリ・ルルーは、響転のスピードと愛(アモール)で戦いますが、朽木白哉に攻撃を封じられ圧倒されます。そして、策が尽き窮地に追い込まれたゾマリ・ルルーは「死神に虚を斬る権利などない」と糾弾し命乞いをしました。しかし、「死神だからお前を斬るのではない、家族に刃を向けたからお前を斬る」と反論され、卍解・千本桜景厳で全方位から攻撃され最期を迎えます。「藍染様万歳」繰り返し叫びながら、命尽きるゾマリ・ルルーは哀れでした。
【BLEACH】ゾマリ・ルルーの声優
特徴的な容姿、重厚な立ち振る舞い、しかし激高すると豹変するゾマリ・ルルーを、BLEACHのアニメで声優はどのように演じていたのか気になる人もいるのではないでしょうか。ここでは、BLEACHのアニメでゾマリ・ルルーを務めていた声優を紹介します。ゾマリ・ルルーを担当した声優のプロフィールと代表作もまとめています。
ゾマリ・ルルーの声優は「楠大典」
BLEACHのアニメでゾマリ・ルルーの声優を務めたのは、声優の楠大典さんです。楠大典さんの渋い低音の声質はゾマリ・ルルーの冷静沈着な面を際立たせ、激高した際の迫力も激増させました。楠大典さんの演技でゾマリ・ルルーはさらに魅力的なキャラクターになりました。
楠大典のプロフィール
楠大典さんは東京都町田市出身、アミュレート所属の声優です。俳優として活動していましたが『ルパン三世』の2代目声優に栗田寛一さんが抜擢されたときに出演を熱望し出演、このこととがきっかけで声優を中心に芸能活動をするようになりました。ファンや仲間の声優からはタイテムという愛称で呼ばれ、親しまれています。趣味はゴルフ、広島カープ、嵐、豚骨ラーメンが大好きだそうです。
楠大典の主な出演作品
楠大典さんは低音の力強い声質を活かして、存在感のある中年・壮年男性キャラクターの声優を数々担当しています。『トランスフォーマ―』のギャラクシーコンボイ、『ネオ アンジェリーク』のマティアス、『キングダム』の蒙武、『ヴィンランド・サガ』のトールギルなど、さまざまな魅力あるキャラクターを演じています。
【BLEACH】ゾマリ・ルルーに対する世間での評判や人気
朽木白哉とゾマリ・ルルーの戦いは、BLEACHのベストバウトだという意見です。朽木白哉が相手の周囲を桜の花びらで取り囲み全方向から一斉攻撃する、吭景・千本桜景厳でゾマリ・ルルーを仕留めるシーンはスタイリッシュでした。
ゾマリ・ルルーに対して「キモい」という感想をつぶやくBLEACHファンは多いです。帰刃し呪眼僧伽(ブルへリア)になったゾマリ・ルルーは、体に無数の目があり、下半身は複数の顔が付いたカボチャで、非常に不気味な容姿になりました。
「ゾマリ・ルルーが好き」というファンも少ないながらいます。ゾマリ・ルルーは特徴的な容姿を持ち、能力も高く、漫画読者、アニメ視聴者の強い印象を刻み込む個性的なキャラクターです。「ゾマリ・ルルーはキモい、けれどキモさが好き」というファンもいるようです。
【BLEACH】ゾマリ・ルルーは十刃最速といわれる強いキャラだった
BLEACHのゾマリ・ルルーは、十刃最速と言われる強いキャラクターでした。命乞いをした最期はいただけませんでしたが、響転を身に付け、響典を応用した分身ができる技・双児響転(へメロス・ソニード)で相手を翻弄、帰刃し呪眼僧伽(ブルへリア)となった彼は愛(アモール)で相手を支配することもできます。ゾマリ・ルルーに興味を持った人は、BLEACHの漫画やアニメで彼を確認してみてください。
この記事のライター
nahumi
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