【るろうに剣心】刀狩の張の実写キャストがかっこいい！原作との違いはある？

刀狩の張とは志々雄真実直属の精鋭部隊・十本刀に所属する沢下条張の異名であり殺人奇剣を収集している趣味があることと、それらを用いて殺戮を楽しむ性格であることからその名がつけられています。ここでは刀狩の張のプロフィールをまとめていき、同時に『るろうに剣心』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

刀狩の張及び沢下条張は十本刀に所属する剣士で刀剣蒐集に没頭している奇人です。金髪を真上に高く整えている特徴的な容姿をしており『ホウキ頭』と呼ばれることもしばしばあります。赤子を斬ることすら躊躇しない残忍さを持つ反面、陽気で社交的な側面を持っており意外に義理堅い性格をしています。

るろうに剣心は和月伸宏によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。明治維新の日本を舞台に主人公が殺戮の過去とどう向き合うかを描いた時代劇であり、ジャンプらしからぬ時代設定や力強いバトル描写が話題を呼び一躍人気作品となりました。2020年10月時点でシリーズ累計発行部数は7200万部を突破しており、アニメ化や実写映画化といった媒体でも盛り上がりを見せています。

幕末の時代に要人暗殺を生業にして生きてきた緋村剣心は、周囲から人斬り抜刀斎と呼ばれ恐れられるほどの剣士として名を馳せていました。それが明治維新によって時代が変わると、人を斬り捨てない不殺を誓って新しい生き方を求めて旅を始めます。その旅路の果てに剣心が過去に関わってきた人物や剣心の命を狙う暗殺者たちと戦うことになると、そこで剣心は過去の経験や葛藤と向き合い自らの正義を見つけようとします。

原作漫画が世界的に人気を博していくと、るろうに剣心を題材に様々なメディアミックスが展開されるようになり、その内の1つとして2012年に実写映画版が公開されるようになりました。そこで刀狩の張が登場すると実写キャストの活躍がかっこいいと話題を呼びました。ここでは刀狩の張の実写キャストについてまとめていきます。

刀狩の張を担当したキャストは三浦涼介さんです。1987年2月16日東京都生まれ、血液型B型、身長181cm、現在はジュデコン事務所に所属しています。小学6年生の頃からオーディションと通じて芸能界デビューを果たしており、海外の血を引いたイケメンルックスと高身長を活かして様々な作品に出演してはその名を広めています。

三浦涼介はナイーブの性格をしており自己主張することが苦手とされています。『仮面ライダー〇〇〇』にて渡部秀と共演した際は正反対な性格だったことから一時期不仲になり、撮影シーズン中によく喧嘩したり距離を置いていたそうです。現在では本音でぶつかり合える関係に修復しており互いに相棒のような間柄だと語っています。

父親は俳優の三浦浩一、母親はタレントの純アリスです。三浦涼介は2人の間に産まれた三男で、次兄の三浦孝太も俳優経験の持ち主で家族のほとんどが芸能界に関わっている家系となっています。

三浦涼介は学歴について正式な情報を公開していませんが、ネット上の噂では高校に進学していない説が濃厚になっています。小学6年生の頃から芸能界デビューしている経歴を持っているため、当時から俳優業1本に将来を据えていたのかもしれません。

三浦涼介によって刀狩の張が演じられると、実写映画を見たファンからキャストがかっこいい、アクション演出が良いと多数の高評価を受けました。しかし、一部のファンからは原作と違い過ぎるという意見も寄せられていたことも事実です。ここからは刀狩の張の実写と原作漫画の違いについてまとめていきます。

1つ目の違いはビジュアルの違いです。原作に登場した刀狩の張は悪党としての一面を含んだ見た目をしていますが、実写映画版ではまるでつぶらな瞳を持つ好青年のようなイケメンビジュアルに変わっています。ただし、このことについて原作の方が良かったという意見はあまり出ておらず、むしろ実写映画の方が好きだという意見が寄せられています。

2つ目の違いは薄刃乃太刀による戦闘シーンがないことです。薄刃乃太刀とは刀狩の張が持っている刀の1つで、彼のお気に入りである新井赤空が作った数メートルの長さと鞭のようなしなやかさを誇る刀です。原作漫画ではこの武器で戦う描写が描かれていましたが、実写映画版ではこのシーンが省かれています。

3つ目の違いは刀狩の張が死亡していることです。原作漫画では刀狩の張が死亡する描写は一切描かれていませんが、実写映画版ではストーリーの一部が改変されており、刀狩の張は雪代緑によって殺害され袋に入れられるシーンが追加されました。改変とは言え、まさかの死亡シーンにファンからは驚きの声が続出する事態になりました。

ここからは刀狩の張の実写キャスト・三浦涼介の出演作品についてまとめていきます。三浦涼介は2002年より俳優としてデビューしており、『超星艦隊セイザーX』や『仮面ライダー〇〇〇』などでレギュラーを獲得するほどの実績を持っている有名俳優の1人として知られています。ここでは全国的にファンを持つ三浦涼介が活躍してきた作品について、ドラマ、映画、舞台の3つに区分して紹介していきます。

ここからは刀狩の張の声優キャストについてまとめていきます。るろうに剣心は1996年にアニメ版が公開されており漫画を読まないファン層を取り込むきっかけを生み出しました。そこに刀狩の張の活躍もしっかり描かれていると、声優の演技が加わったことでより奇抜的なキャラクターに仕上がっています。

刀狩の張を演じた声優は福本紳一さんです。本業が俳優でありテレビドラマや舞台演者として活動することがほとんどです。声優としてはるろうに剣心を除くと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』と『発明BOYカニパン』の2作品のみ出演しています。

これまで刀狩の張の実写キャストや原作との違いなどについてまとめてきましたが、実写映画版での刀狩の張に対してるろうに剣心ファンたちなどのような印象を抱いているのでしょうか？ここでは刀狩の張の実写キャストに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

実写映画版るろうに剣心を視聴したファンは三浦涼介が演じた刀狩の張に好印象を抱いている人がとても多かったです。見た目がカッコよくなった刀狩の張に衝撃を受けた人がいたり、アクションシーンで興奮した人がいたりと、様々な感想内容が寄せられていました。

一部の人からは刀狩の張に三浦涼介はもったいないと言われていました。刀狩の張は主演キャラクターではなく、他の主演キャラクターに三浦涼介を当てればポテンシャルをもっと活かせたのではないかといった意見などが散見されました。

実写映画版で刀狩の張が死亡した時はネット上で大きな話題になっていたそうです。検索予測でトップに出てくるほど多くの人から意見が寄せられており、原作と違う展開に異議を唱える人や、実写版としては面白いから良いと語る人とで二極化していました。

三浦涼介によって演じられた刀狩の張はイケメンな容姿やキレのあるアクションなどが評価されておりファンからも好印象を受けていました。実写映画版では衝撃的な死亡シーンが公開されたりもしましたが、まだ内容をしっかり確認できていないという人はぜひ実写版るろうに剣心をチェックしてみてください。