【ワンピース】クロコダイルの強さは?スナスナの実の能力や戦歴も紹介
ワンピースに登場したクロコダイルは、ルフィに2度も勝利しその強さを見せつけ、その後の活躍もありワンピース人気キャラの1人となっています。この記事では、クロコダイルのプロフィールや能力、懸賞金や戦歴からその強さを解説していきます。
目次
クロコダイルとは?
クロコダイルはアラバスタ編で登場し、ワンピースの物語の中で初めてルフィに勝利した人物です。その活躍からワンピースの悪役の中でも人気の高いキャラとなっています。まずはクロコダイルがどのような人物か紹介していきます。
クロコダイルのプロフィール
- 本名:クロコダイル
- 通称:サー・クロコダイル
- 異名:砂漠の王
- 年齢:44歳→46歳
- 身長:253cm
- 懸賞金:元8100万ベリー→懸賞金額不明
- 悪魔の実:スナスナの実
- 誕生日:9月5日
- 出身地:偉大なる航路
- 好きな食べ物:ワニ肉、トマト
- 嫌いな食べ物:ケチャップ
- 声優:大友龍三郎
クロコダイルは、黒髪のオールバックに高価なコートを羽織って左手にフックを着用し、スモーカーほどではありませんが葉巻を愛用しています。自然系のスナスナの実の能力者で王下七武海に名を連ねていますが、夢は海賊王という事が判明しています。物語では表向き七武海として活動しながら裏ではバロックワークスという秘密犯罪組織を設立しアラバスタを乗っ取ろうとしていました。
アラバスタ乗っ取り失敗後は逮捕されインペルダウンに投獄されますが、後にインペルダウンへと侵入したルフィとLEVEL6で再会します。イワンコフに脅され動きを制限されながらも、ルフィに手を貸す代わりに牢獄から開放され脱獄しました。脱獄時にバロックワークスの部下であったMr.1(ダズ・ボーネス)を開放して行動を共にしています。頂上戦争を生き残り、2年後もダズと共に新世界へと入って海賊を続けています。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎さんが週刊少年ジャンプで連載している漫画作品です。日本だけではなく世界でも人気があり、2021年には『第1回ONE PIECE キャクラター世界人気投票WT(ワールドトップ)100』という世界規模の人気投票が行われています。ワンピースは2022年4月には単行本102巻が発売し、2021年にはアニメが1000話を突破しています。
ワンピースのあらすじ
フーシャ村に住むルフィは、村に滞在していた海賊のシャンクスの影響で海賊に憧れを持つようになります。ある日、ルフィは悪魔の実であるゴムゴムの実を食べてしまいゴムのような体を手に入れる代わりにかなづちとなりました。シャンクスは再び旅に出る際に、ルフィにシャンクスの麦わら帽子を預けて立派な海賊になって再会する事を約束します。10年後、ルフィはシャンクスと約束を果たし海賊王になるため旅に出ました。
クロコダイルの強さやスナスナの実の能力
クロコダイルは自然系のスナスナの実を食べた能力者で、砂を操る事ができます。クロコダイルとルフィが戦ったアラバスタ王国は広大な砂漠が広がる土地で、スナスナの実の真の強さを発揮できる能力と非常に相性がいい場所です。スナスナの実の能力や弱点、作中でクロコダイルが使用した技の強さ等を解説していきます。
クロコダイルの「スナスナの実」の強さ
スナスナの実の能力は、『砂を操り、体を砂に変化させる事ができる』『砂嵐を起こす』『右の掌から水分を吸収する』等があります。非常に器用な能力で、足だけを砂に変化させて高速移動・砂を固めて刃にする、人間だけでなく地面や壁等無機物相手からも水分を吸収し干上がらせる事が可能です。その能力の特性から砂漠の戦闘で真の強さを発揮します。
クロコダイルのスナスナの実の弱点
スナスナの実の弱点は、濡れてしまうと体を砂とする事ができなくなる事です。水に濡れると覇気が無くても、自然系の能力者であるクロコダイルにも直接触れられるようになります。作中ではルフィがこの弱点に気づき、水や血で濡らしたルフィの拳に直接殴られています。
クロコダイルの懸賞金
クロコダイルが七武海に勧誘された時の懸賞金は8100万ベリーで、インペルダウンから脱走した後の懸賞金は1053話時点では不明です。強さの割に懸賞金は低く見えますが、クロコダイルは政府に自身の危険度を低く見せていたためです。ワンピースの作者である尾田さんによると、バロックワークスの事を加味すると賞金額は倍以上になっていたそうです。
クロコダイルの技の強さ
クロコダイルはワンピース作中で『三日月形砂丘(バルハン)』『砂嵐(サーブルス)』『浸食輪廻(グラウンド・デス)』『砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)』といった技を使用しています。それぞれの技の特徴や強さについて解説していきます。
技①三日月形砂丘(バルハン)
右腕を三日月のような形をした砂の刃に変え、ラリアットのように一閃させる技です。この技が胴体に当たると全ての肉体の水分が奪われ、一瞬でミイラ化してしまいます。技が腕に当たったルフィは腕がミイラ化してしまいましたが、直後に水を飲んだ事ですぐに回復しました。
技②砂嵐(サーブルス)
掌から砂嵐を作り出し放ち、周囲の物を吹き飛ばす技です。気候や環境によっては砂嵐は街を飲み込むほどに大規模なサイズとなり、大規模なサイズになるとクロコダイル自身にも制御不能となります。派生技として、砂嵐を圧縮して開放し衝撃波で相手を押し潰す『砂嵐 重(サーブルス ペサード)』という技もあります。
技③浸食輪廻(グラウンド・デス)
地面に手をつき、クロコダイルの周囲の地面と地面に触れるもの全てからあらゆる水分を奪い取る技です。アラバスタ宮殿の庭全体に及ぶ範囲を持ち、技発動後は周囲は砂だらけの光景となってしまいます。弱点としては、地面に手をつけていないといけないため動けない事や、周囲を砂をするまでわずかにタイムラグがあるためジャンプする等地面から足を離せば避ける事が可能な事です。
技④砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)
アラバスタ編でルフィとの3回目の戦いの最後に見せた技です。複数の砂の刃を飛ばす技なのですが、ルフィの『ゴムゴムの暴風雨』によって破られてしまい技の詳細な部分や強さは分からず終いでした。
クロコダイルの戦歴から強さを考察
クロコダイルは弱点に気づかれたとはいえ、覇気やギア2を会得してないルフィと戦い敗れていて、ファンの中にはクロコダイルの強さに疑問を持つ方もいらっしゃいます。しかし、かつてはクロコダイルは新世界へと足を踏みれていて、覇気の事や悪魔の実の覚醒の事も知っていました。クロコダイルは本当に弱いのかどうか、ワンピース作中での戦歴からクロコダイルの本当の強さを考察していきます。
戦歴①ダグラス・バレットと戦う
ダグラス・バレットは『ONEPIECE STAMPEDE』に登場したキャラクターです。ガシャガシャの実を食べた能力者で世界最強を目指していましたが、ロジャーに敗北した事からロジャーを超えるためにロジャー海賊団へ入った人物です。最後までロジャーには勝てませんでしたが、その強さから『鬼の跡目』と言われ18歳の時点でロジャーに善戦し、最悪の世代を全員を相手にしても完勝するほどの強さです。
クロコダイルと戦ったのはロジャーの船を降りた後、ダグラスがルーキーだった頃同じくルーキーであったクロコダイルと戦っています。当時は決着が着かなかったためか、クロコダイルはダグラスの事を『少々やっかい』と評しています。ロジャーと善戦できるような強さを持つダグラスと戦って生き残ったクロコダイルも高い実力を持っていると言えます。
戦歴②白ひげに惨敗
クロコダイルが白ひげと戦った時期は、ワンピースの単行本の78巻のSBSで尾田さんによって明らかにされています。クロコダイルは、20代前半で七武海に加入した後に白ひげに惨敗しました。その後アラバスタに行き七武海として海賊を狩り英雄となったのがクロコダイルが30歳の時です。戦いの詳細が判明していませんが、クロコダイルは白ひげとの戦いで仲間を全て又は大勢失ったのではないかと言われています。
戦歴③ルフィとの3戦
アラバスタではクロコダイルはルフィと3回戦っています。ルフィは1回目はクロコダイルに完敗しましたがロビンに助けられて命を繋ぎ、2回目では弱点を突いたものの負けています。3回目でルフィはクロコダイルにギリギリで勝てたものの、戦闘後にはすでに全身に毒が回りロビンが持っていた解毒薬が無ければ死亡していたためほぼ相打ちと言えます。ルフィはクロコダイルに完全に勝てたとは言えない結果です。
戦歴④マリンフォード頂上戦争
マリンフォード頂上戦争では最初は白ひげの命を狙っていましたがルフィに阻止されています。クロコダイルは戦争ではドフラミンゴやミホークと戦い、最後は白ひげ海賊団と共にルフィを守るため赤犬と戦いました。クロコダイルは七武海や大将等の実力者と戦闘をしていますが戦争後は大した怪我も負ってはおらず、強さは本物と言えるでしょう。
クロコダイルの女性説を考察
クロコダイルはイワンコフにルーキー時代のある弱みを握られています。1053話時点でも弱みがどのようなものかは分かっていませんが、弱みを握っているイワンコフがホルホルの実でクロコダイルを女性から男性へと変えたからではないか、と言われています。他にも作中でクロコダイルが女性だったと示していると思われる場面があるのでいくつか紹介していきます。また、76巻のSBSに女性化したクロコダイルが描かれています。
女性説①「サー」という敬称
イギリスで「サー」という敬称は、男性の貴族やナイトに男性につけられる敬称です。クロコダイルには『サー・クロコダイル』という通称があり、男性である事を強調するためにサーとつけているのではないか、と言われています。
女性説②0巻で顔が描かれていない
ローグタウンで行われたロジャーの処刑は、後に名を馳せる多くの人物が見に来ています。ロジャーの処刑を見に来ていた中にクロコダイルも含まれていますが、クロコダイルだけは何故か後ろ姿で描かれていて当時の顔は分かっていません。ロジャー処刑時はクロコダイルが女であったため、後ろ姿で描かれたのではないかと言われています。
女性説③ピアス
クロコダイルは右耳にピアスを付けています。片耳だけにピアスをつける意味は性別で変わってきますが、右耳だけにピアスを付けるのは女性であり、男性が付ける場合は恋愛対象が男性の場合とされています。クロコダイルは同性愛者か、元々女性であった名残で右耳にピアスをしていると考えられます。
クロコダイルに対する世間での評判や人気
クロコダイルは作中での活躍や言動から、ワンピースの悪役キャラの中でも非常に高い人気を誇っています。アラバスタで2度もルフィに勝利した事や、頂上戦争での内面をさらけ出した事が登場回数が少なくても人気の高い理由です。ルフィとの戦いも、弱点を突かれルフィに様々な人物が助勢した上での実質相打ちに近い形と当時のルフィ1人では到底倒せなかったと思われます。
クロコダイルの人気は高く、ワンピースの世界規模の人気投票である『第1回ONE PIECEキャラクター世界人気投票』では17位に輝いています。悪役キャラとしてはシャーロット・カタクリに続く2位であり、ほとんど出番がない中での順位です。そして、人気の理由は多くの方が口を揃えて悪役としてのカリスマ性の高さをあげています。
クロコダイルの女性説をおしている方は多いです。この記事の中で紹介した以外にも、尾田さんに描かれたクロコダイルの子供時代は男とも女とも取れる格好をしている、クロコダイルのモデルと言われているロマンシングサガ2の七英雄のワグナスというキャラも見た目は女性だけど実は男性、というキャラであり元々女性ではないかと疑われる部分はまだまだあります。
クロコダイルはスナスナの実の能力者で強いキャラ
今回の記事ではクロコダイルについて解説させて頂きました。クロコダイルは元の懸賞金は低いです。しかし、クロコダイルの強さは懸賞金とはかけ離れていて、かつて戦った人物達からの戦歴から新世界へと足を踏み入れていれるには十分の強さを持つ実力者である事が理解できると思います。
この記事のライター
kaewru
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