【ワールドトリガー】二宮隊のメンバーを一覧で紹介！強さやスーツの理由を調査

二宮隊とは、界境防衛組織「ボーダー」に所属する部隊の1つです。ボーダーの中で1番の射手である二宮匡貴をリーダーとしていて、中距離戦においては他の隊を寄せ付けない強さを持っています。メンバー全員が黒いスーツを着ているのも特徴で、特に女性の読者から人気があります。まずは、そんな二宮隊の概要と、『ワールドトリガー』という作品について簡単に解説していきます。

『ワールドトリガー』には、「ボーダー」という界境防衛組織があり、所属隊員達はそれぞれ部隊を形成して活躍しています。本記事で紹介する二宮隊は、ボーダーNo.1射手の二宮匡貴が組織して活躍する部隊です。現在は、B級部隊の中で1位というボーダーの中でもトップクラスの部隊として活動しています。元はA級部隊4位でしたが、過去に二宮隊に所属していたスナイパー・鳩原未来が重要規律違反を犯してしまった為に降格処分を受けてしまいました。

二宮隊が活躍する『ワールドトリガー』は、漫画家・葦原大介先生が描くSFバトル漫画です。異世界からやってきた敵とそれに対抗すべく組織された防衛組織「ボーダー」とのダイナミックなバトルシーンが人気の作品となっています。2013年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートし、その後2019年に『ジャンプスクエア』へ移籍し連載されています。2014年にはテレビアニメ化もされ、2022年までに第3期までが放送されました。

『ワールドトリガー』は、人口約28万人である架空の都市・三門市（みかどし）が舞台です。4年前、三門市に突如として異世界と通じる「門（ゲート）」が出現し、「近界民（ネイバー）」が侵攻してきます。近界民は、地球に存在するどんな兵器も通用しない為、人々は皆恐怖していました。そんな時に現れたのが「ボーダー」と名乗る特殊な防衛組織です。『ワールドトリガー』の主人公達は、そんなボーダーに所属して近界民との戦いに身を投じていきます。

『ワールドトリガー』には、個性的なキャラが数多く登場します。その中でも、特に人気を集めている精鋭部隊がB級1位の部隊「二宮隊」です。黒いスーツを着たイケメン揃いの二宮隊は、メンバー全員がマスタークラスの実力者となっています。ここからは、そんな二宮隊に現在所属しているメンバーと過去にメンバーだったスナイパー・鳩原未来について紹介していきます。

二宮匡貴は、二宮隊の隊長を務める優秀なシューターです。ボーダーの中では、射手として1位、個人総合成績でも2位に選ばれる強さを持つ実力者として登場します。才能のある人間が好きで、自分が認めた相手に対しては敬意を払いますが、その他の人間に対しては非常に高圧的な態度で接しています。ボーダーの中でもトップクラスのトリオン量を有する為、それを活かした強力な攻撃が得意です。自分にも他者にも厳しい二宮匡貴ですが、その一方で少々天然な一面も持っています。

犬飼澄晴は、二宮隊のNo.2でバランサーを務める隊員です。ガンナーとしてはマスタークラスの強さであり、コミュニケーション能力に長けていることから、二宮匡貴の右腕として活躍しています。冷徹な二宮匡貴とは対照的にチャラい性格で、相手を茶化すような「これは○○」といった軽口が口癖です。メイントリガーを左手で扱うことから、左利きのキャラとされています。

辻新之助は、マスタークラスのアタッカーで、二宮隊のガード役として活躍しているキャラです。『ワールドトリガー』に登場する男性キャラの中では、作者も認めるイケメンキャラとして描かれていますが、女性に対しての苦手意識が強く、女性を相手にすると固まってしまうという欠点があります。黒髪で伏し目がちの為、暗い性格に見えますが、甘いものが好きだったり仲間と楽しそうに遊んだりと高校生らしい部分もあります。

氷見亜季は、二宮隊のオペレーターを務めるボブカットの女性です。非常に頭が良く、普段は進学校に通う才女でオペレーターとしても優秀ですが、運動が苦手でボーダーの中では1番体力がありません。元はあがり症で引っ込み思案な性格をしていましたが、元二宮隊の隊員・鳩原未来の助言を受けて克服しています。辻新之助からは「ひゃみさん」の愛称で呼ばれています。

鳩原未来は、二宮隊がA級部隊として活動していた頃にいた隊員です。顔にそばかすがあるのが特徴で、温厚な性格の女性ですが、スナイパーとしての強さはトップクラスでした。半年前に、禁止されている民間人へのトリガー横流しを実行し、そのまま失踪しています。二宮隊がA級部隊からB級部隊に降格してしまった理由には、鳩原未来の規律違反が大きく関わっているのです。

ボーダーには、約300人の隊員が所属していて、それぞれがC～Sまでランク付けされています。その中で、二宮隊はB級部隊1位の実力者部隊として活躍します。ここからは、そんな二宮隊の強さと特徴、そして、過去や結成理由について解説していきます。

二宮隊の隊員は3人ともマスタークラスの実力者で、特に隊長の二宮匡貴はトリオン量もトップクラスの為、火力の強さが二宮隊最大の特徴となっています。犬飼澄晴と辻新之助が二宮匡貴を全力でサポートすることで、二宮匡貴は常に最高のコンディションで攻撃を放ちます。攻撃力の高さもありますが、3人の絶妙なチームワークこそが、二宮隊の強さという訳です。

二宮隊は、隊長の二宮匡貴を攻撃の中心にした中距離戦を得意とした部隊です。二宮匡貴はボーダーの中でもNo.1のシューターであり、豊富なトリオン量で火力の強い攻撃を連発することができます。中距離戦においては、A級部隊をも凌ぐ程の強さがあります。

二宮隊は、B級ランク戦で玉狛第二と2回対戦しています。1回戦目の対戦では、B級上位に上がってきたばかりの玉狛第二にB級1位の強さを見せつける戦績を残しています。その後迎えた2回戦目でも、圧倒的な強さを見せて二宮隊有利となります。しかし、玉狛第二のスナイパー・雨取千佳の狙撃がターニングポイントとなり、二宮隊は玉狛第二に敗北してしまいます。

二宮隊の結成理由ついては作中で明らかにされていませんが、旧東隊の解散後に二宮匡貴が現在のメンバーをスカウトして結成したと考えられています。二宮隊の隊員は、それぞれが非常に優秀な能力を持っていますが、大きな弱点も抱えています。その弱点を補い合い、最大限の実力を発揮できるようにと考えて二宮匡貴は二宮隊を結成したのです。

『ワールドトリガー』に登場するボーダーの隊員達は、それぞれが所属する部隊の隊服を身に纏っています。個性的な隊服が多い中、二宮隊が着用しているのは、スタイリッシュな黒のスーツです。これには、隊長の二宮匡貴による強いこだわりが関係しています。ここからは、二宮隊がスーツを着ている理由やその他細かい部分のこだわりについて紹介していきます。

ボーダーでは、B級からそれぞれが所属する隊服を着用することができます。部隊のイメージや戦闘スタイルに特化したデザインとなっていて、全体的に動きやすいコスチュームが多いです。そんな中で二宮隊の隊服はシンプルな黒のスーツという他の部隊とは一風変わったものを隊服としています。

これは、隊長である二宮匡貴が隊服のコスプレ感を嫌ったのが理由で、無難なスーツを隊服にしたという経緯があります。しかし、逆にどの部隊よりもコスプレ感を感じられる隊服と読者から思われる結果となっています。

『ワールドトリガー』には、数多くの個性的な部隊の登場しますが、二宮隊は隊服以外の部分にも強いこだわりがあります。主に隊長である二宮匡貴の独特のセンスが光るものとなっています。ここからは、そんな二宮隊のその他のこだわりについて3つ紹介していきます。

『ワールドトリガー』の作中には、「バッグワーム」というマントのようなものがあります。バッグワームを羽織ってトリオンを使用し続けるとレーダーに映らなくなるという優れものです。通常のバッグワームは、非常にシンプルでほとんどの部隊が同じデザインのものを着用しています。

しかし、二宮隊の使用しているバッグワームは、襟を大きく立てた特殊なデザインとなっています。マントというアイテムにコスプレ感を感じた二宮匡貴がスーツに似合うようアレンジを加えたと読者が考えているようです。

ボーダーでは、A級部隊になるとそれぞれの部隊固有のエンブレムを付けることが許されます。二宮隊はB級部隊ですが、元々はA級部隊だった為、固有のエンブレムを持っています。そのデザインは、ミルクの表面にできる王冠状の波紋と言われるミルククラウンです。落ちている雫は血を表現しているようで、自分の持つ才能を血、頂点に昇り詰める意気込みを王冠に見立てています。

多くのシューターが立方体に分割して使うトリオンキューブですが、二宮匡貴が分割するトリオンキューブの形は非常に特殊です。二宮匡貴は、火力の調整を理由に四角錐や三角錐といった錐状に分割するのが特徴です。他のキャラでは見られない特殊な形状のトリオンキューブを扱う二宮匡貴は、格好だけでなく、能力を使う場面でも強いこだわりを持っていることが判ります。

『ワールドトリガー』の中でも、個性的でかっこいいメンバーが揃っている二宮隊。作中でも圧倒的な強さで活躍する二宮隊メンバーの声を担当した声優は、どんな人達なのでしょうか。ここからは、『ワールドトリガー』のアニメ版で二宮隊メンバーの声を担当した声優について紹介していきます。

『ワールドトリガー』に登場する二宮匡貴の声を担当している声優は諏訪部順一さんです。諏訪部順一さんは、かっこいいクールな青年役から癖の強い悪役まで見事に演じ分けることで有名な声優です。きつい口調が特徴である二宮匡貴のクールな雰囲気に合った独特の声で演じています。

『ワールドトリガー』に登場する犬飼澄晴の声を担当している声優は田中健大さんです。元々俳優として活躍していた田中健大さんは、徐々に番組のMCやアニメ声優として活動の場を広げてきた声優です。二宮隊の中でも、特にチャラい発言の多い犬飼澄晴の声を明るめの声で熱演しています。

『ワールドトリガー』に登場する辻新之助の声を担当している声優は内匠靖明さんです。元気な少年役や熱くて勢いのある男性役を演じることが多い内匠靖明さん。『ワールドトリガー』では、常に冷静で女性に対して苦手意識の強いと辻新之助という役をクールな雰囲気で演じています。

『ワールドトリガー』に登場する氷見亜季の声を担当している声優は上田瞳さんです。上田瞳さんにとって、アニメ声優になって初めてのレギュラーキャラが『ワールドトリガー』の氷見亜季であり、非常に思い入れの強いキャラであるようです。二宮隊のオペレーターである氷見亜季の声を、ハキハキとした明るい声で演じています。

『ワールドトリガー』の登場人物は、所属部隊によって隊服が違う為、そこが作品の魅力にもなっています。中でも、黒いスーツ姿でスタイリッシュに戦う二宮隊は女性読者から非常に人気がありました。メンバー全員がイケメンでスーツを着ていて、しかも強いという点が最大の魅力のようです。

また、クールでかっこいいメンバー達ですが、好きなものが意外と子供っぽいという点に魅力を感じているファンもいました。

さらに、二宮隊は、作中でも確かな強さを持つトップクラスのメンバーが集まっている部隊として有名です。中距離戦において、他を寄せ付けないような圧倒的な強さも、二宮隊の魅力の1つとなっています。

『ワールドトリガー』に登場する二宮隊は、イケメン揃いで強くてスタイリッシュな部隊であることが判りました。特に、黒のスーツがかっこいいと読者の間では話題で、特に女性から多く支持されています。『ワールドトリガー』を見る際、是非二宮隊の活躍も注目して見てください。