【ワンピース】パウンドの過去や正体とは?ビッグマムとの関係や声優も紹介
『ワンピース』のホールケーキアイランド編に登場するパウンド。大きな顔が特徴のパウンドは少しかわいそうな境遇の人物です。『ワンピース』に登場するパウンドの過去や正体とは一体何なのか。ビッグマムとの関係や声優情報とともに紹介します。
目次
ワンピースのパウンドとは?
『ワンピース』のホールケーキアイランド編で登場する大きな顔を持つパウンドとは、一体どんな人物なのでしょうか。プロフィールとともに紹介します。
パウンドのプロフィール
『ワンピース』に登場するパウンド。初登場は単行本の83巻、「不思議な森の冒険」です。パウンドは8月21日生まれ、しし座の48歳。身長は731cmで血液型はF型です。「偉大なる航路(グランドライン)」の出身で、好物はアップルジュースとパウンドケーキ。大きな頭が特徴で、語尾に「よね」を付けます。ビッグマムの43人いる元夫の25人目です。
パウンドの性格
『ワンピース』のパウンドの性格はとにかくお喋り好きです。好物のアップルジュースと引き換えに重要な情報を話してしまうほど。そのお喋りのせいで身の危険を招くことになってしまいます。土に埋まるのが好きであるなど、不思議な性格ですが、本当は娘思いの優しい性格の持ち主です。
ワンピースの概要
『ワンピース』は尾田栄一郎によって『週刊少年ジャンプ』にて1997年から連載中の少年漫画。1999年にはアニメ放送が開始されると子どもから大人まで幅広く愛される作品となりました。2022年4月には単行本102巻を突破しました。『ワンピース』は映画化やゲーム化など様々なコンテンツでも大人気の作品です。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公のルフィは海賊に憧れる少年。かつての海賊王ゴール・D・ロジャーの遺した「ひとつなぎの秘宝(ワンピース)」を求めて海賊たちが冒険に出ます。ルフィはある日、「ゴムゴムの実」を食べゴム人間になって、一生泳げない体となってしまいます。そして成長したルフィは海賊王になるという夢を追い求め、仲間と出会いながら旅へと出発します。
ワンピースのパウンドの過去や正体
パウンドの正体はビッグマムの元夫だった
『ワンピース』のパウンドの正体は、ビッグマムことシャーロット・リンリンの元夫。43人いる元夫の25人目の夫です。パウンドが22歳のとき42歳のビッグマムがシフォンとローラという2人の娘を産みました。
パウンドはビッグマムに捨てられた過去がある
パウンドにはシフォンとローラという2人の娘がいます。パウンドとビッグマムの子どもです。しかしビッグマムは子どもを産んだ後、パウンドを用済みとみなしパウンドを捨てます。パウンドが子どもを抱きたいと懇願するも、わずかな対面のみしか叶いませんでした。ビッグマムは元夫のことを血の繋がりもない他人だという考えを持っています。
パウンドとビッグマムの娘
パウンドとビッグマムには2人の娘がいます。その2人の娘を紹介します。
ローラ
『ワンピース』に登場するローラは、シャーロット家の23女。「求婚のローラ」の異名を持ち、いい男だとわかるとすぐに求婚するクセを持っています。ローリング海賊団の船長を務める女海賊。懸賞金2400万ベリーが掛けられています。双子の姉妹であるシフォンとは瓜二つです。
シフォン
シフォンはシャーロット家の22女。ローラの双子の姉でファイアタンク海賊団の船長カポネ・ベッジの妻です。ファイアタンクの船員からはおかみさんと呼ばれ慕われています。シフォンの懸賞金は不明です。ベッジとの夫婦仲は良く、義理人情に厚い性格です。シフォンとベッジの間にはペッツという息子がいます。パウンドの孫にあたる存在です。
ワンピースのパウンドの声優
パウンドの声優は「菊池正美」
パウンドの声を担当するのは菊池正美さんです。菊池正美さんは数々の有名作品に出演する人気の声優です。菊池正美さんを出演作品とともに紹介します。
菊池正美のプロフィール
菊池正美さんは1960年4月24日生まれのおうし座。血液型はO型。長野県出身で特技はギターでの弾き語りだそうです。高めの声が特徴で、青年役を演じることが多い声優です。アニメ声優以外にもナレーターや洋画の吹き替え、ラジオなどで活躍中です。
菊池正美は「ちびまる子ちゃん」の花輪くん役
菊池正美さんの代表作といえば『ちびまる子ちゃん』の花輪くんです。1990年から現在まで花輪くんを演じています。お金持ちキャラで独特な口調が特徴のキャラクターです。ディレクターから全てキザでやってほしいという要望もあり、アドリブを織り交ぜ花輪くんのキャラを確立したそうです。
菊池正美の他の出演作品
菊池正美さんの他の出演作品1つ目は、『グラップラー刃牙』の範馬刃牙です。『グラップラー刃牙』は1991年より『週刊少年チャンピオン』にて連載されていた格闘技漫画。菊池正美さんは主人公の範馬刃牙を演じています。範馬刃牙は地下闘技場で行われる格闘試合の無敗のチャンピオンです。父親を超えるために最強の男を目指します。
菊池正美さんの他の出演作品2つ目は、『ああっ女神さまっ』の主人公、森里螢一です。『ああっ女神さまっ』は『月刊アフタヌーン』で連載されたラブコメ漫画です。1988年~2014年まで連載されていた大人気漫画です。2009年に第33回講談社漫画賞一般部門を受賞した作品です。ただの日常系ラブコメではなく、SF要素やファンタジー要素のあるストーリーです。
菊池正美さんの他の出演作品3つ目は、『天地無用!魎皇鬼』の柾木天地です。原作は1993年に『月刊コミックドラゴン』で連載され、2006年に完結した作品。SF要素、ラブコメ要素、オカルト要素のある作品です。映画化もされ、長きに渡って愛されている作品でもあり、舞台となった岡山県は聖地巡礼の場所として有名です。
ワンピースのパウンドの泣ける最後のシーン
パウンドの泣ける最後のシーン
パウンドはビッグマムからも用済みとされ、子どもたちとも離されてしまうかわいそうな人物。パウンドの泣ける最後のシーンを紹介します。
最後①シフォン達を助ける為にオーブンを殴る
シフォンとプリンとサンジはビッグマムの食い煩いを治す為にウエディングケーキを作っていました。船の上でビッグマムにケーキを食べさせる作戦でした。船にいるシフォンをパウンドは見つけます。26年ぶりでも一目見て娘だとわかったのです。しかしビッグマムを裏切ったシフォンをオーブンは許さず、殺そうと斬りかかります。そこにパウンドが乱入します。サンジも手助けしてくれます。
パウンドとサンジのおかげでシフォンはなんとかオーブンの攻撃を避けられました。パウンドはシフォンたちに手を振りますが、シフォンはパウンドが誰かわからないので怪訝な顔をします。そしてオーブンはさらに「ネツネツの実」でシフォンの乗る船を壊そうとします。パウンドはオーブンを殴り、攻撃を止めます。娘を助けることに成功しました。
最後②結婚おめでとう!!
シフォンたちは無事に逃げ出せましたが、パウンドはオーブンの怒りをかいます。遠く離れていくシフォンと孫には届きませんが、パウンドは孫と娘を想うメッセージを残します。そして26年越しに再会した娘に「結婚おめでとう」という言葉を残した直後、オーブンが斬りかかります。
パウンドが死亡せず生きている可能性
シフォンを逃がすためにオーブンに殺されたと思われるパウンド。パウンドのシーンの後、オーブンの武器に血が滴っていたため、殺された可能性はかなり高いかったです。しかしはっきりと死亡した描写はありません。なので、パウンドがまだ生きている可能性はあります。ただし、致命傷を負っていることは間違いありません。
ワンピースのパウンドに対する世間での評判や人気
ビッグマムによって娘と引き離されてもずっと想い続けて、娘を助けるパウンドはカッコイイと称賛されています。このストーリーでより『ワンピース』が好きになった方もいるようです。
娘を想い続け、最後には命を懸けて助けますが、娘は自分のことを父親だと知りません。とても切ないシーンでパウンドが可哀想だと悲しむ声もたくさんありました。
『ワンピース』の人気投票でパウンドが入っていなかったことを残念に思う方もいました。娘想いで優しい父親のパウンドは人気です。
ワンピースのパウンドの正体は可哀想なビッグマムの元夫
『ワンピース』に登場するパウンドは、ビッグマムの元夫ですが既に用済みとされ捨てられてしまった過去を持ちます。生まれたばかりの娘たちとも会わせてもらえず、とても可哀想な人物です。しかし娘たちのことはいつも想っていて、命を懸けて助けるカッコイイ一面もあります。パウンドと娘のシーンは切なく悲しいですが、娘に関わることのできなかったパウンドにとっては最後に娘を助けることができて本望だったことでしょう。もし生きているのならば再登場してくれることを期待したいです。
この記事のライター
yonekao
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