【ナルト】サイの正体が明らかになった?辿った人生やいのとの馴れ初めも
第二部からナルトたちの班に加わったサイについて考察します。サイの強さや技について詳しく解説し、名言や名シーンを用いてサイの魅力を紹介します。併せて、いのとの関係や馴れ初めについて説明し、『ナルト』の作中でのサイの正体や人生をまとめていきます。
目次
【ナルト】サイとは?
「ナルト」に登場するサイは、木の葉の暗部養成機関「根」に所属しているダンゾウに引き取られ木の葉の里にやってきた少年です。サスケが木の葉の里を出て行ってから第七班が1人欠けた状態でしたが、ダンゾウの指示でサイははたけカカシ率いる第七班へ配属されます。感情を表に出すことが苦手ですが誰に対しても丁寧語で話します。サイは正体不明であり木の葉の忍ではないためナルトとは犬猿の仲でしたが、行動を共にするにつれ打ち解けていきます。
サイのプロフィール
- 名前:サイ
- 生年月日:11月25日
- 身長:172センチ
- 体重:53キロ
- 得意技:超獣偽画
サイは単行本第二部、アニメでは疾風伝より登場します。暗部養成機関「根」のダンゾウに引き取られ感情を表に出さない訓練を受けてきたため喜怒哀楽が非常にわかりづらいキャラクターになります。木の葉の里を後にしたサスケの穴埋めとして第七班へ配属されますが、サイの正体が不明とあってナルトとは馬が合いませんでしたが行動を共にしていく内に打ち解けていきます。サイは動物の絵を具現化させる超獣偽画の忍術を使います。
ナルトの概要
「ナルト」は1999年43号から2014年50号まで週刊少年ジャンプにて掲載されていた岸本斉史先生による漫画です。単行本は全部で72巻と外伝1巻が発売されておりこれまでの累計発行部数は国内で1億5,300万部、海外で9,700万部以上とされています。ナルトは国内・国外問わず人気の高い作品です。2002年にテレビアニメ化が開始し2012年はアニメ放送10周年となりました。
ナルトのあらすじ
主人公のうずまきナルトは九尾の妖狐が体に封印されており、落ちこぼれとして育ちます。ナルトは木の葉隠れの里で火影になることで落ちこぼれの自分を里のみんなに認めさせると宣言します。まずは下忍としてカカシ班に入り仲間と出会い共に共闘し、試練を乗り越え火影になるために日々成長していく話を描いています。
【ナルト】サイの正体や人生
「ナルト」の概要がわかったところでここからは「ナルト」に登場するキャラクター、サイの正体や人生について紹介します。サイは第二部より登場しますが、木の葉の忍の裏の組織「根」に所属しているため正体が知られていません。またこれまでサイは過酷な人生を歩んできたようですが、どのような人生を歩んできたのでしょうか。サイの正体や人生について紹介します。
サイの正体はスパイ?
サイはサスケがカカシ班を抜けたことでその穴埋めとして第七班にやってきましたが、本来の目的はカカシ班に潜入し人柱力であるナルトを監視することでした。スパイとしてカカシ班に入り込んだサイですが、始めこそ感情を押し殺して行動を共にしていましたが、ナルト達と関わることで徐々に人間らしい感情が見え始めていきます。
サイの過去
サイの正体がスパイだとわかったところで、ここからはサイの過去について紹介します。サイは木の葉の里の裏の世界である暗部養成部隊「根」のトップであるダンゾウの指示のもと、カカシ班に潜入するよう命じられますが、これまでのサイの人生は一体どのようなものだったのでしょうか。サイの人生がわかる生い立ちについて見ていきます。
過去①兄の名前はシン
サイは孤児でしたが、ダンゾウに拾われて「根」にやってきました。そこで出会ったのがシンです。サイとシンは血のつながりこそないものの数年間一緒に山奥で過ごしておりサイはシンのことを本当の兄として慕っていました。シンもまたサイを本当の弟のように見ておりサイにスケッチブックを渡し、スケッチブックに2人の物語を描いていくこと決めます。
過去②シンが死亡する
人生の岐路に立たされた出来事と言えばずっと慕っていたシンが死亡したことです。「根」に所属するサイとシンはダンゾウから2人で殺し合うことを言い渡されます。サイは兄とともに逃げることを提案しますが、シンはサイの提案に乗りません。実はシンは不治の病に侵されておりもう長くは生きられないとわかっていたからです。最愛の弟を生かすためシンはサイとの戦いで命を落としました。
サイの目的
ダンゾウの部下としてサイは木の葉の忍びとして第七班へ配属されることになりました。表向きは木の葉の里を去ったサスケの穴埋めとして新たに加わった者となっていますが本来の目的は火影の動向とナルトの監視でした。ダンゾウは時期火影の座を狙っていたため今の火影に何か悪い噂はないかサイに探らせていました。
サイの感情や性格の変化
これまでのサイは感情が無くダンゾウのために動いていました。しかしナルトとサクラがサスケを取り戻すために必死になっている姿を見て人との繋がりとは何を意味するのか考えるようになります。サイは感情を失ったと自分では言っていますがサクラから兄からもらったスケッチブックだけは手放さずに持っているため完全に感情を捨てきれていないと指摘を受けます。
人間関係の本を読み、またナルトとサクラと共に任務にあたることで少しずつサイ自身も人間らしい感情が戻り性格にも変化が現れるようになります。
サイは兄のシンと再会する
第四次忍界対戦でサイはカブトの機土転生により死んだはずのシンとデイダラに再会します。シンはデイダラに起爆粘土を埋め込まれておりサイはシンを止めようとしますが力では術は解けません。術者に解いてもらうか本人の魂を解放するかのどちらかです。戦闘中サイの鞄からスケッチブックが落ちて、2人の物語が完成された絵を見てシンの魂が解き放たれました。
【ナルト】サイといのの関係や馴れ初め
サイの正体や人生に触れてきましたが、ここからはサイといのの関係について紹介します。アスマ班に在籍している白髪でポニーテールがトレードマークのいのですが、サイとは一体どのような関係なのでしょうか。サイといのとの馴れ初めについて紹介します。
いののプロフィール
- 名前:山中いの
- 生年月日:9月23日
- 身長:151センチ(13歳時)
- 体重:38キロ(13歳時)
- 得意技:転身の術
山中いのは第十班のアスマ班に所属しています。メンバーは奈良シカマルと秋道チョウジです。金髪のポニーテールが特徴でサスケのことが好きな2人はいつも春野サクラと揉めています。サクラとはいつもサスケのことで喧嘩になりますが、本当は親友でありサクラがピンチになった時は誰よりも先にサクラの元へ駆けつけるなど情の熱い心を持っています。
サイといのの馴れ初め
サスケが木の葉の里から出ていったことでサイがサスケの穴埋めとしてカカシ班に配属になりましたが、サスケにどことなく似ていたサイにいのは惹かれます。またサイはいのに対し美人さんと言っておりサスケに似た人から美人と言われたことにときめいたようです。サイといのはそこまで接点がありませんので時の流れからお互い惹かれあったと思われます。
サイといのの子供
サイといのは見事結婚し「いのじん」という子供が生まれました。いのじんはサイと同じでとてもクールで時折毒舌を吐きます。また能力も父であるサイと似ており超獣偽画を得意としています。ただし「いのじん」の場合は絵の具を使用して技を繰り出します。
【ナルト】サイの魅力や名言
山中いのと無事結婚し子供にまで恵まれたサイがこの先どのような人になっていくのでしょうか。ここではサイの魅力や名言、名シーンについて紹介します。これまでサイは感情を失い正体不明のままカカシ班に配属されました。しかしナルト達と共に過ごすことで感情を見せるようになり魅力あふれるキャラクターへ変わってきます。サイの魅力や名言、名シーンについて見ていきます。
サイの魅力
サイはイケメンで強い戦闘能力を持っているためとても魅力あふれるキャラクターですが、他にもサイには魅力的な部分があります。一体どのような部分が魅力的なのでしょうか。サイの魅力について紹介します。
魅力①掴みづらいキャラ
元々サイには感情がなかったため何を考えているのか表情を見ても全くわからないキャラクターでした。またわからないことがあればその都度本を読んで勉強しています。サイの初登場時のシーンはつかみどころのないキャラクターとされていましたが、そこが魅力だと言う人もいます。
魅力②教育熱心な父親になる
これまでのサイの人生は壮絶なものとされていましたが、無事いのと結婚しいのじんという子供まで出来ました。サイの人生は過酷なものでしたが、木の葉の里でカカシ班に入りナルト達と出会うことで彼の人生が大きく変化しました。いのじんもサイと同じく毒舌を吐く子供ですが、サイは父親としてとても教育熱心ないい父親へと成長しています。
サイの名言や名シーン
「ナルト」では様々なキャラクターが数々の名言や名シーンを残していますが、第二部から登場したサイもまた数々の名言や名シーンを残しています。サイは一体どのような名言や名シーンを残しているのでしょうか。ここではサイの名言や名シーンを2つ紹介します。
サイの名言①「過去は無い…」
根には名前はない 感情はない 過去は無い 未来は無い あるのは任務
出典: renote.net
サイの名言や名シーン1つ目は上記の台詞になります。サイがナルトやサクラたちと共に行動する中でだんだん「根」のことがわからなくなっている自分がいました。木の葉の忍びは仲間意識が非常に高く共に支え合いながらお互いを高めているのに対し「根」の忍びは感情を失くしただ上の人間に付き従うだけだからです。サイは「根」の忍びからもう少し「根」の一族である自覚を持てと言われますが、サイは「根」には何もない、あるのは任務だけだと言い放つシーンです。
サイの名言②「やっと思い出したんだ…」
やっと思い出したんだ 兄さんに見せたかった二人の夢の絵を
出典: renote.net
サイの名言や名シーン2つ目は上記の台詞です。シンからスケッチブックをもらいそのスケッチブックに2人の物語を描こうと話していました。しかし「根」では感情を殺す訓練をしていたためシンからもらったスケッチブックに何の絵を描けばいいのかわからなくなってしまったのです。しかしナルトたちと共に過ごすことで徐々に感情が戻ってきたサイはやっと何が描きたいのか明白になったシーンでした。
【ナルト】サイの強さや技
サイの魅力や名言が知れたところでここからはサイの強さや技について紹介します。サイは「根」の一族であり感情を殺すことを余儀なくされて育ってきました。またダンゾウの命令で動いていたためどんな任務でもこなす忍びです。実際にどれだけの強さや技を持っているのか気になる所です。サイの強さや技について見ていきます。
サイの強さや実力
サイの強さは「根」の中でもトップクラスです。感情を殺す訓練だけでなく実力をつけるために戦闘訓練も行ってきたものと思われます。サイの強さは霧隠れの上忍の忍びが数人かかってきても瞬殺できるくらいの強さですので木の葉の忍びとしてナルト達の仲間になったことで大きな戦力となっています。
サイの技
サイは幼少期から絵の才能があり兄のシンからもらったスケッチブックにもよく絵を描いています。よってサイの技は絵を実体化させることで相手に攻撃を与えます。至近距離での戦闘よりも遠距離で攻撃するタイプです。
技①超獣偽画
チャクラを混ぜて墨を使って絵を描きます。絵を描いたものの能力をそのまま使うことができるため戦闘だけではなく、移動や諜報活動をする際にも使用できるため非常に便利な技です。
技②超神偽画
神仏のような絵画でサイの怒りが強く現れれば現れるほど神仏の力も上がります。術者の怒りによって左右される超神偽画ですが、サイの怒りが強ければ強大な力が発揮されますので使う場面を選びます。神仏の拳は岩を簡単に破壊できるほどの強さです。
技③虎視眈弾
攻撃に使用する術ではなく、封印する際に使用する術になります。虎視眈弾は「根」に伝わる伝統的な技であり巻物に虎の絵を描いて具現化させることで封印することができます。ただし、この術は術者本人に相当負荷がかかる術となりますので、そう何度も使える技ではありません。
技④墨霞の術
墨霞の術はサイがナルトと初めて会ったときに使った術になります。チャクラを使用して墨を練ることで追ってくる敵を足止めすることができます。目くらましとも似ており相手がどこにいるのかわからなくすることが可能です。墨霞の術と瞬身の術を合わせることでより安全に危険な場所から退避できます。敵から逃げたいときや追手を足止めしたいときなどに使用できるためとても便利な術です。
技⑤墨分身の術
自分の分身体を墨で作ったものが墨分身の術です。本体と瓜二つですので、見分けることが困難となっています。戦闘中敵を欺くために使用することもできれば潜入捜査をする際にも使用できます。
【ナルト】サイの声優
サイの正体や魅力、強さについて知れたところでここからはサイの声を担当している声優について紹介します。クールで真面目、冗談が通じないサイの声を担当しているのは一体誰なのでしょうか。
サイの声優は「日野聡」
サイの声を担当しているのは声優の日野聡さんです。初登場時は感情を失っており正体不明だったこともあり難しい役どころでしたが、ナルトたちと出会い仲間を意識するようになってからは感情が出てくるようになりました。アニメでは「ナルト₋疾風伝-」より登場します。
日野聡のプロフィール
- 名前:日野聡
- 生年月日:1978年8月4日
- 身長:170センチ
- 出身地:アメリカ合衆国
- 事務所:アクセルワン
日野聡さんはアメリカ生まれの日本育ちです。5歳までアメリカで過ごしておりその後日本にやってきました。元々はアニメ声優ではなく、吹き替え声優として活動していました。2005年以降からアニメ声優として仕事が増えていきます。
日野聡の主な出演作品
日野聡さんの出演作品は、「鬼滅の刃」(煉獄杏寿郎)、「ブラッククローバー」(ゴーシュ・アドレイ)、「斉木楠雄のΨ難」(灰呂杵志)、「ハイキュー」(澤村大地)などがあります。どちらかというとハイテンションよりもクールで落ち着いたキャラクターを演じることが多い声優です。
【ナルト】サイに対する世間での評判や人気
上記の人はサスケのかっこいいとサイのかっこいいを比較しています。2人とも雰囲気が似ているため比較している人も多くいます。サスケはナルトの良きライバルであり戦友でもあります。一方サイは見た目や能力、強さまですべてが魅力的で人生のパートナーにしてほしいと言われるほど人気の高いキャラクターとなっています。
スパイであることを隠し、正体不明のままカカシ班に送り込まれたサイですが、最初こそナルトのことを監視対象としていましたが、木の葉隠れの忍として任務にあたるにつれどんどん人間味を帯びてきました。サイは壮絶な人生を歩んできており感情を失っていましたがサイが変わっていく様子は誰が見ても一目瞭然ですので人間らしくなっていくサイが愛おしいと思う人も多いのではないでしょうか。
上記の人はサイのことがかっこよすぎて何度も行ってしまう程です。「ナルト」は漫画の他にアニメ化、劇場版、ゲームなど様々なコンテンツを展開しています。この人はナルトのゲームを持っているようです。ゲームでサイを使って勝つという言葉からすると戦闘ゲームでしょう。サイの声優は日野聡さんですが日野聡さんのクールな声が好きと言う人も多いようです。
【ナルト】サイの正体はスパイだった
ダンゾウの依頼でサイは木の葉の忍びとしてカカシがいる第七班に潜入することになります。サスケが抜けその穴埋めとして第二部より登場しますが、実はサイの目的は現火影の動向調査とナルトの監視でした。スパイとして第七班に潜入していましたが、ナルトたちに関わることでこれまで失われていた感情が元通りになっていきます。最終的にはいのと結婚し子供まで授かるなど幸せ溢れる人へと変わっていきました。
この記事のライター
花道ユキノ
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