【ワンピース】エルバフは巨人族の聖地?どのような地?ロキ王子についても
本記事では『ワンピース』のエルバフを紹介します。巨人族の聖地と言われているエルバフの概要や巨木の正体、63年前の事件の内容、ロキ王子について徹底解説しました。また、『ワンピース』のエルバフが生み出した最強の巨兵海賊団についても紹介しています。
目次
【ワンピース】エルバフとは?
『ワンピース』に登場するエルバフとは、巨人たちが住む国です。かつてルフィとウソップが「いつか必ず行こう」と言っていた場所であり、巨人族の聖地とされている場所がエルバフになります。『ワンピース』の世界には小人族や手長族、足長族などさまざまな種族が登場しますが、その中でも巨人族は最強の種族です。ここでは『ワンピース』のエルバフについて紹介していきましょう。
エルバフとは?
『ワンピース』のエルバフは、勇猛果敢な巨人族を指す言葉です。作中に登場する巨人族たちは「エルバフの戦士」と言われています。また、エルバフはエルバフの戦士たちが暮らしている場所そのものを指す言葉でもあります。エルバフはさまざまな特殊なルールを持つ場所です。
ワンピースの概要
『ワンピース』とは、尾田栄一郎による漫画作品です。1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載しており、現在では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ長期連載作品となっています。海賊となった主人公のルフィがひとつなぎの大秘宝を目指す海洋冒険ロマンとなっており、壮大な世界観や綿密に設計されたストーリーなど多くの魅力を持つ作品です。現在単行本は106巻まで発売されており、国内の累計発行部数は4億1000万部を突破している大ヒット作です。
ワンピースのあらすじ
ただ一人グランドラインを制覇した海賊王、ゴールド・ロジャーが残したと言われるひとつなぎの大秘宝を巡り、世界では多くの猛者が海へと旅立っていました。そんな中、海賊王を目指す少年・ルフィも大海原へ乗り出します。ゴム人間であるルフィは旅をしながら仲間を集めていき、一行は「麦わらの一味」と呼ばれる名前の知られた海賊団になっていきます。そしてさまざまな場所を旅した麦わらの一味は、最後の海と言われる新世界へと突入することになるのでした。
【ワンピース】エルバフは巨人族の聖地?事件も考察
『ワンピース』のエルバフとは、勇敢な巨人族の戦士を指す言葉でありながら、巨人族の聖地を指す言葉でもあります。エルバフでは、かつでとある事件が発生しました。ここでは『ワンピース』のエルバフについて詳しく解説していきます。
エルバフは巨人族の聖地?
『ワンピース』のエルバフとは、巨人族の聖地とも呼べる場所です。エルバフという名称自体は物語の序盤から登場しており、ルフィとウソップが「いつか必ず行こう!」と盛り上がっていたこともありました。エルバフがどこにあるのかは長い間わからないままでしたが、エルバフは『ワンピース』の物語の中でも重要な場所である可能性が高いです。
エルバフの場所は?新世界にある?
『ワンピース』のエルバフは、新世界ウォーランドに存在する島で世界政府も関与していない強国です。また、キッド海賊団がたどり着いたことにより、エルバフはエッグヘッドの隣にあるワノ国の、さらに東側の隣にある島だということが判明しました。
エルバフの巨大樹の正体
『ワンピース』のエルバフには、島の中心付近にシルエットのように巨大な樹木が描かれています。巨大樹は雲を突き抜けており、島と比較しても木とは思えないサイズです。この巨大樹の正体は不明ですが、その正体はフランキーがかつて語っていた「宝樹アダム」ではないかと考察されています。宝樹アダムがある場所は戦争を繰り返す島だと言われており、エルバフのある海域の島は「ウォーランド」と名付けられていることから、謎巨木の正体は宝樹アダムである可能性があります。
エルバフの槍とは?
エルバフの槍とは、作中でドリーとブロギーが使用した「覇国」や、ビッグマムが使用する「威国」、「覇海」など大技のことです。これらの大技は槍を使用しているわけではなく、技自体がエルバフの槍と言われています。また、巨人族のハイルディンの必殺技も素手で放つパンチですが、「グングニル(英雄の槍)」という名前になっています。
エルバフで63年前に起きた事件
『ワンピース』のエルバフでは、63年前にビッグマムの暴走事件が起こっています。エルバフではかつてマザー・カルメルというシスターが羊の家という孤児院を作りましたが、このカルメルは実は人身売買屋でした。この羊の家には、今から63年前、5歳のビッグマムが暮らしていました。カルメルはビッグマムのことも海軍に売ろうと考えていましたが、ビッグマムが羊の家に引き取られてからしばらくして、エルバフではロキ王子の誕生によって冬至祭の断食が行われることになったのです。
しかしビッグマムは断食に耐えられず、断食から7日目に暴走してしまいます。ビッグマムは英雄ヨルルも亡き者にしてしまい、そのままエルバフを半壊させます。そしてこの事件によってカルメルたちもエルバフから追い出され、ビッグマムはすべての巨人族の敵となってしまったのでした。
エルバフの現在
ビッグマムに半壊にされたのエルバフは、現在では元海軍中将であるサウロの根城となっています。サウロがエルバフに大量のオハラの書物を持ち帰ったことにより、現在のエルバフは第2のオハラのような学問都市へと変化を続けているようです。
【ワンピース】エルバフのロキ王子とは?
『ワンピース』のエルバフにはロキ王子という王子がいます。先に紹介したとおり、ビッグマムがエルバフを半壊させたのは、ロキ王子誕生のお祝いで実施された冬至祭での断食が原因でした。ここでは『ワンピース』のエルバフのロキ王子について紹介していきましょう。
ロキ王子とは?
『ワンピース』に登場するエルバフのロキ王子とは、63年前にエルバフに誕生した王子のことです。その姿はシルエットのみが登場しており、どのような顔や姿をしているのかはいまだ不明です。
ロキ王子のモデル
エルバフのロキ王子のモデルの正体は、北温神話に登場するロキという巨人の神です。北欧神話のロキは美しい顔をした巨人であることから、ロキ王子も美男子ではないかと考察されています。
ロキ王子と太陽の神ニカの関係
『ワンピース』のエルバフは、太陽の神ニカと関りの深い国です。エルバフには太陽に感謝するという風習があり、ロキ王子が誕生した際の冬至祭も太陽の死を復活をお祝いする祭です。また、ロキ王子のモデルである北欧神話のロキも火を神格化した存在であることから、ロキ王子と太陽神ニカには何らかの関連があると考察できます。
【ワンピース】エルバフの地が生み出した最強の海賊団
『ワンピース』には、エルバフが生み出した最強の海賊団である「巨兵海賊団」が登場します。2人の巨人が率いる巨兵海賊団は100年前まで海という海を荒らしており、世界を震撼させていました。ここでは『ワンピース』に登場する最強の海賊団について紹介していきましょう。
巨兵海賊団とは?
『ワンピース』に登場する巨兵海賊団とは、100年前に存在していた巨人族の頭2人が率いる海賊団です。巨兵海賊団がいつ結成されたのかは不明ですが、巨人族は300歳前後の寿命があると言われているため、最古の海賊団である可能性もあります。残党が処刑される際にも巨兵海賊団が世界に与えた恐怖について語られていたため、最恐の海賊団であったと推測できます。
巨兵海賊団のメンバー
エルバフの巨人海賊団は、通称「青鬼のドリー」と「赤鬼のブロギー」と呼ばれる2人の頭が率いていました。また、滝ひげのヨルルと山ひげのヤルルもこの巨兵海賊団の元船長であることから、ドリーとブロギーはこの2人から船長の座を受け継いだと考えられています。なお、ヨルルとヤルルは300歳超え、ドリーとブロギーは160歳です。
新巨兵海賊団がその後結成された?
世界を震撼させていた巨兵海賊団ですが、102年前にドリーとブロギーの気まぐれによって解体されることになりました。そして現在では、ハイルディンやゲルズによって新巨兵海賊団が結成されています。ハイルディンは麦わらの一味の傘下となっており、再び巨人族が世界を震撼させることと、自身がすべての巨人族の王になるという野望を抱いています。
【ワンピース】エルバフに対する世間での評判や人気
『ワンピース』を本誌で読んでいる人の中には、かつて登場したエルバフの戦士たちが本誌で再登場したことについてX(旧Twitter)でポストしている人もいました。「物語の序盤に登場した強キャラが最終章で参戦するのいいよね」という感想をコメントしていました。
X(旧Twitter)上には、「麦わらの一味がエルバフに行く目的無いよな」とコメントしている人もいました。また、「火の傷の男がロキ王子とかならありえるけどな」と、ロキ王子の正体について考察していました。
X(旧Twitter)には、「巨人の国エルバフ、かなり前から出てきた地名なのに最後の最後まで出し渋ってたってことはDの一族と接点がありそう」と考察している人もいました。
【ワンピース】エルバフは巨人族の聖地だった
『ワンピース』に登場するエルバフとは、巨人族の聖地を指す言葉であり、巨人族の戦士達を指す言葉でもあります。作中では序盤から登場していた地名でしたが、その実態が明らかになったのは物語も終盤に差し掛かってからです。また、エルバフのロキ王子の正体もまだ明らかになっていないため、ファンからの注目が集まっています。エルバフについて興味が湧いた人は、ぜひ『ワンピース』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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