【ナルト】ミツキの父親の正体は？仙人モードについても解説

ミツキは「ナルト」に登場するキャラクターの次世代ストーリーである「ボルト」に登場するキャラクターです。こちらの記事では謎多きキャラクターであるミツキとその正体について詳しく紹介していきます。

掴み所のない性格をしていますが、面倒見が良く優しい一面もあり、第七班では皆のサポート役を熟す事が多いです。ボルトとサラダがよくぶつかり合い喧嘩していますが、そんな2人の仲を取り持つ事もあり、潤滑剤的役割をしています。「そんな事どうでもいい事だよ」が口癖ですが、これは自分の決めた事を貫き通す自我の強さの現れともいえます。今だに謎が多く、その謎はミツキの出生に起因しているとも言われています。

ミツキはボルトに強い興味関心を持ち、「君は僕の太陽だ」というセリフを何度か口にしていました。最初こそボルト以外に関心が薄く周囲とトラブルになった事もありましたが、ボルトはじめとしたクラスメイト達との交流によって、他者を想いやり信頼するという事を学びます。下忍となり、木の葉班に所属してからは、サラダとも信頼関係が生まれ、命を預け合う大切な仲間として認めています。

「ナルト」とは、忍者を題材とした人気少年漫画で、題材からも国内に限らず海外からも強い人気を誇る作品です。1999年から2014年まで連載され、原作単行本は72巻、全700話、外伝全1巻となっています。ナルトは海外人気が高い事で知られ、海外だけで9500万部突破し、主人公のナルトは「世界が尊敬する日本人100」に選出されました。

木の葉の里に住む主人公・うずまきナルトは落ちこぼれで里でも有名な存在でした。火の国一番の忍「火影」になるべく、ナルトが様々な困難や修行を乗り越え、成長していくストーリーとなっています。

どこか蛇を思わせるような容貌と、そこはかとない笑顔を浮かべるミツキ。ミツキの正体は謎に包まれていますが、ミツキの父親の正体は一体誰なのでしょうか？ミツキの謎も併せて考察していきます。

ミツキの父親の正体はナルト本編で登場した大蛇丸だったという事実が劇場版「ボルト」のエンディングで明かされました。容姿は確かに蛇を匂わせるような風貌ですが、この事実は多くの読者に衝撃を与えました。ミツキはボルトやサラダに「自分の父親は偉大な存在だ」と語っていましたが、過去に木の葉と確執のある大蛇丸が父親であるという事実は、木の葉の上層部は把握しており、承知の上で里に置いているそうです。

ミツキの父親の正体が大蛇丸という事実が判明しましたが、大蛇丸が普通に子供を成す事はとても考え辛いです。読み切り外伝「満ちた月が照らす道」では、ミツキは何らかの胚から人工的に造られた人造人間である事が分かりました。大蛇丸の狙いはミツキの「仙人モード」を成功させる事、人間と同じ意志を持ち行動する人間を造り出す事でした。

外伝「満ちた月が照らす道」でログとの会話後、ミツキは自身の記憶が作られた記憶ではないかと疑問を持ちます。そんな折、「ツクラレ」という人造人間から「意思の秘密」について知りたければ土の国へ来るようにという手紙がミツキの元へ届き、真実を知りたいミツキは土の国へ行ってしまいます。時期を同じくして木の葉の門番が襲われるという事件が起きてしまい、ミツキの親が大蛇丸であるという事実も拍車を掛け、ミツキが里を抜け裏切ったのではないかと疑われました。

ミツキはツクラレが特殊な環境で生まれた事や術を与えられた人造人間であった事もあり急速に仲を深めます。しかし、ツクラレと過ごす内にボルト達と過ごしていた時間は自分が望んだ事であると言う事に気付き、ツクラレの企てをボルト達と一緒に阻止します。勝手に里を出ていった事でミツキ、ボルト、サラダは下忍の称号を剥奪されてしまいますが、四代目土影が木の葉に来た事により称号は戻されました。ミツキは主要人物であると共に謎に包まれたキャラでもある為、今後も物語の主軸として登場するでしょう。

ナルト本編にて父親である大蛇丸も習得が出来なかった「仙人モード」が使える人造人間のミツキ。大蛇丸の悲願は叶い、ミツキは仙人モードを会得しています。ナルトの世界でも仙人モードが使用出来るのはたった5人（ナルト、カブト、柱間、自来也、ミナト）しかいないと言われています。ミツキの仙人モードや強さについて紹介していきます。

大蛇丸を父親に持つミツキ。使用する技もやはり父親の血を色濃く受け継いでいます。過去、ナルト本編でも大蛇丸も手強い悪役でしたが、ミツキの強さはどれ程なのでしょうか？考察していきます。

ミツキは生まれつき仙人モードを備えており、大蛇丸の修行によって覚醒しました。ミツキが使用する仙人モードは、カブトが使用する様な蛇の仙人モードと似ており、目つきが変化しチャクラを纏い、額から一本の角が生える姿に変化します。カブトと違い、仙術チャクラと適合する事は可能ですが、戦闘力や持続力は劣るという欠点があります。また肉体にも大きな負担が掛かるのと、膨大なチャクラを使用する為、大蛇丸からはやたらと使わない様に釘を刺されていました。ピンチの時のみ使用する伝家の宝刀と言えます。

父親である大蛇丸と似たような技を多く会得しているミツキ。ナルト本編でも目にした技が多く見られています。仙人モード以外の技も詳しく紹介します。

荒蠎蛇とは、大蛇丸に改造された自由自在に伸縮する関節を使い攻防に使用する技で、用途は多岐に渡り、仲間を救出したり、移動や敵の捕縛等にも使用されます。ミツキが好んで使う技であり、知名度は一番高いと言われています。

ナルト本編で大蛇丸が得意としていた技で、袖口から蛇を口寄せするという不意打ち技です。まさに親譲りと言って良い技の一つでしょう。

風遁・突破は、相手を突風で吹き飛ばす技です。父親の大蛇丸は風遁・突破の上位互換である風遁・大突破をナルト本編で使用していました。

雷遁・蛇雷は、蛇を模したチャクラの電撃を叩きこむ技で、 荒蠎蛇で捉えた敵にも雷撃を加える事が出来ます。ミツキの使用する技の中では仙人モードを除き、一番攻撃力の高い技と言えます。

2017年からアニメーション放送開始となったナルトの続編である「ボルト」。ミツキの声優は誰が担当しているのでしょうか？ミツキの声優について詳しく紹介していきます。

謎多き少年・ミツキの声は木島隆一さんが担当していました。ミツキ役である木島さんについて紹介していきます。

木島さんは、声優を辞めようと思い悩んだ過去があり、挫折しそうな時に声優を始めたころの初心を思い出し、再びマイクの前に戻る事が出来たと語っています。木島さんが声優として再奮起してくれた事で、私たちはミツキという素敵なキャラクターに出会うことができました。

木島さんは2011年よりナルト疾風伝の頃から長くナルト作品に携わっています。少年役から年齢を重ねた役、甘さのある二枚目役からミステリアスな役柄まで幅広い演技力が木島さんの魅力でもあります。

謎多き少年のミツキ。生まれも育ちも特殊なミツキですが、世間での評判や人気について紹介していきます。

やはりミツキの親が大蛇丸だったという事実に驚く読者が多数見られました。性格も見た目（目元が蛇の様な雰囲気）も似たところはありますが、大蛇丸とは結び付かない人が多かったのではないでしょうか？

ミツキがかっこいいという意見も多く見られました。涼しげな顔立ちに大蛇丸の能力を受け継ぎ強力な術を持つミツキの今後の活躍が期待されます。

ミツキが大蛇丸の子供だと知り、一体誰と結ばれたんだ？と考える読者も少なくない様です。ミツキは大蛇丸の細胞から作られた人造人間であり、仙人モードを会得したいと考えた大蛇丸の悲願そのものです。現在ミツキの仙人モードは改善点も多く見られますが、もし完璧に使いこなせる様になったのであれば、大蛇丸はその時ミツキをどう扱うのでしょうか？ナルト本編でも自身の野心と願いを追求した人物であった事は記憶に新しく、ミツキと大蛇丸の親子関係が今後どうなっていくのか注目です。

ミツキの父親はナルト本編でも登場した悪役、大蛇丸という事が分かりました。ミツキは大蛇丸によって生み出された人造人間という特殊な出生を抱えていますが、今の所父親である大蛇丸の様に何かを企んだり野心に塗れたりせず、ボルトやサラダと順調に信頼関係を築きボルトを支えようとしています。今後も物語の主軸として登場する事でしょう。父親である大蛇丸とどのような関係を構築するのかも見所です。