【アオアシ】モデルになっている選手やチームまとめ!高校や監督も
本記事ではサッカー漫画『アオアシ』に登場するキャラやチームのモデルとなった存在をまとめています。モデルはメインキャラだけでなく、ライバル高校や監督などにも確認できます。更に『アオアシ』の主要キャラクターの声優を担当した人物も紹介します。
目次
【アオアシ】とは?
『アオアシ』は高校生年代のJユースを舞台にしたサッカー漫画です。ビッグコミックスピリッツで現在連載中の同作品は、サッカー漫画でそれまで取り上げられることのなかったJユースを題材として企画された作品です。なお作品のタイトルになっている「アオアシ」とは、青春の"アオ"とサッカー日本代表のイメージ色"アオ"、そして"アシ"を使う球技で未熟な葦・考える葦の"アシ"から名付けられています。
アオアシの作者
『アオアシ』の作者は漫画家「小林有吾」です。24歳で漫画家を目指し、2010年から漫画家として活動しました。講談社の月刊少年マガジンで『水の森』『てんまんアラカルト』といった作品を連載しました。2015年から週刊ビッグコミックスピリッツで『アオアシ』の連載を開始します。なお『アオアシ』の連載は編集部側からの依頼だったのですが、小林有吾は一度固辞したそうです。その後『アオアシ』の企画発案者である復元酋長からの強い勧めで、連載を引き受けることになりました。
アオアシの概要
週刊ビッグコミックスピリッツ2015年6号から連載を開始した『アオアシ』は、2017年にマンガ大賞第4位を、2020年に第65回小学館漫画賞一般部門を受賞します。2019年7月には舞台化し、2022年4月にテレビアニメ化もされました。単行本の累計発刊部数は1800万部を突破し、現在ではスピンオフ作品として主人公「青井葦人」の兄「青井瞬」を描く『アオアシ ブラザーフット』も連載されています。
アオアシのあらすじ
青井葦人(あおいあしと)は愛媛の公立中学に通う中学3年生です。葦人は弱小サッカー部員で、個人技はまだまだ拙いながらもサッカーへの情熱は持っていました。東京シティエスペリオンFC のユースチーム監督「福田達也」にサッカーの才能を見いたされた葦人はユースのセレクションを受けることになります。セレクションでの最終試験に合格し、ユース入りした葦人ですが、技術面だけでなく戦術面もなってないためサッカーの基礎からやり直し始めます。やがて上達の早い葦人は選手として成長していくのでした。
【アオアシ】青井葦人のモデルは実在する?
『アオアシ』という作品は丁寧な取材の上に構成された物語になっています。そのため、登場するキャラや団体などは実在するものを参考にして描かれていると多く指摘され、主人公の青井葦人にも実在のモデルがいるといわれています。ここでは青井葦人というキャラを形成している実在モデルについて、要素ごとに考察していくことにしましょう。
青井葦人の家族構成や出身地のモデル
『アオアシ』の作者である小林有吾は、青井葦人の家族構成や出身地は、愛媛FCにも所属していた福田健二選手に強い影響を受けている旨をブログで公表しています。作者自身も愛媛出身で、なおかつサッカーファンであることが知られ、さらに福田健二のファンであることも公言しているようです。青井葦人の家族構成と出身地は架空のために全てが同じではありませんが、福田健二と共通する点が多数確認できます。
青井葦人の視野の能力のモデル
青井葦人が『アオアシ』作中で得る視野の能力"俯瞰の目"は、元スペイン代表で「史上最高のミッドフィルダー」「スペイン史上最高の選手」といわれるシャビ・エルナンデス(シャビエル・エルナンデス・クレウス)が実在のモデルだといわれます。シャビと葦人ではポジションが違いますが、シャビの視野の広さを活かした頭脳的なプレイについては、作中でも語られていました。
青井葦人が練習する首振りのモデル
『アオアシ』の作中では栗林の首振りに注目した青井葦人が、自身も首振りを練習して視野の能力を伸ばす描写があります。この首振りの実在モデルは、視野の能力のモデルともいわれているジャビ・エルナンデスと推測されています。サッカーでの首振りは、一瞬で周囲を見ることを指します。ジャビは試合中にものすごい回数の首振りを行いました。首振りと俯瞰によってサッカーに必要な状況判断を瞬時に行うことができたのです。
【アオアシ】その他の選手や監督の実在モデル
青井葦人に限らず『アオアシ』の主要キャラには実在のモデルが存在するといわれています。ここでは個性豊かな主要キャラと、そのキャラの実在するモデルを紹介していきましょう。チームメイトやライバルチームの選手だけでなく、監督などにも実在するモデルがいる点で、サッカーファンにも人気がある漫画となっているのが「アオアシ』の特徴といえます。
キャラのモデル①義経健太
義経健太は東京シティエスペリオンFCのユースチームのキャプテンです。青井葦人より2つ年上の高校3年生、ちょっとお調子者で言葉の語尾がホニャララしているのですが、やるときはやる男です。彼のモデルは公式な発表はありませんが、Jリーグのヴィッセル神戸に所属する「大迫勇也」だと推測されています。髪型など見た目はともかく、身長・体重などの体格面やサッカー選手としてのポジション・経歴などは大迫選手と似ていると指摘されています。
キャラのモデル②阿久津渚
性格があまり良いとはいえず、青井葦人にちょくちょく突っかかってくる亜久津渚のモデルは、強いメンタルの持ち主「本田圭佑」です。作者もインタビューで阿久津のメンタルは本田圭佑を元にしていることを明言しています。体格的にも近似していますが、選手としてのポジションは違っています。なお、メンタル面の強さは本田圭佑をモデルとしていても、阿久津の性格の悪さはオリジナルのキャラ設定とみてよいでしょう。
キャラのモデル③栗林晴久
捉えどころのない性格、ユニークなサッカー観を持つ栗林晴久のモデルは、モンテディオ山形で現役を引退した比嘉厚平でした。『アオアシ』の作者も栗林の描写に関しては、比嘉厚平を参考にしていることを公言しています。学生時代から「同年代から1番の選手」「天才」などと呼ばれ、ボールを集めたら何とかしてくれると言わしめるほどの技術を持っていました。こうした要素は栗林に活かされているようですが、比嘉だけでなく他の選手からも参考にされて、栗林というキャラは成り立っているようです。
キャラのモデル④大友栄作
ユースのセレクションを葦人と共に突破した逸材「大友栄作」は、葦人の親友となっています。彼のモデルは実在する人間ではなく、漫画の『DRAGON QUEST-ダイの大冒険-』のキャラ、ポップだといいます。サッカーとは全く関連のないジャンルのキャラですが、主人公のパートナーとして大友のキャラ作りに参考にしたという話があるようです。序盤では頼りなげでお調子者という面が共通していると見ることができます。のちに頼りになる存在として成長する点も、2人のキャラは共通しているといえるでしょう。
キャラのモデル⑤本木遊馬
青井葦人の同期生で、東京シティエスペリオンFCユースの中でも頭ひとつ抜け出た実力の持ち主「本木遊馬」のモデルは、Jリーグの名古屋グランパス所属の中谷進之介ではないかと推測されます。高校2年の時に柏レイソル U-18でチーム唯一の2年生レギュラーとして日本クラブユースサッカー選手権に出場し、優勝している点などは本木のキャラ作りで参考にしている点といえます。柏レイソルの影響を受けた作品であることを作者がインタビューで答えている点を加味ずれば、本木の中谷進之介モデル説は確定かもしれません。
キャラのモデル⑥福田達也
チーム監督として東京シティエスペリオンFCユースを率いる福田達也は、スペインの一部リーグでプレイを経験した有望選手でした。しかしケガのために現役を引退したキャラです。彼のモデルは青井葦人と同じく「福田健二」であり、監督としては「吉田達磨」がモデルでした。吉田達磨は選手として国内外で活躍後、監督としてチームを率いています。現役時は福田健二を、監督としては吉田達磨を参考にしていることはインタビューで作者が答えていました。
キャラのモデル⑦トリポネ
トリポネは船橋学院高校の強力なFWです。彼のモデルは「オナイウ阿道」ではないかといわれています。その根拠は日本人とのハーフであることや、フィジカル面の強さ、ポジションが同じなどといった点が挙げられています。またどちらも弟がいる点も共通といえるでしょう。オナイウ阿道は現在フランスのクラブチーム「リーグ・アン・トゥールーズFC」に所属し、かつてはU-19やU-23の日本代表を経験しています。2023年6月にはA代表としてハットトリックを達成しました。
キャラのモデル⑧司馬明孝
青井葦人がエスペリオンのトップチームの練習に参加して出会うことになる司馬明孝は、ミスターエスペリオンと呼ばれる40歳の選手で、W杯日本代表を2度経験している大ベテランキャラです。特徴的なヘアスタイルをしている司馬明孝のモデルは元プロサッカー選手で日本代表も経験している中村憲剛でした。これは『アオアシ』の作者である小林有吾と中村憲剛の対談の中で、明らかにされています。
キャラのモデル⑨出口保
23歳という若さで日本代表に選出されているエスペリオンのトップチームに所属する出口保は、相当な実力を持つ選手として描かれれるキャラです。そのモデルとなっている人物は、現在ドイツのブンデスリーガ・VfBシュトゥットガルトに所属する原口元気だと推測されています。なぜ原口元気がモデルと推測されるのか、その理由は2人とも日本代表のFWであることと、ドイツに移籍することが共通しているからです。
キャラのモデル⑩北野蓮
北野蓮は、青森星蘭高校の中心プレイヤーでありプレミアリーグ最終節でエスペリオンユースを苦しめました。この北野蓮のモデルは、現在スペインのセグンダ・ディビシオン・CDレガネスに所属する柴崎岳でした。彼がモデルであることは『アオアシ』の公式でも発表されています。出身地が青森・ポジションが同じ・高校1年時から司令塔・高校生の時点で鹿島アントラーズと仮契約など、多くの共通点が確認できます。
【アオアシ】チームや高校の実在モデル
『アオアシ』が作中でモデルとしているものは選手や監督などのキャラだけではありません。所属チームや主人公たちのライバルチームとして登場する高校などにもモデルがあることで知られています。ここではそういったチームや高校のモデルになっているものの中から、代表していくつか紹介していきましょう。
モデル①東京シティエスペリオン
主人公の青井葦人がユースで所属している東京シティエスペリオンには、2つのチームがモデルとなっています。1つは柏レイソル、もう1つが大宮アルディージャです。『アオアシ』の取材と原案協力をしていたスポーツライター「上野直彦」のインタビューによれば、柏レイソルと大宮アルディージャのユースを追っていたことがわかります。なおエスペリオンのクラブハウスは、大宮アルディージャのクラブハウスがモデルになっていることが判明しています。
モデル②東京武蔵野蹴球団
東京武蔵野蹴球団とは、東京シティエスペリオンのライバルとして登場するチームです。そのモデルとなっている実在のチームは、東京武蔵野ユナイテッドFCでした。『アオアシ』の作者が取材を行なっていることも知られていますし、佐竹監督のモデルが当時ユースの監督を務めていた増本浩平であるとみられています。2022年には『アオアシ』と東京武蔵野ユナイテッドFCによるコラボレーションが行われていました。
モデル③船橋学院高校
先述のトリポネを擁する強豪校、船橋学院高校の実在のモデルは、市立船橋高校とみられています。高校サッカー界では強豪校として名を馳せている市立船橋高校は全国優勝14回を誇り、多数のJリーガーを輩出したことでも知られており、かつてはJ1の横浜マリノスと対戦して、引き分けたこともあります。トリポネが所属し、エスペリオンユースを苦しめる船橋学院高校のモデルになっているという推測通りの強さではないでしょうか。
モデル④青森星蘭高校
北野蓮が所属し、プレミアリーグの最終節でエスペリオンユースと優勝を賭けて戦う青森星蘭高校の実在モデルは、青森山田高校だと推測されます。市立船橋高校同様、全国でも屈指のサッカー強豪校と知られ、全国でもNo.1の呼び声も高い高校といわれています。『アオアシ』作中でエスペリオンユースを一番苦しめる描写があるほど強い青森星蘭高校のモデルに申し分ない高校こそ、青森山田高校ではないでしょうか。
【アオアシ】ブルーロックと似ている?
『アオアシ』と比較されるサッカー漫画に『ブルーロック』があります。タイトルが"青"(日本サッカーであれば”青”は宿命かもしれませんが)に関する作品であり、漫画もアニメも大人気という点で、比較対象となってしまうことは仕方ないかもしれません。どちらかがパクリだとか、似ているといった話題になりがちであることは否定できないことでしょう。ここでは両作品の共通点や相違点、人気での比較などを考察していきます。
ブルーロックとは?
週刊少年マガジンの2018年35号から連載を開始した『ブルーロック』は原作「金城宗幸」・作画「ノ村優介」によるサッカー漫画です。登場キャラは高校生が中心であるものの、各地から招集された300人のFWによる日本代表を賭けたデスゲーム的な作になっています。圧倒的な個性やエゴを求め、チームワークは望まない異質ともいうべき特徴の漫画として知られるようになりました。2022年10月からテレビアニメ化もされています。
アオアシとブルーロックの共通点
- 主人公のキャラ設定
- ライバルキャラの設定
- 物語の到達点
どちらも主人公は高校生であり、自己中心的な性格や持っている能力が似ている点は指摘通りでしょう。ライバルキャラはスポーツをテーマとした漫画には必然なものですが、『アオアシ』と『ブルーロック』に登場するライバルキャラには、ルックスや能力がほぼ同じといった指摘があります。物語の到達点についてはスポーツ漫画として頂点を目指すのは当然かもしれません。
アオアシとブルーロックの違い
高校生を中心としたサッカー漫画で、いくつかの要素に共通点があっても、決定的に違う面も存在しています。総じて『アオアシ』はリアルな設定であり、『ブルーロック』は非現実的な設定です。『アオアシ』が主人公を中心に選手や監督を含めたチームで戦う展開に対し、『ブルーロック』は個々のFWのみがエゴむき出しで戦うという、サッカー以外の要素を含んだ作品になっています。
アオアシとブルーロックの人気を比較
何かと比較されがちな両作品ですが、人気の面ではどうでしょう。連載開始時期が違うのですが、漫画の累計発行部数では『ブルーロック』が1000万部ほど多くなっています。またTwitterのフォロワー数では『アオアシ』に対して『ブルーロック』が6倍以上もの差があります。単純に見れば『ブルーロック』の方が人気があるといえますが、掲載誌やターゲット層の違いが数の差に現れたともいえるのかもしれません。
【アオアシ】キャラの声優
『アオアシ』はテレビアニメ化もされているので、アニメファンにも人気です。テレビアニメは2022年4月9日から9月24日までNHK Eテレで、全24回に渡って放映されました。ここでは登場キャラに命を吹き込んだ声優にスポットを当てて紹介していきましょう。
青井葦人役/大鈴功起
『アオアシ』の主人公、青井葦人を演じるのは22歳の若手声優「大鈴功起」です。青井葦人は高校生なので、演じる上での年齢差も気にならず割と自然に演じられたのではないでしょうか。『プラチナエンド』の鈴木役、『アニメパラ〜あなたのヒーローは誰ですか〜』の下平鉋役、『パズドラ』のハカーケ役なども演じています。まだ声優として2年ほどの活躍ですが、これからの演技が楽しみな存在です。
大友栄作役/橘龍丸
青井葦人の親友でお調子者の大友栄作を演じるのは、10歳の頃から大衆演劇で活躍してきた「橘龍丸」です。大衆演劇で活躍したきっかけは父の劇団創立とのことでした。2010年から2015年の間に劇団の座長を務めましたがのちに退団し、舞台やミュージカルへと活躍の場を移しています。声優デビューは2019年の『歌舞伎町シャーロック』の小林寅太郎役です。声優を意識したのは幼稚園の頃からということで、大衆演劇を始める前から関心があったようです。
橘総一朗役/山下誠一郎
『アオアシ』では生真面目すぎて、クサいセリフも平気で話すストライカー、橘総一朗は「山下誠一郎」が演じました。元々は俳優志望でしたが、高校時代からの友人の影響により、声優を志すことになります。これまでの代表的な役には『ワルキューレロマンツェ』の水野貴弘役、『レディ ジュエルペット』のプリンス・ソアラ役、『東京リベンジャーズ』の鶴蝶役などがあります。
冨樫慶司役/八代拓
青井葦人の同期で唯一のスカウト組、リーゼントのヤンキー冨樫慶司役を演じた声優は「八代拓」でした。高校2年の時に友人から借りた『新世紀エヴァンゲリオン』のDVDを観たことがアニメに興味を持つようになったきっかけだそうです。その後に声優を目指すようになり、大学時代は学校とアルバイトの合間に日本ナレーション演技研究所へと通っていました。2016年の『タイガーマスクW』で東ナオト/タイガーマスク役で初主演を務めます。
黒田勘平役/堀江瞬
青井葦人の同期でサッカーエリート、そして人当たりの良さと執念深さという相反する二面性を持つ黒田勘平は「堀江瞬」が演じました。小学校6年生以降を愛媛で過ごしています。インタビューによると中学時代から声優に憧れていたものの、自分には無理だと思ったそうです。高校を経て大学に通うかたわら、アルバイトで声優養成所と生活のためのお金を稼いでいました。代表的な役は『アイドルマスターSideM』のピエール役、『神クズ☆アイドル』の吉野カズキ役、『ミギとダリ』のミギ役などがあります。
朝利マーチス淳役/加藤渉
朝利マーチス淳は青井葦人の同期で、メンタル弱めのツンデレなプライドの高いサッカーエリートというキャラです。そんな朝利マーチス淳を演じるのは「加藤渉」でした。声優としては日本ナレーション演技研究所出身で、2015年からはアイムエンタープライズに所属しています。2023年の作品『勇者が死んだ!』のトウカ・スコット役が初の主演となります。『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』の国府司郎役、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の愛城恋太郎役などが代表的な役として知られています。
本木遊馬役/榎木淳弥
同期の中でも傑出したプレイヤーで言語化が苦手、それでも福田監督からはそのままでいいといわれる本木遊馬の役は「榎木淳弥」が演じています。大学時代に観た『天元突破グレンラガン』に感動したことがきっかけで、声優を目指します。従兄妹に声優(安済知佳)がいたため、遠い世界の話ではなかったそうです。吹き替えとしてトム・ホランドを専属で担当していますが、トム・ホランド本人からお墨付きをもらっているというエピソードがあります。
【アオアシ】モデルに対する世間での評判や人気
『アオアシ』は緻密な取材でモデルとなる人物を作品のキャラに反映させていますが、こうした点について一般世間ではどのような反応があるでしょうか。ここからは『アオアシ』のモデルに対する世間の評判または人気について見ていきましょう。
主人公がユースで所属する東京シティエスペリオンは、柏レイソルをモデルにしていることは確定的なものです。そしてもう1つのチームが大宮アルディージャなのですが、『アオアシ』と実際にコラボしたのがライバルチームのモデルになっている東京武蔵野ユナイテッドFCでした。いつか柏レイソルもコラボしてくれることを祈りましょう。
実在する選手・監督・高校・チームがモデルとして使われている作品には特別に思い入れの感情が生じます。そしてやはり応援したくなるものです。さらにはかつての記憶も思い出として懐かしむことができてしまいます。こういうことをファン同士でできるのも、実在する存在をモデルにした作品だからこそなのでしょう。
ツッコミとして、エスペリオンが1番甲府してるのでは?と返しておきましょう。しかし、登場するキャラには監督にもモデルがいる『アオアシ』はJリーグ通にはたまらない作品となっているのでしょう。
【アオアシ】キャラや高校にはモデルがあった
『アオアシ』という作品には、隅々にまで取材の成果が表現されています。読者にしてみれば、それが何をモデルにしているのかを考察するという2次的な楽しみにもなっています。選手や監督、チームや高校のモデルを探して、『アオアシ』の世界のさらなる深みにハマってみるのもいいかもしれません。
この記事のライター
zedafenrir
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