【ワンピース】ステルスブラックはサンジのレイドスーツ？強さや能力を紹介

『ワンピース』に登場するキャラクターの"サンジ"が使用するレイドスーツである"ステルスブラック"には様々な謎が存在しています。ここではステルスブラックとなどういった物なのか、また使用するサンジのプロフィールについて紹介していきます。

『ワンピース』のサンジと関係のあるステルスブラックという名称は、サンジがレイドスーツを使った際に変身した姿に付けられた名前です。ステルスブラックの登場シーンでのサンジは、ステルスブラックを使用する事を拒否していたりとあまり良い印象を持ててない能力となっています。

ルフィが設立した海賊団である"麦わらの一味"の料理人の役割を担っている"サンジ"は、物語序盤では詳しい過去が謎に包まれていました。物語が進行する過程で本名が"ヴィンスモーク・サンジ"である事が明かされて、ホールケーキアイランド編ではサンジの過去に関する謎やステルスブラックを入手する事となった理由等が解明されます。麦わらの一味の中では、ルフィやゾロに次いで戦闘力の高いキャラクターとなっています。

"ジェルマ66"とはヴィンスモーク家が主軸となっている主に科学力を活かした能力を使用する軍隊の名称となっています。ジェルマ66は北の海のジェルマ王国に属している軍隊であり、"戦争屋"とも呼ばれることがあります。ジェルマ66はサンジの過去の謎に関係するホールケーキアイランド編で登場します。

ステルスブラックの所持者であるサンジが登場するバトル系の少年漫画である『ワンピース』は、バトルの要素だけではない色々な魅力の詰まった作品と評価されています。週刊少年ジャンプで連載が始まった『ワンピース』は、迫力のある戦闘シーンも人気が有りますが、キャラクターとの友情や物語の謎の解明などと言った『ワンピース』の世界観にも絶大な人気が存在している作品となっています。

『ワンピース』に登場する主人公で後に"麦わらのルフィ"と呼ばれる海賊となる"モンキー・D・ルフィ"は、赤髪海賊団の船長である"シャンクス"に憧れた事を理由に海賊となります。ルフィは謎の多いお宝であるワンピースを獲得して海賊王となる事を目標に冒険に出発します。ルフィの過ごしていたフーシャ村から旅立ったルフィは様々な仲間との出会いを通じて、麦わらの一味と呼ばれる海賊団を作成しました。

サンジの使用するステルスブラックには、ジェルマ66の科学力によって様々な能力を発揮できるようになります。サンジはステルスブラックに頼る事で自身が強化されるのを嫌う事を理由として使用を避けていましたが、それ程に確実な強さを秘めていると考えられています。ここからは謎の多いステルスブラックの強さや使用できる能力について紹介していきます。

ステルスブラックの能力の一つには"透明になれる"という能力が存在しています。この透明化という能力は、スリラーバーク編で登場したスケスケの実と似たようなもので、サンジが強く憧れていた能力である事も分かっています。透明化の能力を使用する事で視界から外れて接近し、サンジの得意な攻撃である足での物理攻撃を当てやすくなる効果を持っています。

ステルスブラックの能力では、ジェルマ66の科学の力で移動速度を上昇する事を可能としています。サンジ自身の能力である空中での移動や、蹴る時の足技にも速度を乗せる事が出来る能力な為、サンジの能力を底上げしてくれる能力となっています。

ステルスブラックの特徴的な外見の一つとなっている大きなマントには、非常に優れた耐久性を理由にサンジの防御面をカバーしてくれる能力となっています。サンジは基本的に近接戦闘をする為、敵の物理攻撃を受けやすい傾向にあります。実際の戦闘シーンでは家ごと吹き飛ぶ威力の攻撃を受けても、大きなダメージを受けている様子が無い事から強力な盾として活躍する能力である事が分かります。

ステルスブラックはサンジのトラウマがあるヴィンスモーク家が指揮を執るジェルマ66と関係のある科学兵器です。サンジ自身作中でも科学の力で強くなる事には嫌悪感を示していて、ステルスブラックを手放そうとしているシーンも登場する程です。そんな存在に謎の多いステルスブラックの登場シーンや作者がステルスブラックを出した理由に関する考察について紹介していきます。

ホールケーキアイランド編では、ルフィが起こした騒動を理由にビッグ・マムに追われる展開となってしまいます。激しい攻撃に逃げる事も困難な状況となっていると、ジェルマ66でサンジの兄弟であるニジが援護をしてくれます。その際にサンジの服にステルスブラックのレイドスーツを忍ばせる事に成功し、サンジに気付かれる事なくニジはサンジにステルスブラックを渡しました。

サンジはステルスブラックのレイドスーツを渡された事に気が付くと、ジェルマ66や科学の力を受け入れる事への抵抗を理由にステルスブラックを破棄しようとします。ルフィ達に止められた事で一応所持を続けていたサンジは、ワノ国編でステルスブラックを使用します。

ワノ国編でカイドウの部下に存在を察知されたく無かった麦わらの一味ですが、食材に酷い扱いをしたカイドウの勢力相手に騒動を起こしてしまいます。サンジは麦わらの一味という存在を隠しながら騒ぎを逃れる為にステルスブラックを使用する事を決意します。カイドウ増援はドレークとホーキンスというどちらも北の海出身者となっていて、ジェルマ66に憧れのあった二人はステルスブラックの存在に動揺を隠せませんでした。

ステルスブラックは科学の力で強くなる道具、言い方を変えれば楽して力を付ける事が出来る道具として『ワンピース』の世界に登場しました。実際のステルスブラックを使用した身のこなしはサンジの実力あってこそではありますが、サンジの成長が修行の努力ではなく道具による強化だった事に、読者の間では作者がなぜステルスブラックを出したのかについての理由を考察する人や、サンジの道具による強化を疑問に思う人もいました。

ステルスブラックの登場した理由に関する考察には、サンジのこれからの成長には限界があったのではないかという考察が存在しています。サンジは既に武装色の覇気と見聞色の覇気を習得し、謎の部分である過去もホールケーキアイランド編で解明されました。ここからのサンジ自身の能力の成長は、悪魔の実の能力者でもない事から難しいと考えた『ワンピース』の作者が、道具の力でサンジを強化する事にしたと考察されています。

速度の強化や透明化といった幅広い場面で役に立つ能力を持っているステルスブラックには、ジェルマ66との関係や制作された理由等を始めとして複数の謎が存在しています。この事から謎についての様々な意見が読者の間で飛び交っています。ここではステルスブラックに関する謎やサンジとの関係性について紹介していきます。

ステルスブラックの主軸となる能力は名前にも入っているように透明になる能力となっています。透明化する事でサンジは足による攻撃を当てやすくなりますが、透明化自体は足技以外でも優秀な能力である事から、ステルスブラックはサンジ個人の能力とは関係なく制作されたレイドスーツであるという考察が存在しています。

ステルスブラックの"ステルス"とは前述したように透明化を意味する名前となっています。ジェルマ66で使用されている名前は、それぞれのレイドスーツを代表する特徴となる能力に色の名前を足したものとなっている為、ステルスブラックは名前を聞いただけでも透明化の能力を持っていると想定する事が出来ます。

ジェルマ66のレイドスーツを着用すると能力や外見に大きな影響が与えられる事が分かっています。サンジは元々スケスケの実の存在に強い憧れを持っていて、透明になる事には夢や執着を持っているという事が過去の話でも紹介されています。ワノ国編で実際にステルスブラックを使用したサンジは戦闘後に透明化し女湯を覗く為に行動していた事から、レイドスーツによる性格への影響はないものと考えられています。

サンジに渡されたステルスブラックは作られた理由が謎となっています。サンジは現在のジェルマ66のメンバーでもあり兄弟でもある家族達から、同じ家族とは思えないような態度を取られていました。そんなサンジに対して有益なレイドスーツが用意された理由には、イチジとレイジュがサンジの存在に対して理解を示し制作したという考察や、サンジに恩返しをする為に作られた等の考察が行われています。

ステルスブラックへの変身シーンは、普段の『ワンピース』の作風とは違った戦隊系の作品をイメージさせるシーンとなっていて、一味違った演出がかっこよかったといった感想を持っている視聴者も存在します。

『ワンピース』に登場する北の海を出身地とするキャラクターの中では、ジェルマ66は人気のキャラクターとなっている為、ステルスブラックの登場シーンではルフィと同盟を組んでいるローや、敵として対峙したドレーク、ホーキンスといった最悪の世代の海賊達も魅了する存在となっています。

ステルスブラックには透明化の能力が備わっていますが、普段の見た目はかなり目立つ外見となっています。透明になれるから問題ないと言えばその通りですが、ステルスという名前をしているのに対して派手な見た目というギャップに面白さを感じている読者もいます。

今回は『ワンピース』に登場する、ルフィの海賊団の料理人を務めるサンジが使用するレイドスーツである"ステルスブラック"について紹介しました。サンジがステルスブラックを入手した経緯には様々な理由や謎がありますが、ワノ国編では正体を隠す必要があったとはいっても、ステルスブラックを使用する決意をしたサンジの姿が描写されています。これからの『ワンピース』でのステルスブラックの活躍に読者の注目が集まっています。