【推しの子】有馬かなの声優キャストは潘めぐみ!代表作や担当キャラも
『推しの子』に登場する天才子役、有馬かなをテレビアニメ版で演じたキャストは声優の潘めぐみさんです。目まぐるしい展開を見せる『推しの子』で、重要な立ち位置である有馬かなを熱演する潘めぐみさんは、どのような声優なのでしょうか。本記事で代表作などについて解説します。
目次
有馬かなとは?
まずは『推しの子』にて、天才子役として登場した有馬かなについてそのプロフィールを紹介します。また、『推しの子』の作品概要と簡単なあらすじも解説しますが、展開の激しい作風上、若干のネタバレも含みますので閲覧はご注意ください。
有馬かな(重曹ちゃん)のプロフィール
有馬かなは初登場時、「10秒で泣ける天才子役」と評判の少女子役としてアクアの前に現れました。アクアの双子の妹ルビーが、この二つ名を「重曹を舐める天才子役」と言ったことから、『推しの子』ファンの間からは「重曹ちゃん」と呼ばれることもあります。有馬かなは当初、天才子役と周囲から脚光を浴びる中で大人に対しても高飛車な性格をしていましたが、高校生となって役者を続けていく中で、謙虚さを身に着けるようになりました。
【推しの子】の概要
『推しの子』は2020年より『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の漫画作品です。原作は赤坂アカ氏、作画は横槍メンゴ氏が担当しています。赤坂アカ氏の代表作『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』連載中にスタートしています。本作は転生などのファンタジー設定もありながら、現代の芸能界や芸能活動を扱った作風が人気を博しています。コミックス累計発行部数は700万部を突破、さらに2023年4月からはアニメ放映も開始されています。
【推しの子】のあらすじ
地方の病院に勤務する産婦人科医ゴローは、かつて自身を慕っていた患者の少女さりなの影響で熱心なアイドルオタクとなっていました。ある日、病院に妊婦が来院しますが、その女性はゴローの「推し」のアイドルである「B小町」のセンター星野アイその人です。双子を授かったアイは、アイドルを続けながら子供も産みたい、と決意しゴローに打ち明けます。推しのアイドルの大きな秘密を抱えたゴローは、病院の外で不審な人物に襲われ、崖の下に転落してしまい物語は大きく転換するのでした。
有馬かなのアニメ声優は潘めぐみ
アニメ『推しの子』で、天才子役有馬かなを演じた声優は潘めぐみさんです。子役時代にアクアと出会った有馬かなは、高校生となってアクアと再会し、ルビーたちとも深く関わっていくこととなります。ここからはアニメにて重曹ちゃんこと有馬かなを熱演した声優、潘めぐみさんについて詳しく解説します。
潘めぐみのプロフィール
- 名前:潘めぐみ(はんめぐみ)
- 誕生日:6月3日
- 出身地:東京都
- 所属:アトミックモンンキー
潘めぐみさんはアトミックモンキー所属の女性声優です。2011年放映『HUNTER×HUNTER』での主人公ゴン=フリークス役を代表作として、数々の作品に出演している人気女性声優です。幅広い演技力で、明るい少年役から美少女役、特撮ヒーローなどもこなしています。
潘めぐみの経歴
潘めぐみさんは1989年6月3日に東京都で生まれました。声優デビュー作品であり代表作は『HUNTER×HUNTER』(第2作)のゴン役で2011年となります。同年には『ちはやふる』で花野菫役も演じ、翌2012年に日本大学芸術学部を卒業しています。その後は2014年の『ハピネスチャージプリキュア!』の白雪ひめ(キュアプリンセス)、2015年『俺物語!!』の大和凜子など、途切れることなく人気作品で声優として出演を続けています。
潘めぐみと母の関係
潘めぐみさんは同じく声優の潘恵子さんの娘です。潘恵子さんは『機動戦士ガンダム』のララァ・スン、『聖闘士星矢』の城戸沙織(アテナ)、『美少女戦士セーラームーン』のルナなど多く人気作の主要キャラを演じています。恵子さんは『HUNTER×HUNTER』でめぐみさん演じるゴンの育ての親であるミト役を演じており、親子役で親子共演を果たしています。他の作品でも恵子さんの役をめぐみさんが引き継ぐなどかかわりも多く、恵子さんがめぐみさんに演技指導することもあるようです。
有馬かなのアニメ声優・潘めぐみの代表作や出演作・担当キャラ
続いては、『推しの子』で有馬かなの声優を担当した潘めぐみさんのその他の代表作について、その声優担当キャラクターを4人、解説していきます。潘めぐみさんは声優として、これまでどのようなキャラクターで出演してきたのでしょうか。
キャラ①HUNTER×HUNTER(ゴン=フリークス)
『HUNTER×HUNTER』は2度アニメ化されており、主人公のゴン=フリークスは1作目は竹内順子さん、2作目で潘めぐみさんがそれぞれ演じています。アニメ2作目の制作にあたり、ゴン役のオーディションには100人以上の参加者がいたものの、満場一致で潘めぐみさんが選ばれました。潘めぐみさんは『HUNTER×HUNTER』原作のファンで、ゴン役に選ばれた際は涙を流し喜んだとのことです。
キャラ②シュタインズ・ゲート ゼロ(椎名かがり)
続いて紹介する潘めぐみさんが演じたキャラクターは、『シュタインズ・ゲート ゼロ』に登場する椎名かがりです。原作であるゲーム版に引き続き担当声優となっています。椎名かがりはβ世界線の未来にて起こった第三次世界大戦の戦争孤児となり、椎名まゆりの養女として育ったキャラクターです。また、潘めぐみさんは椎名かがりとして、作中歌『星の奏でる歌』を透明感のある歌声で歌いあげているとファンから強く支持されています。
キャラ③ちはやふる(花野菫)
続いて紹介する潘めぐみさんの出演作品は、『ちはやふる』です。潘めぐみさんは『ちはやふる』に花野菫役で出演しています。潘めぐみさんが担当した花野菫は綾瀬千早たちと同じ瑞沢高校に通う高校生で、学年は千早の一つ下です。花野菫は当初、容姿端麗な真島太一目当てでかるた部に入部しますが、太一への思いを通して、徐々にかるたにのめり込んでいきます。恋愛体質ですが真っすぐで努力家な一面を持つキャラクターを、潘めぐみさんが好演しています。
キャラ④双星の陰陽師(化野紅緒)
最後に紹介する担当キャラクターは『双星の陰陽師』の化野紅緒です。本作のヒロインである化野紅緒は、陰陽師の名門化野家の娘で陰陽師としてケガレを祓う力に秀でています。当初は主人公の焔魔堂ろくろと反発していましたが、やがて力を合わせ成長していく過程を、潘めぐみさんが演じています。口数の多いキャラクターではありませんが、セリフの間や息遣いで心情が現れていると評価されています。潘めぐみさんの声優としての高い実力が見える作品です。
有馬かなの名言
ここからは再び『推しの子』に戻り、重曹ちゃんこと有馬かなについて見ていきましょう。有馬かなが放った名言を4つ、作中のシーンとその背景を踏まえ解説します。
有馬かなの名言①「アンタの推しの子に…」
アンタの推しの子になってやる
出典: meigenmeikan.com
一つ目の名言は有馬かなが新生「B小町」のステージで、アクアに向けて放ったものです。無名ながらも圧倒的ルックスでファンを獲得していくルビー、すでに人気ユーチューバーとして実績のあるMEMちょと比べ劣等感を抱く有馬は、パフォーマンス中もなかなか自分を見てもらえないと悩みます。そんな中、客席に無表情でサイリウムを振るアクアを見つけた有馬は思わずふき出し、そんなアクアに見てもらおうと決意を固めたのが、タイトルを絡めた上記の名言です。
有馬かなの名言②「アンタはいつも私を…」
アンタはいつも私を変にさせる
出典: meigenmeikan.com
二つめの名言は、作中の人気漫画『東京ブレイド』の2.5次元舞台での有馬のモノローグのセリフです。子役から芸歴の長い有馬は、舞台上ではどんな役者の演技にも上手く合わせることができ、自分が目立つことよりも作品全体を良くしようと努めています。しかし、有馬の本気の演技を見たいと思った出演者の総意を汲み取り、アクアはアドリブを仕掛け、自然と有馬に注目が集まるよう仕向けました。その意思を汲んで、本気の演技に振り切った有馬かながこの名言を放ちます。
有馬かなの名言③「ごめんなさい出来ません…」
ごめんなさい出来ません、私好きな人が居るんです
出典: meigenmeikan.com
アイドル『B小町』がルビーを中心に売れていく中、有馬かなは本来求めていた役者としての活躍ができずにいました。焦る有馬は仕事につなげるため、人気映画監督のシマカンこと島政則と知り合います。彼に気に入られ、仕事を手にしようと部屋に誘われた有馬が放ったセリフが上記の名言です。疎遠になっても、どうしても有馬はアクアが好きで、そのことをシマカンに話した正直な内面の吐露でした。誘いを断られたシマカンでしたが、怒ることなく有馬に仕事を振ろうと言います。
有馬かなの名言④「私の事推すなら…」
私の事推すなら今の内よ
出典: meigenmeikan.com
最後に紹介する名言は、有馬がアクアに向けて放ったセリフです。アイドルとなった有馬とのスキャンダルを恐れ、意図的にアクアが避けていたと知った有馬は、自身がアイドル『B小町』を近いうちに辞めることをアクアに告げます。上記はその場面でのセリフです。有馬は、アクアの自分に対する態度の意味を理解し、安心し元気を取り戻した様子が表れた名言です。
有馬かなの声優に対する世間での評判や人気
有馬かなの声優は、潘めぐみさんが非常に合っているというファンの意見が多くみられます。声が高めで可愛く、高飛車な演技が上手いといった意見もSNSに上がっています。そのほかSNSを見てみると、原作ファンからも重曹ちゃんのイメージと合っているという感想が多く見られます。
数々の人気作品に出演している潘めぐみさんは、多くのファンを抱える声優です。『推しの子』の作品そのものやキャラクター人気ももちろん高いのですが、潘めぐみさんを推しているファンの指示も高く、SNSで評価の高い投稿が目立ちます。
潘めぐみさんが声優を務めた『HUNTER×HUNTER』のゴンと、有馬かなとのキャラクターのギャップに驚く意見もSNSで非常に多く投稿されています。ゴンという元気な少年キャラと、役者でアイドルの重曹ちゃんこと有馬かなとは性別も性格も違いますが、潘めぐみさんの演技力で見事にキャラを表現しているという感想を持つファンが多くいます。
有馬かなの声優は潘めぐみだった
重曹ちゃんこと有馬かなを演じた声優は、潘めぐみさんでした。代表作のゴンとは全く異なるキャラクターを見事に演じており、『推しの子』のファンからも高い支持を受けています。物語に大きく絡み、重要な役回りを果たす有馬かなは、今後も多くのファンから活躍が期待されているキャラクターです。
この記事のライター
PP西村
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