【ナルト】感動の最終回まとめ!出演キャラのその後についても
【ナルト】は2014年に完結しました。主人公うずまきナルトが憧れの火影になる為、仲間と一緒に成長していく物語です。この記事ではナルトの最終回に至るまでのあらすじ、ネタバレを紹介します。また最終回後の続編【BORUTO】の解説もします。
目次
【ナルト】とは?
最終回を向かえた【ナルト】は主人公うずまきナルトが火影を目指す為、仲間と一緒に試練に立ち向かう忍者見習いの男の子の物語です。作品内容について紹介します。
ナルト(NARUTO)の作者
ナルト(NARUTO)の作者は岸本斉史(きしもとまさし)先生です。岸本先生は幼い頃から絵を描くことを得意としてました。小学生になり『ドラゴンボール』『機動戦士ガンダム』『Dr.スランプ』のキャラクターをひたすら描き、大学卒業後も漫画を描き続けます。しかしどれだけ描いても担当に没と言われ、「自分には漫画を描く才能はないのではないか」と落ち込み、初心に返り勉強をします。
そして1997年「赤丸ジャンプ」にて読み切り作品「NARUTO-ナルト-」を掲載します。その後1999年に「NARUTO-ナルト-」を本格的に連載をはじめます。15年をかけて物語を最終回まで描かれました。
ナルト(NARUTO)の概要
ナルト(NARUTO)は1999年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた少年漫画です。漫画だけではなくアニメやゲームの作品も多数世に出ています。漫画は全700話で構成され、アニメでの最終回はオリジナルを含め720話で完結しました。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
『火の国』木ノ葉隠れの里で暮らしている見習い忍者うずまきナルトには、過去に里を襲った九尾が体内に封印されています。それが原因で里の人々から忌み嫌われていたナルトは、里の人達の気を引こうとイタズラをしていました。そんなナルトも無事に忍者学校を卒業して下忍になります。カカシ率いる第七班に所属したナルトは火影を目指し、サスケやサクラと一緒に様々な任務に挑んでいくのです。
【ナルト】最終回あらすじネタバレ
2014年で連載が終了した【ナルト】の最終回のあらすじやネタバレについて紹介します。
ナルトの漫画の最終回あらすじ
【ナルト】の漫画の最終回は、どのような内容だったのでしょうか?ここからは最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。
ネタバレ①最後のラスボス
『うちはマダラ』という強敵との戦いを終え、その後『大筒木カグヤ』が更に強大な力で、ナルトの前に立ちはだかります。ナルト達だけでは倒すことが出来ず、因縁の相手である「サスケ」と力を合わせようと決意します。その結果無事『カグヤ』を倒し、平和になったと思ったのも束の間、先程まで共に戦った「サスケ」が敵側へと回ります。最後のラスボスは「サスケ」だったのです。
ネタバレ②ナルトとサスケの最終決戦
「サスケ」もナルトも残り少ないチャクラを消耗し、ナルトは螺旋丸に、サスケは千鳥に最後の力を注ぎ放ちました。その後、力を使い果たした2人は動けなくなり、最終的にはお互い片腕を失います。サスケが負けを認め、涙を見せながらナルトに自分の思いを伝え、因縁の戦いは終わりを迎えました。
ネタバレ③平和になった里
因縁の戦いが終わり、ナルトとサスケは和解して木ノ葉の里には平和が戻ってきました。義手を手に入れたナルトは火影を目指し、サスケは今までの罪滅ぼしに、旅に出ることになりました。
ナルトのアニメの最終回は?
【ナルト】は漫画とアニメでは最終回が異なります。原作699話までは同じ内容ですが、700話の次世代へと繋がる話が変わります。原作ではナルトやサスケや仲間の子供達が登場しますが、アニメ版の最終回ではナルトとヒナタの結婚式を祝い物語は終了します。原作には描かれているナルトが7代目火影に就任した後のシーンはアニメ内では登場しません。
ナルトの第四次忍界大戦編で死亡したキャラ
【ナルト】は作中で死亡してしまったキャラがいますが、『第四次忍界対戦編』でも重要なキャラクターが死亡してしまうシーンがありました。ここからはキャラクターと死亡理由の詳細を紹介します。
- 志村ダンゾウ(五影会談中サスケと交戦し、追い詰めるも失敗し自爆によって死亡)
- 千柿鬼鮫(スパイだと知られ、ガイとの交戦の末敗北して自決によって死亡)
- 小南(自来也の弟子。長門と弥彦の遺体を持ち帰る際、トビとの交戦に敗北で死亡)
- フーとトルネ(トルネが殺され、オビトがフーを生贄にし、トルネを復活させるも封印)
- 奈良シカク・山中いのいち・マブイ(十尾が放った尾獣玉が直撃し死亡)
- 日向ネジ(復活した十尾からナルトとヒナタを庇い死亡)
ナルトが作品を通して伝えたかったこと
原作者の岸本先生が【ナルト】の主人公うずまきナルトは自分自身の姿を映し出したキャラクターなのだと、インタビューで答えてます。岸本先生はナルトを通して読者に伝えたかったことは「生まれ育った環境や才能で差別される世界でも、努力をすれば完璧になれる」と語っていました。
【ナルト】最終回のその後や結婚
続いて最終回後の物語や、各キャラクターの結婚エピソードを紹介します。原作、アニメでは描かれていない部分が小説版で明かされたりと気になる情報が多数ありました。
ナルトで最終的に結婚したキャラ
まずは【ナルト】で最終的に結婚したキャラクターについて紹介します。
ナルトとヒナタ
ナルトとヒナタは結婚後ボルトとヒマワリという2人の子供に恵まれました。付き合い始めは、忍界対戦後ではないのかと読者の間で言われています。物語の序盤ではヒナタの片思いでしたが、第二部でナルトが戦いで重傷を負った際に自分の思いを告げています。それをきっかけに付き合い始め結婚しました。結婚後も子供達と共に仲良く過ごしているシーンはファンを和ませていたようです。
サスケとサクラ
サスケとサクラはサラダという子供に恵まれました。物語の序盤ではサクラの片思いでしたが、サスケの里抜がきっかけでサクラのサスケへの思いは更に大きくなり、サスケも徐々にサクラを意識するようになりました。2人が本格的に付き合いだしたのはサスケが罪滅ぼしの旅を終え里に帰ってきてからだと言われています。
シカマルとテマリ
シカマルとテマリもシカマルにそっくりなシカダイという子供に恵まれました。2人は最初中忍試験でライバル同士でしたが、サスケ奪還作戦など徐々に行動を共にするようになり、お互いを意識し始めます。原作では2人の馴れ初めについては描かれてませんが、小説版「シカマル秘伝」やアニメオリジナルのエピソードで2人の仲の良さが分かる描写が描かれています。
いのとサイ
いのとサイは、結婚していのじんという子供に恵まれました。サイがいののことを「美人さん」と呼んだシーンが、きっかけだと言われています。原作では2人の馴れ初めのシーンは殆どありませんが、小説版「シカマル秘伝」内でサイが任務中、洗脳を受けてしまいピンチになります。その後、いのが助っ人で来た際「心転身の術」を使いサイを救出します。サイはいのに「お礼に何かしたい」と問い掛けました。いのに照れながらデートに誘われた事で2人の仲が急接近します。
その他にも「サクラ秘伝」内でも2人の仲の良さが分かる描写があります。小説内でいのがサクラに「サイが好き」だと伝えます。この時点でいののサイへの気持ちがはっきりしました。いのとサイでサクラを救出した後、サクラに「2人で食事でも行ってきなさい」と見送られる場面もあります。2人は数々のピンチに遭いながらも、仲を深めていき結婚したようです。
チョウジとカルイ
チョウジとカルイはチョウチョウというお母さんにそっくりな子供に恵まれました。この2人はファンの中では予想外のカップルだったそうで、「この2人がくっつくとは思わなかった」という声が多数ありました。この2人は原作、アニメ、小説全てにおいて馴れ初めの描写がありませんが、唯一「シカマル秘伝」「サクラ秘伝」内でチョウジがカルイに片思いをしている描写があります。
ナルトのその他キャラのその後
続いては【ナルト】に登場するその他のキャラのその後について紹介します。
キャラのその後①木の葉丸
一番目は木の葉丸です。ナルトの弟分だった木の葉丸はナルトよりも早い段階で中忍として出世をしています。大戦終結後は上忍となり、忍者アカデミーではナルトの子供ボルトの担当教師も担っています。
キャラのその後②我愛羅
幼い頃から一人孤独だった我愛羅は、ナルトの説得により少しずつ心を開きます。第四次忍界大戦前には五代目風影に昇任し、テマリやカンクロウとの仲も落ち着いてきます。大戦終結後も風影として頑張るシーンが見え、更に我愛羅の事が好きになったファンも多数います。
キャラのその後③カカシ
カカシは木の葉の里を襲撃してきたペインと戦った結果、チャクラを使い切り死亡してしまいます。ですが長門の「外道輪廻転生の術」によって復活し、第四次忍界大戦から1年後に六代目火影に昇任します。こちらの内容は小説版「カカシ秘伝」内で読むことが出来、火影に昇任する際のカカシ先生の心境などが描かれています。ナルトに火影の座を譲った後も陰ながら支え応援していました。
キャラのその後④大蛇丸
ナルト達と敵対していた大蛇丸は、サスケの肉体を乗っ取ることができず、サスケによって魂を封印された結果、肉体は死亡してしまいます。ですがサスケのチャクラが弱まった事によって封印が緩み、大蛇丸は復活しますがイタチによって異空間へと飛ばされます。その後サスケが封印を解いた為再度復活します。復活後は木の葉の里と協力関係を結ぶ事により丸くなったようです。
しかし、不老不死に関しての研究はそのまま続けている所を考えると、まだ何か企んでいるのではないのかと思う読者もいるようです。
キャラのその後⑤元五影
我愛羅以外の引退した元五影達には、目立った変化はなく、各自が年相応の見た目になったくらいです。集まってお茶を飲みながら話をしたりと、世界が平和になった事が分かるシーンも描かれています。
【ナルト】最終回に繋がる重要なキャラ
続いては最終回に繋がる重要なキャラクターについて紹介します。
キャラ①うちはオビト
オビトは四代目火影であり、ナルトの父親であるミナトの弟子で、カカシの同期です。任務中に命を落としたと思われてましたが、暁のメンバーの一人となり、面を被り自由に動き回ってました。最終的にはカカシと共にカグヤと戦いナルトをカグヤの技から救います。オビトとカカシの共闘シーンがあったからこそ最終回が盛り上がったのだという声もあります。
キャラ②はたけカカシ
オビトと同じくらい最終回にはなくてはならない存在なのが、カカシです。カカシはオビトに対して負い目を感じていました。敵対した2人が深く悩み、迷い、そして和解後には共に敵を倒したからこそ、ナルトとサスケも仲直り出来たのではないのかと考えられています。
キャラ③うちはマダラ
うちはマダラは、うちは一族の初代長で、過去に世界を揺るがす程の事件を起こしています。千手柱間と一騎打ちをした結果敗れ存在が消滅します。ですがそこから生きながらえ世界を変える時を待ちました。その後オビトが現れ、操る事で自分の望む世界を実現させようとします。最終的には自分の望む結果になった瞬間カグヤによって復活の為の生贄にされました。
【ナルト】最終回の続編「BORUTO」とは?
【ナルト】の最終回のその後として「BORUTO」が連載されています。ここでは「BORUTO」とはどのような物語なのか紹介します。
BORUTOとは?
「BORUTO」とはナルトとサスケによって平和になった世界から15年後の物語です。火影となった父ナルトに構ってもらえず、里で数々のイタズラをし、ナルト達大人を困らせる息子ボルトが主人公で、彼が忍者アカデミーに入学をするシーンから始まります。
BORUTOの作者
「BORUTO」は原作・監修が岸本斉史先生、作画は池本幹雄先生です。池本先生は【ナルト】の制作時、岸本先生の元アシスタントとして活動していました。1997年時の「週刊少年ジャンプコンクール天下一漫画賞」にて「COSMOS」という作品を投稿し入選します。その後「COSMOS」は週刊少年ジャンプ30号に掲載されました。
それとは別の雑誌「PLASMA」にて同じ作品を2年連載した後、再度ジャンプでリメイクされ読み切りとして掲載されました。その作品を当時岸本先生が【ナルト】の連載準備をしていた頃に見い出してもらい、アシスタントとして声を掛けられます。そして直ぐに上京し【ナルト】7話頃から最終話まで15年アシスタントを務めました。
BORUTOの見どころ
「BORUTO」はナルト達の子供が新しい時代の忍びとして活躍するシーンや、親となったナルト達の奮闘など様々な視点で描かれており、新たな強敵の登場によって親子共闘シーンが描かれているなど見どころ満載となっています。
【ナルト】最終回に対する世間での評判や人気
15年という長い連載期間で描かれた、ナルトや各キャラクター達の成長は涙なしでは見る事の出来ない作品だと言う感想が多数ありました。アニメの最終回を見た後、原作を手に入れたという方も多数いるようです。
【ナルト】は登場人物一人一人の物語がしっかり描かれている為、漫画やアニメ、映画はとても見応えがある作品だと感動している声もありました。その為、一度だけでなく何度も見てしまうというファンもいるようです。
最終回ではサクラの片思いが実を結びサスケと結婚できたことに「よかった」との声が多数ありました。【ナルト】は戦闘シーンやストーリーの流れだけではなく、恋愛面においてもとても人気のある作品のようです。
【ナルト】の連載当時に小学生だったファンも大勢いた為、ナルトに対し親近感を持ち、一緒に成長をさせてくれた作品なのだという声も多数ありました。これは岸本先生のナルトを描く上で伝えたかった事がファンにも伝わっているのだと分かります。
【ナルト】が最終回を向かえた事により悲しく感じるファンも多く、その分続編の「BORUTO」に対して期待をしているファンも多数います。
最終回でやっとサスケとナルトが和解したシーンに誰もが感動していました。そして最終回を盛り上げたであろう、オビトに対し好印象だったとの声も多数あり、最終的に死亡してしまった事に「なんで!!」と思った方は多数いたようです。
【ナルト】最終回は感動的だった
15年も続いた大人気作品として、多数のファンに愛された【ナルト】の最終回は、主人公ナルトが別れや裏切りといった苦難を乗り越え、目標へとまっすぐに進み夢を実現出来る強さが感動的でした。最終回を迎えましたが、大人になり妻子を持ったナルトが次はどんな人生を歩むのでしょうか?続編「BORUTO」は漫画、アニメ、映画も出ているのでぜひチェックして下さい。
この記事のライター
タピオカん
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。