【ワンピース】黒ひげの懸賞金が意外にも低い理由は?端数の意味も紹介
『ワンピース』に登場する海賊には、それぞれの危険度に応じた額の懸賞金が設定されています。しかし"黒ひげ"の懸賞金は強力な悪魔の実の能力者であるにも関わらず四皇の中では低い懸賞金となっています。今回は黒ひげの能力や懸賞金について紹介をしていきます。
黒ひげとは?
『ワンピース』に登場する"黒ひげ"という人物は、他の四皇達と比べると低い金額の懸賞金に関わらず、四皇の一人として世界政府等から特に警戒されているキャラクターです。ここでは黒ひげのプロフィールや、黒ひげの活躍する『ワンピース』という作品の概要やあらすじについて紹介をします。
黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)のプロフィール
- 名前:マーシャル・D・ティーチ
- 通称:黒ひげ
- 身長344cm
- 誕生日8月3日
- 年齢40歳
- 星座しし座
- 血液型F型
- 出身地:偉大なる航路
- 悪魔の実の能力:ヤミヤミの実、グラグラの実
- 使用する覇気:武装色の覇気、見聞色の覇気
- 所属:黒ひげ海賊団
- 懸賞金:22億4760万ベリー
『ワンピース』の世界では"黒ひげ"と呼ばれる事の多い人物ですが、本名は"マーシャル・D・ティーチ"となっています。黒ひげは白ひげ海賊団に所属していた過去を持っていて、本性を出さずに温厚な印象の人物を演じていました。黒ひげは目的としていた悪魔の実を入手した白ひげ海賊団の船員を殺して奪う事で、強力な能力と引き換えに白ひげ海賊団から追われる形となりました。
ワンピースの概要
黒ひげが登場する『ワンピース』は、宝を求める海賊達や正義を守る海軍達の戦いが主軸の作品となっています。『ワンピース』のキャラクターの中でも危険度の高い海賊には懸賞金が設定されていて、懸賞金の金額が低い方が弱いという訳ではありませんが、戦闘力を表す一つの指標として見る事が出来ます。『ワンピース』で発生する戦闘の中には懸賞金の高さに反した勝敗となる事もあり、戦闘シーンは読者から特に注目されています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の物語は東の海に属する地域からスタートします。東の海に存在するフーシャ村に立ち寄っていた海賊の"シャンクス"は、"モンキー・D・ルフィ"がゴムゴムの実の能力者となった事や海賊王を目指す事になるきっかけを与えました。シャンクスとの別れ際にシャンクスを超える海賊となって再会する事を宣言したルフィは、海賊王という目標に向かって冒険を始めました。
黒ひげの懸賞金が低い理由や端数の意味
『ワンピース』で登場する懸賞金を始めとした数字の中には、キャラクターに関係する意味が含まれている数字が存在しています。ここでは黒ひげの懸賞金が他の四皇よりも低い理由に関する考察や、懸賞金の端数となる部分に含まれている数字の意味について紹介をしていきます。
黒ひげの懸賞金の金額
黒ひげは元々懸賞金が0ベリーという特別危険視されていない状態から、王下七武海に入った後に四皇となりました。黒ひげの存在が有名になった時には、22億4760万ベリーという高額の懸賞金がいきなり設定された事から、黒ひげの活動が『ワンピース』の世界でとてつもなく大きな影響を与えた事が分かります。
黒ひげの懸賞金の端数の意味
黒ひげの懸賞金には22億に4760万という細かい端数となる部分が続いています。『ワンピース』で登場するキャラクターに関係する数字は語呂合わせ等のような意味が隠されていますが、黒ひげの懸賞金に存在する4760という端数の意味は明らかになっていません。端数の4760は黒ひげに関係する語呂合わせの他にも、過去に黒ひげが殺した人数や黒ひげ海賊団の船員数等といった様々な可能性が考察されています。
黒ひげの懸賞金が低い理由
黒ひげの懸賞金は『ワンピース』の世界全体では非常に高い金額となっていますが、四皇に属していた海賊達と比べると低い金額が設定されています。黒ひげは頂上戦争の原因を作った人物である事や、頂上戦争で白ひげの能力を奪った事から知名度が急上昇したものの、いきなり四皇に並ぶような懸賞金にならなかった理由には、他の四皇よりも海賊としての危険度が低いと判断されたという考察が存在しています。
黒ひげの懸賞金は上がる?
黒ひげの懸賞金は四皇の中でも一番低い設定となっていますが、上記にもあるように黒ひげは海賊として活躍していたものの、世界に危険な存在として認識されたのは王下七武海に加入した時期からとなっています。黒ひげは知名度が低い等の理由から四皇の中でも金額が低い設定となっていますが、白ひげ海賊団のマルコとの戦争に圧勝している事やこれからの活躍で、黒ひげの懸賞金が上昇する可能性が考えられています。
黒ひげの強さや能力を考察
黒ひげは『ワンピース』に登場する強力な能力である"悪魔の実"の能力者です。『ワンピース』には悪魔の実の能力以外にも"覇気"と呼ばれる強力な能力が存在していますが、黒ひげは覇気と悪魔の実の能力どちらも使用可能な人物となっています。ここでは黒ひげが使用する能力の中でも特に印象的な悪魔の実の能力について紹介をします。
ヤミヤミの実の強さや能力
黒ひげが使う悪魔の実の能力の一つには"ヤミヤミの実"と呼ばれる能力が存在しています。ヤミヤミの実はロギア系に分類されている悪魔の実の能力で、相手の悪魔の実の能力を無効化する事が出来る能力となっています。ヤミヤミの実はロギア系の悪魔の実ではありますが、流動化する事が出来ない事から他のロギア系の能力に比べると攻撃を受けやすい能力となっています。
ヤミヤミの実には攻撃を受けやすいという弱点が存在していますが、相手に触れている間は相手の悪魔の実の能力を使用できなくさせる事に加えて、相手をヤミヤミの実の能力者に引き寄せる能力も存在しています。対象と接近出来る事からメリットとデメリットどちらも受ける可能性がある事から、ヤミヤミの実は強力ながらも扱いが難しい能力なのではないかと考察がされています。
グラグラの実の強さや能力
黒ひげの使用する悪魔の実の能力にはヤミヤミの実以外に"グラグラの実"と呼ばれる能力も存在します。グラグラの実は元々四皇の白ひげが使用する能力でしたが、頂上戦争で白ひげが死亡した後に黒ひげが能力を奪った事で、黒ひげはグラグラの実の能力者になりました。グラグラの実の能力を披露した黒ひげの攻撃によって海軍に多大な被害があった事から、黒ひげの懸賞金に影響しているのではないかという考察も登場しています。
黒ひげが悪魔の実を2つ食べられた理由
『ワンピース』の世界では悪魔の実の能力を2つ以上所持する事は不可能とされています。しかし黒ひげはヤミヤミの実とグラグラの実の2つの能力を所持している事から、読者達からその理由について様々な考察が行われています。考えられる理由の一つには、黒ひげ海賊団の海賊旗に3つの頭が描かれている事等から、"イヌイヌの実幻獣種モデルケルベロス"の能力によって2つの悪魔の実の能力を保有できるという考察が存在しています。
黒ひげの謎を考察
『ワンピース』の中でも特に重要なキャラクターとなっている黒ひげには、悪魔の実に関する謎以外にも様々な謎が存在しています。黒ひげはルフィを始めとした様々なキャラクターとの関係を持っている人物で、シャンクスやロックス海賊団等の不明な部分が多い人物達との関係にも注目が集まっています。ここでは黒ひげに関係する謎について紹介をしていきます。
黒ひげとロックス海賊団の関係
『ワンピース』の物語の過去には、後に四皇となる白ひげやビッグ・マム等が所属していた強力な海賊団である"ロックス海賊団"が存在していました。ロックス海賊団は船長の"ロックス・D・ジーベック"によって設立された海賊団ですが、ロジャー海賊団に引けを取らない程の強さだったという事以外には、詳細な情報の少ない海賊団となっています。
黒ひげが船長の黒ひげ海賊団は、ロックス海賊団が設立された"海賊島ハチノス"を拠点としている他に、所有している海賊船に"サーベル・オブ・ジーベック"という名前が付いている等のように、所々にロックス海賊団と関係のある海賊団となっています。このような関係から黒ひげは、ロックス・D・ジーベックの意志を継いでいる人物なのではないかという考察が行われています。
黒ひげがシャンクスに言ったセリフの意味
黒ひげは頂上戦争でシャンクスと戦うかと思われましたが、シャンクスとの戦闘はまだ行わないとの発言をしていました。黒ひげは優勢になると油断する性格でありながらも普段は状況判断に優れた人物である事から、シャンクスに確実に勝てるように準備が出来てから決着を付ける事になるのではないかという考察が登場しています。
黒ひげはラスボスになる?
『ワンピース』序盤で登場したシャンクスの目に傷がついている描写は、黒ひげの名前は出なかったものの今後登場する伏線となっていました。また黒ひげの登場シーンには、ルフィと同じく夢を追う事に本気でありながらも対立しているシーンが存在しています。この事から黒ひげは『ワンピース』のラスボスとなるのではないかという考察が存在しています。
黒ひげの声優
『ワンピース』のアニメ版が配信された事によって、原作で重要人物となっている黒ひげもアニメで登場しています。アニメ化された作品ではキャラクターの印象に関わる重要な要素として、キャラクターの声が存在しています。ここではアニメ化された事で黒ひげの声を担当する事となった人物について紹介をします。
黒ひげの声優は「大塚明夫」
アニメ版『ワンピース』で黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)役を担当している声優は"大塚明夫"です。大塚明夫はアニメでの活躍も有名な人物ですが、ゲームやナレーション、洋画の吹き替え等でも有名となっている高い知名度を持った声優となっています。ここでは大塚明夫のプロフィールや演じたキャラクターについて紹介をしていきます。
大塚明夫のプロフィール
- 名前:大塚明夫(おおつか あきお)
- 身長182cm
- 血液型B型
- 職業:声優、俳優、ナレーター
- 生年月日1959年11月24日
- 出身地:東京都国立市
- 所属:マウスプロモーション
大塚明夫は1988年から活動を開始した声優で、活動開始から2022年現在もマウスプロモーションに所属し続けている人物となっています。大塚明夫は声優以外にも俳優やナレーターの仕事をしている事から、ジャンルを問わず様々な有名作品に関係のある人物となっています。
大塚明夫の主な出演作品や演じたキャラ
大塚明夫は『ワンピース』のマーシャル・D・ティーチ役を始めとして、『グラップラー刃牙』の範馬勇次郎役、『ゲゲゲの鬼太郎』のぬらりひょん役、『ブラック・ジャック』の間黒男役、『ルパン三世』の次元大介役、『メタルギアシリーズ』のスネーク役といった数多くの作品で活躍している声優です。大塚明夫は渋い声に人気のある声優である事から、かっこいい男性キャラを演じる事が多い声優となっています。
黒ひげに対する世間での評判や人気
黒ひげはルフィと初めて出会った際に、他の人物達から笑われていた空島へ行こうとするルフィの行動を笑わずにいました。黒ひげも夢を本気で追っている人物である事が分かる印象的なシーンですが、この時の印象と比べるとルフィと敵対してからの黒ひげの行動は悪行が目立っています。初登場時は良い印象のあった黒ひげですが、その後の行動で印象が変わったと感じている読者も多く存在します。
黒ひげとシャンクスはシャンクスがロジャー海賊団の見習いだった頃から、白ひげ海賊団の一員としてお互いに面識のあった人物です。シャンクスと黒ひげは、戦闘の詳細は不明なもののシャンクスと因縁のある関係である事から、いつ戦闘になってもおかしくないような状況になっている為、読者達から戦闘がいつ始めるのか注目されている関係となっています。
黒ひげは善行の多いルフィと違って海賊のイメージ通りの悪行が目立つ人物となっています。戦いに挑む際に勝ち目のある戦い以外は避けるような賢い立ち回りや、自分の夢の為なら手段を問わない等のような事から、良くも悪くも海賊らしさのある黒ひげは人気なキャラクターとなっています。
黒ひげの懸賞金の金額は意外と低かった
今回は黒ひげの強さや懸賞金の端数に関係する考察について紹介をしました。黒ひげの懸賞金は四皇のキャラクター達に比べると低い金額でしたが、海賊全体で見れば非常高額の設定となっていて、シャンクスの目に傷を付けた事や頂上戦争での活躍等から黒ひげの高い戦闘力が伺えます。油断が原因で攻撃を受けたりする事から弱い印象も受ける黒ひげですが、確実な強さを持っている人物である事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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