【ワンピース】ルフィの母親は？既出のキャラ？候補にあがる人物を考察

ワンピースは海賊王を夢見るルフィが仲間と共に大海原を冒険する物語が描かれており、ルフィの自由奔放な人柄やどんな脅威にも果敢に立ち向かう姿が作品の人気を集めています。ルフィの母親についてまとめていく前に、まずはルフィのプロフィールと父親、そしてワンピースという作品についておさらいしていきます。

ルフィは自らが船長として麦わらの一味を率いている海賊です。ボサボサの黒髪と左目の下についた傷痕、大事にしている麦わら帽子が特徴的な容姿をしており海賊王になることを夢見ています。普段は底抜けに明るく自由な性格をしており身勝手な行動によって問題を起こすことが多いですが、仲間のピンチには人一倍敏感でいざという時に頼りになる熱血漢です。

ルフィの父親は革命軍総司令官のモンキー・D・ドラゴンです。ドラゴンは世界最悪の犯罪者という肩書を持っており、世界政府の誤ったやり方に革命を与えようと日々活動を続けています。能天気な息子と違い厳格で冷静な性格をしていますが内に秘めている野心の強さは共通しているところがあります。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊王を夢見る少年・ルフィがワンピースという秘宝を求めて冒険するファンタジーロマンが描かれており、魅力的なキャラクターや迫力あるバトルシーン、絆をテーマにした感動的なストーリーが人気を博しています。コミックスの累計発行部数は5億1000万部を突破しておりアニメ化など様々なメディアミックスが展開されています。

かつてこの世の全てを手に入れた男ゴールド・ロジャーは世界のどこかにひとつなぎの大秘宝・ワンピースを遺したと言い放ち、人々を海へ駆りたてました。そうして大海賊時代が到来すると、東の海に暮らす少年モンキー・D・ルフィも海賊王になることを夢見て海賊として海へ漕ぎだしました。彼は恩師シャンクスとの約束を果たすためにも仲間と共に果てしない冒険に挑みます。

ルフィの父親はドラゴンで祖父はガープであることが判明していますが、一方で母親の正体は明かされておらず連載20年を超えた現在でも謎に包まれています。本誌に記された情報も少ないですがネット上ではある噂話が注目されています。ここではルフィの母親に関する謎についてまとめていきます。

ネット上ではワンピース作者の尾田先生が『ルフィの母親が既に作中に登場している』とコメントしたことがあると言われています。この発言から多くの読者が既存キャラの中から候補を探すようになりました。しかし一方で、作者が明言したというソースがないとも言われており噂の信憑性が疑われています。

上述した内容と同様に作者が『第1巻で名前が明かされている』と発言したとも噂されています。しかし、1巻の内容を確かめてみると母親の名前らしきものは描かれておらず噂がデマである可能性が高いとされています。

2008年の北米版週刊少年ジャンプにて読者がルフィの母親について質問すると、尾田先生はそれに対して『母親は生きていると思う。これについては今でも悩んでるけど』と返答していました。また、78巻のSBSにて『冒険の対義語は母』と答えており子どもを躾ようとする母が本作に登場させづらいことを明かしました。このように回答していることから上述した噂は全てデマだったと言えるでしょう。

北米版週刊少年ジャンプにて尾田先生がルフィの母親について質問に答えた際、もしも母親がいたら屈強かつ厳格、それでいて美しさを求めていないパーマの女性という特徴を持っているだろうと明かしていました。この特徴を元にネット上ではルフィの母親の謎や候補について考察されています。ここではルフィの母親の候補を紹介していきます。

ダダンはコルボ山の山賊でルフィを育てた親代わりの存在です。ガープと昔馴染みだったダダンは彼の信頼に応えるためにルフィを預かりましたが、尾田先生が明言した母親の特徴とほとんと当てはまっており可能性が高いのではないかと言われています。

イム様は虚の玉座に唯一座ることができるワンピース世界の王です。イム様は顔が明かされておらず素性も謎だらけですが、主人公の母親が中々明かされない＝重要人物であるという予想からイム様が候補に挙げられました。しかし、イム様はネロナ・イム聖と呼ばれているため男性である可能性が高いです。

ジュエリー・ボニーはルフィと同じ悪魔の世代の海賊です。ボニーは年齢を操る悪魔の実の能力者でありルフィを産んだ後に年齢を操作し現在の若い姿になっているのではないかと考察されました。しかし、ボニーはバーソロミュー・くまの娘であることが判明し時系列的にルフィの母親である可能性が低くなりました。

ステューシーは歓楽街の女王と呼ばれるCP-0の諜報員です。ルフィの母親が物語に介入するのであれば、現時点で全貌が明かされていないCP-0に潜んでいるのではないかという考察からステューシーが候補に挙げられました。

クロコダイルは元王下七武海の海賊でアラバスタ王国にてルフィと対峙した人物です。実はクロコダイルは性転換するホルホルの実の能力を使われた人間、つまり昔は女性だったという説が浮上しています。女性だった頃にルフィの母親になったと考えられている訳ですが、直接対決した時にそのような描写がなかったため可能性はとても低いでしょう。

マキノはフーシャ村で酒場を経営している女性です。1巻から登場しているマキノはルフィとも面識がありますが、実は親子の関係を隠しているのではと考えられました。しかし、マキノの接し方は母親というより近所の優しいお姉さんのようであり年齢からしても可能性が低いと言えます。

シャッキーはシャボンディ諸島にあるぼったくりバーの店主でアマゾン・リリーの先々代皇帝でもあります。ガープと因縁の関係でルフィのことをモンキーちゃんと呼んで好意的に接していましたが、レイリーと事実婚の関係を長く続けているため可能性は低いと見られます。

オルビアはロビンの母親でオハラの考古学者です。ルフィの父親であるドラゴンはロビンと会いたがっていたことがあり、オルビアとの間に生まれた娘だったのではないかと考えられています。しかし、ドラゴンとロビンの関係性は特に描かれておらず会いたかった理由も革命に利用できるからという線が有力視されています。

ルージュはロジャーの妻にしてエースの実の母親です。ルージュはエースを出産すると同時に亡くなったとされていますが、ロジャーがワンピースを見つけるのが誰かという問いに対して「俺の息子だろうな」とセリフを残していました。このセリフを伏線と考えるならルフィが息子だったという展開が考えられますが、時系列的に難しいところがあります。

ルフィの母親について残っている謎や候補キャラについて紹介しましたが、一部のファンからは既に死亡している説など他の考察が唱えられています。母親の特徴について考えることで様々な後述する考察をすることも可能でしょう。ここではルフィの母親の特徴や死亡説についてまとめていきます。

単行本が100巻に及ぶほど長期間連載が続いているワンピースですが、その間ルフィの母親に関する情報は一切出ていません。尾田先生が明言したコメントも曖昧な内容だったため、ルフィの母親は既に死亡している、もしくはワンピース本編に登場しない可能性が高いかもしれません。

ルフィは生まれた頃からガープが預かりその後ダダンの手によって育てられた訳ですが、ルフィの母親が海賊だった場合生まれたばかりの子どもを置いて海に出た可能性が考えられます。ルフィが初めて賞金首となった際にフーシャ村の村長は「夢か運命か」と意味深なセリフを残していましたが、母親が海賊だった場合ルフィが海賊にあったのは母親に似たからと説明できます。

尾田先生は『冒険の対義語は母』と答えていましたがこのコメントを純粋に解釈するならば、今後冒険とは反対の存在である母親は描かれない可能性が高いでしょう。なお、もしも母親が登場することがあるとすればその時はルフィの冒険が終わる時なのかもしれません。

これまでルフィの母親にまつわる謎や候補などをまとめてきましたが、実際にルフィの母親について疑問を抱いている読者の間ではどのような印象を抱かれているのでしょうか。ここではルフィの母親に対する世間の考え方や意見について、実際にSNSへ投稿されているコメントを参照しその内容をまとめていきます。

ルフィの母親について疑問を抱いている読者は多くいました。ルフィの父親や祖父が明かされているのに母親だけが登場していないことから、自然とルフィの母親について考えるようになったという読者が多いそうです。

ルフィの母親について考察や意見を唱えている人もいましたが、考えている人のほとんどがルフィの出生やコルボ山に来る前の様子が明かされてほしいと願っていました。ルフィがどのようにして生まれガープに預けられることになったのかが分かれば、母親の正体に大きく近づけることでしょう。

ルフィの母親候補についてダダンやイム様の名前が挙げられていましたが、本編にて革命軍の過去編が描かれるとそこに登場するジニーというキャラクターが注目されるようになりました。現時点ではジニーの人物像が不明瞭であるため断定はできませんが、彼女の家族構成などが明かされれば真相が見えてくるだろうと言われています。

ルフィの母親は本編にまだ登場しておらずその正体も謎に包まれていました。ルフィの母親が本編中に登場するかは不明ですが、今後母親が登場するのであればその時は物語に大きな影響を与えそうです。今後のワンピースではルフィの母親に注目しながら本編を読んでいくとより楽しめることでしょう。