【ワールドトリガー】サイドエフェクトを一覧で紹介!所有者や能力まとめ
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトは作中で登場する能力の1つで、主人公を始めとした主要キャラも所有しています。そんな『ワールドトリガー』のサイドエフェクトについて、現状の所有者とその能力の詳細、全体的な特徴などをまとめました。
目次
【ワールドトリガー】サイドエフェクトとは?
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトは作中の能力の1つで、稀少な能力であることから所有者は最強キャラと言われることもあります。そんな『ワールドトリガー』のサイドエフェクトについて、まずは基本的な情報を紹介します。
サイドエフェクトとは?
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトとは、超感覚的な特殊能力を指す言葉であり、トリオンによる影響から五感や脳が変化を起こしているものと考えられています。そのため、基本的には聴覚や記憶など、人間が元々持っている能力や機能が凄まじいレベルになっていますが、中にはそれでは説明が付かないような能力もあります。
ワールドトリガーの概要
葦原大介の『ワールドトリガー』はジャンプコミックスから単行本が刊行されている漫画作品で、現在は月刊の『ジャンプスクエア』に連載されています。地球外からの侵略者である近界民(ネイバー)に対して防衛を行う組織「ボーダー」の活躍が描かれていく内容になっています。2014年には1stシーズンとして全73話でアニメ化され、続く2ndシーズンが全12話、3rdシーズンが全14話製作されました。
ワールドトリガーのあらすじ
中学生ながらもボーダーのC級隊員として活動している三雲修は、隊員であることを隠しながら生活してきましたが、ある日に転入してきた空閑遊真に隊員であることがバレてしまいます。一方、空閑遊真が近界民(ネイバー)であること、地球にいる亡くなった父親の親友と会うために来訪したことを明かしました。こうしてお互いの秘密を知り合った2人は共に行動するようになり、同じ部隊として活動することになります。
【ワールドトリガー】サイドエフェクトの所有者や能力一覧
『ワールドトリガー』では多数のキャラが登場しますが、現時点でサイドエフェクトの所有者は10人となっています。そんな『ワールドトリガー』のサイドエフェクトを持つキャラを一覧で紹介します。
サイドエフェクト一覧①迅悠一
『ワールドトリガー』の迅悠一は超感覚に分類される「未来視」のサイドエフェクトを持っています。目の前にいる人間の未来を見られる能力で、その未来が実現する可能性が高い状況であればほぼ確定した未来になりますが、実現するかわからない状況であれば直近の未来しか見えません。また、自分が目にしたものしか未来を見られないため、目の前の人間を知っていてもそれに関わる人物を知らなければ不確実なものになります。
サイドエフェクト一覧②空閑遊真
『ワールドトリガー』の空閑遊真は超感覚に分類される「嘘を見抜く」サイドエフェクトを持っています。元々は父親の空閑有吾が持っていたもので、嘘を付いている場合はその人の口から黒い煙が見えるという視覚的な判断能力です。文字上の嘘を読み取ることはできませんが、嘘を混ぜながら話した場合は部分的に嘘を付いていると見破れます。
サイドエフェクト一覧③雨取千佳
『ワールドトリガー』の雨取千佳は門(ゲート)から近界民(ネイバー)・トリオン兵が出現した際に察知できる能力と、心を空にして相手に位置を察知されないようにする能力を持っています。膨大なトリオンを有することから近界民から狙われやすい雨取千佳ですが、このサイドエフェクトによって危険を免れることができます。2つの能力があることについてはセットで発動したのか、個別の能力なのかはわかっていません。
サイドエフェクト一覧④林藤陽太郎
『ワールドトリガー』の林藤陽太郎は超技能に分類される「動物との意思疎通」のサイドエフェクトを持っています。意思疎通できる制度は動物側の知能によって異なるものですが、成否判定であればどんな動物でも意思疎通が成立しています。
サイドエフェクト一覧⑤影浦雅人
『ワールドトリガー』の影浦雅人は特殊体質に分類される「感情受信体質」のサイドエフェクトを持っています。自分に向けた感情や意識を肌で感じ取る能力であり、基本的には刺さるような感覚で、悪い感情であるほど不快に感じるようになっています。受信するタイミングを選べないため、日常生活では不便なものですが、戦闘時には相手の敵意を察知できるなど有用な使い方できる能力です。
サイドエフェクト一覧⑥天羽月彦
『ワールドトリガー』の天羽月彦は「相手の強さを色で識別できる」サイドエフェクトを持っています。作中で具体的な色味は示していませんが、画面越しでも相手の強さを識別可能であり、集団で来ても個々の強さを判別しています。
サイドエフェクト一覧⑦菊池原士郎
『ワールドトリガー』の菊地原士郎は強化五感に分類される「強化聴覚」のサイドエフェクトを持っています。通常の5~6倍の聴力があり、被弾した相手の装甲の硬さや相手の行動パターン、心音による虚偽の判別など様々な形で使用していました。また、トリオン体の技術を使えば聴覚の情報を仲間に共有できるため、所属する風間隊の連携力を高めることにも貢献しています。
サイドエフェクト一覧⑧村上鋼
『ワールドトリガー』の村上鋼は「強化睡眠記憶」のサイドエフェクトを持っています。記憶には短期記憶と長期記憶があり、長期記憶にする場合はその知識や動きを反復する必要がありますが、サイドエフェクトがあることで1回の記憶で長期記憶として定着させられます。この能力を用いれば、戦闘のインターバルで休息することで、1度見た動きに対応できるといった使い方が可能です。
サイドエフェクト一覧⑨宇野隼人
『ワールドトリガー』の宇野隼人は「精密身体操作」のサイドエフェクトを持っています。詳しい能力面は解説されていませんが、スナイパーのポジションとして精密射撃を可能にするなど、身体の細かい動きを常人よりも調整できる能力であると考えられます。
サイドエフェクト一覧⑩ヨミ
『ワールドトリガー』のヨミは「完全並列同時思考」のサイドエフェクトを持っています。常人の2倍の処理能力があることから両手でそれぞれ別の機会を動かすことが可能になっています。
【ワールドトリガー】サイドエフェクトの特徴を解説
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトは「副作用」と表記されることがあり、単に恵まれた能力というわけではないことが作中でも描かれています。そんな『ワールドトリガー』のサイドエフェクトが「副作用」と言われる理由やランクなどの特徴を紹介します。
サイドエフェクトの意味は「副作用」
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトは現実の英語と同じ「副作用」を意味する単語であると解説されています。トリオンの副作用で能力が生じることからこの名称が付けられたと考えられています。また、影浦雅人の「感情受信体質」のように実生活が生きづらくなる点も副作用の単語を当てはめられる要素であり、他のキャラもメリットだけ受けているわけではないと、作中で描かれています。
サイドエフェクトのランク
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトはボーダーが希少性で判断したランク付けが行われており、能力の内容とランクによって分類が変わっています。ランクS・Aは「超感覚」、ランクA・Bは「超技能」、ランクB・Cは「特殊体質」、ランクCは「強化五感」と呼ばれています。あくまでボーダーが独自に付けたランクですが、超感覚になると人間の本来の能力から逸脱したサイドエフェクトになっています。
サイドエフェクトの先天的?後天的?
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトは基本、先天的に有しているものであり、作中の所有者の傾向からトリオン値が7以上でないと発現する条件を満たさない可能性が考えられています。一方で、空閑遊真は例外的に父親の空閑有吾のサイドエフェクトを受け継いでいますが、こちらは自身が黒トリガーになったことで起こったものであり、かなり特殊な状況です。
【ワールドトリガー】サイドエフェクトは修も持っている?
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトについて、主人公の1人である三雲修も所持している可能性があるのではないかと一部の読者から考察されています。そんな『ワールドトリガー』の三雲修について紹介します。
三雲修はワールドトリガーの主人公の一人
『ワールドトリガー』の三雲修はボーダーの玉狛第二で隊長を務める15歳の中学生で、本作の主人公の1人となっています。真面目かつ正義感の強い人物であり、慎重な面はありつつも面倒見の良さから自分の危険を顧みずに人助けを行ってしまう一面があります。
三雲修の現在の強さや能力
『ワールドトリガー』の三雲修は作中で明確に弱いと言われているキャラで、運動能力が低く、トリオン値も2しかないことからトリガーを操る点でも力不足になっています。しかし、三雲隊では隊長として作戦を立て、自らも様々なトリガーを試しながら、隊員と連携することで強敵を突破しています。
三雲修が今後サイドエフェクトに目覚める可能性
『ワールドトリガー』の主人公とされる4人のうち、迅悠一、空閑遊真、雨取千佳の3人がサイドエフェクト持ちであることから三雲修もサイドエフェクトを取得する可能性があるという意見があります。作中でも三雲修が何かを感じ取る描写がなされており、潜在的な能力がある可能性が考えられているのです。一方で、三雲修のトリオン値2しかないため、これまでの所持者の条件と異なることから可能性は低いと考える人もいます。
【ワールドトリガー】サイドエフェクトで最強なのは?
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトは戦闘を有利する能力が多いことから、作中キャラの中でもサイドエフェクトが最強と考える意見があります。そんな中でもサイドエフェクト内で最強と言われる能力を掘り下げています。
サイドエフェクトで最強なのは迅悠一の「未来視」?
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトの中で最強と言われているの迅悠一の「未来視」です。ある程度の未来を予測した上で、その未来を回避できる行動を取れることは、戦闘において最強クラスの能力であり、可能性のある未来が複数見える点も優れた能力と言われています。
迅悠一の「未来視」はデメリットが大きすぎる?
『ワールドトリガー』の迅悠一の「未来視」は一見すると便利な能力ですが、サイドエフェクトが副作用と言われるようにデメリットも存在します。以下は作中の描写から考えられる未来視のデメリットです。
デメリット①常に未来が見えてしまうことによる退屈さ
未来視のデメリットその1は常に未来が見えてしまうことによる退屈さです。迅悠一の未来視は意図的に見ないような意識はできるものの、完全に見えなくすることは不可能であり、否が応でも未来を見える選択肢ができてしまいます。そのような状態になると、希望や奇跡にかけて行動することができず、実生活も退屈に思ってしまう可能性があります。
デメリット②他者が不幸になるう未来を選ぶ罪悪感が大きい
未来視のデメリットその2は他者が不幸になるう未来を選ぶ罪悪感が大きいことです。未来視には複数の選択肢が与えられますが、その全てに犠牲者が出るようであれば、割り切った考え方をする必要があります。その判断をするのは迅悠一にしかできないので、常に心労を抱えながら選択肢しなければならないのは辛い点です。作中でも雨取千佳を囮にする方が一番犠牲者が少なく済むと選択しますが、迅悠一は少し罪悪感を覚えていました。
【ワールドトリガー】サイドエフェクトに対する世間での評判や人気
ここでは『ワールドトリガー』のサイドエフェクトについてい世間での評判や人気を紹介します。副作用という意味ではあるものの、現実の読者やファンから羨ましいと思われる能力になっています。
『ワールドトリガー』の迅悠一のサイドエフェクト「未来視」について、最強能力だという意見が多数見られました。単なる未来予知ではなく、ルート選択が可能である点が強く、最も被害の少ない状況を作れる点はボーダーからしても最強能力となる性能です。
『ワールドトリガー』の三雲修がサイドエフェクトを得る可能性について、そのままの戦い方を貫いて欲しいという意見がありました。他の主人公とは異なり、弱いからこそ工夫して戦う点が三雲修の魅力であると思う人も多く、サイドエフェクトがない主人公としての活躍を期待しているようです。
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトについて、現実で欲しい能力を挙げている人も多数いました。「未来視」や「強化睡眠記憶」は普段の仕事や勉学に使える可能性が高く、副作用があっても欲しいと思える人はいるようです。
【ワールドトリガー】サイドエフェクトは副作用のある特殊能力だった
『ワールドトリガー』のサイドエフェクトは副作用を意味する言葉で、トリオンの影響から五感や記憶などの人間の能力が超人的に上昇した能力になっています。ボーダーが独自のランクを付けており、その中でも読者やファンから最強と言われるのが迅悠一の「未来視」でした。そんな『ワールドトリガー』のサイドエフェクト所有者や三雲修の今後に期待しつつ、漫画やアニメを見てみましょう。
この記事のライター
十文字猛
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。