【おそ松さん】アニメ1期から3期までの最終回あらすじまとめ!世間の感想も
『おそ松さん』は2022年までに3期まで放送されており、1期から3期までの最終回は直前の話も含めて印象的な内容になっています。本記事では『おそ松さん』のアニメ1期から2期までの最終回について、直前の話も含めたあらすじや世間の感想などをまとめました。
目次
【おそ松さん】とは?
『おそ松さん』は2021年までに1期・2期・3期が制作されて、他メディアミックスも含めて大人気となった作品ですが、企画が始まる段階ではどのようなスタイルで放送するかという悩みがありました。そんな『おそ松さん』と原作である『おそ松くん』の関係や作品概要などを紹介します。
おそ松さんとおそ松くんの関係
赤塚不二夫さんとフジオ・プロが作者を務める『おそ松くん』は、1962年から1969年に『週刊少年サンデー』で連載された漫画で、1966年から1967年にかけてアニメ第1作、1988年から1989年にかけてアニメ第2作が放送されました。そんな赤塚不二夫さんが2015年に生誕80周年を迎えるにあたって、『おそ松くん』のリメイク企画が構想されていましたが、夕方の放送枠が取れずに暫く企画が流れていました。
そこで企画を担当していたスタジオぴえろが以前にアニメを担当した『しろくまカフェ』の成功例をモデルにして、『おそ松くん』の六つ子をイケメンにしながら人気声優が声をあてる案を思い付きます。一度は株式会社フジオ・プロダクション代表取締役社長の赤塚りえ子さんは難色を示しましたが、赤塚不二夫本人なら快諾すると考え、企画を承認しました。そうして制作されたのが『おそ松さん』です。
おそ松さんの概要
『おそ松さん』は2015年から2016年にかけて第1期が放送されたstudioぴえろ制作のテレビアニメです。『おそ松くん』の六つ子が成長して大人になって、現代に合わせたギャグやブラックユーモア、下ネタなどを展開していきます。時事ネタなどを反映した話と人気声優が声を担当したことで人気を集め、2017年から2018年に第2期、2020年から2021年に第3期が制作されました。
また、2019年3月には映画『えいがのおそ松さん』、20222年7月には映画『おそ松さん〜ヒピポ族と輝く果実〜』が公開され、2023年にも劇場版の航海が予定されています。さらに、Snow Manを主演とした実写映画や舞台化など、様々なメディアミックスも行っており、幅広いファンを集める作品になっています。
おそ松さんのあらすじ
松野家のおそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の六つ子は、20歳になっていましたが、仕事をせずに家出ダラダラと過ごすニートになっていました。そんな仕事にも女性にも縁がない六つ子の元に、憧れの存在であるトト子や騙し騙される関係のイヤミ、おでん屋のチビ太といった面々が絡んできて、日常を送ったり、大きな事件に発展していったりします。
【おそ松さん】アニメ1期から3期までの最終回あらすじ
『おそ松さん』は『おそ松くん』を原作にしているものの、成長した六つ子を描いているため、アニメの話は全てオリジナル展開になっています。その中で1期・2期・3期の最終回はそれぞれ全く違う内容になっており、ファンの間でも様々な感想が出ています。そんな『おそ松さん』の1期・2期・3期のあらすじや内容について紹介します。
アニメ1期の最終回あらすじ
『おそ松さん』の1期の第24話「手紙」のあらすじとしては、おそ松以外の兄弟が次々と自立していき、チョロ松は書いた手紙をポストへ入れに行き、家に残ったおそ松の元に一通の手紙が届くところで次回に続きました。それを受けて最終回となる第25話「おそまつさんでした」では、チョロ松が送ろうとしてた手紙が燃えて届けられなかったことが発覚します。一方、おそ松に届いた手紙には「松野家センバツ出場」と書かれていました。
それを見たおそ松は家を出て行った兄弟の元へ行き、就職や自立をしている場合ではないと、再び六つ子を集結させます。センバツの内容とは野球のセンバツだったようで六つ子は優勝を目指していく、というのが主なあらすじです。内容は通常通りの『おそ松さん』の話らしくなっており、第24話が壮大な前振りになっていました。ただし、初の最終回であったことから、ファンの感想としては賛否が分かれています。
アニメ2期の最終回あらすじ
『おそ松さん』の第2期の第24話「桜」のあらすじとしては、六つ子の父親である松造が倒れて、六つ子は今後の人生を考えながらバイトや就職をしていきます。しかし、そのせいで六つ子がバラバラになってしまい、おそ松はそれに対して悩む中、他の5人を集めて何かを打ち明けようとしたところで次回に続きました。それを受けて最終回となる第25話「地獄のおそ松さん」ではおそ松が何か言う前に強烈な衝撃を受けます。
それは第24話で、宝探しにでかけていたイヤミが乗った飛行機が松野家に墜落した衝撃で、六つ子とイヤミは死亡してしまいます。さらに、閻魔大王と聖澤庄之助の判決によって全員地獄送りにされてしまう、というのが主なあらすじです。2期でも前回から続く話ですが、冒頭から死亡して全く異なる内容となっています。ただ、地獄にはそれまでの話に登場したキャラが再登場しており、終盤には熱い展開もあります。
アニメ3期の最終回あらすじ
『おそ松さん』の3期台24話Aパートの「帰ってきた新おそ松」のあらすじとしては、3期1話に登場した新おそ松達が出所して、自分達を降板させたおそ松達六つ子との死闘を繰り広げるという内容でした。それを受けて最終回となる第25話「ひま」では、前回で最終回らしい展開をしてしまったことから、タイトル通り何もやることがなく暇な六つ子の姿が描かれます。
そんな中、おそ松の提案からは花見をすることになり、それぞれが酒やおつまみを調達しに出かける、というのが主なあらすじです。1期・2期の最終回では前回の前振りから話が一気に変わるという内容でしたが、3期の最終回は通常回と変わらないようなゆったりとした話になっています。日常回で締めるというのは、ある意味で最終回らしいという感想も出る終わり方でした。
【おそ松さん】2期の最終回でおそ松が言おうとした内容
『おそ松さん』の最終回の中でも2期の最終回については、24話の前振りでおそ松が他の兄弟に対して何か言おうとしており、その内容が何だったのかという考察がファンの間で議論されています。そんな『おそ松さん』の2期の最終回におけるおそ松のセリフの内容について、考察などを紹介します。
おそ松が言おうとしたセリフははっきり描かれなかった
『おそ松さん』の2期の第24話では六つ子がバラバラになってしまうことに不安や物足りなさを感じるおそ松が何か言おうとして、六つ子を集めています。しかし、最終回の第25話では何かセリフを言う前に飛行機が松野家に落ちてしまうので、おそ松が何を言おうとしたのかという直接的なヒントはありません。そのため、ファンの間では直前の第24話の内容や2期全体からセリフを考察しています。
おそ松が言おうとした内容①俺達はまだDT
おそ松が言おうとした内容の候補その1は「俺達はまだDT」です。2期最終回の25話で地獄に落ちたおそ松は、六つ子が全員DTだったことを唐突に思い出したと言います。そのことから、六つ子を集めた時に言いたかったのは童貞に関する内容だったのではないかと考察されています。この発言はチョロ松からツッコミを受けていますが、童貞を捨てたいという意思のおかけで六つ子は再起して地獄を脱出するきっかけになりました。
おそ松が言おうとした内容②ちゃんとすることは俺たちらしくない
おそ松が言おうとした内容の候補その2は「ちゃんとすることは俺たちらしくない」です。アニメ2期ではちゃんとするというセリフが複数回出てきており、第24話の内容も父親が倒れたことをきっかけにちゃんとしようと六つ子が動き始める話でした。その状況に疑問を感じていたおそ松が言いたかったセリフとして、これまでの六つ子らしさを取り戻して欲しいセリフだった可能性が考察されています。
おそ松が言おうとした内容③これでいいのだ
おそ松が言おうとした内容の候補その3は「これでいいのだ」です。赤塚不二夫さん原作の『天才バカボン』のバカボンのパパの有名なセリフであり、『おそ松さん』の中では同じ赤塚不二夫さん原作の作品を思わせるセリフやシーンが出てくることがあります。おそ松がそのセリフを言うのは、バラバラになっていた六つ子が久しぶりに集結できて、いつも通りの日常を送れる意味になると考察されています。
【おそ松さん】アニメ4期製作の可能性や放送日
『おそ松さん』は3期まで続づいて劇場アニメや実写化が行われるほど成功を収めている作品ですが、3期の締め方や続編がテレビアニメではなく劇場版だったことからアニメ4期の可能性について心配する声も挙がっています。そんな『おそ松さん』のアニメ4期が放送される可能性について、現時点でわかる情報を紹介します。
おそ松さんアニメ4期製作の可能性
『おそ松さん』のアニメは1期から2期が約1年、2期から3期が約2年半の期間が空いていますが、2期と3期の間には『えいがのおそ松さん』が公開されているため、約1年単位で何らかの新作が制作されています。そして、3期が終わった2021年以降にも、2022年に劇場版の新作、2023年に同じく劇場版の公開が予定されています。そのため、テレビアニメに限らなければ今後の展開が保証されている状態です。
ただ、2期と2期の間に挟まれた劇場版1回のみであるのに対して、3期終わりの新作は2作品連続で劇場版になっているため、4期が制作されないのではないかという不安になる感想も出始めています。『おそ松さん』の4期が制作されるかどうかの可能性について、他アニメの続編製作において重要になる要素を見て行きましょう。
4期製作の可能性①円盤売り上げ
アニメの続編が制作されるかどうかについて、DVDやブルーレイなどの円盤の売り上げがある程度参考になると言われています。実際に正確な数値がわかるわけではありませんが、『おそ松さん』については1巻販売時点の集計で、1期が114,295枚、2期が13,601枚、3期が2,855枚であったという情報が出回っています。爆発的な人気だった1期の売り上げは凄まじく、続く2期もアニメの円盤としては売り上げがある方です。
しかし、3期の円盤売上は大幅に減少しており、その点も4期の製作が危ぶまれる原因となっています。ただし、約2,800枚という売り上げ枚数は昨今のアニメ円盤だと極端に悪い結果ではなく、同じくらいの売り上げでもネット配信や原作の人気からアニメの続編が制作されたパターンがあります。そのため、アニメの円盤売り上げは減少しているものの、4期の可能性がなくなるほどではないという状況です。
4期製作の可能性②原作ストック
アニメの続編が制作できない事情として、原作漫画や小説のストックがない点が挙げられますが、『おそ松さん』は『おそ松くん』を原作としたオリジナルアニメであるため、原作ストックで続編が制作されなくなる可能性はほぼありません。話の中では流行りや時事ネタを取り入れるスタイルであるため、ネタ不足で悩む可能性は低いと推測できます。
4期製作の可能性③その他の売り上げ
アニメの続編は円盤以外の売り上げも影響してくると書きましたが、『おそ松さん』には原作がないものの、コミカライズや小説などの書籍は多数販売されています。また、定期的に公式からグッズ販売も行われており、コラボ商品が販売される際には未だにファンから話題を集めています。円盤以外の売り上げについても正確な売り上げ額は発表されませんが、4期に悪影響を及ぼすような状態ではありません。
おそ松さんアニメ4期の放送日はいつになる?
『おそ松さん』は2023年に公開予定の劇場版の第2弾が控えているため、4期が放送される場合は、2024年以降になる可能性が高いと推測できます。また、『おそ松さん』には公式ファンクラブがあり、そのファンクラブの4期の決定が2023年6月に会員メールで送付されています。ファンクラブの4期ではありますが、アニメに繋がる可能性があり、直近で4期が発表される可能性もゼロではありません。
【おそ松さん】最終回に対する世間での評判や人気
ここでは『おそ松さん』の最終回について世間での評判や人気を紹介します。最終回を迎える度に寂しさを感じるファンが多くいますが、最終回らしい様々な演出を楽しめることもあって、2期以降はどんな終わり方になるか期待する感想も見られました。
『おそ松さん』1期の最終回については、面白いという感想と困惑する感想に分かれていました。最終回前の24話が今までにないシリアスな内容であり、1期としては初めて話が次回に続く内容であったことから、予想外の展開に驚く人もいたようです。一方で、シリアルな雰囲気を吹き飛ばす『おそ松さん』らしい展開に喜ぶ声もあり、六つ子の野球のユニフォーム姿が可愛いなど、好意的に最終回の内容を受け取る人もいたようです。
『おそ松さん』2期の最終回については、感動を覚えたという感想が複数見られました。1期の最終回で内容が大きく変わる展開には慣れていたことから、初見でない限りは困惑する人も減っていました。その一方で、24話のシリアスな内容から六つ子らしいやり取りや今まで登場したサブキャラ達が協力してくれる展開に感慨深さを感じる人がいて、文字通り最終回らしい話だったと思う人がいるようです。
『おそ松さん』3期の最終回についても、感動したという感想を残した人が多数見られました。話としては六つ子が暇を持て余すだけですが、1期・2期の最終回よりも通常の『おそ松さん』らしい雰囲気があって、こちらの方が好きだという人もいるようです。また、最終回で敢えてこれからも日常が続いていくような締め方をしていることから、『おそ松さん』の世界は変わらずにいてくれることに感慨深さを感じる人もいるようです。
『おそ松さん』の4期の可能性について、3期の締め方や劇場版での展開が続くことから期待できると考える感想が出ていました。アニメの続編は確約できるわけではないものの、3期の最終回の日常が続く終わりはまだ描ける内容があると考えて良いと取る人もいるようです。また、新作の劇場版も1年単位で公開されたり、ファンクラブの更新があったりする点も4期に繋がる可能性として期待できる要素だとファンは思っています。
【おそ松さん】最終回は面白いと話題だった
『おそ松さん』は1期・2期・3期と順調にアニメの続編が制作されており、それぞれの最終回では『おそ松さん』らしさを感じられる内容になっています。円盤の売り上げは1期から減少を続けていますが、それでもある程度の売り上げは保っており、関連グッズも未だに買い求められていることから、4期の可能性は十分にあり得ると期待するファンは多くいます。2023年公開の劇場版新作を待ちつつ、今後の情報を待ちましょう。
この記事のライター
十文字猛
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