ワールドトリガーの作者・葦原大介先生の休載理由は？病状や人物像を調査

葦原大介先生は『ワールドトリガー』の作者としてファンから愛される存在ですが、一時期は病気により休載したことから心配の声を集めました。そんな『ワールドトリガー』の作者・葦原大介のプロフィールや作品概要を紹介します。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は、東京都出身、岡山県育ちで、1981年2月13日生まれの漫画家です。高校卒業後は漫画家を目指しながらビジネスホテルのフロントマンとしてアルバイトをしており、第75回の手塚賞に準入選します。そして、2008年に受賞作が『週刊少年ジャンプ』に連載されたことで漫画家デビューを果たしました。

『ワールドトリガー』は2013年2月から2018年11月に『週刊少年ジャンプ』に連載され、2018年12月からは『ジャンプSQ.』に連載された作品です。葦原大介先生が2011年に『週刊少年ジャンプ』で連載した読切作品『実力派エリート迅』の好評を経て、この作品を土台にSF漫画として作られました。多数のキャラやバトル描写が人気を集め、2014年にはアニメ化しています。

ボーダーの見習い隊員である三雲修は、ある日に転入生の空閑遊真と出会い、彼が門（ゲート）から来た近界民（ネイバー）であることを知ります。ボーダー隊員としては戦う対象でしたが、地球の環境に慣れていない空閑遊真に三雲修は世話を焼き、変な行動をしないよう見張ることになりました。そして、空閑遊真もボーダーの隊員として入隊し、2人は同じ部隊に所属することになります。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は2016年から2017年に休載しており、その理由は漫画家としては致命的な病気を抱えていたことが明らかになっています。そんな『ワールドトリガー』の葦原大介が休載しなければならなかった理由を紹介します。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は、『週刊少年ジャンプ』に連載が始まった2013年末頃から体調不良になることが多く、『ワールドトリガー』も休載回数が多く、当時から心配する声が出ていました。休載理由は首や肩などに影響が出る「頚椎症性神経根症」を患っていたからで、一時期は体が動かないほど症状が悪化していました。それでも薬の服用と休載で何とか連載を続けていきます。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生が罹った「頚椎症性神経根症」は、頚椎の椎間板などが変化したことで脊柱管や椎間孔が狭まることで起こる頚椎症のうち、神経根症の症状が出た時の病名です。頚椎症はや肩の痛みや痺れを伴うもので、症状の強弱はそれぞれ違いますが、ひどい場合は体が動かせなくなるほどの状態になります。

本来は加齢による頚椎症の変化から生じる病気ですが、長時間座る作業をして首や肩に負荷がかかっていると若いうちでも生じる可能性はあります。葦原大介先生のような漫画家は姿勢を固定したまま長時間作業しなければならない時も多く、身体を酷使していた可能性が高いと推測されます。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生はその後も休載を繰り返しながらも連載を続けて、2014年には作品がアニメ化されていますが、2016年の50号で休載した後、次の51号で長期休載することになりました。それから復帰したのは2018年の48号でしたが、『週刊少年ジャンプ』への連載を5週行った後、2019年1月から月刊の『ジャンプSQ.』の移籍が決定します。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介は『ジャンプSQ.』へ移籍後、暫くは連載を続けていましたが、2019年6月発売の7月号において胆のう摘出したことによる合併症の腸閉塞を理由に休載を発表しました。突然の発表に心配の声が上がりましたが、発表時には既に葦原大介先生は退院しており、翌月の8月号からは連載を再開しています。胆のうは頚椎症と直接的な関りがあるわけではないので、別の病気を治すための処置になります。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は出身や年齢が明かされているものの、それ以外の詳しい情報は伏せられた部分が多くなっています。そんな『ワールドトリガー』の作者・葦原大介の人物像を紹介します。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介はメディアに出演していないため、素顔は明らかになっていません。巻頭コメント等では猫のキャラがアイコンとして描かれており、ファンの間でも猫のキャラが描かれています。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は結婚しているかどうかは明かしていませんが、ファンからは巻頭コメント等の情報から独身である可能性が高いと言われています。病気の件以外にもやや不摂生な生活をしているように感じさせるコメントからそのような予想が出ています。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生には漫画家デビューしてからアシスタント兼マネージャーのこまさんと呼ばれる人物が付いています。漫画の作画以外にも会計士とのやり取りなど様々な業務を行って葦原大介先生を支えており、巻頭コメント等で語られることからファンの間でも知られています。その関係性からこまさんがパートナーである可能性が囁かれましたが、真偽は不明です。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は単行本22巻のおまけページにて、自分の脳内人格である6人を紹介しています。それぞれ性格や役割が違う早川テラ次郎、天王寺リカルド、明石、吉川ギャバリ、ミドルゴリ、ぜにまるの6人を挙げており、あくまでネタとして書いているものですが、ファンからは設定の細かさから葦原大介先生の性格的な部分ではないかと想像されています。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は『ワールドトリガー』以前にも『週刊少年ジャンプ』で連載を持っており、一部のファンはその時から知って追いかけていました。そんな『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生の他作品や漫画へのこだわりを紹介します。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は漫画家デビューのきっかけになった手塚賞の受賞作を『週刊少年ジャンプ』に連載し、その後も読切や定期連載を獲得しています。以下は代表的な作品です。

『ROOM303』は第75回手塚賞を受賞したミステリー作品であり、2008年に『週刊少年ジャンプ』に読切連載されました。「白屋敷」という謎の建物に行方不明の友人を探しに来た男女4人がある真相に気付いていくまでの様子を描いています。作中の登場人物は後に『ワールドトリガー』に登場する片桐隊に所属するキャラの名前になっています。

『賢い犬リリエンタール』は2008年に『週刊少年ジャンプ』の読切作品として連載され、2009年から2010年には連載作品として掲載されました。喋る犬・リリエンタールと日野兄妹の日々を描いていく作品で、SFやコメディ要素が詰まった作品になっています。単行本はジャンプ・コミックスとして全4巻が刊行されています。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は好きな漫画として『ドラえもん』や『ブラック・ジャック』を挙げており、世代的に見ていた作品は『ドラゴンボール』であると明かしています。その他にも小説の『山月記』や映画の『キッド』、『バック・トゥザ・フューチャー』、『ヒックとドラゴン』、SF作品としてはロバート・A・ハインラインの作品が好きだと明かしています。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は、作品を作る際にキャラクターや世界観から考え出すことを重視しており、キャラクターづくりの際は名前だけ決めてそこから構想していることを明かしています。そのキャラが出来た後でストーリーが出来上がっていくので、キャラが経った話になっているとファンの間で言われています。

ここでは『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生について世間での評判や人気を紹介します。多くのファンを集めていたことから度々の休載や理由が病気だとわかった際には心配する声が多数挙がっていました。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生の病気について、詳しい理由がわかっていない間は体調不良が多いと感じている人がいました。病気による休載は珍しいことではないものの、繰り返しの休載からファンの間でも不安や心配の声が出ていました。

『ワールドトリガー』の葦原大介先生が体調不良を理由に長期休載を発表した際は、多くの心配の声やゆっくり休んで欲しいという声が多数出ていました。週刊連載が非常に厳しいことはファンも知っており、その中で病気と闘いながら連載を続けるのは並大抵なことではないので、多くのファンは体を第一にして欲しいと思っていたようです。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生について、別の連載作品を知っている人からキャラの作り方や表現に共通項を見出している人がいました。葦原大介先生が描くキャラの感情の動かした方が好きだという人もいるため、『ワールドトリガー』が好きな人は他作品も読んでみて欲しいという意見もありました。

『ワールドトリガー』の作者・葦原大介先生は、「頚椎症性神経根症」や胆のうの摘出による合併症など様々な病気を理由に休載する回数が多くなっていましたが、現在は月刊の『ジャンプSQ.』で連載を継続できています。そんな葦原大介先生は『ワールドトリガー』以外の作品も描いているので、気になる方はチェックしてみてください。