【ワンピース】王下七武海の新旧メンバーまとめ！強さや能力も紹介

歴代の七武海メンバー一覧を見ていく前に、まずはそもそも王下七武海とはどのような存在なのかについて概要をまとめていきます。そして、アニメなどでも盛り上がっている『ワンピース』という作品についても概要とあらすじを解説していきます。

王下七武海は世界政府によって選ばれた7人の大海賊の総称です。強力で凶悪化した海賊が七武海に選定されるようになっており、選ばれた海賊は指名手配及び懸賞金が解除され略奪行為までが黙認されるようになる代わりに、政府に所属、協力することが義務付けられます。世界中で悪事を働く荒くれ者の海賊たちですが、王下七武海の存在にみんな恐れており目をつけられないよう行動が抑制されています。

政府の組織として行動する王下七武海ですが、その権力を利用して凶悪な犯罪を企む事態が発生しました。それも一度ではなく何度も行われると、新たに海軍大将になった藤虎ことイッショウの手によって王下七武海制度が撤廃されることになりました。

王下七武海にはモデルが存在しており、そのモデルは『ロマンシング・サガ2』の七英雄と言われています。『ロマンシング・サガ2』とはスクエアエニックスによって製作されたRPGゲームであり、そこに登場した七英雄とは主人公を狙う7人の敵キャラでした。ゲームマニアの間ではとても有名な存在らしく、2018年には『七英雄の帰還』という舞台も公開されています。

ワンピースは尾田栄一郎先生によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊のロマンをテーマにしたファンタジーバトルが描かれており、魅力的なキャラクターや感動的なストーリーが絶賛され大人気作品となりました。2021年では累計発行部数4億9000万部を突破し、東映アニメーションによるアニメ製作も20年以上続いたロングラン作品として記録されています。

かつてこの世のすべてを手に入れた男『海賊王』ゴールド・ロジャー。彼が遺したひとつなぎの大秘宝『ワンピース』をめぐって、世界では大海賊時代が訪れていました。麦わら帽子がトレードマークの少年モンキー・D・ルフィもワンピースに憧れ、そして海賊王を志す海賊でした。彼は恩師であるシャンクスとの約束も果たすために、仲間を集め新世界の海を渡っていきます。

ここからは王下七武海の歴代の新旧メンバーの変遷や入れ替わりについてまとめていきます。王下七武海は物語の進行と共にメンバーが何度か入れ替わっています。ここでは物語の節目ごとに在籍していたメンバーを一覧にして紹介し、どのように移り変わったのかを詳しく解説していきます。

歴代七武海の最初期メンバー一覧は以上の7人です。ワンピースにて最初に登場した七武海のキャラはミホークであり、ゾロにタイマン勝負を仕掛けられた際には黒刀を引き抜き、圧倒的な力の差があることを見せつけました。

アラバスタ編にてクロコダイルがインペルダウンに閉じ込められると、彼に代わって黒ひげことマーシャル・D・ティーチが七武海に加わりました。黒ひげが七武海に入れた理由は海軍にエースを引き渡したからであり、それがきっかけでマリンフォード編へ話が進みました。

新世界編へ突入すると七武海メンバー一覧も大きく変化します。まず黒ひげが四皇に昇格したことで七武海を脱退。さらにジンベエが地位返上を発表し同じく脱退。ゲッコー・モリアも死亡扱いで除名されたため、最終的に3人分の席が空く事態になりました。その席を埋めたキャラがトラファルガー・ロー、バギー、エドワード・ウィーブルです。

ドレスローザ編以降になると七武海はもはや5人になりました。ローが麦わらの一味と手を組んだことで除名され、ドフラミンゴもルフィに敗北し捕縛されたことで席が空きました。そしてその席を埋めることなく藤虎が王下七武海の撤廃を発表したことで、彼らも七武海から普通の海賊に格下げされました。

ここからは王下七武海の新旧メンバー・キャラの強さや能力を一覧にしてまとめていきます。歴代の七武海メンバーは作中にて逸脱した存在として描かれていましたが、その強さや能力は他の海賊とは比べ物にならないほど強大です。具体的な内容を以下のように一覧にして解説していきます。

ミホークは世界最強の剣士とも言われている名高い海賊です。四皇の1人、赤髪のシャンクスとはライバル関係であり、伝説と謳われるほどの激闘を繰り広げたと言われています。その実力は名実共に最強そのものであり、クリークが所有する船を軽く真っ二つにしてみせたり、頂上戦争編では遥か遠くの大氷山を一刀両断してみせました。

アラバスタ編にて王国1つを略奪しようとしていたクロコダイル。作中では最初に倒された七武海のキャラでしたが、それでもスナスナの実の能力は強力でルフィたちを敗北一歩手前まで追い詰めたのも事実です。頂上戦争編で脱獄を成功させたクロコダイルですが、今後再登場した際にはパワーアップして帰ってくる可能性も考えられるでしょう。

ドフラミンゴはドレスローザ王国を支配していた絶対的な悪党でした。ゲッコー・モリアと戦った時も一方的に押していたり、ルフィとローによる共闘でも最後の瞬間まで恐ろしさを見せた強大な存在でした。イトイトの実の能力も強力で、ルフィに追い込まれた時に使用した『鳥かご』は王国の人全員を殺害しかねないほどの脅威でした。

バーソロミュー・くまはベガパンクによってパシフィスタに改造された過去を持っています。肉体のみならず人格や記憶も失ってしまい感情を失った機械のようになってしまったくまですが、その身に宿したニキュニキュの実の能力は圧倒的で彼が触れたものはどこまでも吹き飛んでいきます。くまがその気になればこの能力は数千km先まで吹き飛ばすことができるとされています。

ゲッコー・モリアはスリラーバーク編にて猛威を振るったキャラクターです。カゲカゲの実によって生み出されたゾンビ軍団は強力であり、過去には四皇のカイドウともその能力で対等に戦ったと語っています。ただし、他力本願で人任せな性格が災いしルフィたちには総力戦で敗れてしまいました。

ボア・ハンコックはメロメロの実の能力者であり敵を石化させるという恐ろしい能力を持っています。おまけにハンコックは持ち前の美貌で敵を魅惑してしまうので、大抵の人であればうろたえている間に戦いが終わってしまいます。なお、ハンコックの強さは18歳の頃から際立っていたようで、当時たった一度の遠征をしただけで政府から危険視され七武海の話が持ち掛けられたとされています。

歴代七武海メンバーの中でも唯一魚人であるジンベエ。彼は悪魔の実の能力は宿してはいないものの、海中であればどんな人間よりも身軽に動くことができます。また、魚人空手や魚人柔術を駆使した近接戦闘は強力で、魚人の中でもジンベエに敵う者はそうそういないと言われています。

黒ひげことマーシャル・D・ティーチは歴代七武海とは別格の強さであると言えるでしょう。その証拠に王下七武海と四皇の両方に在籍できた海賊は黒ひげただ一人です。すべてを無に還すヤミヤミの実はどんな攻撃や能力も闇で無効化することができ、挙句黒ひげは白ひげの能力であったグラグラの実の能力もその身に宿しています。

トラファルガー・ローは元々船医でしたが、オペオペの実の能力を応用した戦闘力は他の七武海に引けを取りません。能力を覚醒させているローは『ROOM』という特殊な技を使用することができ、その技にあてられた存在は手術台に乗せられた患者のごとく切断や接合、内臓の移動など、ローの思うがままに身体を改造されてしまいます。

歴代王下七武海メンバーはどれも確かな実力を持っているキャラが揃っていましたが、唯一バギーだけは実力で選ばれたとは言い難いです。実際、バギーが加入できたのは運の要素が大きいでしょう。バラバラの実で身体を自由にバラバラにしてそれぞれを動かすことができますが、他のメンバーに比べたらやはり見劣りします。

エドワード・ウィーブルはワンピースにおいて未だ登場回数が少なく、表立って登場したこともないのでその強さや能力が不明となっています。唯一明かされている情報では、白ひげ海賊団の傘下にいる隊長を計16人殺害し海軍に囲まれても動じない強さを持っているそうで、海軍大将黄猿の口からも強さだけは白ひげの若い頃にそっくりだと語られています。

ここからは王下七武海の新旧メンバーの懸賞金や異名・出身などのプロフィールを一覧にまとめていきます。七武海のキャラクターたちは他の海賊たちよりも強さや凶悪性が際立っており、懸賞金もかなり高い額がつけられ、中には異名をつけられた者もいます。ここではそれぞれのプロフィールをリストで一覧にしていきます。

これまで王下七武海の歴代メンバーを一覧にしてまとめ、それぞれの強さやプロフィールなどもまとめてきました。アニメなどでも活躍が描かれた七武海のキャラたちですが、ファンからの印象はどうなっているのでしょうか？ここでは王下七武海のメンバーに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

ネット上では王下七武海のことが好きだと語るファンがとても多かったです。どのメンバーも強さが突出していますが、その強さこそが人気の理由になっていました。今では撤廃されてしまった七武海ですが、多くのファンが旧メンバーが再び活躍してほしいと願っているようです。

王下七武海の中に特にお気に入りのキャラクターがいる人も大勢いました。男性ファンからはハンコックの人気が高いようで、ジャンプ漫画が好きな人であるとミホークや黒ひげといった強いキャラクターが、悪役に目がない人にとってはドフラミンゴがお気に入りのようでした。

王下七武海の撤廃されるのは読者にも衝撃を与えたようでしたが、それよりもっと強い衝撃を与えたのはバギーが四皇に入ったことでした。物語の進行によって黒ひげ以外にもバギーが新たに四皇に入ったことが判明しましたが、この加入が今後の展開にどう繋がるのか気にしているファンも多かったです。

歴代王下七武海メンバーは強者揃いでとても豪華でした。物語の進行によって今では解体されてしまった王下七武海ですが、この事実によって今後の展開も大きく動きそうです。アニメではワノ国編の佳境に迫っている中、公式からはワンピースの最終章突入が発表されました。これから元王下七武海のキャラたちはどう活躍するのでしょう。描かれる日が今から待ち遠しいです。