【ワンピース】グラグラの実は白ひげの能力！強さや技・特徴を紹介

『ワンピース』で初登場した時のグラグラの実は、"白ひげ"と呼ばれている"エドワード・ニューゲート"という人物が使用している能力として紹介されています。ここではグラグラの実とはどんな実なのか、また能力使用者である白ひげのプロフィールについて紹介します。

グラグラの実は『ワンピース』の作品の中で超人系(パラミシア)の能力に分類されています。グラグラの実の能力は使用者の白ひげと敵対する関係であった海軍元帥の"センゴク"も認める程の強さを持っていて、『ワンピース』に登場する超人系の悪魔の実の能力の中でもトップクラスとなっています。

『ワンピース』で活躍しているエドワード・ニューゲートは、グラグラの実の能力の保持者で通称白ひげと呼ばれています。懸賞金から分かるように海賊の中でも最強格の実力の持ち主で、四皇の一人となっています。実際の戦闘ではグラグラの実と薙刀をベースとした技を使用し、『ワンピース』の固有能力である覇気を全ての種類使いこなす事が出来るキャラクターとなっています。

『ワンピース』は1997年から作者の尾田栄一郎が、集英社が出版社となっている"週刊少年ジャンプ"で連載を始めた少年漫画となっています。連載開始から『ワンピース』は絶大な人気を誇り、1999年からはアニメ版での配信もスタートしました。漫画アニメ共に人気の『ワンピース』は長期的な連載も理由となって幅広い年齢層から人気を集める作品となっています。

『ワンピース』に世界に登場する東の海にはフーシャ村と呼ばれている村が存在します。そのフーシャ村で育ったのが主人公となる"モンキー・D・ルフィ"です。ルフィはフーシャ村に来訪していた海賊の"赤髪のシャンクス"との出会いを理由として、ルフィ自身も海賊を目指す事を決意しました。そんなルフィが海賊として様々な地域を冒険しながら、仲間を増やして成長している物語となっています。

超人系の悪魔の実の能力であるグラグラの実は、上記の理由から『ワンピース』の作中でも最強クラスの能力となっていることが分かりました。ここからはグラグラの実の具体的な能力や、実際に使用されている技について紹介していきます。

グラグラの実には『ワンピース』の登場キャラクターから強い能力との評価を得ている理由の一つとして、グラグラの実の能力の特徴の存在があります。グラグラの実が強力な能力であると評価されている理由には、特徴以外にも様々な理由が存在しますが、ここではグラグラの実の強さの理由の一つとなっている、グラグラの実の特徴について焦点を当てて紹介していきます。

グラグラの実の能力の大きな特徴の一つ目は地震を起こす事です。グラグラの実の能力は振動を発生させる事で衝撃を作り出すという能力ですが、その振動を強く地面に伝える事で地震を引き起こす程の威力を出す事が可能となっています。

上記の地震の応用になりますが、グラグラの実の能力は振動を地面に送る事で地震を発生させるものとなっています。グラグラの実の二つ目の特徴は、その発生させた地震の効果によって津波を引き起こすものとなっています。この二つの特徴から、グラグラの実の能力は大規模な攻撃をするのにうってつけの能力である為、『ワンピース』の作中でもかなりの上位に入る強さの能力となっています。

『ワンピース』に登場する実際の戦闘シーンでは、上記のグラグラの実の特徴である地震と津波の他に、グラグラの実の能力である振動と組み合わせた技を使用するシーンがあります。実際に白ひげ本人から技名は語られていませんが、敵である海軍や『ワンピース』のゲーム作品で技名が登場しています。ここではグラグラの実の能力を利用して使用する事が出きる技について紹介します。

"海震"は白ひげが作中の戦闘シーンで実際に使用した技で、大気に振動を与える事で大きな衝撃波を生み出し、大規模な津波を起こして攻撃する技となっています。海震は島全体に影響を及ぼす程の範囲と威力を持っていて、津波を止める事が出来なければそれだけで壊滅的な被害を与えられる技となっています。

"壊天"とは空間にグラグラの実の能力を使用する事で発生する振動によって起こした衝撃波で攻撃する技となっています。グラグラの実を使用した能力の軸となる技であり、前述の地震や津波等も壊天を軸とした技になっています。

"一騎当千"とは白ひげ所持している武器である薙刀にグラグラの実の能力を付与する事で広範囲を攻撃可能なだけでなく、非常に強力な斬撃での攻撃をする事が出来る技となっています。一騎当千を使用すると、攻撃した敵部隊を一発で全滅に近い状態にする事が出来ます。

"天地鳴動"はグラグラの実の能力を地面に使用する事で、強大な地震を引き起こして攻撃する技となっています。その発生した地震の強さは人間ならばなすすべなく吹き飛ばされてしまう程の威力となっています。

"狭山超海"は白ひげの武器である薙刀を使用した攻撃で、薙刀で攻撃した側に対して斬撃を3つに分けながら送り付けて攻撃する技となっています。狭山超海は斬撃と分けながら飛ばしていく技の為、薙刀を使った攻撃ではあるものの攻撃範囲は横だけでなく遠距離まで届く技となっています。

"乾坤一擲"とは地震を起こすやり方と同じく、白ひげが足元に対してグラグラの実の能力で振動を発生させることで、自身を中心とした周囲広範囲に衝撃波を送る事で攻撃する技となっています。

"英俊豪傑"とは攻撃対象を直接手で掴み、地面に叩き付けた後にグラグラの実の能力で振動を使い攻撃する技となっています。広範囲の攻撃でもかなりの被害がでるグラグラの実の能力を直接一人に対して発動する為、攻撃が成功したらかなりのダメージが相手に与えられる事が想像できます。

"天下無双"は白ひげの持っている薙刀にグラグラの実の能力を与え斬撃を飛ばす技となっていて、一騎当千と違って連続で攻撃する技となっています。一騎当千一回でもかなりの被害を与える事が出来ますが、その攻撃を遠距離まで何度も行う為、白ひげの使用する技の中でも相当な範囲と威力を誇る技となっています。

"天空海闊"は白ひげ自身が位置を変えながら薙刀を使用し相手を3回攻撃して、その後地面に叩き付け衝撃波で攻撃するといった内容の技となっています。白ひげの広範囲に対する攻撃で大概の敵は倒せてしまう為、海軍の大将クラス等の上記の範囲技での一掃が難しい強力な相手に使用する技である事が想像されます。

『ワンピース』の悪魔の実の能力には覚醒と呼ばれるものがあり、能力が覚醒すると能力使用者だけでなく周囲に悪魔の実の影響を与える事が出来るようになります。白ひげはグラグラの実の能力を利用して地震や津波等といった自然災害を起こしていた為、具体的な描写はありませんがグラグラの実の覚醒を済ませていると考察されています。

『ワンピース』に登場するグラグラの実には白ひげ以外に使用するキャラクターが存在します。そのキャラクターとは白ひげと同じく白ひげ海賊団に所属していた"黒ひげ"と呼ばれる人物です。ここでは白ひげ以外にグラグラの実の能力を使用していた黒ひげについて、また黒ひげと白ひげの関係について紹介します。

黒ひげは本名を"マーシャル・D・ティーチ"と呼び、白ひげ海賊団の船員から黒ひげ海賊団の船長として活躍している人物となっています。白ひげ海賊団に所属していた時は一見温厚な印象を受けるキャラクターでしたが、黒ひげは白ひげ海賊団から悪魔の実を奪う為に無欲で優しい人を演じていた狡猾な人物でした。

黒ひげは白ひげ海賊団の船員でしたが、白ひげ海賊団の4番隊隊長で親友であった"サッチ"が黒ひげの目的であるヤミヤミの実を獲得した為、サッチを殺害しヤミヤミの実を回収後白ひげ海賊団を脱退しました。黒ひげに部下を殺されて裏切られた白ひげは、黒ひげを捕まえる為にエースに追跡させたりと怒りを見せますが、白ひげが頂上戦争で死んだ後にグラグラの実も回収されるといった結果になってしまいました。

黒ひげはグラグラの実を入手する前にヤミヤミの実の能力を所持しています。『ワンピース』の世界では一般的に、悪魔の実の能力を２つ以上所持した途端に死んでしまうと言われています。しかし黒ひげはグラグラの実の能力を使いしても無事でした。何故黒ひげは無事なのかの理由に関しては読者の間で様々な考察が出ています。

黒ひげが無事でいられる理由の考察の一つに"イヌイヌの実モデルケルベロス"の能力を持っているのではないかという考察があります。黒ひげの登場シーンでは度々黒ひげが常人とは違うという事を明言している描写が登場します。この事から黒ひげには多重人格や一人ではない別の存在があるのではないかと考察され、頭が3つあるケルベロスの能力を持っているのではないかと言われています。

『ワンピース』に登場する黒ひげと深い関わりのある白ひげには、アニメ版で二代に渡って声優が担当されています。ここからはアニメ版『ワンピース』の白ひげの声優を担当していた人物について紹介していきます。

アニメ版『ワンピース』におけるエドワード・ニューゲートの初代声優を担当していたのは"有本欽隆"さんです。現在は残念ながらお亡くなりになりました有本欽隆さんですが、生前には『ワンピース』の白ひげ役に留まらす、様々な活躍を残した声優となっています。ここではそんな有本欽隆さんについて紹介します。

有本欽隆さんは、1963年から俳優として活動を開始しました。声優の活動は1966年を開始としてゲームやアニメ、吹き替えの仕事をしていました。有本欽隆さんには様々な経歴がありますが最終的には"平野稔"さんが設立した個人事務所である"平野企画"に所属していた声優となっています。

有本欽隆さんは『ワンピース』のエドワード・ニューゲート役の他に、『イナズマイレブン』の響木正剛役や『サイコパス』の征陸智己役等の幅広い役柄や作品をこなしていた声優となっています。その他にも『ガンダムシリーズ』等の1作品で多数の役をこなす事もあり、作品によっては1つの作品の中であっても、沢山の声を使い分けて活動してる声優である事が分かりました。

有本欽隆さんを継いで、『ワンピース』の二代目エドワード・ニューゲート役の声優となったのは、"大友龍三郎"さんです。大友龍三郎さんも有本欽隆さんと同じく俳優から活動を開始した人物となっています。そんな大友龍三郎さんの声優となった経緯やプロフィールについて紹介していきます。

大友龍三郎さんは俳優デビュー作『朝に死す』という作品で活動を開始しました。大友龍三郎さんの俳優活動では"青山杉作記念俳優養成所"から"劇団青年座"に所属した経歴を持っています。同じく俳優と声優の仕事をしていた"大塚国夫"さんに誘われたことがきっかけで、大友龍三郎さんも声優の仕事をスタートする事になりました。

大友龍三郎さんの主な出演作品には、『ワンピース』でのエドワード・ニューゲート役の他に、クロコダイル役、天狗山飛徹役、光月スキヤキ役、『王ドロボウJING』のバッフル・ド・アイス役、『犬夜叉』の宝仙鬼役等の幅広い作品で活躍している声優となっています。また大友龍三郎さんは『ワンピース』のように一つの作品で多役を演じてる事も多い声優となっています。

白ひげはエースを救出するために行った海軍との頂上戦争にてグラグラの実の能力を披露しました。最終的に白ひげは死亡してしまいますが、その戦争での活躍やグラグラの実の能力の強さは視聴者の心に残るものとなりました。

『ワンピース』に登場する悪魔の実の中でも最強格と言われているグラグラの実ですが、グラグラの実が強すぎる事が理由でグラグラの実の所持者である白ひげや黒ひげと対等レベルとされている他の四皇の強さにも読者の注目が集まっています。

『ワンピース』の登場人物達の中には悪魔の実の名前と同じ笑い方をするキャラクター、または特徴のある笑い方からその人物の悪魔の実を予想できる等といった関係が存在します。グラグラの実の能力者である白ひげが"グララララ"と笑っている事から、元々の笑い方なのか悪魔の実の影響なのかについて考察する読者も現れています。

今回は『ワンピース』に登場するグラグラの実の能力の所有者や能力の強さ、白ひげから黒ひげに能力が渡った理由について紹介しました。グラグラの実は登場する悪魔の実の中でも特に強力な能力となっていて、実際に能力が使われたシーンでは絶大な破壊力を持った技となっていました。白ひげから黒ひげにグラグラの実の能力が引き継がれた為、今後の物語でも登場する事が予想される能力となっています。