【ワンピース】ゴール・D・ロジャーの能力や人物像を調査！作中での活躍や人間関係は？

ワンピースに登場するキャラのゴール・D・ロジャーは、ワンピースという作品の大きな謎に関わっている人物であり、長い連載の中でロジャー自身の事は徐々に謎が明かされていますが重要な部分は多くが未だに謎のままです。そんなロジャーの明かされたプロフィールや強さや技、懸賞金等を解説していきます。

ゴール・D・ロジャーはラフテルに辿り着き海賊王と呼ばれるようになりました。ですが、海賊王となった時にはすでに病魔によって余命残り少ないロジャーは海軍に自ら出頭し、出生地であるローグタウンにて公開処刑されました。ロジャーは処刑される寸前の言葉で多くの人間を海に駆り立てる大航海時代を巻き起こしています。また、ロジャーの懸賞金は判明している中では最高額です。

ロジャーの愛刀である最上級大業物『エース』の名はVIVRUCARDによって明らかになりました。ロジャーの声優である大塚周夫さんは2015年に亡くなってしまい、津嘉山正種さんに変わっています。また、ロジャーの若い頃の声優は草尾毅が担当しています。

ぼさぼさの黒髪にカイゼル髭がロジャーの特徴で、服装はブラッディレッドのコートを羽織って海賊帽を被って一般的な海賊の出で立ちをしています。40代の頃は息子のポートガス･D･エースに髭を生やした姿と似ていて、笑い方はルフィと似ています。

若い頃のロジャーの姿は、ロジャー海賊団副船長のシルバーズ･レイリーに声をかけた回想シーンに登場します。目元は影で隠れていてわかりませんでしたが外見はルフィと似ていて、麦わら帽子を被っていました。ちなみに、後にこの麦わら帽子はロジャーの船に見習いとして乗っていたシャンクスの手に渡され、その後はシャンクスからルフィに渡されているものです。

ロジャーは世界政府にゴールド･ロジャーと手配されたため世間ではゴールド･ロジャーと呼ばれていますが、本当の名はゴール・D・ロジャーであり、ロジャーの本当の名を知っている者は極一部です。Dの一族は天竜人の天敵であり、Dの一族を生かすために天や多くの人間が味方したり、笑みを浮かべたまま死を迎えていたりします。

エッド･ウォーの海戦ではロジャーの1隻の船が金獅子のシキの大艦隊に囲まれた時には大きく荒れ狂う天候に救われ、ガープは運良く生き残った結果が海賊王と言っています。また、処刑寸前には笑ったと言われていて、ロジャーはDの一族の特徴を兼ね揃えています。

ワンピースは長い間、週刊少年ジャンプで看板作品となっている大人気漫画です。海外人気も高くワンピースが1000話を迎えた際には、ONEPIECE WORLD TOP100(通称WT100)と呼ばれる世界規模の人気投票が行われました。1つの漫画で世界規模の人気投票が行われるのは初めてで、ワンピースの世界での人気の高さが伺えます。

海賊王ゴールド･ロジャーが処刑寸前に放った言葉で人々を海へと駆り立てる大航海時代へと突入しました。モンキー･D･ルフィは、ルフィが住むフーシャ村に滞在していた赤髪のシャンクスの影響で海賊に憧れるようになります。ある日、ルフィはシャンクスが手に入れた悪魔の実であるゴムゴムの実を食べてしまい、泳げなくなる代わりにゴムのような肉体を手に入れました。

フーシャ村にしばらく滞在したシャンクスは、自分の麦わら帽子をルフィに預け、ルフィとある約束をした後フーシャ村から旅立ちます。10年後、ルフィはシャンクスとの約束の立派な海賊になって再会し麦わら帽子を返すという約束を守るために海に出ました。

ロジャーは長い間多くの事が謎に包まれ、特に戦闘スタイルや技等は作中で判明したのはかなり後になってからでした。作中で徐々に判明してきたロジャーの技や能力の解説や、懸賞金等をロジャーというキャラの紹介をしていきます。

ロジャーはガープやセンゴク等の海軍や白ひげと何度も殺し合いを繰り広げ、『エッド･ウォーの海戦』では1隻の船で金獅子のシキの大艦隊を打ち破っています。『ゴッドバレー事件』と呼ばれる事件で、約40年前当時世界最強と呼ばれていた『ロックス海賊団』をルフィの祖父であるモンキー･D･ガープと手を組んで2人で壊滅させています。

ロジャーの直接の戦闘描写は少ないですが、ロジャーの技の1振りで当時の白ひげ海賊団2番隊隊長のおでんを大きく吹き飛ばし、全盛期の白ひげと3日3晩戦ってていました。ワンピースの1047話のカイドウのセリフからロジャーはワンピースの登場するキャラの中でも最強クラスの実力だと思われます。

当然のようにロジャーは覇王色を含む3種の覇気を使用しています。剣に分厚い覇気を纏えるのか覇気を衝撃波の飛ばせるのかはわかりませんが、白ひげと切り結んだ時は剣同士が触れ合う前に覇気同士がぶつかり合い、上空の雲を全て吹き飛ばした上に周りの海賊たちを衝撃で吹き飛ばし、覇気同士のぶつかり合いの影響で覇王色らしき黒い稲妻が発生しています。

ロジャーの能力か見聞色の覇気なのか詳細は分かりませんが、ロジャーは『万物の声を聞く』ことが出来ます。声を聞ける相手は海王類やズニーシャ等の生物だけではなく、ポーネグリフみたいな無機物の声も聞こえます。声が聞こえる相手が近くにいると声が聞こえてしまい、ロジャー自身は落ち着かないと言っています。この能力はルフィやしらほし、モモの助も持っています。

ロジャーが作中で使用した技の『神避』は『かむさり』と読みます。どんな技かというと、赤みがかかった黒い稲妻を纏った剣で衝撃波を放つ技です。技の威力は、技を受けたおでんが木々をなぎ倒しながら大きく吹き飛ばされるほど技の威力は高いです。ロジャーの戦闘描写は少なく、ロジャーの技は一つしか判明していません。

ゴムゴムの実の本当の名は世界政府により隠されていて、本当の名前は『ヒトヒトの実(幻獣種モデル"ニカ")』です。前の持ち主が不明な事から、ロジャーがゴムゴムの実の前の持ち主では?という意見があります。シャンクスが海軍が移送中であったゴムゴムの実を奪ったのは12年前、800年間海軍はゴムゴムの実を完全に確保できていないみたいため、元の所有者は海軍ではなさそうです。

シャンクスがわざわざ海軍を襲ってまでゴムゴムの実を奪った理由も分かっていません。可能性として、ラフテルやひとつなぎの大秘宝にゴムゴムの実が何か関係していたから奪った可能性もあります。様々な理由が推測される中で、ロジャーが食べた実だからわざわざ海軍から奪ったという可能性も考えられます。実際ルフィも、エースの実であるメラメラの実を確保するために動いていますし、考えられない可能性ではありません。

エッド･ウォーの海戦で突如天候が荒れ狂った事や、ロジャー海賊団の海賊旗のひげが2本づつあり先がうねっている形から、ロジャーは風や天候を操る事が可能な悪魔の実の能力者である説を唱える方がいらっしゃいます。

ロジャーが、天候を操る悪魔の実の能力者があることが前提ですが、能力者が死亡した場合、近くの果実に悪魔の実が宿ります。ドラゴンはロジャー処刑を見にきている事が分かっていて、たまたまドラゴンがロジャーの悪魔の実を拾って食べた可能性もあります。この説が正しい場合、ローグタウンでルフィが逃走する時に雨が降っていたのも、ドラゴンが降らせたという可能性が浮かび上がってきます。

ワンピース原作の957話でロジャーの懸賞金が判明しました。この話では四皇と白ひげの懸賞金も判明しています。最高額のロジャーの懸賞金が55億6480万ベリーで、次に高いのは懸賞金が50億4600万ベリーの白ひげです。カイドウが生存している中の最高の懸賞金で、46億1110万ベリーになります。その下にはビッグ･マムが続きます。

ロジャーの人物像や性格、ロジャーを知っているキャラ達から言われているロジャーとルフィーが似ている所を解説していきます。

ロジャーは仲間思いで楽天的な性格をしていました。子供好きで、子供を世話をする姿を見せていたり、歌好きでビンクスの酒を仲間と合唱しています。世間での評判は最悪ですが、部下達や直接会った者達からもよく好かれています。また、シャンクスはロジャーは人には決して弱いところを見せない人物であったと語っています。

船のルールで堅気への手出しを禁忌としていて、海賊としての残虐な姿は見られませんがかなり好戦的で戦闘狂な面があります。白ひげとの戦いを楽しんだり、侍のおでんを見た時には満面の笑みでおでんに駆け出しています。非常に仲間思いであり、仲間を逃がすために船長であるロジャー自身が注意を引き付けたり、仲間を侮辱された時には一国の軍隊を潰しています。

ロジャーは海賊は自由でなければ信念を持っていて、支配が海賊の本分と豪語する金獅子のシキとは長年争い続けています。ガープも長年ロジャーを捕まえるためにロジャーとは何度も殺し合いをしていましたが、ロジャーの気質から敵であったシキやガープからも認められています。ロジャーは敵であっても一定の信頼を置かれる人物でもありました。

直接知っている者達は、ロジャーと似たものをルフィから感じています。ルフィは子供の頃からロジャーと同じある言葉を言っているとシャンクスは語っていて、レイリーは在りし日のロジャーとルフィの姿を重ねています。他にも、ズニーシャや海王類の言葉を聞いたり、支配には興味がなく自由にやりたい事をやってる、まとっている空気が似ている等が多くの共通点があります。

ロジャーが海賊団を作った時期や経緯や、ロジャーやロジャー海賊団が起こした事件やラフテルに行くまでの行動、ひとつなぎの大秘宝を手に入れてから処刑されまでのロジャーの行動を、ワンピースが連載している中で判明していた事を解説していきます。

船上で暮らすレイリーにロジャーは声を掛け、海賊団を結成しています。海賊団を結成した詳細な時期は不明ですが、ブルックが活動していた47~52年前ぐらいにルーキーとして名を馳せていました。

ゴッドバレー事件とは、ゴッドバレーという島で当時最強の海賊団の名を欲しいままにしていたロックス海賊団によって引き起こされた事件です。事件の詳細は不明ですが天竜人とその奴隷を守るためたまたま居合わせたロジャーはガープと手を結び、2人の手によってロックス海賊団を壊滅し、戦闘の結果かどうかは分かりませんがゴッドバレー島は消滅しています。また、この事件の功績からガープは『海軍の英雄』と呼ばれています。

同じ海賊として白ひげ海賊団とは何度も殺し合いを繰り広げています。何度も殺し合いを繰り返していますが仲は悪くなかったみたいで、26年前に戦闘になった時は、3日3晩戦い続けた翌日にはプレゼント交換となっていました。この時、戦闘後に白ひげに頼みこみ、古代文字を読めるおでんを貸してもらっています。

ロジャーは偉大なる航路の最後の島である『ラフテル』にたどり着くために『歴史の本文(ポーネグリフ)』を探す旅をしています。ラフテルにたどり着くためには、4つの赤い石碑の『ロードポーネグリフ』を読み解く必要があり、白ひげに頼んで貸してもらったおでんに読んでもらっています。旅の途中で空島にたどり着いた時は、おでんに頼み空島の歴史の本文に文字を刻んでもらっています。

魚人島、ワノ国、ゾウのそれぞれの赤い石碑と、詳細な時期は不明ですがビッグ･マムが持っている赤い石碑の写しを奪っていたロジャーは4つの赤い石碑を読み解き、偉大なる航路の最後の島を目指しました。最後の島に行く前に、病気になったバギーとシャンクスを船から降ろしています。最後の島に上陸したロジャーは、財宝を見た時全船員達と共に涙が出るほどの大笑いをしています。

財宝を見たロジャーは最後の島をラフテルと名付けました。ロジャーが偉大なる航路を一周したということは瞬く間に広がり、ロジャーは『"富""名声""力"を全て手に入れた男』と報じられ、ロジャーが手に入れたものとされるものを世間では『ひとつなぎの大秘宝』と呼ばれるようになりました。

ロジャーは余命が少ない事もあり、ラフテルにたどり着いた後海賊団の解散を考えていて、実際に船長命令でロジャー海賊団の解散を宣言しています。船上で宴会を開いた後、ロジャーは一番に船を降り、仲間たちとは笑顔で別れました。

ロジャーの病は、船を降りる時にはすでに末期であったため、船医のクロッカスからあるだけの薬をもらってから船から降りています。船を降りた後白ひげと酒を酌み交わし、Dの名前の意味やひとつなぎの大財宝の正体等様々な事を語っています。その後、妻のポートガス･D･ルージュと共に過ごしています。

海賊団を解散してから1年後、ロジャーは唐突に海軍に自首します。ロジャーは自首しましたが、世界政府は世間には逮捕と発表しています。ロジャーが独房にいる時にガープが密かに会いに行っています。この時、妻と生まれてくる子供の事をガープに教え、生まれてくる子供には罪が無いから助けて欲しいと頼んでいます。

ローグタウンでロジャーの公開処刑が実行されましたが、ロジャーの処刑前に放った一言で世の中は大海賊時代へと突入しました。ロジャーが処刑された場には民衆やロジャー海賊団のクルーだけではなく、ドラゴンやドフラミンゴ、ミホークやクロコダイル等後の世で大きく名前を馳せる者達も見に来ていました。

全員ではありませんが、ロジャーの人間関係を解説していきます。ロジャー海賊団のメンバーの中で現在名前が判明してる者達や、ガープや白ひげ等の海賊や海軍のライバル達と言える存在達とロジャーの関係を解説していきます。

ロジャーとロジャー海賊団のメンバー達との関係を解説していきます。下で紹介するキャラ達以外にロジャー海賊団に乗っていたのが分かっているのは、おでんがロジャー海賊団に貸し出された時に、密航してまでおでんについてきたイヌアラシとネコマムシです。

冥王の異名を持つロジャー海賊団副船長のシルバーズ･レイリーは、ロジャーの最初の仲間でロジャーに相棒と呼ばれるほど信頼されています。海賊団解散後のロジャーとの別れの際には、ロジャーから不可解な言葉をかけられています。

クロッカスはロジャー海賊団に船医として乗っています。元々は偉大なる航路の入り口にある双子岬の灯台守でしたが、親交のあったルンバー海賊団の行方を探すためにロジャー海賊団に同行しています。ロジャーの主治医でもありましたが、エッド･ウォーの海戦での言動から患者のロジャーと一緒に無茶をしていた模様です。

後の四皇のシャンクスは、見習いとしてロジャー海賊団に乗っていました。シャンクスの麦わら帽子はロジャーが若い頃被っていた麦わら帽子だと思われます。シャンクスはラフテルに行く直前に病気となったバギーと共に居残りを申し出たため、ラフテルには行っていません。その後、ラフテルから帰ってきたロジャーにいくつか質問をした後号泣しています。ロジャーの処刑を見届けた後、海へ出て赤髪海賊団を結成しました。

ワノ国の侍で、白ひげ海賊団初代２番隊隊長を務めていて、白ひげには弟として迎え入れられた人物です。古代文字を読めるためおでんをロジャーが白ひげに貸して欲しいと頼みこみ、おでんはロジャー海賊団に同行することになりました。おでんと共に、おでんの妻のトキと子供2人、密航した2人の家臣がロジャーの船に乗り込みました。旅の途中で、ロジャーがおでんの子供のモモの助と日和の2人をあやしている姿が見られます。

妻のトキが旅の途中で体調を崩してしまいおでん以外は途中で立ち寄ったワノ国で降りていますが、おでんは最後まで船に乗り続けました。ロジャー海賊団解散後にロジャーが一番に船を降りた後おでんをワノ国まで届けるように言い、白ひげ海賊団に残ったおでんの家臣であるイゾウにロジャーがおでんの伝言を伝えています。

バギーもロジャー海賊団の見習いとして船に乗っていました。ロジャー一味が拾ったバラバラの実を食べてしまい能力者となっています。ラフテルに行く直前に病気となりシャンクスと一緒に残っているためラフテルには行っていません。ロジャーの処刑を見届けた後は、シャンクスからの海賊団への誘いを断り、後に自分の海賊団を立ち上げています。

映画『STAMPEDE』で登場した『鬼の跡目』という異名を持つ海賊です。ロジャーを超えるために海賊団に入りましたが、ロジャーの事は尊敬しています。ロジャー処刑後に暴れるダグラス･バレットにバスタコールが発動され、長期戦の末疲れ切ったダグラス･バレットは捕まりインペルダウンLEVEL6に投獄されています。

ロジャーとしのぎを削ったライバルや宿敵のような存在の、海賊達や海軍の将兵達を紹介していきます。下に紹介した者達以外にもロジャーは、センゴクやつるの、ビッグ･マム等とも戦っています。

海軍中将で、ロジャーを追い回し何度も殺し合いを繰り広げた仲ですが最後までガープ自身はロジャーを嫌いになれずに、最終的には不思議な信頼関係が成り立っていました。ロジャー側も、ガープの事を自分の妻と子供を託すほど信頼しています。ロジャー処刑後、ロジャーの子供を妻であるポートガス･D･ルージュから託されロジャーの子供であるエースを保護しています。

かつて世界最強の海賊団『ロックス海賊団』の船長でDの名前を持ち、ロジャーの『最初にして最強の敵』と言われています。世界の王になるという野望を持ち、海賊行為よりテロ行為を主に行っていて、ロックスが起こした多くの事件は世界政府によってもみ消されています。38年前に起こしたゴッドバレー事件でロジャーとガープの手によってロックス海賊団は壊滅し、ロックスは死亡しています。

『金獅子』の異名を持つ大海賊でフワフワの実の能力者です。シキは世界を支配する事が目的で、海賊は自由でなければならない信念を持つロジャーとは対立したびたび衝突していますが、シキ自身は誰よりもロジャーの事を認めています。

27年前のエッド･ウォーの海戦でロジャーの1隻の船を数十隻の艦隊で包囲しますが、突如起こった嵐によって艦隊は壊滅しシキ自身も舵輪が頭にめり込む負傷を負っています。ロジャーが海軍に捕まったと聞いた時には、自分の手でロジャーを殺すために海軍本部に乗り込んでいます。センゴクとガープとの激闘の末に敗北し、インペルダウンLEVEL6に投獄されました。

四皇の一人であり、白ひげ海賊団船長です。ロジャーとは何度も殺し合いを繰り広げていますが、26年前にロジャー海賊団と白ひげ海賊団が3日3晩戦い続けた翌日にはプレゼント交換となっていました。この時、ロジャーとおでん自身に頼み込まれておでんをロジャーに貸したため、ロジャーはラフテルへとたどり着く事ができました。

ロジャー海賊団解散後にロジャーは白ひげの元へと訪れ、酒を酌み交わしながら様々な話をしました。この時、Dの名前の意味やひとつなぎの大秘宝の正体等を話しています。白ひげ後に白ひげ海賊団に入ったエースが、自分がロジャーの息子だと話した時も気にせず受け入れています。

最後に仲間やライバル以外のロジャーと関係があるキャラ達を紹介していきます。下に紹介したキャラ以外にも、リュウグウ王国のネプチューン王や空島スカイピアの空の騎士ガン･フォール等とも親交があります。

ウォーターセブンで働く魚人の船大工です。麦わらの一味のフランキーの船大工の師でもあります。宝樹アダムからロジャー海賊団の船である『オーロ･ジャクソン号』を建造していますが、ロジャーの処刑後はロジャーの船を製造の罪で処刑されています。ロジャーが船建造後にウォーターセブンに訪れた時は海列車の進捗等トムとは親しげであり、トムもロジャーに対しては敬意を持っていて処刑を敢えて受け入れています。

大渦蜘蛛海賊団の船長で、白ひげ海賊団の傘下に入っています。ロジャーによって仲間が全滅したため、現在でもロジャーを憎んでいます。息子のエースとはロジャーの息子である事を知らずに親交があり、頂上戦争ではその事を海軍に利用され白ひげを刺してしまっています。

ロジャーはルフィの義兄であるポートガス･D･エースの父です。エースはロジャーに対してどんな感情を持っているかやロジャーと似ている箇所、ロジャーの妻でエースの母であるポートガス･D･ルージュについて解説していきます。

エースはロジャーが処刑された後に生まれたため、ロジャーと直接の面識はありません。ですが、幼少の頃からロジャーの悪評を聞き続けたためロジャーを嫌い、生まれてきた事を思い悩み育ってきました。大切な者を守るために最前線に立ったり仲間を侮辱されるような発言には黙っていられない所はロジャーとそっくりであり、シャンクスは驚いてました。

ロジャーの妻であり、エースの実母です。ロジャーが海賊団を解散してから出頭するまでの約1年間はルージュと過ごしていました。ロジャー処刑後、ロジャーの関係者が処刑される中、政府の目を誤魔化すために出産を2年近くまで執念で長引かせてエースを出産しています。その事が原因で、出産直後にルージュは死亡しています。

ロジャーは独房にいる自分へと訪れたガープに、妻子の存在を話して助けて欲しいとガープに頼みました。妻であるポートガス･D･ルージュは子供のエースをガープに託し亡くなってしまいますが、ガープをエースを託された後はガープの故郷のゴア王国にいる、知人の山賊であるダダンに預けました。

ロジャーにはまだ分かっていない部分がいくつもあります。特に物語の核心部分でもある、ひとつなぎの大秘宝にかかわる部分はほとんど分かっていません。ロジャーの名前の由来や麦わら帽子と一緒に解説していきます。

レイリーと初めて会った時の回想の若い頃のロジャーは麦わら帽子を被っていました。いつ頃かは不明ですがシャンクスにロジャーの被っていた麦わら帽子を渡したためか、海賊帽をロジャーは被っています。後に麦わら帽子はルフィにシャンクスによって渡されているため、麦わら帽子の元の持ち主はロジャーになります。

ロジャーの名前の由来は海賊旗を意味する『ジョリー･ロジャー』です。『ジョリー･ロジャー』の由来の中の1つに悪魔という意味を持つ『オールド･ロジャー』や、『ゴール(終着点)』やロジャー海賊団の幹部クラスには金属の名称が入っている事から『ゴールド(金)』等が由来ではないかと言われています。

ワンピースの漫画の82巻のBBSで、作者の尾田栄一郎さんがレイリーの年齢を聞かれた時にロジャーの年齢も答えています。その答えは『今は77歳』と解答しており、この答えは何か意味があってこの答え方になったと思われます。ロジャーは今も存在しているという説がレイリーや白ひげのセリフから予想されて方もいますが、詳しいことは分かっていません。

詳しくは分かっていません。しかし、早すぎたという発言の前に魚人島での海王類達の王の話を思い出しているため、古代兵器とラフテルに何か関係があるのかもしれません。また、ロジャーは『真の歴史の本文(リオ･ポーネグリフ)』という歴史や情報を記した9つの石の一部しか読んでいないため、知るべき情報を見落としたというという可能性もあります。

ひとつなぎの大秘宝の正体は不明ですが、ロジャーから正体を聞いている白ひげは存在する、と言い切っています。他にひとつなぎの大秘宝に関係する事は、白ひげの発言の『世界がひっくり返る』、宝を見たロジャー海賊団が涙が出るほど大笑いしていた理由や、ロジャーが偉大なる航路の最後の島に『ラフテル(笑い話)』と名付けた理由等です。作者の尾田栄一郎は形のある物という発言しています。

ひとつなぎの大秘宝の正体ですが、ラフテルに行ったレイリーは歴史の全てを知っていて、世界政府や五老星は空白の100年を知ろうとしていたオハラを消し去っている事から、歴史に関係するものではないかという説もあります。

作者のロジャーの年齢の言い回しや、レイリーへの別れの際の『オレは死なねえぜ･･･?相棒･･･』というセリフからロジャー生存説が存在します。白ひげの黒ひげに対して『ロジャーが待っているのはお前じゃない』のセリフもあり、何らかの形でロジャーが存在している可能性はあります。

初代ロジャー役の方は亡くなられているため、途中で声優が変わっています。また、レイリーに声をかけた時の若い頃のロジャーも声優は違うため、3人全員紹介していきます。

初代ロジャーの声優は大塚周夫さんです。1話～590話まで担当しています。OPにもよりますが、最初のナレーションでセリフを発する事が多かったので大塚周夫さんのロジャーは馴染み深い方も多いと思います。

ロジャーの声優である大塚周夫さんは元々は俳優の方で、1963年に担当した吹き替えの仕事の後から俳優業と両立して声優の仕事もしていました。63歳の時に体力の限界を感じて舞台を引退し、青二プロダクションに移った後は声優業に専念しています。アニメは得意ではないと言いつつ、アニメ･ゲーム･吹き替え等仕事を選ばず幅広いキャラを担当しています。また、黒ひげを担当する大塚明夫さんは周夫さんの長男にあたります。

大塚周夫さんの有名な担当キャラは、ゲゲゲの鬼太郎1期･2期の『ねずみ男』、ルパン三世の初代『石川五エ門』、ソニックの『Dr.エッグマン』、デジモンアドベンチャーの『ピエモン』や『アポカリモン』等です。大塚周夫さんはねずみ男が特にお気に入りのキャラで演技にも絶対的な自信を持っていて、キャストが交代になった時は残念がっていました。

亡くなった大塚周夫さんの代わりに津嘉山正種さんが849話からロジャー役を代わりに担当しています。大塚周夫さんの代わりに声優となった津嘉山正種さんのプロフィールや、他に担当した役の紹介をしていきます。

津嘉山正種さんは劇団の裏方志望でしたが、劇団員募集の時に裏方を募集していなかったため俳優となった経緯があります。声優としては洋画の吹き替えを中心に活躍しています。脳卒中を3度起こしながら生還している方でもあります。

アニメではアカギの『鷲巣巌』、カイジの『兵藤和尊』、Fate/Zeroの『間桐臓硯』役で出演しています。俳優としても多数の作品に参加していて、男はつらいシリーズにお馴染みの人物として出演しています。また、洋画の吹き替えを中心に活躍していて、ケビン･コスナーやロバート･デ･ニーロの吹き替えが有名です。

青年期のロジャーを担当したのは草尾毅さんです。草尾毅さんのプロフィールや他に担当したキャラを紹介していきます。

1987年に声優デビューし、1988年の『鎧伝サムライトルーパー』に出演して大ブレイクし、声優ユニット『NG5』を結成しています。『NG5』は1990年に解散していますが、音楽ビデオでオリコンチャート1位を獲得するなど高い人気を誇っていました。解散後もアーティストとして活動しています。同じ事務所の斎藤佑圭さんと結婚し、子供も2人産まれています。

声優としては熱血主人公や戦士系キャラを多く演じていて、SLAMDUNKの『桜木花道』やドラゴンボールの『トランクス』を演じています。少年役も演じることがありトランクスは青年期だけでなく少年期も演じています。声優以外にも吹き替えの仕事も多くこなしていて、初期のレオナルド･ディカプリオを持ち役にしていました。

ワンピース本編内でカイドウから語った、ロジャーが無能力者という事実と、覇気は全てを凌駕する、というセリフはかなりの話題となりました。やはり、多くの方がロジャーの能力は気になっていたのかと思われます。

ルフィとロジャーを比較、重ねて見ている読者も多いようです。二人にとって海賊王になることは目標ではなく、夢を叶えるためのものという共通点に注目されています。

ここ最近本格的な出番が増えてきた事で、この方は人気投票でも今後は高い順位になると予想しています。作者の尾田さんが言うように終わりが近いので、ひとつなぎの大秘宝の正体を語るにはロジャーの出番も必要になってくるのでしょうか。

今回はワンピースのゴール･D･ロジャーの性格や懸賞金等について紹介させてもらいましたがいかがだったでしょうか？海賊王であるため物語の核心部分に触れている部分が多くセリフが意味深になってる所が多いですが、SNS等ではそれが逆に多くの推理を生んでいると思います。皆様もこれを機に、ひとつなぎの大秘宝の正体を推理してみるのはいかがでしょうか？