【ワールドトリガー】嵐山准の強さや活躍まとめ！小南との関係や声優は？

『ワールドトリガー』の嵐山准は、ボーダーの顔としてテレビ出演などの広報活動もこなす嵐山隊の隊長です。表裏のない正義感溢れる性格と、さわやかなルックスが魅力的なキャラクターで、三門市民からも絶大な人気を集めています。ここでは、嵐山准の基本的なプロフィールを見ていきましょう。

『ワールドトリガー』の嵐山准は7月29日生まれの19歳で、大学にも通っています。正義感が強く表裏のない性格で、ボーダー隊員の中でも模範的な存在です。好きなものは弟妹、犬、海の幸で、中でも弟妹を溺愛しています。家族を含めた市民を大切に思っており、戦闘中も人命優先に考えているところも彼の魅力です。

ポジションはオールラウンダーで、状況に合わせてガンナーにもアタッカーにもなります。広報活動の他、防衛任務や入隊指導なども行っており、隊員の中でも特に多くの仕事をこなしています。 

『ワールドトリガー』とは、葦原大介（あしはらだいすけ）氏による現在『ジャンプSQ.』で連載中のSFバトル漫画です。チームで協力して敵と闘うチームバトルが特徴的で、強さだけでなく知力を使った駆け引きも『ワールドトリガー』の魅力であり見どころとなっています。

人口28万人を有する三門市（みかどし）は、ある日突然異世界から来た近界民（ネイバー）による大規模攻撃に見舞われます。地球の武器が全く効かない彼らに対し諦めかけたその時、界境防衛組織(ボーダー)と名乗る組織が現れ、近界民を撃退します。それから4年半が経った今でも、近界民は度々出現し街を攻撃していました。そんな中、三門市に住む中学生三雲修（みくもおさむ）は、同じクラスに転校してきた空閑遊真（くがゆうま）が近界民であることを知り、そこからストーリーが大きく動き出していきます。

『ワールドトリガー』の嵐山准はA級嵐山隊の隊長ということもあり、その強さは折り紙付きです。ここでは、彼の強さやトリガーセットについて解説します。

A級5位の嵐山准は高い戦闘力を誇り、ガンナーもアタッカーもこなす、オールラウンダーです。オールラウンダーの柔軟性を活かし、チームでの連携戦術を得意としています。隊長としての能力も抜群で、戦況に応じた戦術を瞬時に選択できる判断力を備えています。嵐山隊には、隊長を含むオールラウンダーが3人おり、状況を見てフォーメーションを自在に変える戦闘スタイルが特徴です。

嵐山准のメイントリガーは、銃撃手用トリガーであるアステロイドとメテオラ、盾となるシールドです。時枝や木虎と連携して砲撃を行う、クロスファイアを得意としています。

嵐山准のサブトリガーは、アタッカートリガーであるスコーピオン、テレポーター、シールド、バックワームです。作中では、テレポーターを使って敵の死角に移動し、形成逆転に成功しました。

『ワールドトリガー』の嵐山准は、作中でも登場回数が多く魅力的な名言も残しています。ここでは、嵐山准の活躍シーンや魅力的な名言を紹介します。

嵐山准が隊長を務める嵐山隊は、普段の防衛任務以外にもテレビ出演や広報活動などボーダーの顔としても活動しています。また、入隊したばかりの新人隊員の入隊指導なども担当しており、活躍シーンがとても多いです。

『ワールドトリガー』序盤では、三雲修が通う中学校に近界民が出現してしまいます。三雲も空閑の活躍により近界民を倒すことができましたが、その直後に現場に到着したのが嵐山隊でした。この中学校には嵐山准の弟妹も通っており、弟妹の無事を確認した際に「心配したぞー！」と二人を同時に抱きしめる様子が描かれています。弟妹をはじめとした家族を大切に思っている、嵐山の性格がよく表れているシーンです。

空閑のブラックトリガーをめぐり、A級トップ隊員の中で争奪戦が繰り広げられます。城戸司令の指示で太刀川隊、風間隊、三輪隊が玉狛支部に向かう中、迅悠一はそれを阻止しようと動きます。嵐山隊は忍田本部長の指示で迅の援護をしますが、三輪隊にチームを分断されてしまいました。木虎をかばった時枝がベイルアウトし嵐山隊が劣勢に立たされますが、嵐山准が囮になることで形勢を逆転させ玉狛サイドの勝利となります。

嵐山准率いる嵐山隊は、ボーダーの新人入隊式やその後の入隊指導にも携わっています。『ワールドトリガー』のストーリーの中では、空閑の入隊時とヒュースの入隊時に登場しており、嵐山准は入隊式の進行を務めています。

ネイバーフット最大級の軍事国家アフトクラトルによる第2次大規模侵攻の際には、トリガー使いの捕獲を目的としている新型トリオン兵ラービットと交戦します。捕らえられてしまった茶野隊の救助の際には、嵐山准と時枝でアステロイドを使い即座に撃退しています。嵐山によると「到着する前にすでに空閑たちが大きなダメージを与えていた」と話していますが、それでもアステロイドだけでラービットを倒した嵐山隊は強すぎるとファンの間でも話題となりました。

B級ランク戦Round7では、嵐山准と犬飼澄晴（いぬかいすみはる）の2人が解説を務めています。戦況を冷静に見極めながら的確な解説をしており、ランク戦後の総括では結果に関係なく自分が良かったと感じたポイントを丁寧に拾って評価していました。初めて自分の作戦を採用してもらった別役太一は、負けてしまったものの嵐山に褒められ感激してしまいます。

遠征組を選抜する閉鎖環境試験では、嵐山准を含めたA級隊員は試験官として試験中の隊員を監視しています。嵐山隊からは木虎が試験に参加していますが、嵐山准は木虎を気にかけながらも公平な目で一人ひとりを評価していました。

「現着した」をはじめとして、嵐山准には様々な名言があります。ここでは、中でも有名な2つをエピソードとともに紹介します。

これは、自分の力不足を感じた三雲が嵐山隊のメンバーにアドバイスを求めに行った際に、嵐山が言った名言です。嵐山は面倒見が良い性格で、三雲に対しても他の隊員と同じように接しアドバイスをしています。また、三門市第三中学校で弟妹を助けてもらったことを恩義に感じており、作中では三雲を何かと気にかけている様子も描かれています。

これは嵐山准がボーダー入隊時の記者会見で言った名言です。入隊したての当時15歳の嵐山に対して、記者は「街の人と家族どちらを守りますか？」と質問します。一緒にいた同い年の柿崎はどう答えるのが正解なのか迷い言葉が出なくなってしまいますが、嵐山准は迷わず「家族です」と答え、その理由として家族が無事なら思い切り戦えると話しました。家族を大切にしつつも市民に寄り添う姿勢も感じられる、彼ならではの魅力あふれる名言です。

『ワールドトリガー』の嵐山准は、どのような人物なのでしょうか。ここでは、嵐山准の魅力的な性格や家族構成、小南や他キャラとの関係について解説します。

嵐山准は正義感が強く、裏表のない真っすぐな性格が魅力的なキャラクターです。ボーダー内外問わず模範的な存在ですが、ルールに対しては柔軟な考えを持っており、規則を破って闘った三雲に対しても寛大な処置が下されるよう、本部に掛け合っていました。家族を含めた市民の安全を最優先に考えており、人が住んでいない警戒区域内においても無意味に建物を傷つけるようなことはしません。嵐山准にとって戦闘は市民を守る手段であり、戦闘狂ではないところも彼の魅力です。

嵐山准の家族構成は、祖母、父、母、弟、妹、犬です。弟の副（ふく）と妹の佐補（さほ）は、三雲修と同じ三門市第三中学校に通っています。祖母、父、母はまだ登場していませんが、家族が好きという点や彼の真っすぐな性格から見ても、温かく素敵な家族であると推測されます。ちなみに、犬の名前はコロで柴犬系の雑種です。

嵐山准と小南桐絵（こなみきりえ）は従兄妹（いとこ）関係です。その証拠として、2人の髪型には鳥の羽のような共通した形状があります。『ワールドトリガー』では2人の絡みはあまり多く描かれていませんが、アフトクラトルの残党と闘う小南のところへ嵐山隊が現着した際に、小南が「准！」と呼んでいるシーンがあります。ちなみに、嵐山は小南のことを「桐絵」と呼んでいます。小南は誕生日が7月28日と嵐山准の前日に当たるため、2人の誕生日をまとめて祝うファンも多いです。

『ワールドトリガー』嵐山准の家族関係を見てきましたが、ここからは他キャラとの関係をチェックしていきましょう。『ワールドトリガー』のキーマンである迅悠一との関係や、嵐山隊のメンバーとの関係を1つずつ解説します。

嵐山准と迅悠一は、同じ19歳ということもあり仲が良いです。「迅は意味のないことはしない男だ」と名言も残しており、迅の性格を理解しているだけでなく絶大な信頼を置いていることが分かります。また、ブラックトリガー争奪戦では、理由も聞かず玉狛サイドについて迅をアシストしています。無条件で迅の味方ができるあたり、2人は深い信頼関係で結ばれていると推測されます。

木虎藍（きとらあい）は、嵐山隊の中でも最近入隊した隊員です。嵐山准をはじめとしたメンバーは彼女をとても評価しており、「木虎が入ったことで勝率が上がった」と話しています。木虎は三雲と同じ中学生ですが、状況を瞬時に見極める判断力で作戦の提案などもしています。嵐山は中学生の彼女の意見にもしっかり耳を傾け、隊長として良いと思った作戦は即座に取り入れ実行しています。

時枝充（ときえだみつる）は、嵐山隊の中でも名サポーターとしての働きが多い隊員です。とっさの状況判断や切り替えの早さで嵐山隊に好機をもたらします。嵐山准と時枝充は、入隊式や作戦室、B級ランク戦の観戦などで一緒にいることが多いです。時枝自身口数が多いタイプではなく、二人の会話はあまり多くはありませんが、嵐山のことは「嵐山さん」と呼んでいます。

柿崎国治（かきざきくにはる）はB級柿崎隊の隊長です。嵐山准と柿崎は、同い年で同じタイミングでボーダーに入隊しており、柿崎は元々嵐山隊のメンバーでした。嵐山隊が広報を担当することが決まった際に、柿崎自ら嵐山隊を抜けておりその理由は明確には描かれていません。

しかし、記者会見での嵐山の真っすぐな姿に圧倒させられている描写があり、同じ隊にいることで自分との差を感じる機会も多かったのではと推測されます。嵐山も柿崎もお互いのことを認め合ってはいるものの、柿崎の方が負い目を感じて過ごしている状況です。 

佐鳥賢（さとりけん）は、嵐山隊のスナイパーです。「見ました？俺の必殺ツインスナイプ」という名言が有名で、みんなから褒めてほしいお調子者キャラです。「見ました？」という言葉に対しても、嵐山は隊長として毎回「よくやった」と丁寧に褒めています。嵐山の穏やかな性格も相まって、佐鳥ものびのびと仕事ができているように見受けられます。

綾辻遥（あやつじはるか）は、多忙な嵐山隊を支えるしっかり者のオペレーターです。自在にフォーメーション変化させる嵐山隊を難なく支援しており、オペレーターとしての腕も優秀です。三雲が嵐山隊の作戦室を訪れた際には、嵐山隊長が「綾辻」と言っただけで「はい、トレーニングステージですね」と内容を言わなくとも理解し合っている阿吽の呼吸を見せています。

アニメ版『ワールドトリガー』の嵐山准は、岡本信彦さんが声優を務めています。ここでは、嵐山准の声優について詳しく紹介します。

『ワールドトリガー』の嵐山准を演じているのが、岡本信彦さんだったことに気付かなかった視聴者も多いです。「いい意味で岡本信彦っぽくない」「他キャラと全く声が違う！」など、岡本信彦さんの演技力の高さが見受けらえます。

岡本信彦さんは1986年10月24日生まれの36歳（2023年3月時点）です。東京都出身で、ファンからは「のぶくん」「ぴこりん」の愛称で親しまれています。2007年から声優として活動しており、2021年には自ら声優のための新会社を立ち上げ代表取締役を務めています。甘いものと肉が好きで、ブログなどでも度々スイーツや焼き肉などの写真をアップしています。特にブラックサンダーは箱買いでストックするほどの大好物です。

岡本信彦さんは『ワールドトリガー(嵐山准)』以外にも、数々の有名アニメ作品に出演しています。出演作品の一部として、『僕のヒーローアカデミア（爆豪勝己）』『ハイキュー（西谷夕）』『鬼滅の刃（不死川玄弥）』『暗殺教室（赤羽業）』『とあるシリーズ（一方通行）』『ダイヤのA（小湊亮介）』『ディズニーツイステッドワンダーランド（フロイド・リーチ）』などが挙げられます。アニメからゲームまで幅広い役柄で声優を務めています。

嵐山准は三門市民だけでなく、『ワールドトリガー』ファンからも絶大な人気を誇っています。ここでは、Twitterを元に彼の世間での評判を見ていきましょう。

調べてみると「嵐山イケメンすぎる」というツイートが多数見つかりました。『ワールドトリガー』の中でも嵐山准はさわやかイケメン枠なので、この結果は当然ではありますが、中には「妹になりたい」といった意見もありました。彼は家族をとても大切にしているので、妹になって大事にされたいと思うのも納得です。

木虎のピンチの際に、ヘリに乗って現れた嵐山准に心を奪われた女性ファンは少なくありません。ただでさえ顔がイケメンなのに、はしごにぶら下がり手を差し伸べたその姿は、間違いなくボーダー界の王子様でした。

『ワールドトリガー』の嵐山准の強さや隊長としての活躍、名言などを見てきました。裏表のない真っすぐな性格と端正なルックスから、組織の内外問わずボーダーの顔を担う模範的存在であることが分かりました。模範と聞くと真面目な性格のように感じてしまいますが、嵐山准は時にルールに対して柔軟に考えられるところがあり、それも彼の魅力となっています。今は閉鎖環境試験中でA級隊員の出番は少なめですが、今後嵐山准がどのように活躍していくのか、名言が生まれるのか、続報を楽しみに待ちましょう。