【ワンピース】カタクリのドーナツうましや食事シーンまとめ！意外な一面を紹介

まずはワンピースにおいてカタクリという人物がどのような存在として描かれているのかについて概要をまとめていきます。カタクリのプロフィールを確認して素性を明らかにしていきますが、それに併せて『ワンピース』という作品についても概要とあらすじをまとめておさらいしていきます。

カタクリはビッグ・マム海賊団の最高幹部『スイート3将星』の1人であり、その船の船長シャーロット・リンリンの次男です。筋骨隆々な肉体を見せるファッションと紫の短髪が特徴的。懸賞金が10億越えという3将星の中でも最強の男であり、他の海賊や海軍からもその存在が恐れられていますが、その裏で好物はドーナツというギャップがあり、おやつの時間になると歌を歌いながらドーナツにありつきます。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊をベースにしたファンタジーバトルが人気を博していくと、1997年の初掲載から20年以上経った今でも単行本102巻に及ぶ長期連載を続けています。2021年7月には累計発行部数が4億部を突破し日本最高記録を樹立。東映アニメーションによるアニメ製作では、最も長く続いたアニメ作品として記録されています。

海賊王と呼ばれた男ゴールド・ロジャー。彼は死に際にひとつなぎの大秘宝『ワンピース』の存在を語ると、幾多の海賊たちがそのロマンを追い求め世界は大海賊時代を迎えました。東の海に住んでいた少年モンキー・D・ルフィもその時代に海に出た海賊の1人でした。ルフィは恩師シャンクスから受け継いだ麦わら帽子をかぶり、麦わら海賊団を引き連れながら新世界の先を目指していきます。

ここからはカタクリのドーナツうましや食事シーンについてまとめていきます。作中ではスイート3将星を呼ばれ世に恐れられているカタクリですが、そんな肩書きとは裏腹に好きな食べ物がドーナツだという意外性があります。アニメ版ではドーナツを頬張るシーンで曲がつけられていることで更なる話題性を生み出しました。

カタクリは食事をする時にこだわりがあり、悪魔の実の能力で作った屋敷の中で1人だけで食事をすることを徹底していました。そのため仲間でさえもカタクリの食事風景を見たことがなかったのですが、ルフィがその屋敷を破壊しカタクリに殴りかかろうとした時、崩れた屋敷の中では大きなドーナツを片手に「ドーナツうましドーナツ！」と、愉快に歌いながら食事するカタクリが登場したのでした。

ドーナツを食べるシーンの前にカタクリはルフィと戦っていました。圧倒的な力の差を見せつけつつも、持ち前のタフさでしぶとく耐え続けるルフィ。カタクリはおやつの時間が差し迫っていることに気付くと、貴重な時間が奪われることを危惧してルフィをモチの中に閉じ込め、窒息死させようとしました。しかし、ルフィは無尽蔵な胃袋でモチをすべて平らげしまい、逃げたカタクリを追ってモチの屋敷を粉砕したことでおやつのシーンが登場するのでした。

ドーナツうましと言って頬張るおやつシーンは無論アニメでも描かれました。アニメではドーナツうましというセリフを使って曲が流され、まるでカタクリが愉快な歌を歌いながらドーナツを食べているかのように描かれていたのです。ちなみに、アニメ版カタクリの声優は銀魂の坂田銀時などで有名な杉田智和さんです。

カタクリのおやつシーンはアニメ856話にて公開されています。最強の男として登場したカタクリの意外すぎる本性。その歌をギャグアニメで鉄板の杉田智和が演じたことで、ネット上ではカタクリのキャラ崩壊が面白過ぎると話題になっていました。

ここからはカタクリの人物像についてまとめていきます。おやつ時にドーナツうましと言いながら好物を食べていたカタクリでしたが、表向きの顔はそんなメルヘンチックな言動に似合わない強者っぷりを発揮しています。ここでは一般的に知られているカタクリの初登場話から始め、彼の性格や強さなどについて詳しく解説していきます。

カタクリの初登場シーンは単行本86巻収録の第860話『10：00 開演』にて描かれています。名前と存在に関しては初登場前から噂として知らされていました。万国の粉大臣を担っているカタクリは、ルフィや読者に対して四皇の最高幹部としてとても強い存在だと明かされていました。

カタクリの見た目は鍛え抜かれた上半身が強調されており、袖のないジャケットと手首や膝の部分にトゲのある装飾をつけているのが特徴的です。口元は肩を覆うほどボリュームがあるファーで隠しており、ファーが外れるとサメのようなギザ歯が出てきます。普段口を隠しているのはカタクリの幼い頃に理由があり、「フクロウナギだ」とからかわれていたことをトラウマに感じているからです。

カタクリの完璧主義な性格はシャーロット家の兄弟姉妹たちからも尊敬されるような性格です。かつてカタクリは喧嘩っ早い性格でしたが、妹のブリュレがカタクリの口元を馬鹿にする子どもたちから報復を受けたことを知って、誰にも馬鹿にされないような完璧超人になろうと決めたそうです。しかし、完璧主義は演技な部分もあり、カタクリ自身はそれを演じることに多少のストレスを感じています。それを解消する方法の1つがおやつの時間なのです。

完璧主義を志すカタクリにとって、地面に背中をつけることは恥であるという考えがあります。地面に背中をつける、つまり地面に倒れてしまうことは『弱さ』であり、完璧とは真逆の行為であると強く否定しているのです。実際に妹のブリュレのセリフでは、生まれてから一度も地に背をつけたことがないとされています。

これまでカタクリのプロフィールやドーナツうましのシーンなどをまとめてきました。最強の男には似合わない意外すぎるおやつの時間に多くのファンがギャップを感じたことでしょうが、そのシーンに対する本音はどうなっているのでしょうか？ここではカタクリのドーナツに対する世間での評判や人気について、実際にネット上で見受けられるコメントなどを参照して見ていきます。

カタクリのドーナツシーンに対して多くのファンはキャラが崩壊しすぎて面白いとコメントを残していました。原作漫画でも驚きの声が多く見られましたが、アニメ版では声優の演技や曲の付け足しなども相まってキャラの崩壊度がパワーアップしており、余計に笑ってしまったという人もいました。

ドーナツシーンの影響で見ている人も思わずドーナツを食べてしまいたくなったそうです。ただ食事をするシーンであればそう思う人はごくわずかだったでしょうが、あのカタクリがとても楽しげにドーナツを食べているというギャップによって大勢の人が思わずドーナツを求めてしまっているようでした。

ドーナツが好きなカタクリですが、その食べっぷりを見てしまうと他の甘い食べ物も食べてほしいと願う意見もありました。ドーナツ以外の甘い物を食べる時もカタクリは歌を歌うのでしょうか？少し気になってしまう部分です。

ここからはカタクリがもしも〇〇だったらについてまとめていきます。ワンピース作中ではビッグ・マム海賊団の最高幹部として活躍していたカタクリですが、もしも彼が我々のいる現代に実在する人物だったらどのような存在になり得ていたのでしょうか。ここでは原作での言動を参考にして、実際にカタクリが『担任の先生』、『兄』、『彼氏』だったらについてそれぞれ考察していきます。

ワンピース世界では超人、無敗の男というように武闘派な印象が強いカタクリですが、その裏で兄弟たちからの信頼はとても厚く関係性もかなり良好です。これは恐らく、家族や部下に対してカタクリが寛容に接しているからでしょう。なので、もしもカタクリが担任の先生だった場合は見た目がおっかなくとも、とても面倒見がいい先生になっていると思います。人の失敗に対しても軽い叱責で済まし、生徒の悩み事などにも真摯に対応してくれそうです。

上記でも記載した通り、カタクリは非常に兄弟思いの人物であるはずです。もしもカタクリが兄だった場合も弟、妹たちに優しく接し危ないところにはすぐに駆け付けてくれることでしょう。これに付け加えるとするなら、原作では兄弟たちがカタクリの強さに憧れ超人でいることに尊敬の念を抱いていました。これは兄弟たちがカタクリを強く信頼しており頼れる味方だと認識していることを裏付けていると言えるので、実際に兄になったらどんな困難でも解決してくれそうです。

カタクリに限った話ではないですが、ワンピースではあまり恋愛描写がされていないため、カタクリが彼氏だった場合を考えるのはとても難しそうです。そもそも、カタクリ自身48歳でありながら独身であるため恋愛への興味が薄い可能性もあります。カタクリが彼氏だった場合は恋愛に疎い部分で少し歯痒い感じを味わうかもしれません。ですが、圧倒的な強さを兼ね備えたカタクリであればそのたくましさで生涯をかけて守ってくれそうです。

カタクリがドーナツうましと歌う姿は、あまりのインパクトに多くのファンの記憶に深く残ったことでしょう。そんなギャップ萌えで話題になったカタクリでしたが、原作ではその後ルフィとの真剣勝負が描かれそこでも話題になっています。もしもルフィ対カタクリの戦いをまだ確認していないという方はぜひ原作やアニメなどでご覧になることをお勧めします。