【東京リベンジャーズ】一虎は死亡するのか?未来の結末を徹底考察!
東京リベンジャーズでも注目視されていたのが一虎の結末です。そのままの未来であればマイキーの手により死亡していたにもかかわらず、武道の努力により生き残る事になります。ここでは死亡する流れや、生存した一虎の未来での仲間との関係性について考察します。
羽宮一虎とは?
東京リベンジャーズは数多くの暴走族チームが存在します。その中でも主人公・花垣武道が所属するチーム「東京卍會」はとても重要なチームです。このチームを創設したのは総長のマイキーを始めとする隊長たちなのですが、実はチーム外にも創設メンバーが存在します。それが「羽宮一虎」です。しかし、ある事件をきっかけに一虎は東京卍會を抜け、作中に登場した際には敵という関係になっているのです。
羽宮一虎のプロフィール
- 誕生日:1990年9月16日
- 身長:174cm
- 体重:60kg
- 愛機(バイク):Kawasaki KH400
- 所属:東京卍會→芭流覇羅(バルハラ)
- 舞台俳優:赤澤燈
12歳の時、地元の暴走族である「黒龍」と1人で対立していました。その真実を知ったマイキーを始めとする、東京卍會総説メンバーが共に戦うと言ってくれた事から暴走族「東京卍會」が設立されます。仲間を心から信じる純粋な性格でしたが、ある日バイクを盗難しようと忍び込んだバイクショップの店員を撲殺してしまいます。この店員こそがマイキーの実兄・真一郎であったために、少年院に入ってしまった経緯があります。
東京リベンジャーズの概要
2017年に漫画家・和久井健が週刊少年マガジンで連載された作品です。現代を舞台としているにもかかわらず、タイムリープするというSFや喧嘩というアクション要素も含まれた作風となっています。過去にトラウマを抱えている主人公が過去に戻され、そこで大切な人や仲間を守る為に奮闘しながら成長していく内容はとても特徴的で、漫画だけでなくアニメや実写映画、舞台化など様々なコンテンツで公開されています。
東京リベンジャーズのあらすじ
フリーターの花垣武道は、中学時代の彼女である橘日向が弟と共に亡くなった事を知ります。その翌日、駅のホームで武道は何者かに線路へと突き落とされます。死を覚悟した武道の前にいたのは12年前の友人たちの姿でした。訳も分からない状態で武道は過去のトラウマを追体験します。ボロボロになりながらヒナの元に向かい、その帰りに弟の直人に出会います。そこで未来を伝え、現代に戻った武道は死んだはずの直人と再会するのです。
羽宮一虎は死亡する?生存の未来や結末はある?
武道たちの敵として立ちはだかった一虎ですが、彼の未来は死亡するルートと生存すルートが存在します。ここでは、なぜ一虎の未来が複数に分かれているのかをまとめていきます。本来ならば死亡する存在が、生存する未来になった場合どういった結末が待っているかも同時に考察していきます。
羽宮一虎の死亡のパターン
一虎は実は正規の結末を辿ると死亡してしまうキャラです。しかし、武道が過去を改変する事で、変わる未来を持っているキャラでもあります。ここでは一虎が死亡してしまう原因と、それに関係しているキャラについてまとめていきます。
死亡①血のハロウィンでマイキーに殺される
血のハロウィンでの結末は、武道が過去を改変しなければ必然的に起こりえる未来です。一虎は過去にマイキーの兄を殺してしまっているのですが、この時マイキーが、自分を助けてくれずに少年院に入ってしまった事を逆恨みしていました。それが敵対する原因となり、その抗争で親友の場地を殺してしまった一虎をマイキーが殴り殺してしまい、死亡してしまいます。
死亡②聖夜決戦後の未来
武道が7回目のタイムリープから帰還した未来では、マイキーの手によって東京卍會のメンバーが全員殺されるという最悪の結末を迎えています。もちろんこの未来では、一虎は場地によって生存の未来を歩んでおり、マイキーと和解していた為に東京卍會メンバーとしてカウントされています。この時の一虎は10年の刑が確定されていた為に、出所したのちに殺害されたという流れになります。
羽宮一虎が生存する現代(未来)
東京リベンジャーズのキャラクターは、武道がタイムリープする事で未来が変わる者が多くいます。その中には一虎も含まれており、変わった未来によっては死亡していたはずが生存していたという結末も存在します。ここでは一虎の生存する未来をまとめていきます。
生存①タケミチが東京卍會の大幹部になった現代
一虎の生存ルートの1つが、武道がタイムリープして6回目の現代です。ちょうど血のハロウィンを解決した後になりますが、戻って来た武道はフリーターではなく、東京卍會の大幹部になっていました。しかし、この時のマイキーも努力むなしく、闇落ちしてしまっている存在でした。戻ってすぐに稀咲の罠にはまり、千冬も死亡してしまいます。同じく、殺されそうになっていた武道を助けたのが出所して生存していた一虎です。
生存②関東事変後の現代
武道が関東事変にて奮闘した結果、未来で稀咲がいない結末が成立します。この事により、東京卍會メンバーは無事大人になっており、一虎も罪を償って出所しています。この時の一虎は、千冬が経営しているペットショップの店員となって、きちんと社会復帰までしています。しかし、他のメンバーとは異なり、梵というチームのリーダーになってしまったマイキーを心配して、武道に手助けを求めるなどの行動を起こします。
羽宮一虎は最終回でどうなった?
2022年11月16日に無事最終回を迎えた東京リベンジャーズですが、最後は東京卍會メンバーの死を全て回避する結末になっています。これにより、一虎が真一郎を殺害するという結末もなかった事になり、刑務所に入る事もありません。そんな幸せな未来では、千冬がペットショップの店長になっており、場地と共にその下で働いています。
羽宮一虎の過去やマイキーとの関係
最終回では幸せな結末が描かれた一虎ですが、その過去にはとても残酷なものが存在しています。それによって信頼していたマイキーとの関係にも大きな亀裂が入ってしまったのですが、ここではそんな一虎の過去についてまとめていきます。
ネタバレ①一虎がマイキーの兄を殺した過去
一虎は元々東京卍會創設メンバーの1人でした。しかし、作中では敵として登場しています。この理由は一虎の過去に関係しています。仲間の事を大切に思い、特にマイキーに対して崇拝のような感情を持っていた一虎は、マイキーの誕生日にかっこいいバイクをプレゼントしたいと考えます。この時、お金のない一虎は盗む決断をするのですが、盗みに入った店の店員に見られてしまい撲殺してしまいます。
皮肉な事に、その相手がマイキーの兄である真一郎だったのです。この事件がきっかけで一虎は少年院に入る事になるのですが、マイキーが助けてくると考えていたようです。しかし、実兄を殺されたマイキーが助けてくる事はなく、この事でマイキーに裏切られたと感じた一虎は理不尽にマイキーを恨むという結果になります。
ネタバレ②一虎とマイキーは和解した?
少年院から出た一虎は、マイキーを殺す為に敵対するチーム「芭流覇羅」に所属します。そして、東京卍會vs芭流覇羅の抗争でマイキーに殴り殺されそうになる一虎でしたが、場地が命をかけて守った事により、刑務所に入る事になります。その後、面会に来たドラケンからマイキーの本心を聞く事ができました。マイキーは、一虎を東京卍會のメンバーとして出てくるのを待つと伝えた事で、2人の関係は仲間に戻ったと推測されます。
ネタバレ③闇落ちしたマイキーを救いたい一虎
関東事変後の未来でマイキーは、東京卍會ではなく梵というチームのリーダーになっています。他のメンバーはマイキーの事を何とか忘れようと努力していましたが、10年間刑務所の中にいた一虎は感覚に差があり、忘れるのではなくマイキーを心配して社会復帰しながらもその動向を探っていました。
羽宮一虎の声優
武道の努力により様々な結末を迎えている一虎ですが、その魅力はアニメでも発揮されていました。一虎本人がかっこいいという部分もありますが、アニメならではの「声優」がつく事によって更に魅力が高まります。ここでは一虎の声を担当している声優についてまとめました。
羽宮一虎の声優は「土岐隼一」
一虎の声を担当している声優は「土岐隼一」です。2013年から声優活動をしているまだまだ若手の声優ですが、様々な作品で役を貰っている程その実力は高い存在です。また、声優以外にも歌手として活動しており、音楽活動にも精を出しています。
土岐隼一のプロフィール
- 誕生日:1989年5月7日
- 愛称:トッキー、トキシュン
- 出身:東京都
- 職業:声優、歌手
- 事務所:WITH LINE
小学4年生の時に、「アンパンマン」や映画「マスク」の吹替をしている人物が山寺宏一という同一人物と知り、そこから声優に興味を持ちました。その興味は成長しても持ち続け、アミューズメントメディア総合学院声優タレント学部に入学します。また、初仕事は在学中にゲームのキャラクターを演じています。
土岐隼一の主な出演作品
- ユーリ!!! on ICE(レオ・デ・ラ・イグレシア)
- アイドルマスター SideM(都築圭)
- 鬼滅の刃(清)
- オーバーロードIV(フレイヴァルツ)
- ヒューマンバグ大学 -不死学部不幸学科-(アンドレ)
声優活動として本格的に仕事をしたのは2014年ですが、その際は通行人などの名前のない役でした。しかし2015年にはダイヤのAで役を貰い、それからは様々な人気作品で役を演じ活躍しています。
羽宮一虎に対する世間での評判や人気
当初はマイキーの兄を殺害した人物でありながら、理不尽にマイキーの命を狙っている人物として、死亡しても納得と言われていたのが一虎でした。しかし、その理由を知る事により、死亡するのではなく更生して存命を望む声が多くありました。
最初から死亡する結末が付きまとっていた一虎は、多くのファンが幸せになる未来を望んでいました。しかし、マイキーの兄を殺害したという過去があるからこそ、罪を償う為の結末なのだと無理に納得しているファンも少なくありませんでした。
最終回では真一郎を殺害したという過去すらも改変した事により、幼少期のトラウマはあるものの死亡ルート自体がなくなり、東京卍會のメンバーとも平和な関係を築いています。ファンの間では「一虎が幸せな未来をゲットした!」と歓喜する声が多くみられます。
羽宮一虎には死亡と生存の未来があった
ここでは一虎の未来についてまとめていきました。武道が過去に改変を入れなければ、死亡する未来が確定していた一虎ですが、仲間を守りたいという思いで動いた武道の行動が結果として、一虎の生存未来を作り上げます。また、マイキーとも最悪な関係で終わってしまった結末が、最終回ではそのわだかまり自体が生まれない未来となった為に、仲の良い関係で終わる事ができました。
この記事のライター
遊喜
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