【アオアシ】金田晃教の人物像まとめ！武蔵野ユースのエースの過去や実力は？

戦術やテクニックをメインに描いたサッカー漫画として注目を集めているアオアシには金田という選手が登場しています。金田は武蔵野ユースに所属していたエースプレイヤーですが、性格に問題がある人物で嫌われ者として描かれています。まずは金田晃教の具体的なプロフィールをまとめ、アオアシの作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。

金田晃教（かねだあきのり）はアシトと同学年で彼と共にエスペリオンユースセレクションを受けた受験生の1人です。オールバックでいかつい容姿をしており、その見た目通り気性の荒い性格をしていますが、一方で中学時代にキャプテン兼エースストライカーとしてチームを県内1位に導くほどの実力を持っています。アオアシ作中では最終選考で落選してしまいますが、後に気性の荒さに磨きをかけて再登場を果たします。

アオアシは小林有吾によってビッグコミックスピリッツに連載されている漫画作品です。本作はJユースを取り扱ったサッカー漫画がなかったことから制作が開始され、主人公がサッカー漫画初のサイドバック、戦略やテクニックを重点的に描いた描写などが注目を集めマンガ大賞第4位など様々な賞を受賞しています。累計発行部数は1800万部を突破しており、アニメ化や舞台化といったメディアミックスも展開されています。

愛媛県の弱小サッカー部に所属していた青井葦人はボールへの抜群の嗅覚とフィールド上の俯瞰能力をユースチームの監督に見いだされ、ユースのセレクションに参加することになります。青井が招待されたチーム・東京シティ・エスペリオユースはプレミアリーグで皇帝と呼ばれるほどの強豪で、優等生のみが集められたセレクションを勝ち残るために青井の過酷な戦いが始まるのでした。

アオアシ本編の序盤はユースチームに入るためのセレクション内容が描かれており、青井も参加したその中に金田も登場し青井に対抗心を燃やしました。弱小チームに所属していた青井と県大会を優勝した金田はそれぞれ敵対心を抱く要素があり、金田が青井に反発するシーンは本作の定番の流れとして定着しています。ここではアオアシにおける金田晃教の人物像や過去についてまとめていきます。

金田は非常に熱血的な性格をしていますが、プライドが高過ぎるがゆえに他人を見下している一面があり過激な言動をすることが多いです。セレクションで青井と対峙した時は彼を敵視するほど反骨精神を持っていますが、現役エスペリオンユースメンバーと戦った時は圧倒的な実力差に心を折られてしまうなどメンタルが未熟なところがあります。また、武蔵野のエースとして再登場した時にはエスペリオンへの復讐心を増幅させてチームに新しい風を吹き込んでいました。

金田は過去に名門・多摩中央中学サッカー部のキャプテンを務めると共にエースストライカーとして活躍していました。エースとしての実力は本物で東京都大会でチームを優勝に導いた第一人者であり、その強さを認められユースセレクションにも招待されました。しかし、セレクションでは最終試験にてメンタルが弱かったことで脱落してしまいそれ以降本編からしばらく退場することになりました。

アオアシの主人公であるアシトとはセレクションを一緒に受けた同学年の受験生仲間です。ミニゲームでアシトと同じチームになった時は、試合の中でアシトのパスを受けて金田がシュートを決めることに成功し絆が芽生えるような描写が描かれました。しかし、最終試験でチームを組んで現役ユースメンバーと戦い敗北してしまった時は、最後まで奮闘したアシトが合格し諦めてしまった自分が脱落したことに不満を抱き負けた理由をアシトのせいだと責任転嫁し逆恨みしました。

セレクションに落選した後金田は武蔵野ユースに所属することになり再びアシトらの前に姿を現しました。武蔵野ユースでも金田の持ち前の得点力は健在で1年生ながらエースとして活躍しており、最終試験で失われていた気性の荒さも元通りになっていました。一方でチームメイトに対する傲岸不遜な態度は変わっていませんが、ゴールへの強い執着心がチームの主軸として機能しており武蔵野ユースに新しい風を吹かしています。

アオアシにおけるサッカー描写はボールへの嗅覚やフィールドを俯瞰できる青井の能力を中心に描かれていますが、金田はフィジカル面に秀でた選手として描かれておりプレースタイルもゴールに直結するようなプレーをしています。武蔵野ユースに移り変わってからも攻撃的なプレースタイルは変わっておらず、強気なキャラクターとしての存在感を強めています。ここではアオアシにおける金田晃教のサッカーの実力や強さについてまとめていきます。

金田のポジションはフォワードでひたすらゴールを目指す攻撃的なプレースタイルをしています。強気な性格も相まってゴールへの執念が人一倍強く、過去に中学大会に優勝できた時も彼の実力が大きく影響していたとされています。ユースセレクションでもゴールへの執着心をむき出しにしてアシトのアシストからゴールを決めており、エースストライカーとして頼れる強さを有しています。

メンタルの弱さによって落選した金田は武蔵野ユースに入ることになります。武蔵野ユースはエスペリオンのようなJユースチームに入れなかったプレイヤーが集まったチームで、ほとんどのメンバーがトップチームのプレーに委縮するような弱気なチームでしたが、そこで金田の強気な性格がチームの主軸となりメンバーそれぞれを攻撃的なプレースタイルに変えました。なお、金田の性格は変わっておらず「チームを勝たせているのは俺だ」と豪語して仲間と馴れ合うことを嫌っています。

武蔵野ユースに移ってから金田は持ち前のフィジカルに磨きをかけ、東京都リーグの得点王に輝いています。武蔵野ユースの基本戦術は圧倒的攻撃力を持つ金田にボールを集めて点を稼ぐ『ハイプレス』を主軸にしており、金田以外のメンバーでひたすらプレスを仕掛けることで必然的に金田がリーグ得点王に上り詰めました。セレクションの頃から攻撃力に秀でていた金田でしたが、最終試験で落選したことでエスペリオンに負けないという反骨心を強め急成長を果たしました。

2022年4月にアオアシのアニメが初めて公開されると有名声優が多くキャスティングされたことで大きな話題を呼びました。アオアシをアニメから初めて知ったという人も少なくなく、声優きっかけで本作にハマったという人もいることでしょう。金田役を担当した声優も人気が高くハマり役だったと称賛されています。ここではアニメ版アオアシにて金田晃教役を担当した声優についてまとめていきます。

アオアシにて金田晃教を演じた声優は江口拓也（えぐちたくや）です。高校生の頃に声優・小野坂昌也のラジオを聞いたことから声優に興味を持ち、高校卒業後に81プロデュース養成所から声優デビューを果たしています。デビュー初期は青少年役を演じることが多かったですが、長年の経験を経て筋肉質で低音質なキャラクターを演じる機会が増えています。2023年には『SPY×FAMILY』でロイド・フォージャー役が評価され声優アワードで主演賞とMVS賞を受賞しました。

これまでアオアシに登場する金田の人物像や過去、武蔵野ユースでの活躍などについてまとめてきましたが、気性が荒く青井にも反発していた金田のことをアオアシファンはどのように思っているのでしょうか。ここでは金田に対する世間での評判や人気について、実際にSNS上に投稿されているコメントを参照しながら内容をまとめていきます。

ファンの多くは金田のことを横暴で粗暴なプレースタイルを好むキャラクターと思われています。青井に反発したことから金田のことを嫌っている人もそれなりに多くいますが、一方で金田プライドが高いところを気に入っている人もおりアオアシファンの中で金田のことを好きな人、嫌いな人が分かれています。

最終試験で落選してしまい、武蔵野ユースに入ったことで青井らの敵役になった金田ですが、チームメイトに恵まれていることに気付くことで今後更に強くなるのではないかと予想しているコメントが注目されていました。敵キャラクターとして再登場した金田は今後の展開次第で重要な鍵を握ることになるかもしれません。

アニメ版アオアシを視聴したファンからは金田役を務めた江口拓也の演技が素晴らしかったと称賛していました。漫画で描かれていた金田の荒っぽく自分勝手な人柄が迫力ある演技によって際立っており、声優きっかけで金田に魅力を感じたという人もいるそうです。

アオアシに登場する金田晃教は最終試験で落選した後、武蔵野ユースに移りエースストライカーとして活躍していました。持ち前の才能とプライドの高さから東京都リーグの得点王に上り詰めた実力は本物で、今後の活躍に期待している人も多くいることでしょう。もしも金田晃教について知らなかったという人は、ぜひアオアシ本編にて彼のプレースタイルや今後の活躍をチェックしてみてください。