【東京リベンジャーズ】柴柚葉のかわいい魅力とは？兄弟との関係性も調査

柴柚葉は原作コミック『東京リベンジャーズ』第9巻の77話で、兄弟でもある柴八戒と一緒にボウリングしている場面で初登場を果たします。作品の舞台となっている2005年と言えば、女子高生のファンションの必須アイテムとしてルーズソックスがあります。作中では柴柚葉も、ルーズソックスを着用し流行に乗っている様子が描かれています。

兄弟の柴大寿や柴八戒の腕っぷしの強さに加え、柴柚葉はその身軽な身体を駆使した攻撃が可能です。不良同士のケンカに割って入ることもでき、柴大寿がボスを務めるBLACKDRAGONのトップでもある乾青宗を飛び蹴りした際には、その衝撃で乾の体がよろめくほど威力があったと推測できます。

『東京リベンジャーズ』は、2017年から2022年まで週刊少年マガジンで連載されていた不良たちの抗争を題材にした漫画です。その中に、タイムリープやサスペンスなどの要素も組み込まれ、人気作品となっています。2021年には実写映画とアニメが同時に始まり、その人気に拍車をかけましたが、翌年の2022年に連載は終了となりました。

2017年、花垣武道はフリーターとして働いていました。家でくつろぎながらテレビを見ていると、人生で唯一の彼女だった橘日向が不良同士のトラブルに巻き込まれて死亡したというニュースを目にします。ショックを受けるタケミチが新宿駅で電車を待っていると、いきなり背中を何者かに押され電車にひかれてしまいそうになります。しかし、目を開けるとそこは2005年の中学生時代にタイムリープしていました。突然芽生えたタイムリープに力を使って、タケミチは橘日向が死亡しない未来を作る事を心に誓い、奔走します。

『東京リベンジャーズ』の舞台となっている2005年は平成の真っただ中です。そんな平成のギャルを具現化したような柴柚葉は、読者からの人気がとても高いキャラクターです。ここでは、そんな柴柚葉の魅力を多方面から解説していきます。

『東京リベンジャーズ』という不良をテーマにしている作品でありながら、柴柚葉はどこの不良グループにも属していません。しかし日常生活には、柴八戒が所属する東京卍會のメンバーや、柴大寿率いるBLACKDRAGONのメンバーが周囲にいます。そのような環境で生活は芯が強くないと、気持ちから負けてしまうのかもしれません。

柴柚葉が常に着用している制服の隙間から見えるお腹や足は、とてもスレンダーでスタイルの良さが垣間見えます。また、大きな猫目がとても印象的で整った顔立ちをしています。その美貌は同じ学校の女子で「柴柚葉ファンクラブ」が結成されるほど、際立っていると思われます。

『東京リベンジャーズ』の舞台となっている2005年といえば、ルーズソックスか紺のハイソックスとミニスカートを着用した、いわゆるギャルが渋谷などを中心に活動していました。当時の女子高生を忠実に再現されているのが、柴柚葉の制服姿になります。

柴柚葉の周囲には、ケンカが強い屈強な男たちがたくさんいます。その中で対等にわたっている柚葉ですが、根本は思春期の女の子で好きな人もできるお年頃でした。ここでは柴柚葉の好きな人に関する考察をしていきます。

『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編では、柴大寿を柴八戒に殺させないためにタケミチが奔走します。倒れてもあきらめず大寿に立ち向かい、柴八戒と共闘する姿に柴柚葉の気持ちが動きました。しかし、タケミチにはヒナという彼女がいます。そのため、柚葉は好きな人がタケミチであるという気持ちを打ち明けることなく、そっと自分の胸にしまい込みました。

東京卍會の中で、柴八戒とバディを組んで動いているのが三ツ谷隆です。八戒が「たかちゃん」といって慕っているのをあまり面白く思っていないようです。しかし、東京卍會のメンバーの中で一番に信頼を置ける人物であることは間違いないようです。聖夜決戦のあとの八戒との会話の中でも、「三ツ谷は兄弟のようにしか思えない。」と、はっきりと自分の気持ちを話しています。近くで話をしていた八戒から見ると、柚葉の好きな人は三ツ谷と思っていたようで、柚葉の好きな人を聞いて大変驚いていました。

柴柚葉は、東京都内と思われる住宅街で父と兄、弟と一緒に暮らしています。母親は幼少期に病気のため死亡しています。また、父親は仕事のためほとんど家に帰らないため、柚葉は3人兄弟で生活をしています。ここでは、兄・大寿、弟・八戒との関係性を考察します。

柴柚葉の兄で、BLACKDRAGONを率いているのが、柴大寿です。大寿は高校生らしからぬ屈強な身体とパワーを持ち合わせています。大寿は兄弟を愛していると言いながらも、柚葉と八戒に対して些細なミスすら許さず、日常的に暴力をふるっていました。柚葉は大寿の暴力から八戒を守るため「八戒の分の罰を自分が受ける」と大寿と約束しました。

柴柚葉にとって、八戒は守らなくてはならないかけがえのない愛すべき弟でした。しかし、八戒も自分の分まで殴られ続けている柚葉を見ていることができなくなりました。そのためクリスマスの夜に大寿が一人になるタイミングを狙って大寿を殺害しようと計画を立てました。その計画は柚葉を含めたタケミチや仲間によって阻止され、八戒は殺人犯になることなくBLACKDRAGONに勝利することができました。

柚葉は八戒のことを大切に思うがあまり、携帯電話の待ち受け画面に設定するほど、八戒のことを大切に思っているようです。また、公式ファンブックでは、好きなものとして「八戒の斜め45度の顔」と答えるほど、八戒のことが大好きなようです。そのため、八戒の携帯電話の待ち受けが三ツ谷隆なことが気に食わない様子でした。

柴柚葉は弟の八戒を守るために、兄である大寿の日常的な暴力を一身に受けることを約束しました。病気で死亡した母親に、家族を守るといったその言葉が今の柴柚葉を支えていましたが、柚葉もまだ15歳の女の子です。タケミチや三ツ矢に優しい言葉をかけられれば、我慢していた涙があふれることだってあります。自分の為ではなく、家族のためという気持ちが、柴柚葉の原動力でした。

聖夜決戦の中で、兄である大寿に向かってナイフを突き立てていた柚葉ですが、大寿に大きなダメージを負わせることはできませんでした。それどころか返り討ちにあってしまい、大けがをして意識を失ってしまいます。しかし、意識を取り戻している場面も見られ、その後の初詣も着物で参拝していたので死亡することはありませんでした。

すべてが解決した未来で柴柚葉は、モデルとなった八戒のマネージャーをしていました。ずっとそばで八戒を支え続けていた柚葉にとって、ピッタリな仕事なのかもしれません。

アニメ『東京リベンジャーズ』で柴柚葉の声優を務めているのは「小松未可子」さんです。2020年に同じく声優の前野智昭さんとご結婚され、2023年には第一子を出産されました。声優だけでなく歌手としても活躍されている人気声優である小松さんを紹介します。

小松未可子さんは1988年生まれの35歳（2023年現在）です。「みかこし」の愛称で親しまれています。所属されている事務所は声優事務所ではなく、多くの女優や俳優、モデルを有する芸能事務所「ヒラタオフィス」で、事務所の中では数少ない声優として活躍されています。競争の激しい女性声優界の中で、常に第一線を走り続ける人気実力派声優の1人でもあります。

『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編で、八戒の姉として登場した柴柚葉ですが、途中参戦ながらも高い人気を誇っています。ここでは、そんな柚葉の人気をX（旧Twitter）のポストで見ていきます。

柚葉のアクリルキーホルダーをもってカフェで「推し活」している様子です。かわいいピンクのネイルが見えていますので、もしかしたら柚葉のアクキーを持っている方は女性なのかもしれません。さすが、同じ学校の女子によってファンクラブを作られた柚葉だけあります。女性からの人気も高いことがうかがえます。

『東京リベンジャーズ』のミュージカル化が決定され、聖夜決戦編で登場する柴柚葉役は、アイドルグループ・モーニング娘の元メンバーである飯窪春奈さんに決定しました。漫画が好きな飯窪さんにとって漫画原作の『東京リベンジャーズ』への出演はとても喜ばしいことだったのではないでしょうか。また、飯窪さんのファンにとっても、「はるなん」が柴柚葉として舞台で駆け回る姿がとても楽しみになようです。

柴柚葉を表現した時に出てくる形容詞がすべて詰まっているようなポストなのではないでしょうか。強くて綺麗でかっこよくてかわいい柚葉を推したくなる気持ちは共感度が高いと思われます。

『東京リベンジャーズ』の中でも人気のキャラクター、柴柚葉について解説してきました。強くてかっこいい面もありながら、15歳の女子高生のように好きな人もできるかわいい一面もありました。原作の『東京リベンジャーズ』はすでに連載が終了していますが、これからも様々なメディアミクスが予定されています。ファンとしては様々な媒体で『東京リベンジャーズ』が楽しめるかと思うと、今から胸が高鳴ります。