【アオアシ】作者の小林有吾の経歴や過去の作品を紹介！サッカー経験はある？

現在でも連載が続いているサッカー漫画『アオアシ』は、作者の小林有吾先生による作品です。リアリティのある試合展開や表現方法が話題を呼び、アニメ化や舞台化などがされる高い人気を誇ります。まずは、作者の小林有吾先生や『アオアシ』の基本情報について振り返ってみましょう。

『アオアシ』の作者でもある小林有吾先生は愛知県松山市出身の漫画家で、24歳の時に漫画家デビューを果たしました。松山有吾先生自身も熱心なサッカーファンで、地元の愛媛FCのサポーターでもあります。自身の職業を生かし、愛媛FCのホームスタジアムには『アオアシ』のビッグバナーを作成したことがある漫画家です。

『アオアシ』は2015年からビックコミックスピリッツで連載されているサッカー漫画で、現在でも連載が続いている人気作品です。当時のスピリッツ副編集長が、Jユースを題材に取り上げたサッカー漫画がなかったことに注目し、企画されました。リアリティのあるサッカー表現が話題となり、2017年には次にくるマンガ大賞第4位受賞、2020年には第65回小学館漫画賞一般部門を受賞しています。また、コミックスの累計発行部数は、2023年6月時点で1800万分を突破しました。

愛知県の公立高校でサッカー部に所属するアシトは、荒削りながらサッカーに対する情熱の高さ唯一無二の才能を福田監督に評価され、東京シティ・エスペリオンFCのユースセレクションを受けることになりました。最終試験では、昨年合格者の阿久津が所属する2軍チームとの試合が行われ、圧倒的な実力差で劣勢に陥ります。しかしアシト達は諦めることなく、最終的に1点取り返すことに成功しました。試験合格後、アシトは仲間達と共に多くの苦難に立ち向かうようになります。

『アオアシ』は、他の作品では味わえない迫力あるサッカーの試合表現が評価されている作品です。そのため、実際に『アオアシ』を手がける作者の小林有吾先生はどのような経歴の持ち主なのかファンの間で注目されています。ここでは、作者の小林有吾先生の経歴や過去の連載作品などについてチェックしてみましょう。

『アオアシ』の連載を続ける作者の小林有吾先生は、24歳までは一般企業で働いていましたが、漫画を描きたいという気持ちが忘れられないことから漫画家を志すようになりました。漫画家デビュー後は、月刊少年マガジンで連載を続けていましたが、当時スピリッツの副編集長を勤めていた人物からJユースを舞台にした作品を描いて欲しいというオファーを受けたことで『アオアシ』を手がけるようになります。

愛知県で生まれた作者の小林有吾先生は、伊予市立双海中学校出身であることが判明していますが、出身高校に関しては公表されていません。現在でも愛知県を拠点にして活動していることや、『アオアシ』の世界が愛知を舞台にすることが多い点などから、愛知県の高校を卒業している可能性が高いと考えられています。

24歳で漫画家デビューを果たした小林有吾先生は、過去に月刊少年マガジンで『水の森』や『てんまんアラカルト』の連載を続けていました。その後、『アオアシ』の原点となった読切漫画『ショート・ピース』をきっかけに『アオアシ』の連載が開始します。『アオアシ』の連載を続ける一方で、スピンオフ作品の『アオアシ ブラザーフット』や、月刊少年マガジンでは『フェルマーの料理』の連載を開始しました。

2023年7月現在で、小林有吾先生のTwitterやInstagramなどのSNSアカウントは確認されていません。『アオアシ』に関する情報は『アオアシ』のTwitter公式アカウントから発信されていることや、小林有吾先生が運営するオフィシャルブログがあることから、同作品に関する最新情報を求めるファンはそれらを用いてチェックしています。

Jユースでの成長を描き続ける『アオアシ』は、独自の着眼点やリアリティのあるサッカー表現が高く評価されている作品です。そのため小林有吾先生も過去にサッカー経験があるのでないかと噂されるようになりました。ここでは、作者の小林有吾先生の結婚経歴やサッカー経験の有無についてチェックしてみましょう。

小林有吾先生は、素顔やプロフィール、漫画家以外の経歴をほとんど公表していないため、明確な結婚経歴などは判明していません。ただ、公式ブログでは左手薬指に結婚指輪と思われるものをはめた写真が掲載されていたため、結婚している可能性が極めて高いとファンの間で噂されています。

『アオアシ』の作者でもある小林有吾先生自身は、過去にサッカーを経験していたというエピソードは確認されていません。ただ、愛媛FCの熱烈なサポーターであることは判明しているため、元々サッカーに対する興味や情熱は人一倍高かった点があります。これらの点が『アオアシ』でも反映されていると、ファンの間で評価されている作品です。

今でこそJユースに着眼した世界観と細かい戦術表現が高く評価されている『アオアシ』ですが、連載開始直後は今ほどの注目を集めていませんでした。過去に掲載していた作品も打ち切りが続いていたため、漫画家生命をかけた作品として『アオアシ』が発表されました。そんな作品が明石家さんまの目に留まり、ラジオ番組で大絶賛しています。これ以降、『アオアシ』は多くのファンに注目される作品となりました。

独自の着眼点や表現方法を用いた『アオアシ』は、長期連載にくわえ多くのメディアミックス化も果たされるほどの人気作品です。今でこそ『アオアシ』多くのファンに愛される人気作品となりましたが、同作品が生まれるまでの道のちは決して平坦なものではありませんでした。ここでは、『アオアシ』の誕生秘話やスピンオフ作品の作成経緯などについて詳しくチェックしてみましょう。

『アオアシ』の作者は小林有吾先生ですが、週刊連載を続ける漫画家の特性上、細かい取材や原案を全て1人で管理するのが難しい点があります。そこで、スポーツライターでサッカー専門新聞での執筆経験のある上野直彦さんが取材・原案協力に加わることで、『アオアシ』がリアリティのあるサッカー表現が可能となりました。

『アオアシ』の連載が始まる約2年前の2015年、当時スピリッツの副編集長を務めていた副編集長がJユースに着眼したサッカー漫画の制作を企画しました。そこで、当時から大のサッカーファンを公言していた小林有吾先生に白羽の矢が立ちます。当時の副編集長が過去に多くの有名漫画家を輩出した経歴を持っていたことから、実績のない自分を選んでくれた理由があると信じてこの依頼を承諾しました。その後、読切作品『ショート・ピース』が発表されたことで、本格的に『アオアシ』の連載が開始されます。

愛媛FCのサポーターでもある小林有吾先生は『アオアシ』を連載開始した直後から、愛媛FCをモデルにしたチームを描きたい気持ちがありました。そこで、アシトの兄でもある青井瞬が主人公となるブラザーフットが誕生します。『アオアシ』がJユースに着目した作品だからこそ、設備が整っていない弱小クラブのリアルな奮闘が描かれました。「自分を支え続けてくれた愛媛FCに、漫画家として恩返しできることは幸せなことだ」と、小林有吾先生は語っています。

ここで、『アオアシ』の作者でもある小林有吾先生に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。

作者の小林有吾先生が、『アオアシ』に登場するキャラクターの誕生日を定期的にお祝いする姿に対して感謝するファンの声も見受けられます。『アオアシ』ではリアルな表現や作品独自の着眼点が高く評価されている作品ですが、個性的なキャラクターが多数登場するのも魅力です。小林有吾先生は、こういったキャラクターに対しても愛着を持って『アオアシ』の執筆を続けています。

『アオアシ』以外にも多数の連載を抱えている小林有吾先生の多忙さに驚きつつも、続きを心待ちにしているファンの声も見受けられました。『アオアシ』の連載やスピンオフ作品の『アオアシ ブラザーフット』を同時に連載する傍、月刊少年マガジンでは『フェルマーの料理』の不定期連載を継続しています。1人で多数の人気作品を手がけ続ける姿に感謝するファンも多数存在します。

実在のサッカークラブの動向やエピソードを反映させた上で『アオアシ』を情熱の高さを高く評価するファンの声も見受けられました。『アオアシ』はフィクション作品でありながら現実世界のサッカー情勢を反映させているため、リアルなサッカー表現がされています。だからこそ、『アオアシ』は多くのサッカーファンを魅了する作品となりました。

独自の着眼点やリアルな戦術が評価されている『アオアシ』は、現実でもサッカーをこよなく愛する作者の小林有吾先生によって描かれていることがわかりました。現在でも『アオアシ』は連載が続いている人気作品のため、ファンの間では今後の展開も注目されています。現在でも愛媛FCのサポーターを続ける小林有吾先生の情熱や表現力を評価した上で、今後の展開を欠かさずチェックしてみましょう。