【転生したらスライムだった件】ガビルの強さや能力まとめ!人気の理由は?
『転生したらスライムだった件』に登場するガビルは、お調子者な一面を持ちながら、部下から頼られる存在です。ガビルの強さや能力、人気の秘密まで詳しく解説していきます。また、アニメ『転生したらスライムだった件』のガビル役を担当した声優についても紹介します。
目次
転生したらスライムだった件】ガビルとは?
ガビルのプロフィール
『転生したらスライムだった件』に登場するガビルとは、シス湖周辺の地下洞窟を根城にしているリザードマンの戦士です。ガビルは自らが率いる部下達から信頼も厚く、のちに指揮官兼研究者として高い能力を発揮します。その反面、高い自尊心から一族の首領である父アビルに認めてもらうべく、その座を奪うクーデターを起こす一面を持っています。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
『転生したらスライムだった件』は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて、原作者である伏瀬(ふせ)さんによる連載が開始された作品です。通称「転スラ」の愛称で親しまれ、2014年に書籍化、その後コミカライズされアニメや劇場版の公開がされました。ライトノベルは現在も連載が続いており、シリーズ累計発行部数2,400万部を突破しています。いわゆる異世界転生もの、というジャンルで、様々な登場キャラクターが特有の進化やスキルの獲得をしていく所も魅力の作品です。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
『転生したらスライムだった件』の主人公である37歳独身男性「三上悟」は、ある日突然通り魔に刺され命を落とした後、なぜか異世界の洞窟にスライムとして転生します。暴風竜ヴェルドラと出会う事で「リルム=テンペスト」の名を得た主人公は、様々な仲間と出会いながら魔物の町を作り始めます。途中、妨害や侵略を受けながらも、多種多様な種族を受け入れ、やがて国へと発展していく物語です。
【転生したらスライムだった件】ガビルの強さや能力・スキル
ガビルの竜戦士化
『転生したらスライムだった件』のガビルは、主人公「リムル」の覚醒進化で、「竜戦士化(ドラゴンボディ)」という強化スキルを獲得しました。当初はスキルコントロールに苦戦するガビルでしたが、開発を重ねる事で自我を保ちながらのスキル使用が可能となり強化されました。さらに東の帝国との戦争での活躍を認められ、自身の覚醒進化に伴い、「竜戦士化」が更に強化された「竜鱗鎧化(ドラゴンスキン)」にパワーアップ、更なる強さと防御力を得る事になりました。
ガビルの覚醒進化「天龍王」
『転生したらスライムだった件』のガビルは、東の帝国との戦争において「竜戦士化」による強化で自分自身の強さはもちろん部下の強さも高めます。戦争において活躍を認められたガビルは、リムルから帝国兵10万人分の魂を与えられ、覚醒進化します。その際、得た称号が「天龍王(ドラグロード)」と呼ばれ、覚醒魔王の仲間入りを果たしたのです。
ガビルの究極贈与「御調子者」
『転生したらスライムだった件』のガビルは元々名前を持っていましたが、主人公リムルから名前の上書きをされ、ドラゴニュートに進化します。その際得たユニークスキルが「調子者(ミダスモノ)」です。更にその後、水霊龍になったガビルのスキルは「御調子者(ピエロスター)」に進化します。1日に1度だけ、自分に起きる不幸をキャンセルできるというスキルにより、致命傷からも逃れる事が出来ます。
ガビルの軍隊「飛竜衆」
『転生したらスライムだった件』のガビルは、「飛竜衆(ヒリュウ)」という名の竜の軍隊を率いています。お調子物気質で危なっかしい一面を持つガビルですが、指揮官や研究者として高い能力を持ち、戦闘力の強さからも部下からの厚い信頼を得ています。また、ガビルの持つ「竜戦士化」のスキルで、飛竜衆の部下たちも竜人に匹敵する肉体強化が可能です。ただし、強さと引き換えに30分の効果制限と反動による24時間身動きがとれなくなるデメリットも持ち合わせます。
【転生したらスライムだった件】ガビルの人気の理由
人気の理由①部下からの信頼が厚い
『転生したらスライムだった件』のガビルは、明るく元気なお調子者キャラクターです。時にその性格から反乱を起こしたり、交渉がうまくいかない事もありますが、指揮官・研究者としての高い能力や頼もしい強さから、部下からの厚い信頼を得ています。そんなリーダーとして心強さがガビルの人気の理由の1つです。
人気の理由②褒めると調子に乗る
『転生したらスライムだった件』のガビルは、褒められるとすぐに調子に乗ってしまう性格の持ち主です。また、従える部下達は事あるごとにガビルを大げさに褒めたたえます。その太鼓持ちからは強さを得ますが、時に調子に乗りすぎると失敗します。ただし信頼関係があるからこその関係性であり、部下である彼らもガビルを守ろうとします。そんなユーモアあふれる性格もまた、強さだけでない人気キャラクターである理由の1つです。
人気の理由③モテたい気持ちがある
『転生したらスライムだった件』のガビルは、女性にモテたい願望を持っています。研究所にいた女性のドワーフから「トカゲは生理的に無理」と断られると落ち込む場面も見られます。のちにガビルは格上のビートホップに挑み苦戦を強いられるも、共に戦っていたスフィアからのチュー欲しさを強さに変え相手を撃破しました。モテたい願望も、健気でユーモアたっぷりなガビルというキャラクターの魅力の1つです。
【転生したらスライムだった件】ガビルとリムルやソーカの関係
ガビルとリムルの関係
「リムル」は『転生したらスライムだった件』の主人公です。オーク族との戦争後、領主から破門されてしまったガビルが、自分の命を救ってくれたリムルのもとへ訪れ、力になりたいと申し出ます。それを受け入れたリムルは、ガビルを配下として受け入れます。ガビルは、共にテンペストにやってきた自分の部下や妹を思い、それまでの失敗を挽回しようと努力します。
ガビルとソーカの関係
「ソーカ」は『転生したらスライムだった件』に登場するリザードマンの首領の娘であり、ガビルの妹です。兄ガビルは反乱を起こした後、首領の命により勘当扱いでテンペストへ送り出されます。その際、ソーカもまたガビル監視と諸国見分の任務を与えられ、共にテンペストへと移住しました。普段は冷たい態度で兄を監視する役目を全うしますが、兄のピンチには自らの命を懸けて守ろうとする兄思いの妹としての一面もあり、良い兄弟の関係を築いています。
ガビルとスフィアの関係
「スフィア」は『転生したらスライムだった件』に登場するユーラザニアの三銃士の一人です。天魔大戦編では、ガビルと共に格上の敵将ビートホップに苦戦を強いられます。ところが、戦いの途中でスフィアに褒められたガビルはモテたい願望が全開になり、更なるスフィアの「勝ったらチューしてあげる」宣言により、覚醒しビートホップを撃破しました。
ガビルの部下
『転生したらスライムだった件』に登場するガビルには、率いる部下たちも深く関係しています。ガビルのお調子者な性格に拍車をかけているのがこの部下たちの太鼓持ちです。現在は、ヤンチ・カクシン・スケロウの3名のみ名前が出ています。ガビルが登場するところにはほぼ登場し、盛り立てます。それも、普段から部下思いのガビルとそれを慕う部下たちだからこその関係性です。
【転生したらスライムだった件】ガビルの活躍や登場シーン
ガビルの登場シーン①森の騒乱編
『転生したらスライムだった件』のガビルは、リムルと同盟を結ぼうとした首領に反乱を起こし、オーク族と対峙しますが敗北し、後にオークジェネラルに追い詰められ絶体絶命のピンチに至ります。その時、ランガが登場しガビルは命を救われました。その後、首領から破門とされテンペストに送り出されたガビルは、自身の命を救ってくれたリムルの役に立ちたいと配下に受け入れてもらいます。
ガビルの登場シーン②王都生活編
『転生したらスライムだった件』のガビルは王都生活編にて、テンペストを訪ねてきた見た目は可愛らしい竜魔人「ミリム」に出会います。魔王とは知らないガビルが「チビっ娘」と呼んでしまった事でミリムが激怒し、拳の一撃で死亡寸前まで追い込まれますが、運よく所持していた試作品の回復薬で命を取り留めました。
ガビルの登場シーン③聖魔対立編
『転生したらスライムだった件』のガビルは、聖魔対立編にてゴブタや妹ソーカと共に行動していた所、グレゴリーの小隊を鉢合わせます。ガビルは、副官である二人の敵と対峙しますが、圧倒的強さで武器や魔法も使用することなく勝利します。
ガビルの登場シーン④魔都開国編
『転生したらスライムだった件』のガビルは、魔都開国編にて武闘会に参戦します。第一回戦ではランガと対決しますが、その際ガビルが得意とする水の攻撃や槍の手法は、ランガの体毛や嵐により無効化されました。相性が圧倒的に悪いランガに対し、ガビルは完敗してしまいました。
ガビルの登場シーン⑤帝国侵攻編
『転生したらスライムだった件』のガビルは、帝国侵攻編にて第三軍団を率います。飛行船団への奇襲は成功を収めるものの、魔力結界が張られた飛行船には飛竜の攻撃が効かず、魔法増幅砲の攻撃によりガビルと第三軍団は倒れてしまいます。しかし、ガビルは諦める事なく、スキル「竜戦士化」を使用することで、軍の戦闘力を強化することに成功し、見事堕落することが出来ました。
ガビルの登場シーン⑥竜魔激突編
『転生したらスライムだった件』のガビルは、竜魔激突編にて進化を遂げます。東の帝国との戦争において活躍を認められ、リムルから与えられた帝国兵10万人分の魂を使用し覚醒進化すると、伝説級の鱗とスキル「竜鱗鎧化(ドラゴンスキン)」を手に入れ、神話級の防御力を獲得しました。またこの際、ガビルは「天龍王(ドラグロード)」の称号を得ると共に、聖魔十二守護王に名を連ねる事になりました。
ガビルの登場シーン⑦天魔大戦編
『転生したらスライムだった件』のガビルは、天魔対戦編にて神智核シエルによりる能力の最適化を受けます。魔素量が大幅に上昇、更にガビルの究極贈与「御調子者」を獲得しました。また、迷宮に侵入してきた始原の七天使の一人である「ピコ」との戦闘では、「御調子者」を使用しピコの能力を抑えるなど活躍しますが、最終的にはピコの奥義が勝り、ラミリスが止めに入り実質敗北を期しました。
【転生したらスライムだった件】ガビルの声優
ガビルの声優は「福島潤」
『転生したらスライムだった件』のガビル役を務めた声優は、福島潤さんです。2018年10月にアニメ一期が放送開始、2021年には2期が2クールに分かれて公開、その後は「転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」という劇場版作品が2022年11月25日に公開しました。アニメ・劇場版とすべての作品でユニークで頼もしいガビル役を演じています。
福島潤のプロフィール
福島潤さんは、1976年9月4日生まれで、愛媛県出身の男性声優です。OVA「ロードス島戦記」に影響され、声優を目指したそうです。代々木アニメーション学院、日本ナレーション演技研究所の卒業します。その後、日本ナレーション演技研究所では講師を務め、市川太一・鈴木紗弓は教え子でした。2016年には「この素晴らしい世界に祝福を!」のカズマ役でテレビアニメ初主演を果たします。趣味はギターとビリヤードだそうです。
福島潤の主な出演作品
福島潤さんは、ファンから「島潤」の愛称で愛される人気声優の一人です。『転生したらスライムだった件』のガビル役のほかに、『パリピ孔明』オーナー小林役や、『弱虫ペダル』鳴子 章吉役、『この素晴らしい世界に祝福を!』ではカズマ役、といった幅広い多数の有名作品に出演されています。
【転生したらスライムだった件】ガビルに対する世間での評判や人気
『転生したらスライムだった件』のガビルの人気は、とにかく「カッコイイ」という理由が多く、リザードマンの姿や戦闘シーン、軍や部隊をかっこよく指揮する姿に魅了される転スラファンは多数見受けられました。
『転生したらスライムだった件』のガビルについては、カッコイイのほかに可愛いという声も多く見受けられます。明るくて、ちょっとふざけたユーモアのある性格や言動に愛らしさを感じる転スラファンも多いようです。
『転生したらスライムだった件』のガビルは、お調子者な性格で茶目っ気がありルックスにも人気がありますが、いざピンチに陥った時の力強さや部下との良好な関係を築く指揮官としての一面に魅了される転スラファンの声も多く見られました。
【転生したらスライムだった件】ガビルは人望のある強いキャラだった
『転生したらスライムだった件』のガビルは、お調子者で乗せられやすく作中でも笑えるシーンが多い転スラファンに根強い人気を誇るキャラクターです。しかし、一方で仲間思いで周りからの信頼も厚く、軍の指揮官としても高い能力を発揮します。また、「竜鱗鎧化」「御調子者」といった能力を発揮し、高い戦闘能力を披露しています。小説の連載はもちろん、アニメ3期を待ち望む転スラファンも多く、「水霊龍」へと進化を遂げているガビルのこれからの活躍に注目です。
この記事のライター
gumiworks08
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