【ワンピース】赤犬の名言や名シーンを紹介!セリフの背景や意味についても
『ワンピース』には海軍の中でも特に高い実力を持ったキャラクターとして、赤犬と呼ばれる人物が登場します。赤犬は作中でのセリフの中から読者の印象に残る名言を多数残しているキャラクターです。今回は『ワンピース』で活躍をする赤犬の能力や名言について紹介をします。
赤犬とは?
『ワンピース』に登場する"赤犬"と呼ばれている人物は、海軍の大将として頂上戦争で白ひげ海賊団達に絶大な被害を与える活躍をしています。ここでは赤犬のプロフィールや、赤犬が活躍をする『ワンピース』のあらすじ、概要について紹介をしていきます。
赤犬(サカズキ)のプロフィール
- 名前:サカズキ
- 通称:赤犬
- 身長306cm
- 血液型F型
- 星座しし座
- 年齢55歳
- 誕生日8月16日
- 使用する覇気:武装色の覇気、見聞色の覇気
- 悪魔の実の能力:マグマグの実
- 出身地:北の海
- 所属:海軍(元帥)
赤犬は頂上戦争で海軍本部大将として戦闘を行い、戦争が終わった後にセンゴクに代わって海軍元帥を務めている人物です。赤犬という呼び方は本人の名前ではなく通り名となっていて、赤犬の名前は"サカズキ"となっています。サカズキは徹底した正義という考え方を持っている人物で、サカズキの考える正義に敵対する可能性がある場合、一般人も攻撃対象にするという凶暴な一面を持っているキャラクターとなっています。
ワンピースの概要
赤犬(サカズキ)の登場する『ワンピース』は、作者の尾田栄一郎が週刊少年ジャンプに連載を続けている作品です。『ワンピース』は海賊達を中心とした戦闘が見所となっていて、大迫力の戦闘シーンや感動出来るストーリーが人気の作品となっています。また『ワンピース』はアニメ作品としても配信されていて、より激しさの感じられる戦闘シーン等によって日本だけでなく、海外にも沢山のファンが存在しています。
ワンピースのあらすじ
海賊達の活躍が主軸となる『ワンピース』は、主人公のモンキー・D・ルフィの出身地である"東の海"から物語が始まります。ルフィが生活を送っていたフーシャ村に訪れていた海賊のシャンクスは、ルフィが山賊によって危険な目に遭う所を腕を犠牲にしながらも救出しました。このシャンクスの行動によって海賊に憧れを感じたルフィは、海賊王になる為に冒険をスタートしました。
赤犬の名言や名シーン集!セリフの背景や意味は?
赤犬は『ワンピース』の登場シーンで数々の名言や名シーンを残しているキャラクターです。その名言となる印象的なセリフの中には仲間である海軍との会話シーンだけでなく、敵対する海賊との戦闘中等に発生したセリフも含まれています。ここでは赤犬が作中で発した名言となるセリフの背景や意味について紹介をします。
赤犬の名言①「おどれの身勝手で…」
おどれの身勝手で正義の面目丸潰れじゃろうが!!!
名言①は海軍元帥となった赤犬がドレスローザで海軍の不備を認めた藤虎に対して言ったセリフです。海軍は威厳を守る為にアラバスタ編でのクロコダイルから王国を救った活躍等、本来海軍が直接成果を上げていないにも関わらず海賊の評価が上がる事を隠蔽し情報を偽って公開していました。海軍は真実を隠す事が多いですが、ドレスローザでの騒動が隠蔽される事を嫌った海軍大将の藤虎は、生放送という形で世の中に情報を発信します。
藤虎は勝手にドレスローザの国王に土下座をして海軍の不備を公開した事で、赤犬から海軍の評価を下げる行為をした事について怒られてしまいます。赤犬も藤虎も同じく正義を志す海軍ですが、理想とする正義の形はそれぞれ大きく異なっていて、名言①では赤犬が海軍の評価をどれ程気にしているかが分かるセリフとなっていました。
赤犬の名言②「人間は正しくなきゃ…」
人間は正しくなきゃ価値なし!!!
名言②は赤犬が頂上戦争でエースに対して言ったセリフとなっています。エースの拘束を解いた事で逃げ始めた白ひげ海賊団でしたが、赤犬は白ひげ海賊団の船長の白ひげを煽る言葉を言い続けた事でエースの足を止める事に成功します。名言②はエース達を挑発する為のセリフではありましたが、サカズキの海賊に対する考え方が分かるセリフともなっています。
赤犬の名言③「”白ひげ”は敗北者として…」
”白ひげ”は敗北者として死ぬ!!!ゴミ山の大将にゃあ誂え向きじゃろうが
名言③は赤犬が頂上戦争にてエースを助ける事に成功し逃走を開始した白ひげ海賊団に対して言ったセリフです。赤犬は白ひげ海賊団を挑発する目的で白ひげを馬鹿にする意味を持つセリフを言いました。白ひげ海賊団の船員達は赤犬の目論見が分かっていたので気にせず逃走を続けますが、赤犬の言葉を許せなかったエースは味方の制止を振り切って赤犬と戦闘を開始しました。
赤犬が名言③を言った事によってエースの攻撃を誘う意味を持っていただけでなく、この攻撃がきっかけとなってエースの死亡に繋がっている事から、名言③は赤犬の名言の中でも特に読者達の印象に残るセリフとなっています。
赤犬の名言④「やるんなら徹底的に…」
やるんなら徹底的にだ!!!
名言④はサカズキが赤犬と呼ばれる前である海軍中将だった頃に発したセリフとなっています。サカズキは徹底した正義という考え方を持っていて、その考え方は海軍として現地で行った活躍にも表れています。サカズキはバスターコールによって攻撃を開始した際に、一般市民に被害が出ない様に海軍が準備していた避難用の船を破壊しました。
サカズキは大きな犠牲を払って攻撃するならば、万が一にも対象を取り逃がし犠牲を無駄にする訳にはいかないと考えている為、サカズキと同じく当時中将だった青雉(クザン)は攻撃する目的以外の住民達に対して被害を大きくするサカズキの行動に悪い印象を持っていました。
赤犬の名言⑤「海賊という…」
海賊という悪を許すな!!!
名言⑤は赤犬が大きく活躍をした頂上戦争でのセリフとなっています。頂上戦争では四皇の一人である白ひげや『ワンピース』の主人公のルフィが、黒ひげの計画に利用されて海軍に拘束されたエースを救う為に戦っていました。海賊達の活躍によってエースの解放を許した海軍でしたが、赤犬はエースと戦闘を行い倒す事に成功しました。
エースが死亡した事で戦争の目的は無くなっていましたが、赤犬は戦意の無い海賊に対してもここぞとばかりに攻撃を続けて、海賊の被害を増やす為に戦闘を行っていました。戦闘の継続によって海軍側にも大きな被害が出ていましたが、赤犬の攻撃は勢いを落とさなかった為、赤犬が海賊を倒す事にどれだけ強い想いを持っているかが分かるシーンとなっていました。
赤犬の名言⑥「本当に家族を想うちょるん…」
本当に家族を想うちょるんなら”生き恥”をさらすな……!!!
名言⑥は赤犬が戦場から逃げようとした海兵に対して言ったセリフです。海兵は海賊達を相手に戦う事が主な役目となっていますが、実際に強力な海賊達が暴れている戦場では恐怖によって戦闘を続ける事が困難な海兵もいました。そんな海兵に赤犬は名言⑥を言い放ちました。普段の赤犬は攻撃的な印象が強いので嫌っている読者が多いですが、名言⑥は家族を守りたいなら戦わなければという主張から好きな人も多い名言となっています。
赤犬の名言⑦「兄弟2人共…」
兄弟2人共逃がさんと言うたハズじゃ……!!!
名言⑦は頂上戦争でルフィを逃がそうとする白ひげ海賊団達を見た赤犬が言ったセリフです。頂上戦争ではエースが死んだ事によって戦争を続行する意味が海賊側には無くなり、エースが大切にしていたルフィを生き残らせる為にルフィを守る戦いとなりました。それを見た赤犬はエースだけでなくルフィも倒す為に名言⑦を言って攻撃を開始しました。
赤犬の名言⑧「わしが「逃がさん」…」
わしが「逃がさん」言うたらーもう生きる事ァ諦めんかいバカタレが…
名言⑧は赤犬が逃げるルフィを追いかる際に言ったセリフとなっています。エースを倒した赤犬はそのままルフィも狙って攻撃を続けますが、エースを殺された事で激怒した白ひげによって妨害されてしまいます。白ひげの攻撃によって地面の亀裂に落ちた赤犬でしたが、地中を移動する事でルフィを追いかけました。名言⑧に関する一連の流れには赤犬の海賊を倒そうとする強い気持ちが表れています。
赤犬の名言⑨「待てボルサリーノ…」
待てボルサリーノ”ワノ国”にゃあ未知の兵力がある
名言⑨は海軍大将の黄猿(ボルサリーノ)に対して赤犬が言ったセリフです。ワノ国での海賊の動きを知った黄猿は自らがワノ国に向かう事を提案しますが、赤犬はワノ国に存在する侍の情報が少ないという理由で黄猿を止めました。基本的に海賊の活躍を阻止する事に特に力を入れている赤犬ですが、長い付き合いのある黄猿が危険な目に遭う可能性を考えて冷静な判断を行いました。
赤犬の強さや能力
上記のように数々の名言が存在する赤犬ですが、強気なセリフに見合った戦闘力の高さを誇っているキャラクターとなっています。赤犬は白ひげやエースといった強力な海賊相手にも戦闘を挑み勝利する事で、海賊達に恐れられる人物となりました。ここでは赤犬の強さを支える悪魔の実の能力の特徴や、赤犬の使用する覇気について紹介をします。
赤犬は「マグマグの実」の能力者
赤犬は"マグマグの実"と呼ばれる悪魔の実の能力者となっています。マグマグの実は自然系に分類される悪魔の実の能力で、マグマに変化させた身体を活かした強力な攻撃を使用する事が出来ます。また赤犬は自然系の能力の特徴である覇気を使用しない物理攻撃に対してダメージを受けない利点も持っている為、覇気を扱えない相手に対しては無敵とも言える防御力も持っています。
赤犬のマグマグの実は「火」すらも焼き尽くす?
赤犬は頂上戦争で火を扱う自然系の能力であるメラメラの実の能力者のエースと戦い、マグマグの実の能力との上下関係を見せつけました。マグマグの実は火よりも高い威力を持つマグマを扱う能力である事から、メラメラの実の能力者であるにも関わらずエースが火傷を負うといったダメージを受けていました。また赤犬は攻撃面だけでなくエースの攻撃をものともしない事で、防御面でもエースを圧倒していました。
赤犬の覇気
赤犬はマグマグの実の能力だけでなく、高い練度の覇気も使用して戦闘を有利に進めています。赤犬は実際に白ひげの攻撃を武装色の覇気を使用して受けていたり、白ひげ海賊団の中でも強力な船員である"マルコ"や"ビスタ"の攻撃を受けても平気な様子でいたりと、武装色の覇気の扱いに長けている事を想像する事が出来る戦闘シーンが登場しています。
赤犬の声優
原作で海軍の中でも特に印象に残る活躍をした赤犬は、『ワンピース』のアニメ版でも登場し、同様に凄まじい活躍をしています。アニメ『ワンピース』では声優の働きによって赤犬というキャラクターがより際立っていて、漫画では感じられなかった新たな魅力を感じる事が出来ます。ここでは『ワンピース』の赤犬(サカズキ)役を担当した声優について紹介します。
赤犬の声優は「立木文彦」
アニメ『ワンピース』でサカズキ役を演じたのは、"立木文彦"という声優です。立木文彦は1980年代から声優として活動を開始していて、数々のアニメ作品を支える活躍をしてきた声優となっています。ここからは立木文彦のプロフィールや主な出演作品について紹介をしていきます。
立木文彦のプロフィール
- 名前:立木文彦(たちき ふみひこ)
- 性別:男性
- 身長174cm
- 血液型A型
- 生年月日1961年4月29日
- 職業:声優、ナレーター
- 所属:大沢事務所
サカズキの声優を務める立木文彦は、元々"トルバドール音楽事務所"に所属をしていましたが、現在の所属事務所である"大沢事務所"へと所属を変更しています。立木文彦は日本のアニメ等で声優としての活動をしている他に、テレビ番組等のナレーションや海外作品の吹き替え等の広い範囲で活動を行っている人物となっています。
立木文彦の主な出演作品
立木文彦は『ワンピース』のサカズキ役の他に、『銀魂』の長谷川泰三役、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ役、『名探偵コナン』のウォッカ役、『BLEACH』の更木剣八役等の有名キャラクターを担当しています。また立木文彦は『クレヨンしんちゃん』や『ポケットモンスター』等の作品にも出演している事から、幅広いジャンルの有名作品で活躍をしている声優となっています。
赤犬に対する世間での評判や人気
赤犬は『ワンピース』の中でも正義の為なら手段を問わない冷酷なキャラクターというイメージが強いですが、仲間の黄猿がワノ国へ行こうとした際に侍を警戒して黄猿が危険地帯に向かう事を避ける判断をしていました。赤犬の判断を黄猿が受け入れた事から赤犬と黄猿の間に強い信頼関係が存在すると分かる為、二人のやり取りに魅力を感じている読者が存在します。
赤犬は頂上戦争の際には大将として活躍をしていましたが、その後に元帥へと昇格したキャラクターです。元帥となった赤犬は高い権力でより激しい活動をするかと思われましたが、元帥になるのは戦闘員として動きにくくなる事を意味している為、基本的に現場で活躍出来なくなった赤犬の立場を哀れに想う読者も存在しています。
赤犬は大人気キャラクターのエースを殺した人物である事から、普段の行いも相まって印象の悪いキャラクターとなっています。赤犬は正義の為に海賊を攻撃していますが、海軍内からも赤犬の行動に反対を意味する声が上がったりしている等、『ワンピース』の作品内や読者から嫌われる事の多い人物となっています。
赤犬の名言はかっこいい
今回は『ワンピース』に登場する赤犬が発したセリフの意味や、赤犬の使用する能力について紹介をしました。赤犬は正義について賛否両論存在する過激な考え方をしている人物ですが、相手の事を考えて会話をするシーンも存在している為、海軍の上に立つ人物として慎重な判断も行える人物であるという事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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