【ワールドトリガー】雷神丸と陽太郎の関係は？正体や能力を徹底調査

『ワールドトリガー』の作中でも謎の多いキャラクターと言われる雷神丸ですが、どのようなキャラクターなのでしょうか。可愛らしい見た目とは裏腹に、凄まじい力の持ち主です。雷神丸の詳しい能力や正体についてまとめました。

雷神丸は人のような名前を付けられていますが、人間ではなく動物のカピバラです。アリステラの王子である陽太郎の相棒として行動を共にしています。見た目は可愛らしいカピバラですが、冠(クラウン)トリガーでつかみどころのない性格をしています。高い能力を秘めていると言われていますが、その詳細はあまり多くは明かされていません。

『ワールドトリガー』の中でも、雷神丸はモテるキャラクターだと言われています。公式のファンブック「BBF」にて明記された情報で、ボーダーの中でもナンバーワンのモテキャラです。カピバラにもかかわらず男性・女性キャラクターを上回る人気を誇ります。ゆるキャラでモフモフボディというだけでなく、背中に子供を乗せているというところも人気のポイントです。

『ワールドトリガー』とは、作者・葦原大介(あしはら だいすけ)による漫画で、2013年11号～2018年52号まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、その後月刊誌の「ジャンプスクエア」で連載しています。異世界からやってきたネイバー(近界民)とボーダー(防衛組織)の戦闘を描いたSFアクション漫画です。

人口28万人の都市「三門市」に、異世界への「門(ゲート)」が開かれ世界が一変します。門から現れたのは、「ネイバー(近界民)」と呼ばれる怪物で、地球上の兵器の効かない生物でした。しかし、「ボーダー」と呼ばれる界境防衛機関によって撃退されます。門が開かれた4年半後、三門市に現れた空閑遊馬と三雲修の出会いによって物語がスタートします。

『ワールドトリガー』で雷神丸に名前を付けたのは、陽太郎です。相棒として行動を共にしている雷神丸と陽太郎ですが、行動を共にしているのには理由があります。ネイバーと戦うボーダーである2人の関係性と、雷神丸・陽太郎の正体について詳しくまとめました。

『ワールドトリガー』の作中で陽太郎は、生意気な5歳児です。しかしその正体は、ネイバーであり「アリステア」の王子であることが原作201話で明かされました。既に陽太郎のいたアリステアは消滅していますが、ネイバーの陽太郎は王子として姉の瑠花と共に、ボーダー本部の地下に眠る母国のマザートリガーを動かしています。

陽太郎の正体は「アリステラ」という星の王子様ですが、普段は正体がネイバーであることを隠して過ごしています。玉狛支部支部長の林藤匠と同じ名字ではありますが、血縁関係はありません。詳しい経緯は原作でも明かされていませんが、亡命の王子である正体を隠すため、新しく戸籍を作った時に林藤匠から「林藤」の名字をもらい、2人は親戚として過ごしています。

『ワールドトリガー』の作中で、雷神丸はよく陽太郎を背中に乗せて移動していますが、実際は懐いているわけではなく陽太郎を舐めていて言うことを聞かないことが多いです。いざという時は言うことを聞きますが、それ以外ではじゃれ合うことが多く姉弟のような関係性です。

雷神丸は冠(クラウン)トリガーですが、その役割は星によって異なります。基本的にはマザートリガーを守るためや、星を豊かにするように働きかける役割を持っているようです。しかし、雷神丸の住む星は既に無くなってしまっているので、王子である陽太郎を守ることが雷神丸に与えられた任務になっています。普段の様子からはあまり感じられませんが、陽太郎の身に危険が迫ると雷神丸はしっかりと与えられた任務を果たしています。

雷神丸には、母国の王子である陽太郎を守るという使命が与えられています。普段は陽太郎の言うことは聞かずじゃれ合うばかりですが、陽太郎に命の危険が及ぶ時はあたり一面を火の海にしてしまうほどの力を持っています。その強大な能力については単行本23巻に詳細が書かれており、危険性の高い能力であることがわかります。

雷神丸は作中で、人ではなくカピバラの風貌をしているゆるキャラです。癒される見た目からは雷神丸の能力は予想できませんが、陽太郎を守るという使命を果たすために絶大な力を発揮することができます。謎に包まれた雷神丸の隠された正体や持っている能力について詳細をまとめました。

『ワールドトリガー』の作中で雷神丸は冠(クラウン)トリガーであると明記されています。マザートリガーと共にボーダーに送られ、陽太郎の側にいるのです。冠(クラウン)トリガーとは、その星で一番の強さを誇るトリガーのことで、雷神丸にもその強さを持っていることになります。

「雷神丸」という名前は、陽太郎が名付け親です。陽太郎が好きなテレビ番組に出ていたヒーローの飼い犬からもらった名前です。その影響もあってか、玉狛支部に所属する陽太郎・木南・ヒュースのお子様3人組は、雷神丸を犬だと思っています。

「雷神丸」という男性のようなかっこいい名前ですが、実はオスではなくメスです。作者からメスであると明言されていて、オスのカピバラの特徴で鼻の上にある「モリージョ」と呼ばれる部分がないことから、メスであると言われています。しかし、玉狛支部のメンバーはメスではなくオスだと思っているようです。

雷神丸の役割は明かされていますが、冠(クラウン)トリガーとしての能力は原作でも詳しく描かれていません。しかし、雷神丸が能力を解放し大暴れすると辺り一面が火の海になると迅が言っているので、相当な能力の持ち主であると予想されています。

アニメ版『ワールドトリガー』でも雷神丸は大人気です。カピバラなので話すことはないですが、雷神丸にも担当の声優がいます。ここでは雷神丸の声を担当した声優について詳細をまとめました。

『ワールドトリガー』の中でも雷神丸は可愛くて癒しキャラです。その相棒である陽太郎も同じく人気のキャラクターですが、実は同じ人が声優を務めています。ここでは、アニメ版『ワールドトリガー』で雷神丸と陽太郎の声を担当した声優について詳しく解説していきます。

浦和さんは、青二プロダクション所属の声優で、付属養成所である青二塾の6期生です。1987年にアニメ「ビックリマン」でデビューしました。その後、アニメやゲームに数多く出演しています。

担当するキャラクターは少女や少年といった比較的幼い人物を演じることが多いです。地上デジタル放送のマスコットである「地デジカ」という人気キャラクターの声優を務めたことで知名度が上がりました。

カピバラの一般的なサイズは100センチ～130センチほどなので、陽太郎くらいの子供であれば軽々と乗せてしまうくらいの大きさです。カピバラというキャラクターを相棒として連れている作品は珍しいので、ファンからも人気が非常に高く注目されています。

雷神丸は名前のかっこよさと見た目のゆるキャラ感にギャップがあり、数多くいるキャラクターの中でもトップクラスの人気を誇ります。中には『ワールドトリガー』の雷神丸が出演しているアニメしか見ていないという人もいました。最近ファンになった読者からも、推しキャラは雷神丸という人は多いです。

『ワールドトリガー』には3大マスコットと呼ばれるキャラクターがいます。「雷神丸」「レプリカ」「鬼怒田さん」の3人で、雷神丸はその中でも特にファンから好評のキャラクターです。陽太郎とのやり取りが面白く、守るべき対象であるにも関わらず舐め切った対応をとるところが特に人気です。

雷神丸は普段陽太郎を背中に乗せて移動しています。5歳児の陽太郎が背中に乗っているのを見て、同じ年頃の子供達や親達が同じように背中に乗ってみたいといった声も多くありました。動物の背中に乗るのは、子供にとっては憧れのようです。雷神丸は能力や知能も高いので、子供を守る相棒としては適任だと言われています。

雷神丸は謎の多いキャラクターですが、普段は陽太郎と共に行動しています。亡き母国「アリステラ」の王子でネイバーである陽太郎を守るために側にいるのです。その正体は、冠(クラウン)トリガーと呼ばれる星最強のトリガーで、能力の詳細は原作でも描かれていないため未知数ですが、周囲を火の海にしてしまうほどの能力を解放してしまう危険性があると言われています。

雷神丸はカピバラという可愛らしい見た目から、とても人気の高いキャラクターです。『ワールドトリガー』のファンブックでは、他の人気キャラクターを抑えボーダーの中でナンバーワンの人気を勝ち取っていることが書かれています。作中ではまだ謎の多い雷神丸ですが、今後の展開に期待が高まります。