【ワンピース】ミンク族のメンバーは魅力的?どのような種族で正体なのか調査
『ワンピース』のミンク族について解説します。世界的な人気を誇る冒険ロマン『ワンピース』に登場する戦闘種族・ミンク族の主要メンバーや、その魅力についてまとめました。またミンク族の正体や強さについて調査するとともに、アニメ版のキャストも合わせて紹介します。
目次
【ワンピース】ミンク族とは?
実写ドラマの配信を機に新たな盛り上がりを見せている『ワンピース』には、さまざまな興味深い組織や集団が登場します。「ミンク族」と呼ばれる種族もその1つですが、果たしてどういう者たちなのでしょうか。その魅力や強さ、メンバーや正体が気になるところですが、まずは基本的な情報から押さえておきましょう。
ミンク族とは?
正体が気がかりな『ワンピース』のミンク族は、人型に動物の顔・体つきが混じった、いわゆる「獣人」の一種です。全身を覆う純毛が種族名の由来で、見た目からゾオン系能力者に思われがちですが、彼らの場合はもともとの生まれからこうした姿となっています。そのため、海水に浸かることも特に問題はありません。それぞれ元となる動物の特徴的な能力を持つほか、触れた相手に電流を流せるなど、「生まれながらの戦闘種族」と称されるほどの強さを誇っています。
ワンピースの概要
ミンク族が登場する『ワンピース』は、尾田栄一郎原作によるファンタジー冒険バトル漫画です。1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載されており、単行本は既刊106巻(2023年7月時点)という大長編となっています。また国内累計発行部数の4億1000万部という数字は、日本の漫画としては最高のものにあたります。海外でもその人気は絶大で、2023年8月には実写ドラマが配信され世界中で高評価を得ています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐって展開する一大海洋冒険ロマンです。「海賊王」ゴールディー・ロジャーが遺したとされるその宝のことで世界中が沸き立つ中、主人公の少年モンキー・D・ルフィは海賊「赤髪のシャンクス」と知り合います。彼に命を救われた上にトレードマークの麦わら帽子を託されたルフィは、「海賊王」になることを誓い冒険の旅に出るのでした。
【ワンピース】ミンク族のメンバーは魅力的?
『ワンピース』のミンク族は、本作に登場するほかのキャラたち同様、独特の魅力を備えています。個々のメンバーもまた興味深い面々がそろっていますが、ここではミンク族の主なメンバーの特徴について紹介していきましょう。
ミンク族のメンバー①イヌアラシ
ミンク族のメンバーとその魅力紹介、まずはイヌアラシです。彼はモコモ公国公爵で、年齢40歳、身長511㎝になります。モデルの動物は、犬(ゴールデンレトリバー)です。爵位は公爵ですが国王の地位にあり、首都に住まうミンク族を統率しています。性格は冷静で懐が深く、国民からも信頼されています。巨体にふさわしく怪力で、モコモ公国一の戦士と呼ばれるほどの強さを誇ります。
ミンク族のメンバー②ネコマムシ
『ワンピース』におけるミンク族のメンバー紹介、続いてはネコマムシです。モコモ公国の「夜の王」と呼ばれる人物で、「侠客隊(ガーディアンズ)」という戦士の一団を率いています。モデルの動物は猫ですが、ライオンのたてがみのような髪と髭を特徴とします。好戦的で頭の固い一面がある一方で、豪快かつ義理人情に厚い性格の持ち主でもあり、ねこじゃらしなどに思わず反応するという可愛らしい魅力もあります。
ミンク族のメンバー③ペドロ
『ワンピース』のミンク族のメンバーとその魅力を紹介しています。ペドロはくじらの森の「侠客団」団長を務める、ジャガーのミンクです。マント姿と隻眼を特徴とします。剣を武器として操り、壁を走るなど身のこなしにすぐれた強さを誇ります。仁義を尊ぶ性格で、ネコマムシも彼には信頼を寄せています。また、ミンク族ではぺコムズの暴走を止められるただ1人の人物でもあります。
ミンク族のメンバー④キャロット
続いて魅力を紹介するメンバーは、キャロットです。髪をボブカットにした、うさぎのミンクの少女になります。うさぎならではの高い跳躍が可能で、空中を浮くようにして移動することもできます。強さもなかなかのもので、ペドロは「戦闘力はある方」と評価していました。性格は活発で好奇心が強く、気に入った相手には甘噛みする癖がありますが、好物の人参を取られると狂暴化する一面もあります。
ミンク族のメンバー⑤ワンダ
ミンク族の女性メンバー・ワンダは犬嵐銃士隊の一員で、犬のミンクになります。キャロットとともに「王の鳥(王の側近)」を務めており、騎士として剣を武器に闘います。やや古風な口調が特徴で、気に入った相手のことを舐める癖の持ち主でもあります。麦わら一味の中では、ナミと特に気心が通じています。
ミンク族のメンバー⑥シシリアン
『ワンピース』のミンク族について、そのメンバーと魅力を紹介しています。シシリアンは犬嵐銃士隊の隊長で、ライオンのミンクです。「全力のシシリアン」と呼ばれるほど、何事につけても全力の対応をする人物となっています。強さにも統率力にも優れますが、「塩気のない甘い話」には拒否感を示す傾向があります。
ミンク族のメンバー⑦ロディ
7人目に魅力を紹介するミンク族のメンバーは、牛のミンクのロディです。彼は侠客団の一員で、マントを羽織り剣を背負った姿に長髪という容姿が特徴となっています。牛らしく、ヒラヒラした布に対し突進を仕掛ける習性があります。
ミンク族のメンバー⑧ベポ
8人目のミンク族メンバーは、ベポです。彼はシロクマのミンクで、ハートの海賊団航海士になります。ローのパンクハザード滞在中、侠客団手伝いとしてネコマムシに預けられました。精神的な打たれ弱さはあるものの、高い戦闘能力と強さを誇ります。
ミンク族のメンバー⑨ミヤギ
『ワンピース』ミンク族のメンバーの魅力紹介、9人目はヤギのミンクで医者のミヤギです。チョッパーとともに仲間の救護活動にあたり、イヌアラシの診察などを受け持ちました。チョッパーに対しては医者として敬意を抱いており、彼から学ぼうとするなど誠実な性格の持ち主となっています。
ミンク族のメンバー⑩トリスタン
10人目の『ワンピース』ミンク族メンバーは、トリスタンです。リスのミンクで、昼側の看護師を務める女性になります。作中では砦の奥に避難していたことで、毒ガス兵器の影響を受けずに済みました。ミヤギやチョッパーとともに、毒ガスに倒れた仲間の救助に奔走しています。
ミンク族のメンバー⑪リンドバーグ
『ワンピース』に登場するミンク族のメンバー紹介、11人目はネコのミンクのリンドバーグです。こちらは革命軍「南軍」隊長で、小柄な体格にゴーグルをかけた姿が特徴となっています。頭脳において革命軍随一を誇り、多様な科学兵器を駆使した戦闘を行います。
ミンク族のメンバー⑫バリエテ
12人目に魅力を紹介するミンク族メンバーは、モコモ公国の門番を務めるバリエテです。サルのミンクで、ミンク族偵察隊の一員でもあります。体格はごく小柄で、語尾に「ごサル」をつけるという特徴があります。ルフィたちの登象に際しては、国中へ歓迎のための鐘を鳴らしました。
ミンク族のメンバー⑬モンジイ
『ワンピース』ミンク族メンバー紹介を続けましょう。13人目のメンバーはモンジイです。フード付きコートと帽子姿が特徴の、年嵩のサルのミンクになります。作中ではジャックを相手に話し合いでの解決を申し出るも、拒絶されました。ゾロ達には仲間を救ったお礼にと、森の木の実製の「猿酒」をふるまっています。
ミンク族のメンバー⑭ペコムズ
『ワンピース』ミンク族のメンバーと魅力紹介はさらに続きます。14人目は、ビッグマム海賊団に所属するライオンのミンク、ぺコムズです。彼は「カメカメの実」の能力者で亀に変身することができ、その際の甲羅の強さは、銃弾も通用しないほどのものとなっています。さらに、武装色の覇気を使った攻撃も可能です。義理堅い性格で、ゾウを救った麦わらの一味には深い感謝を示しました。ペドロの弟分でもあります。
ミンク族のメンバー⑮BB(ブラックバック)
15人目に紹介するミンク族メンバーは、侠客団の一員であるBB(ブラックバック)です。ゴリラのミンクで、アフロヘアにスーツという姿が特徴となっています。並外れた怪力の持ち主で、作中では巨体を誇るジャンバールを片腕で投げ飛ばすという強さを見せました。
ミンク族のメンバー⑯ミルキー
『ワンピース』のミンク族について、個々のメンバーとその魅力を紹介してきましたが、最後はミルキーです。彼女はトナカイのミンクで、侠客団の中ではアイドル的な立ち位置にあります。非常に魅力的な女性で、チョッパーも彼女には思わずときめいてしまうほどでした。
【ワンピース】ミンク族はどのような種族?正体を考察
上では『ワンピース』のミンク族のメンバーについて紹介しましたが、そもそも彼らはどういった種族なのでしょうか。作中での立場などが知りたいところですが、その点についてここでは検証してみました。
ミンク族は希少な種族?
『ワンピース』に登場するミンク族は希少種族のイメージがありますが、決してそうではありません。その証拠に、「人類売買リスト」に記載されたミンク族の値段は70万ベリーと割安で、さして珍しくはない種族であることがうかがえます。
ミンク族の故郷はモコモ公国
『ワンピース』のミンク族が故郷としているのが、巨大な象ズニーシャの背中に存在する国・モコモ公国です。この国は1000年以上の歴史を誇っており、空白の100年以前から存在するとされています。
ミンク族の目的
『ワンピース』のミンク族が目的としているのは、「ロードポーネグリフの守護」です。ロードポーネグリフは物語の最終目的地である島「ラフテル」の位置を示すための石ですが、ミンク族の先祖は光月家とともにこれを守り抜くことを誓ったのでした。
ミンク族の正体は月の先住民族?光月家との関係は?
『ワンピース』の一種族・ミンク族の正体については明かされていないものの、月と大きな関係があると見られています。『ワンピース』の作中世界では月に宇宙海賊がいる設定なのですが、扉絵で描かれたその姿はミンク族とそっくりなものでした。そのほかの事実と照らし合わせても、ミンク族が月の先住民族だったという考察には一定の信ぴょう性があると考えられます。
一方ミンク族と光月家は800年前から兄弟分として親交を持つ関係で、どちらかのピンチには必ず他方が駆け付ける約束が交わされています。ミンク族と光月家は「巨大な王国」を通じて結ばれているとの考察がありますが、これは「巨大な王国」の者は月を出自とすると考えられていて、ミンク族も上記のように同様の出自を持つらしいことが根拠となっています。
ミンク族の文化
ミンク族は特有の文化を有していますが、その1つが「ガルチュー」と呼ばれるものです。これは、相手へ頬ずりして好意を示す挨拶になります。また言葉遣いも特殊で、二人称として男性が「ガラ」、女性が「ティア」というものを用いるようになっています。
【ワンピース】ミンク族の強さやスーロン
正体が月の先住民族ではないかと言われる『ワンピース』のミンク族ですが、「戦獣民族」の呼び名を得ている彼らは、その強さも格別のものとなっています。ここでは、ミンク族の戦闘能力にスポットを当てて紹介していきます。
ミンク族の強さや能力
上でも少し触れましたが、戦闘民族としてのミンク族の特徴的な能力となっているのが、「エレクトロ」です。体から発されるこの電撃は、攻撃において多大な効果を発揮します。また身体能力や回復力にも優れ、護身術は老若男女問わず会得しています。
ミンク族の月の獅子(スーロン)とは?
戦闘種族としてのミンク族が持つもう1つの特性が、「スーロン」と呼ばれる能力です。果たしてどういった能力なのか、強さや発動条件について見てみましょう。
月の獅子(スーロン)の強さ
ミンク族の特性である「月の獅子(スーロン)」は一種の変身能力で、発動すると全身白色になり毛が長く伸びます。身長も拡大して身体能力が飛躍的に向上しますが、半面暴走の果てに命を落とす危険も秘めており、制御訓練が欠かせません。
月の獅子(スーロン)の発動条件
ミンク族が真の姿を見せる「スーロン」には、発動条件があります。それは「満月を見ること」で、帽子やサングラスなどで満月の光を遮っていれば、スーロン化は起こりません。また、スーロン化していても月光から目を隠すことにより、それを解除することができます。
【ワンピース】ミンク族の声優
『ワンピース』の戦闘種族ミンク族について、そのメンバーの魅力や正体、強さを紹介していますが、ここでアニメ版の話題も付け加えておきましょう。アニメ『ワンピース』でミンク族メンバーを担当する声優は、以下の面々になります。
声優①イヌアラシ役/土師孝也
アニメ『ワンピース』でミンク族を演じる声優、1人目はイヌアラシ役の土師孝也(はしたかや)です。現在71歳のベテラン声優で、舞台やドラマなどの分野でも幅広く活躍しています。声優としての主な出演作品には、『ハリー・ポッターシリーズ』のセブルス・スネイプなどがあります。
声優②ネコマムシ役/池田勝
アニメ『ワンピース』でのミンク族キャラ役の声優、2人目はネコマムシを担当する池田勝(いけだまさる)です。こちらも81歳の大ベテランで、1970年代から活躍しています。『タイムボカンシリーズ』ではヤッターワンをはじめ、大半のヤッターメカを演じました。また吹き替え作品では、サミュエル・L・ジャクソンやジェームズ・ガンドルフィーニを担当していることで知られます。
声優③ペドロ役/三木眞一郎
ミンク族のペドロを演じるのは、三木眞一郎(みきしんいちろう)です。「ミキシン」の愛称で知られる現在55歳の同氏は、1989年にデビューしました。主な代表作には、『ポケットモンスター』(コジロウ)、『BLEACH』(浦原喜助)などがあります。
声優④キャロット役/伊藤かな恵
アニメ『ワンピース』でミンク族のキャロットを演じているのは、伊藤かな恵(いとうかなえ)です。現在36歳の伊藤氏は、2006年に『妖逆門-ばけぎゃもん-』でデビューしました。その他の出演作には、『花咲くいろは』(松前緒花)、『To LOVEる -とらぶる-』(ナナ・アスタ・デビルーク)などがあります。
声優⑤ペコムズ役/飛田展男
続いて紹介するアニメ版ミンク族キャストは、ぺコムズ役の飛田展男(とびたのぶお)です。現在63歳のベテラン声優である飛田氏のアニメデビュー作は、1982年の『サイボットロボッチ』でした。主な代表作には、『機動戦士Zガンダム』(カミーユ・ビダン)や『ちびまる子ちゃん』(丸尾末男)などがあります。
声優⑥シシリアン役/花輪英司
ミンク族のアニメ声優について紹介していますが、続いてはシシリアンを担当する花輪英司(はなわえいじ)です。山梨県出身の現在49歳になる花輪氏は、1998年から声優として活動しています。主な出演作品には、『ハイキュー‼』(穴原孝昭)などがあります。
声優⑦ベポ役/高戸靖広
アニメ版『ワンピース』ミンク族のキャスト、最後はベポ役の高戸靖広(たかとやすひろ)です。高戸氏は岡山県出身の55歳で、1980年代から声優として活動しています。テレビアニメにおける主な出演作品には、『ヘタリア』(ロシア)などがあります。
【ワンピース】ミンク族に対する世間での評判や人気
『ワンピース』の魅力的な種族であるミンク族について、その正体などを紹介してきましたが、他にも気になる点があります。「世間からの受け止め」がそれですが、ここではX上の意見を探ることでその点を検証してみました。
半獣半人のミンク族は、いわゆる「ケモナー」の皆さんにはたまらなく魅力的なようで、上の方のように「かわいい」「かっこいい」と大変興奮しているツイートが数多く見られました。
続いては、『ワンピース』のミンク族(と『ビースターズ』)でケモナーとして目覚めたという意見です。ふわふわの見た目は、どうやらある種の人にとって強烈なアピール力があるもようです。
最後はシンプルに、「ミンク族かっこいい」という意見です。愛らしい見た目や風習の一方で、ミンク族は戦闘種族としての顔も持っています。作中ではそうした一面を存分に発揮する活躍を見せており、それを目の当たりにすれば、こうした意見が出るのも納得というところです。
【ワンピース】ミンク族のメンバーは魅力的だった
『ワンピース』のミンク族について紹介しました。このように、ミンク族は獣の特徴を持つ人型の生き物で、愛らしい見た目とは裏腹に優れた戦闘能力を持つ種族となっています。その正体は月の先住民族ではないかとの噂もありますが、詳しくは明かされていません。まだまだ謎の多い『ワンピース』ですが、ミンク族の正体も含め、今後の展開が楽しみなところです。
この記事のライター
だいじろう
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