【BLEACH】バンビエッタのゾンビ化までの経緯は?かわいい魅力も紹介
『BLEACH』の人気キャラであるバンビエッタのゾンビ化までの経緯を解説します。バンビエッタのかわいい魅力や能力、名言について紹介するとともに、アニメ『BLEACH 千年血戦篇』でバンビエッタ役を務めた声優情報もまとめました。
目次
【BLEACH】バンビエッタとは?
バンビエッタとは最終章『BLEACH 千年血戦篇』に登場する、見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の星十字騎士団(シュテルンリッター)の一人です。黒崎一護や護廷十三隊の敵対勢力の滅却師(クインシー)として行動しています。バンビエッタの最後に迫る前に、彼女のプロフィールや『BLEACH』の作品について紹介します。
バンビエッタのプロフィール
- フルネーム:バンビエッタ・バスターバイン
- 誕生日:8月6日
- 身長:156cm
- 聖文字:「E」
- 一人称:あたし
『BLEACH』に登場するバンビエッタは、黒髪ロングが似合う美少女で、大胆なミニスカ風の白い軍服を着用しています。バンビエッタは、同じ滅却師のリルトット・ランパード、ミニーニャ・マカロン、キャンディス・キャットニップ、ジゼル・ジュエルを率いて「バンビーズ」を名乗って行動しています。
BLEACHの概要
『BLEACH(ブリーチ)』は、週刊少年ジャンプ(集英社)で2001年から2016年まで連載されていた、久保帯人による漫画作品です。全世界累計発行部数は、1億3000万部(2022年7月現在)を突破しており、2022年10月にはアニメ『BLEACH 千年血戦篇』が放送され、大きな話題となりました。
BLEACHのあらすじ
霊感が強い『BLEACH』の主人公・黒崎一護は、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を退治に来た死神の朽木ルキアと出会います。ある日、家族が虚に襲われてしまい、激昂し立ち向かう一護をルキアが庇って重傷を負ってしまいました。そこへ、最後の手段として、ルキアは一護に自身の力を分け、死神となった一護によって虚を倒すことに成功します。しかし、力の一部を分けたつもりが、一護に全ての力を吸い取られたルキアはその後、彼を死神代行として虚退治を指示し、一護は様々な騒動に巻き込まれていくのです。
【BLEACH】バンビエッタのゾンビ化までの経緯や最後
ここからは『BLEACH 千年血戦篇』に登場するバンビエッタのゾンビ化までの経緯や最後についてネタバレ解説します。バンビエッタがどのようにしてゾンビ化してしまったのか、その原因を見ていきましょう。
バンビエッタはジゼルに殺され死亡?
『BLEACH』コミックス62巻558話、護廷十三隊七番隊隊長・狛村左陣の自爆によって敗北したバンビエッタは、「助けてあげる」と近寄ってきたジゼルによって殺され死亡してしまいます。バンビーズのリーダーとして傍若無人に振る舞っていたバンビエッタは、他のメンバーからは軽んじられていました。バンビーズで一番最初に敗北したことを悔しがるバンビエッタを、4人のメンバーが集まり、重傷を負って倒れた彼女を見下ろします。
「バンビちゃんがいないと淋しい」と言うジゼルの曇った眼差しを見たバンビエッタは、自身の最後を悟ると「やめてよ…」と必死な表情で訴えますが、あっけなく殺され、死亡してしまうのでした。ちなみに、バンビエッタの最後となる死亡シーンは作中に描かれていません。
バンビエッタのゾンビ化
『BLEACH』コミックス65巻588話~591話、ジゼルは護廷十三隊十一番隊の斑目一角と綾瀬川弓親との戦闘で、ゾンビ化させたバンビエッタを参戦させます。ゾンビ化したバンビエッタは、不死の特性で四肢が欠損しても戦うことが可能な為、一角と弓親を容易く倒してしまいました。しかし、そこへ護廷十三隊十二番隊隊長・涅マユリが現れ連戦となります。バンビエッタの能力を分析したマユリは、霊子固定装置を使ってバンビエッタの攻撃を遅らせ、跳ね返すことで彼女を自爆させました。
その爆撃の余波から自身を守る為に、バンビエッタを盾にしたジゼルは、損傷した彼女の体を修復させます。ところがそこへ、マユリによって編成された涅骸部隊の一人、シャルロッテ・クールホーンが放った虚閃(セロ)の攻撃を受け、戦闘不能となってしまいました。敗北後、重傷を負ったジゼルは回復の為に、バンビエッタの血を貪り取りますが、ジゼルに「まだ死にたくない」と血を取らないよう懇願すると、「あんたはもう死んでんだって」と激しく地面に頭を打ち付けられてしまいます。
バンビエッタのその後
ジゼルによって何度も激しく頭を打ち付けられ、機能停止してしまったバンビエッタですが、その後小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』で生存していることが判明しました。ジゼルが血を与え過ぎた影響で、脳の機能が一時的に回復したバンビエッタは、自我を取り戻し、テンション高く行動しています。
【BLEACH】バンビエッタのかわいい魅力と名言
ゾンビ化となり、不死となって活躍するバンビエッタは、読者からかわいいと人気の高いキャラです。ここからは『BLEACH』の人気キャラ・バンビエッタのかわいい魅力と名言を紹介します。
バンビエッタのかわいい魅力
バンビエッタは『BLEACH 千年血戦篇』に初登場して以降、多くの読者から「かわいい」と絶賛されていました。彼女のかわいさはどこにあるのか、その魅力に迫ります。
かわいい魅力①容姿
バンビエッタのかわいい魅力1つ目は容姿です。156cmの小柄な体格でありながらも、豊満な胸にミニスカから伸びる美脚が読者の心をつかみました。それに加え、幼く無邪気に笑う反面、シリアスな場面で見せる寡黙な表情は美人で大人の色気を感じさせると評判になっています。
かわいい魅力②好戦的な性格
バンビエッタのかわいい魅力2つ目は好戦的な性格です。初登場時から見せた勝気な言動や自信あふれたドヤ顔は、読者からかわいいと好評を得ていました。一方で癇癪持ちな性格でもある為、感情のコントロールができないところもあります。しかし、ファンにとってはそのような子供っぽさがあるバンビエッタに魅力を感じると評しています。
かわいい魅力③イケメンを個室に連れ込む
バンビエッタのかわいい魅力3つ目は、イケメンを個室に連れ込むところです。ストレスが溜まって欲求不満になると、同じ滅却師を個室に連れ込み殺して死亡させてしまいます。憂さ晴らしにイケメンを殺してしまう残忍さも、バンビエッタのかわいい魅力として人気となっています。
バンビエッタの名言
好戦的かつ、残忍な性格で人気のバンビエッタも多くの名言を残しました。ここからは『BLEACH 千年血戦篇』でバンビエッタが残した、印象的な名言を5選紹介します。
バンビエッタの名言①「上下も左右も…」
「上下も左右も前後もまとめてぶっ壊してやるっての!あたしの「爆撃」でねッ!」
出典: comic-kingdom.jp
護廷十三隊五番隊隊長・平子真子との戦闘で発したバンビエッタのセリフです。平子の斬魄刀「逆撫(さかなで)」の能力に苦戦したバンビエッタは、滅却師完聖体(クインシーフォルシュテンディッヒ)を発動します。全方位から撃ち込まれた霊子によって、逆撫の能力を封じ爆破させ平子を瀕死状態へと追いやり、勝ち誇った表情で放ったバンビエッタの名言です。
バンビエッタの名言②「ほしい…」
「ほしい…ジジの…ほしいよ…ほしい」
出典: comic-kingdom.jp
ジジの能力によってゾンビとなったバンビエッタのセリフです。勝気で傲慢だったかつての面影はなく、ただひたすらにジジに血を欲するバンビエッタの名言となっています。
バンビエッタの名言③「まって…」
「まって…そんなに血とらないで…あたしまだ死にたくないよ…」
出典: comic-kingdom.jp
マユリに敗北し、窮地に立たされたジゼルに対して言ったバンビエッタのセリフです。マユリの攻撃で重傷を負ったジゼルは、回復する為にバンビエッタの腹部に噛みつき血を貪っていました。しかし、多くの血を奪われ命の危機を感じたバンビエッタはやめてほしいと頼みます。ゾンビ化しても、辛うじて自我が残っている事がうかがえる名言です。
バンビエッタの名言④「ワンちゃんじゃ…」
「何それ…ワンちゃんじゃなくなってるじゃん」
出典: comic-kingdom.jp
「人化の術」で人間化した狛村に対して発したバンビエッタのセリフです。「ワンちゃん」と呼んでからかっていた狛村が、獣耳の生えた人間の男性として姿を現したことに驚き、残念そうに呟く名言となっています。
バンビエッタの名言⑤「バンビおしおきいやだ…」
「バンビおしおきいやだ… ごめんなさいごめんなさい…」
出典: renote.net
ゾンビ化したバンビエッタがジゼルに対して言ったセリフです。ゾンビ化してジゼルの血を欲したバンビエッタは、無抵抗な状態で暴行されてしまいます。そして、涙を浮かべながら許しを請うバンビエッタを嬉しそうにジゼルは見ていました。バンビエッタの性格からは、予想もできない変貌ぶりがうかがえる名言となっています。
【BLEACH】バンビエッタの能力や他キャラとの関係
ここからは、星十字騎士団の一人であるバンビエッタの能力や強さについて解説しましょう。そして、バンビエッタと他キャラとの関係にも迫ります。
バンビエッタの能力は爆撃
バンビエッタの能力は「爆撃(ジ・エクスプロード)」です。自分に備わる霊子で作った爆弾を撃ち込み攻撃することができます。霊子自体が爆弾ではなく、撃ち込んだ霊子を爆弾に変化させるため、物理的防御は不可能な能力です。刀や盾で防御した場合、霊子が触れた瞬間に防具そのものが爆発してしまう厄介な力となります。
バンビエッタの滅却師完聖体
バンビエッタの滅却師完聖体(クインシーフォルシュテンディッヒ)は、頭上に星型の光輪、背には翼が現れ、天使を連想させる姿となります。霊子で形成された滅却師完聖体から繰り出される爆撃は、斬魄刀などの物質を爆弾に変化させ、対象の爆砕を可能にするといった、防御不能となる非常に攻撃力の高い能力です。加えて、翼から全方位に向けての攻撃も可能となります。ただし、間に異物が入ると異物の方が爆弾化されるため、おとりには弱く、開けた場所ではないと相手に届きにくい弱点もあります。
バンビエッタとジゼル・ジュエルとの関係
ジゼル・ジュエルは星十字騎士団の一員で、バンビエッタ率いるバンビーズのメンバーです。狛村との戦闘で重傷を負ったバンビエッタを殺してゾンビ化させた張本人でもあります。バンビエッタを死亡させたその後、自身の傀儡としてもてあそぶ様子が描かれていました。
バンビエッタと狛村左陣との関係
狛村左陣は、バンビエッタによって卍解を奪われてしまいますが、その後、人狼の長老に頼み自身の心臓と引き換えに「人化の術」で人間化します。一時的に不死状態になった狛村は、バンビエッタと再戦し、見事に勝利を収めました。しかし、その代償に完全な狼となった狛村は、七番隊の裏山で暮らしています。
【BLEACH】バンビエッタの声優
『BLEACH』の人気キャラであるバンビエッタのかわいい魅力は、アニメでも見ることができます。ここからは、アニメ『BLEACH 千年血戦篇』でバンビエッタの声を担当した声優について紹介します。
バンビエッタの声優は「竹達彩奈」
アニメ『BLEACH 千年血戦篇』でバンビエッタ役を務めたのは、声優の竹達彩奈(たけたつあやな)です。強気で攻撃的なバンビエッタを、幼さの残る少女のような声で魅力的に演じています。
竹達彩奈のプロフィール
竹達彩奈は1989年6月23日生まれ、埼玉県出身の声優・歌手です。中学2年生の時、日本ナレーション演技研究所の特待生オーディションを受けて同所に入所し、劇団ヴォアレーヴに在籍します。そして、当時では最年少記録の15歳でアイムエンタープライズに移籍しました。その後、OAD『Kiss×sis』でヒロイン・住之江あこ役で声優デビューを果たすと、かわいらしい声質と演技力でヒロイン役やメインキャストを多く担当し、人気を博しています。
竹達彩奈の主な出演作品
声優・竹達彩奈の主な出演作品は、『けいおん!』中野梓、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』高坂桐乃、『ソードアートオンライン』リーファ / 桐ヶ谷直葉、『だがしかし』枝垂ほたる、『五等分の花嫁』中野二乃、『迷い猫オーバーラン!』霧谷希、『ようこそ実力至上主義の教室へ』軽井沢恵など、数多くの人気作で活躍しています。
【BLEACH】バンビエッタに対する世間での評判や人気
『BLEACH』に登場するバンビエッタについて、世間ではどのような評判になっているか調べてみました。『BLEACH 千年血戦篇』のアニメ化が発表され、大好きなキャラだったバンビエッタが見れることが本当に嬉しいと言う喜びの声が非常に多く上がっています。
容姿や性格がかわいいと人気のバンビエッタですが、ゾンビ化された姿が一番好きだと言う声も多くあります。バンビエッタは、死亡する最後を迎えてしまいましたが、その後にゾンビ化されて弱々しくなった性格に新たな魅力を感じるファンもいるようです。
かわいいキャラとして人気だったバンビエッタだけに、彼女のあっけない最後に残念がる読者の声もありました。敵キャラとして圧倒的な存在感を放っていた為、たくさん活躍してほしかったと言うファンもいるようです。
【BLEACH】バンビエッタはゾンビ化してもかわいいキャラだった
『BLEACH』に登場するバンビエッタは、ジゼルによってゾンビ化されてもかわいい人気キャラです。好戦的で傲慢な性格のバンビエッタは、バンビーズから見下されており、ジゼルの手で殺され死亡してしまいましたが、ゾンビとなったその後は小説で活躍しています。2023年7月からアニメ『BLEACH 千年血戦篇』の2クール目が放送予定となっています。かわいい魅力満載のバンビエッタに注目してください。
この記事のライター
rymamimo
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