【約束のネバーランド】ヴァイオレットの性別は?謎の真相や性格なども!
「約束のネバーランド」のヴァイオレットは見た目が中性的で一人称に「俺」を使うことから連載当時に判明するまではどちらの性別であるか話題となりました。そんな「約束のネバーランド」のヴァイオレットの性別や性格など関連する項目について紹介していきます。
目次
【約束のネバーランド】ヴァイオレットの性別に迫る
「約束のネバーランド」のヴァイオレットは登場からその性別についてどちらであるか謎に包まれていました。そんなヴァイオレットの性別の真相に迫る前にヴァイオレットのおおまかなキャラクターと原作漫画について見ていきます。
ヴァイオレットのプロフィール
ゴールディ・ポンドから登場した13歳の少女。認識番号はDⅣ332-198。短髪に下まつげが長い中性的な見た目で、一人称は「俺」。同じ農園出身のチームでは斥候役として戦う。
ヴァイオレットは性別が何かと話題のキャラ
ヴァイオレットは見た目の性別的には女の子のようですが、「俺」という一人称であったことから登場から暫くの間はどちらの性別であるかが話題になりました。後にその性別の真相が明らかになりますが、考察要素の多い「約束のネバーランド」だからこそ性別の謎が注目されたのかもしれません。
漫画『約束のネバーランド』をおさらい
『約束のネバーランド』は原作を白井カイウ、作画を出水ぽすかが担当する漫画で、『週刊少年ジャンプ』に2016年から2020年に連載されたダークファンタジー・サスペンス作品です。孤児院で暮らす主人公のエマたちが、自分たちが鬼の食糧として育てられていた事実を知り、その運命を変えるために動き出していきます。
アニメや実写版などのシリーズも話題に
「約束のネバーランド」はアニメが2019年に第1期、2021年に第2期が放送され、原作とは違う形のエンディングが描かれています。また、2020年には実写映画化もしており、豪華キャストで演じられることが発表されたことで大きな話題となりました。
海外ドラマ版も決定で世界に広がる人気作品
更に実写映画が公開した2020年には海外ドラマ版「約束のネバーランド」の制作が決定しており、スタジオはFox21、監督はロドニー・ロスマン、プロデューサーはマシ・オカが担当することが発表されています。原作漫画の海外人気もあって世界的にも広がっている作品であることがわかります。
【約束のネバーランド】ヴァイオレットの性別の謎の真相
「約束のネバーランド」の作中でも途中まで意図的に謎とされていたヴァイオレットの性別ですが、その真相は明らかになっています。その性別の謎の真相が明らかになった流れを見ていきます。
ヴァイオレットの一人称は「俺」で性別は?
ヴァイオレットは登場すると、一人称は「俺」を使っており、見た目や言動、雰囲気から男の子ではないかと考えている人がいました。一方で、全体的な顔立ちは女の子の方に寄っており、作中ではエマを始めとした凛々しく戦う女の子もいたので女の子だと考える人もいました。
男の子説もあった性別は女の子と判明
そんな中、ヴァイオレットがチームにエマを紹介する際、自らの名前を名乗ったことでエマが女の子であることに気付きます。その様子をチームのナイジェルは笑って見ていたため、ヴァイオレットの性別がわかりづらいことはよくあるなのが窺えます。ただ、エマは「やっぱり」と言っていたので、驚きながらも薄々女の子であると思っていたようです。
性別が判明した理由は名前「ヴァイオレット」
上記のようにエマがヴァイオレットが女の子であると確信した理由はヴァイオレットという名前を聞いたことでした。海外でヴァイオレットという名前は女性に付けられることが多いため、そのことからエマは女の子だと思ったのです。日本語訳するなら「すみれ」が一番近いものになり、そう考えると名前で女の子と確信できるのも納得できます。
【約束のネバーランド】ヴァイオレットの性格や魅力について
「約束のネバーランド」のヴァイオレットの性別が謎だったのは一人称だけでなく、性格や雰囲気が勘違いされやすかったからという部分もあります。そんなヴァイオレットの性格とそこから見える魅力について見ていきます。
ヴァイオレットの性格を解剖
ヴァイオレットの性別が男の子だと思われた大きな理由はその性格がどちらかと言えば男の子っぽく見えるものだったことです。性格的には同じく男の子のレイに近い部分もありました。
性格①落ち着いている
ヴァイオレットの性格は非常に落ち着いており、GP内で生き残りをかけた戦いでもシビアな考え方をしています。クールであまり表情を出さないところやその雰囲気は13歳なのに少し大人びて見えるものです。
性格②励まし方が男勝り
一方で、落ち込んだ仲間や様子がおかしい仲間に対しては、殴ったり叩いたりする荒っぽい一面もあります。ただ、これはヴァイオレットなりの励まし方であり、仲間に対する情は厚いものです。悩む暇があるなら前に進めと叩き起こす気持ちでやっている行動であり、それが少し男勝りに見える部分でもあります。
ヴァイオレットはグランド=ヴァレー出身者
ヴァイオレットは高級農園の一つであるグランド=ヴァレー(GV)の出身です。GVは学校の形を装っており、食用児の認識番号は胸元に付けられます。本来ならエマ達と同じく食用児として出荷される立場ですが、GVの食用児の多くは上流貴族の鬼・バイヨンによって人間狩りのための要員として狩猟場であるGPへ出荷されており、ヴァイオレットもその一人となりました。
ゴールディ・ポンドに来たのはいつ頃?
GVの出荷満期は15歳となっているので、13歳のヴァイオレットが出荷された時期は正確にはわかりません。ただ、ヴァイオレットの姉と弟にあたる二人が狩猟の犠牲になったことを過去の出来事として語っていることから、連れて来られたのはエマ達が訪れる直前ではなく、かなりの時間が経っていることが推測されます。
ヴァイオレットの強さや能力は?
斥候役であるヴァイオレットは戦闘能力は抜きん出て強いわけではありませんが、GP内で生き残った経験を活かして敵情視察や状況を把握する能力を発揮しています。また、夜目が効き視力が良いことも斥候役として最適な能力となっています。チームのリーダーであるオリバーとは別の意味で中心に立っていける人物です。
ヴァイオレットと仲間達の絆
ヴァイオレットは同じくGV出身でGPに連れてこられた生き残りとチームを組んで行動しており、先の性格通り仲間に対しては厚い信頼を持っています。そして、仲間達も斥候役として様々な指示を行うヴァイオレットを信じて行動しているので、彼らの絆は相当強いものです。それぞれの得意分野に特化しているところが強さの一つですが、それ以上に絆があることが生き残れている最大の理由です。
エマにとってヴァイオレットは重要人物?
GPを訪れたエマが現地で初めて会う子供がヴァイオレットであり、この出会いがGPにおけるエマの行動を決めていくことになります。その後もエマとヴァイオレットは何かと絡みがあり、エマを成長させる重要人物の一人となっています。
ヴァイオレットがエマに情報提供
GPが狩猟場になっていることを知らなかったエマに対してヴァイオレットはその現状を説明しています。また、GP内で子供達の真のリーダーであったルーカスの元へ案内したり、チームへの紹介をしたりと様々な面で助けています。時には厳しい言葉をかけていましたが、一緒に過ごすうちにエマに対して過保護な面を見せるなど、仲間の一人として受け入れていったようです。
ヴァイオレットの名セリフ&名言
ヴァイオレットは作中で喋る機会が多いキャラクターですが、その中でも名セリフや名言と呼ばれるシーンがあります。次の二つのシーンは斥候役として常に的確な指示を出してりいることがわかるものです。
名セリフ&名言「いけ!!アダム!!その怪物をブッ飛ばせ!!!」
GP編の終盤でレウウィスと決戦時に放ったセリフで、チームのアダムに対して端的な指示をしています。アダムは言葉をあまり理解できない食用児であり、そんなアダムを動かすために相応しい言葉をかけていることからヴァイオレットらしい役割を果たせています。この加勢がエマの戦況を大きく変えるきっかけになりました。
名セリフ&名言「反乱だ。人間の(オレたちの)」
GP編のノウスとノウマとの決戦時に放ったセリフで、ユウゴとレイに対して状況を伝えた言葉です。襲撃を仕掛けてノウマは撃破したものの、ノウスによって仲間3人が負傷し、ヴァイオレットは絶望的な状況に焦りながらも策を考えます。その時、ユウゴとレイが駆け付け、この言葉を投げかけるとレイはそれを読み取って反撃を開始します。
ヴァイオレットの声優や俳優は?
アニメ化や実写映画化されている「約束のネバーランド」ではそれぞれ声優や俳優がキャラクターを演じています。それではヴァイオレットを演じているのは誰かと考えるかもしれませんが、残念ながら両者共にいません。
ヴァイオレットはアニメ版や実写版に登場なし?
アニメ「約束のネバーランド」はGP編以降の展開はカットされており、それに伴ってヴァイオレットを始めとするGP編の子供達は登場しておらず、そのままアニメオリジナルの最終回を迎えています。また、実写映画「約束のネバーランド」もGF脱獄編をベースにしているため、同じくGP編のヴァイオレットは登場していません。
【約束のネバーランド】ヴァイオレットのその後は大所帯?
エマや仲間たちの協力によってヴァイオレットはGP編で生き残り、脱出を果たします。それでは、その後のヴァイオレットの動きはどうなっていったのかも見ていきます。
ゴールディ・ポンドを脱出後の状況
GP脱出後はエマたちと共にシェルターを目指すことになります。ヴァイオレット自身は軽傷でしたが、先の戦いで大きく負傷した仲間も多いことからそれを癒す時間となります。
子供達が合流し大所帯に
シェルターを着いた後はGFのエマ達とGPのヴァイオレット達が合流したことで大所帯となりました。それから次の目的となるクヴィティダラへエマ達が向かう際はユウゴの指名からザックと共に同行することになり、エマと更に絆を深めていきます。
【約束のネバーランド】ヴァイオレットの世間での評判や人気
ここではヴァイオレットに対する世間の評判や人気について紹介していきます。性別の面で話題となったヴァイオレットですが、真相が明らかになった後はどのような反応があったのでしょうか?
ヴァイオレットの性別が女の子と判明した回では様々な反応が見られました。どちらかと言えばエマと同じく女の子であると思っていた方が多かったですが、判明したことによってヴァイオレットがオレっ子であると確実になり、そのジャンルが好きな人に喜ばれていたようです。
ヴァイオレットとエマの絡みが好きだという意見も見られました。最初の出会いから女の子であることの判明、更には後々の同行者と違う農園育ちながらも徐々に距離を縮める二人は男の子のレイやノーマンとの関係性とは違った良さがあるようです。
ヴァイオレットは男勝りな部分がありながらも可愛いという意見もありました。真相が明らかになってから改めて性別が判明するまでのシーンを見ると戦闘時の凛々しさだけでなく、可愛らしさも感じ取れるようです。
【約束のネバーランド】もしもヴァイオレットが○○だったら
最後にもしものシチュエーションとしてヴァイオレットが現実世界の様々な状況だとどうなるかを妄想していきます。
ヴァイオレット「母親」篇
もしもヴァイオレットが母親だったら厳しさはあっても良い母親になっていると思います。状況把握する能力があるヴァイオレットは危ないことをしがちな小さな子供もしっかり見守りそうであり、成長した後も教育を怠らないはずです。ただ、愛情表現として叩かれるのは遠慮したいものです。
ヴァイオレット「女優」篇
もしもヴァイオレットが女優だったらクールな役柄を勝ち取っていきそうです。作中では必死の状況であるため演技ができるかはわかりませんが、見た目に関してはかっこいい女の子として見られることは間違いなく、将来的な成長も期待されると思います。
ヴァイオレット「アイドル」篇
もしもヴァイオレットがアイドルだったらツンデレ系のアイドルになりそうです。オレっ子はジャンルとして需要はあり、マニアックながらも人気は出てくると思います。ただ、ヴァイオレットがそういうノリが好きであるかは少々問題になってくるかもしれません。
【約束のネバーランド】ヴァイオレットの性別は女の子!
「約束のネバーランド」のヴァイオレットは冷静に状況を見る能力と荒っぽいながらも仲間想いな一面がある女の子です。性別の謎が判明した後も様々なシーンで活躍したり、魅力的なところを見せてくれます。そんなヴァイオレットの活躍は今のところ原作漫画の「約束のネバーランド」のみで見られるので、改めて見たい人やアニメ・実写映画で見たことがない人は原作漫画を確認しましょう。
この記事のライター
十文字猛
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