【約束のネバーランド】ユウゴまとめ!死亡説?登場キャラとの関係も!
ユウゴは「約束のネバーランド」の中盤で登場し、作中で様々な活躍を見せた読者の印象に残るキャラになっています。そんな「約束のネバーランド」のユウゴについて、『週刊少年ジャンプ』の連載当時に出ていた死亡説や登場キャラとの関係性などを紹介していきます。
目次
【約束のネバーランド】ユウゴとは
「約束のネバーランド」のユウゴは原作漫画においてエマ達に大きな影響を与えるキャラであり、読者の人気もあるキャラです。そんなユウゴは死亡説や名言を見ていく前にユウゴのプロフィールや原作漫画『約束のネバーランド』の概要を見ていきます。
ユウゴのプロフィール
エマ達がシェルターで出会った28歳の男性。ウェーブがかった黒髪にメッシュのような白髪が入っているのが特徴。過去の経験から無駄を省く生き方をしており、エマ達と初めて会った時は干渉しない態度を見せる。しかし、後に人情や仲間想いな一面も判明する。
ユウゴの登場当初の愛称は「オジサン」
ユウゴが登場した当初はエマ達に干渉しないよう名前を名乗っておらず、そのことからエマ達には「オジサン」と呼ばれました。この愛称はユウゴという名前が判明した後も印象に残るものとしてファンの間で使われることがあります。
漫画『約束のネバーランド』をおさらい
『約束のネバーランド』は原作を白井カイウ、作画を出水ぽすかが担当する漫画で、『週刊少年ジャンプ』に2016年から2020年に連載されたダークファンタジー・サスペンス作品です。孤児院で暮らす主人公のエマが、自分達が鬼の食糧として育てられていた事実を知り、その運命を変えるために動き出していきます。
アニメや実写版のシリーズも話題に
「約束のネバーランド」はアニメが2019年に第1期、2021年に第2期が放送され、原作とは違う形のエンディングが描かれています。また、2020年には実写映画化もしており、豪華キャストで演じられることが発表されたことで大きな話題となりました。
【約束のネバーランド】ユウゴと登場キャラの関係
無駄を省くために他者へ干渉しないユウゴですが、過去の関係やエマ達との出会いによって様々な関係性が見えてきます。そんなユウゴと登場キャラの関係について見ていきます。
エマとの関係
ユウゴとエマは最初の出会いこそぎこちない関係でしたが、一緒に行動するうちにユウゴも心を開いていくことになり、エマはそんなユウゴから自分より年上の立場の人間として様々なことを学んでいきます。
エマとは
高級農園の一つであるグレイス=フィールドハウスに住んでいた11歳の女の子。明るくポジティブな性格だが、理想を追い求める時は意固地な部分を見せる。ある日に食用児として出荷される様子を見たことからハウスの真実に気付き、様々な苦難の末、ハウスの脱獄に成功する。
エマとのエピソード
エマ達がハウスを脱獄後にミネルヴァの用意したシェルターに訪れると、ユウゴは既に居座っていました。しかし、最初のうちは仲間を作らない信条や限られた資源しかないことからシェルターから追い出そうとしたり、邪険に扱ったりする態度を見せます。
ただ、そこから暫く行動を共にしたことでエマ達を過去の自分と重ねるようになり、ゴールディ・ポンドでの出来事を経てからはエマを含めたハウスから脱獄した子供達に過保護な対応をするようになっていきます。そして、シェルターが攻撃された時はエマに対して名言を残しました。
ルーカスとの関係
ルーカスはユウゴの親友であり、エマ達が出会った時点のユウゴを作り上げることになった一因にもなっています。その別れと再会はユウゴを中心とした物語において重要なものです。
ルーカスとは
狩猟場と化したゴールディ・ポンドにおいてオリバーを始めとする子供達に戦う技術や生き抜くための情報を与えていた真のリーダーと言える存在。ユウゴと共に行動していた時はサブリーダー格として行動していた。レウウィスに襲われた後に何とか生き残って13年間潜伏していたが、右腕の損失や顔の大きな傷を始め、体も杖なしでは歩けないほど全身を負傷している。
ルーカスとのエピソード
ユウゴとルーカスは同じ農園の出身で、エマ達と同じくミネルヴァのヒントからシェルターに訪れますが、いくら待っても本人が現れないことから新たな情報を求めてゴールディ・ポンドを目指します。しかし、そこは鬼の密猟者が存在しており、ユウゴ達はその鬼達と戦うことを余儀なくされました。ユウゴが中心に立ち、何とか全員で生き残ることができていましたが、レウウィスの襲撃によって二人以外は全滅してしまいます。
その時、ルーカスはユウゴを逃がすためその場に残り、ユウゴだけがシェルターに逃れます。最期まで一緒だと約束していたルーカスを犠牲に生き残ってしまったユウゴは自分の行動を悔いて仲間を信じる心を失ってしまいました。それからエマ達と出会いゴールディ・ポンドの現状からルーカスの生存を知り、決着が付いたことで再会を果たします。
レイとの関係
ハウスを脱獄した子供達の中でエマに次いで関わりがあるのはレイであり、ゴールディ・ポンドでは二人が駆け付けたことで逆転の目が見え始めます。
レイとは
グレイス=フィールドハウスに住んでいた11歳の男の子。ハウス内でも優秀な子供の一人で、現実主義なところがあるが、エマの言動に影響されることで徐々に理想を追う考え方も持って行く。ハウス脱獄後はエマと共に中心となって戦闘や他の子供達を導いていく。
レイとのエピソード
ユウゴはエマとレイを死なせるつもりでゴールディ・ポンドへ案内していましたが、状況が変わったことでユウゴは一緒にいたレイに対して自分の行動を謝罪します。その後、ユウゴとレイはバイオレット達とノウマの戦いに駆け付けてノウマを撃破し、続けて宿敵のレウウィスと戦うエマの元へ駆け付けました。この戦いを通してユウゴとレイの間にも仲間としての意識が芽生えました。
ダイナとの関係
ユウゴのかつての仲間達の中でダイナはルーカスとは違った面で大切だった存在です。ユウゴの後悔を強くさせてしまったダイナとの関係も見ていきます。
ダイナとは
ユウゴやルーカスと同じ農園出身で、共に脱獄してきた少女。シェルターからゴールディ・ポンドへ出発する前に次に使う人のためをメッセージを残していた。
ダイナとのエピソード
ユウゴはダイナに想いを寄せていたようで、ルーカスもそのことを知っていたことが回想によって判明します。しかし、ゴールディ・ポンド到着後のレウウィスの襲撃によってダイナも死亡してしまい、その想いを伝えることなく別れることになりました。
【約束のネバーランド】ユウゴの人物像や魅力
ユウゴが人気となった理由の一つとして彼の本来の性格や考え方に魅力を感じられるというものがあります。そんなユウゴの人物像や魅力となる部分について見ていきます。
ユウゴの本名は?
エマ達からオジサンと呼ばれていたユウゴは後にその名前を自ら名乗ることになりますが、これはかつての仲間達も読んでいたので本名はユウゴのままだと考えられます。次に紹介するように元々は食用児なので、エマ達と同じく苗字はない人間です。
ユウゴは元グローリー=ベルの食用児
ユウゴやルーカス達は高級農園の一つであるグローリー=ベルの食用児です。村を装った農園であり、識別番号はお腹に記載されます。また、出荷の満期は15歳とグレイス=フィールドとは多少異なる仕組みになっています。
ユウゴは脱走に成功した生き残り
ユウゴ達はエマ達よりも早い段階でミネルヴァからのヒント読み解き、グローリー=ベルから複数人での脱獄に成功しています。その後もシェルターまでは無事にたどり着いていることから子供達の能力はかなり高いことが窺えるのです。しかし、その後の行動についてわからず、ゴールディ・ポンドへ行き先を変更したことが悲劇を起こしてしまいます。
ユウゴの好物はクッキー?
ユウゴは初登場時に割れたカップとクッキーを持っており、その後も子供達がクッキーを勝手に食べてしまったことに落ち込む様子を見せます。そのことからユウゴはクッキーが好物なのかと考えられていましたが、その理由は重いものでした。エマはシェルターを探索する中で「みんな仲良く、楽しいお茶会を」というメモ書きを発見します。
これはダイナがゴールディ・ポンドへ向かう前、次にシェルターを使う人のために残したものです。そこからエマはユウゴが持っていたカップやクッキーはお茶会のために使われるものだったと理解します。ユウゴ達がシェルターにいた時もお茶会は開かれており、ユウゴにとってそれに関する物は仲間達と平和に過ごした日々の象徴でした。それが理由でユウゴは割れたカップやクッキーに拘っていたのです。
ユウゴの戦闘能力や強さについて
ユウゴはエマ達よりも大人であることから運動能力や体力があるのはもちろんのこと、鬼に対する戦闘技術も高いものです。主に銃による狙撃で戦っていますが、その命中精度や敵を察知する能力が非常に優れています。後方から襲ってくる敵を即座に対応したり、遠距離射撃も成功させたりと様々な戦闘でその実勅を見せました。その他の武器や戦闘に仕える道具を器用に使いこなしています。
ユウゴの印象深いセリフ&名言
ユウゴは戦闘描写だけでなく、彼が作中で言ったセリフも名言として印象に残っている人が多くいます。ユウゴの印象深いセリフ&名言についてピックアップして見ていきます。
セリフ&名言「お前らならお前達なら、世界を変えられる」
アンドリューにシェルターを襲撃された際、ユウゴとルーカスがその場に残ることでエマを含む子供達は脱出できますが、エマはその行動が正しかったのか後悔してしまいます。その時、エマの元にユウゴが現れて、上記の名言を含んだ言葉でエマを励ました。そのユウゴはエマが見た夢の存在でしたが、ユウゴがエマ達に残したかった最期のメッセージと言えるものです。
セリフ&名言「俺の名はユウゴ。ユウゴだ」
ゴールディ・ポンドでのレウウィスとの戦いの中でユウゴはエマに対してこの戦いが終わったら本名を教えることを約束します。その後、エマは重傷を負いながらも何とか勝利してシェルターに帰ることになります。そして、4週間後にエマが目覚めた際、ユウゴは上記の名言を惜しみなく言うのです。それはユウゴにとってエマが信頼すべき仲間だと認めた瞬間でした。
アニメ版には登場せずファンが悲鳴?
原作漫画では様々な活躍を見せるユウゴですが、アニメ「約束のネバーランド」ではゴールディ・ポンド編以降のストーリーは省略されてしまい、オリジナルの結末を描いています。そのことからユウゴの出番も丸々カットされてしまい、ユウゴのアニメでの活躍を楽しみにしていたファンにとっては悲しい出来事になってしまいました。
【約束のネバーランド】ユウゴの死亡説の真相
連載当時、ゴールディ・ポンド編終えてからもユウゴはエマ達を大人の立場で見守るキャラだと思われていましたが、ストーリーが展開されるうちにユウゴの物語は終わりを迎えます。そんなユウゴの死亡説の真相を当時の流れに沿って見ていきます。
死亡説の真相①アンドリューによるシェルター攻撃
ゴールディ・ポンド編から続く七つの壁編の中盤にあたる105話で、ピーター・ラートリーの命令によってエマ達が隠れていたシェルターにアンドリューとその部下達が攻撃をしかけます。食用児とその支援者をまとめて始末しようとするアンドリューですが、ルーカスの機転によって犠牲者を出しつつもエマ達は何とかシェルターを脱出します。
死亡説の真相②108話で爆死の噂
しかし、続く106話でユウゴとルーカスはそのまま残ってシェルター内に残るアンドリュー達と決着を付けると言います。レイを始めとする戦える面々は残ろうとしますが、そんな子供達を諭して二人はシェルターへと戻って行きました。部下達を倒してギリギリの攻防を続ける中、108話において二人は武器庫にたどり着きます。
その時点で負傷していたルーカスの身動きを止めてしまった状態でユウゴとアンドリューが対面し会話を交わしますが、これはユウゴとルーカスの作戦でした。油断していたアンドリューは武器庫に充満していたガスに気付かず、息絶えたフリをしたルーカスが武器の引き金を引くことで部屋は爆発しました。これによってユウゴとルーカスは死亡したのではないかと思われていました。
死亡説の真相③109話でのエマの夢
続く109話で地下道にやって来たエマ達は負傷したクリスを治療しながら次の行動を考えます。しかし、そんなエマの頭には置いて来てしまったユウゴとルーカスのことが離れません。その時、エマの元に傷一つないユウゴが現れて、エマを励ます言葉をかけますが、それによってエマはユウゴのことを察して外を見ると、シェルターの方から爆発音と煙が出ていることに気付きます。
一方、爆発を起こす直前にユウゴは過去の出来事を回想して、エマ達に未来を託すと、次に気が付いた時はダイナを始めとする仲間達が目の前にいました。仲間達に囲まれたユウゴが描かれてこの話は終わりますが、エマの元に現れたユウゴが夢であることや死亡したはずの仲間達に迎えられるシーンはユウゴの死亡をほぼ決定づけるものでした。
やっぱりユウゴは死亡確定?
その後、111話において爆発からギリギリ生き残ったアンドリューがエマ達の前に現れて、ユウゴとルーカスが死亡したと言います。アンドリューが生き残っていたことから二人が生きている可能性も考えられますが、直前の話数の描写その後の登場もないことから死亡は確定したものと言えます。
ただ、自暴自棄になっていたユウゴが後悔がありながらも子供達のために命をかけたのは大きな意味があり、ルーカスと誓った最期まで一緒という約束を良い意味で果たすことになったのです。その後、アンドリューが野良鬼に喰われたことでエマ達も少しの犠牲で逃げられたことからユウゴとルーカスの行動は無駄ではありませんでした。
【約束のネバーランド】ユウゴの世間での評判や人気
ここではユウゴの世間での評判やどんなところが人気であるかについて紹介していきます。エマ達の成長に大きく関わったユウゴは読者にはどんな影響を与えたのでしょうか。
ユウゴの好きな部分として厳しい状況を経験したことによる言動がかっこいいと評価する人が多くいました。エマ達にとって一番近くで味方となった大人であり、子供達にはない思考や能力があることは「約束のネバーランド」のキャラとしては特殊な位置づけで、そんなところが魅力になっているようです。特に夢としてエマの元に現れた際のセリフは名言としてよく挙げられています。
ユウゴとルーカスが命をかけた最期のシーンは多くの読者の印象に残っていました。感動の再会からそれほど時間が経たずに二人の別れが訪れたことは悲しいことですが、それと同じくらい子供達を守るための二人の行動がかっこよかったという声もありました。
原作漫画を読んでいる人にとって、アニメ「約束のネバーランド」にユウゴが出ないことは非常に残念だという意見が多く見られました。エマ達を救い成長のきっかけを与えるだけでなく、良いキャラでもあることからアニメで活躍しないのは勿体ないと感じている人が多いようです。
【約束のネバーランド】もしもユウゴが○○だったら
最後にもしものシチュエーションとしてユウゴが別の立場や役職だった場合にどうなるかを妄想していきます。
ユウゴ「俳優」篇
もしもユウゴが俳優だったらイケオジ枠として活躍するかもしれません。ユウゴ自身は28歳とまだまだ若いですが、風貌ではエマ達からオジサンと呼ばれたようにやや年を取っているようにも見えます。ただ、これは髭による印象もあると考えられるので身だしなみを整えた場合は年相応のイケメン俳優として売れる可能性はあると思います。
ユウゴ「彼氏」篇
もしもユウゴが彼氏だったら意外に奥手であると思います。作中では本来の性格としては陽気で負けず嫌いな一面を見せますが、ダイナに対しては想いを伝えていません。大変な状況だったということもありますが、恋に関してはそれほど攻めるわけではない可能性があるので、リードしてあげる必要があるかもしれません。
ユウゴ「兄」篇
もしもユウゴが兄だったら気のいい兄貴として信頼できると思います。彼氏とは違って家族としてのユウゴは年齢差に関わらず親身になってくれる存在で、作中で見せたような態度で接してくれるはずです。ただし、過保護なところが出過ぎるとちょっと距離を置きたくなる可能性もあるので、良い距離間を探る必要があるかもしれません。
【約束のネバーランド】ユウゴのシェルター愛は凄かった
「約束のネバーランド」のユウゴは初登場こそエマ達と距離間のあるキャラでしたが、本当の性格は仲間想いで頼りがいのある大人であり、そんなユウゴの人物像や名言が魅力となって多くのファンを生んでいます。残念ながらアニメでは登場していませんが、原作漫画であればその活躍や名言が見られるのでアニメだけしか見ていない方はぜひチェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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