【アオアシ】デミアン・カントのモデルや登場シーンは？栗林との関係も

デミアン・カントとは、『アオアシ』に登場するバルセロナユースの選手です。作中では栗林晴久にとっての因縁の相手として、第310話で初めて名前が登場しました。しかしいまだにデミアン・カントについては、謎に包まれている部分も多いです。ここでは『アオアシ』に登場するデミアン・カントのプロフィールなどを紹介していきましょう。

『アオアシ』のデミアン・カントとは、強豪チームであるバルセロナユースに所属しているエースFWです。栗林にとっても関係のある選手で、栗林が唯一負けたと感じた選手でもあります。作中では第219話の栗林の回想シーンで登場しており、名前は第310話で登場します。さらに、第316話で初めてその素顔が明らかになりました。チームメイトからも将来が約束されていると言われており、作中では日本チームを見下すような発言をしています。

『アオアシ』とは、『ビッグコミックスピリッツ』で連載中のサッカー漫画です。作者は小林有吾さん、18巻からはスポーツライターの飯塚健司さんが監修をしています。Jリーグの男子高校生年代であるJユースをテーマにした漫画で、舞台化、アニメ化などのメディアミックスも展開しています。単行本の累計部数は1800万部を突破しており、アニメでの煽り文句は「いまもっともアツいサッカー漫画」です。

愛媛県の田舎でサッカーに打ち込んでいた主人公の青井葦人（アシト）は、中学最後のサッカーの大会で敗北します。一人悔しさを紛らわせるように海辺で走り込んでいたところ、偶然帰省して試合を見ていたユースチームの監督、福田達也に見いだされ、東京ユースの入部テストを受けることを勧められるのでした。そして上京し、ユースに所属することになったアシトは、仲間や先輩達と共に成長していくことになります。

『アオアシ』に登場するデミアン・カントには実在するサッカー選手のモデルがいると言われています。また、デミアン・カントのモデルと言われている選手は、全員彼が所属しているバルセロナユース出身の選手です。ここでは『アオアシ』に登場するデミアン・カントのモデルを紹介していきましょう。

『アオアシ』のデミアン・カントのモデル候補として、「アンドレス・イニエスタ」が挙げられます。アンドレス・イニエスタはバルセロナユース出身の選手で、2010年のW杯ではスペインを優勝へと導きました。2018年からはヴィッセル神戸に移籍し、2019年にはキャプテンとして初の天皇杯優勝を果たしています。アンドレス・イニエスタが大切にしている献身や努力、向上心、情熱、協調性などは、アオアシでも大切な価値観として描いています。

『アオアシ』のデミアン・カントのモデル候補として、「シャビ・エルナンデス」が挙げられます。シャビ・エルナンデスもバルセロナユース出身の選手で、史上最高のスペイン選手とも言われていました。シャビ・エルナンデスは卓越したパス力を持つ選手であり、2010年のW杯でのパスの成功率は9割を超えていました。現在ではFCバルセロナの監督をしています。

『アオアシ』のデミアン・カントのモデル候補として、「リオネル・メッシ」が挙げられます。リオネル・メッシは世界最高峰と称されるサッカー選手で、ポジションはデミアン・カントと同じFWです。13歳の頃にバルセロナユースに合格し、FCバルセロナに昇格してバルセロナの選手として活躍しました。2005年からは出身国であるアルゼンチン代表の選手としてW杯に出場しています。

『アオアシ』の第340話では、主人公であるアシトがデミアン・カントにぶつかってしまい、直接会話をするシーンがあります。また、その後はデミアン・カントが日本の取材を受けていました。ここではデミアン・カントの登場シーンからわかる人物像などを紹介していきましょう。

『アオアシ』の第340話では、アシトとデミアン・カントがぶつかってしまい、2人が会話をするシーンがあります。アシトはぶつかった相手が明日試合を行うバルセロナユースのデミアンであることに気づき、デミアン・カントもアシトが試合相手であると気づきました。アシトは片言の英語で自己紹介をしますが、デミアン・カントは英語がわからなかったため、姉が通訳をして伝えていました。

アシトとデミアン・カントが会話をしていると、そこへ記者の金子と杏里がやってきます。親日家であるデミアン・カントは日本の取材を受けるために、会場へ向かっていたようでした。偶然居合わせたアシトも杏里に連れられて、会場へ向かいます。

『アオアシ』の第340話で金子からの取材を受けるデミアン・カントは、取材が始まるとこめかみに指を当て、「取材モード」と呟きます。さらにデミアン・カントは自分の頭の中にある取材モードを保管している部屋を探し、その後はまるで人格が変わったかのように満面の笑顔で金子の質問に丁寧に答えていました。その姿はアシトと会話をしていた時と全く違っており、デミアン・カントが取材モードの人格をわざわざ作り上げていることがわかります。

『アオアシ』に登場するデミアン・カントについては、今後登場シーンが増えていくことが期待されています。しかしデミアン・カントの詳しい能力については、まだ明らかになっていません。ここでは現在判明しているデミアン・カントの能力や、栗林との関係などを紹介していきましょう。

『アオアシ』に登場するデミアン・カントのポジションは、栗林と因縁の関係にある相手ということもあり、当初MFではないかと考察されていました。しかしその後、デミアン・カントのポジションはFWであることが判明しています。栗林との過去のエピソードについては詳しくは明らかになっていないため、当初からFWだったのかFWに転向したのかなどは不明です。

『アオアシ』に登場するデミアン・カントの能力については、いまだ未知数の状態にあります。しかし作中では競合のバルセロナユースに所属しており、チームメイトからもその実力を認められているため、非常に高い技術を持ったサッカー選手であることがわかります。天才と言われている栗林も、デミアン・カントに勝てるかどうかはわかりません。デミアン・カントの能力は世界最高峰である可能性もあります。

デミアン・カントは、栗林晴久とも因縁の関係にある選手です。栗林は高校生でありながらJリーグ入りを果たした天才選手で、主人公であるアシトよりも一つ年上です。U-20日本代表にも選出され、周囲の誰もが天才であることを認めています。しかし栗林はかつてバルセロナユースに所属しているデミアン・カントに出会い、初めて敗北したと感じた経験を持つことから、今でも自分の実力に満足していません。そのため、栗林にとってデミアン・カントは因縁の相手だと言われています。

デミアン・カントが登場する『アオアシ』の第340話を読んだ人の中には、「デミアン・カントでかくね？単純にガタイが違う気がする」とコメントしている人がいました。また、体格の違いから「デミアン・カントってメッシをモデルにした選手っぽいけど、イブラヒモビッチやハーランド系の長身のFWとか？」とモデルの選手について考察していました。

デミアン・カントが登場する『アオアシ』の第340話を読んだ人の中には、デミアン・カントが取材を受けている際の取材モードについてコメントしている人もいました。『アオアシ』の主人公であるアシトは味方や敵の位置を瞬時に記憶できる能力がありますが、デミアン・カントにも記憶に関する高い能力があり、さらにフィジカルも上位互換であるということを指していると考察していました。

デミアン・カントという名前が初登場する『アオアシ』の第310話を読んだ人の中には、「デミアンだからやっぱり悪魔的な能力を持った選手なんだろうか」と名前に関する考察を行っている人もいました。

『アオアシ』ではこれまで強敵であるバルセロナユースのデミアン・カントに関する前振りに力が入っているため、「これでキャラが微妙ならしんどい」とコメントしている人もいました。また、「上手い選手であることはもうわかったからどれだけ熱いキャラなのかが重要」ともコメントしていました。

『アオアシ』に登場するデミアン・カントは、栗林にとって因縁の関係にある相手です。また、デミアン・カントのモデルになっている選手として、アンドレス・イニエスタやシャビ・エルナンデス、リオネル・メッシなどの候補が上がっています。デミアン・カントに興味が湧いた人は、ぜひ『アオアシ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。