【キングダム】タジフは山の民の一人!かわいいと言われるセリフとは?
キングダムに出てくるタジフは角の生えた面と、入れ墨のある巨大な体が特徴のキャラクターです。山の民の戦士で、山の王である楊端和(ようたんわ)からも頼りにされています。今回はキングダムに登場するタジフの強さや、かわいいといわれるセリフを紹介します。
目次
【キングダム】タジフは山の民の一人
タジフはキングダムに登場する人物で、巨大な体に角の生えた面を被っています。山の民の一人であり、楊端和が統治している秦の西にある山界で暮らしています。ここでは、タジフのプロフィールやキングダムのあらすじをまとめました。
タジフのプロフィール
- 名前:タジフ
- 誕生日:不明
- 所属国:秦
- 所属軍:楊端和
タジフは山の民の一人で、山の民の王である楊端和から厚い信頼を寄せられている人物です。入れ墨の入った大きな体と5本の角が生えた面を被っており、秦の西にある山界に住んでいます。また、巨大な岩のついたハンマーの様な武器を使って戦うのも特徴です。秦に住む「平地の民」と話す時は仲間のバジオウに通訳してもらっています。
キングダムの概要
原泰久先生作の『キングダム』は、古代中国の春秋時代末期を舞台にした漫画です。2006年から週刊ヤングジャンプで連載を開始し、2013年には第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞しました。天下統一を目指す始皇帝と、その王を支える武将の話を描いた作品です。また、2012年にアニメ『キングダム』の第1期が放送され、2019年には実写映画が公開されました。
キングダムのあらすじ
紀元前245年、春秋時代の秦では孤児の信(しん)と漂(ひょう)が天下の大将軍を目指して修行の日々を送っていました。ある日、秦の大臣である昌文君(しょうぶんくん)により、漂のみ仕官として見出されます。野望を叶えるために王都へ向かった漂でしたが、王の弟の成蟜(せいきょう)が起こした反乱に巻き込まれ、致命傷を負います。実は漂は秦王の影武者として雇われていました。息を引き取る直前に漂から夢を託された信は秦王の嬴政(えいせい)と出会い、王都を取り戻すため戦います。
【キングダム】タジフのかわいいシーンやセリフ
ハンマーの様な武器を使用し、力強く戦うタジフですが、実はかわいいといわれるシーンやセリフがあります。ここからは、キングダムに登場するタジフのかわいいシーンやセリフを紹介します。
かわいいシーン①初登場
タジフが初登場したのはキングダムの漫画2巻です。成蟜に奪われた王都を取り戻そうと嬴政が山の民に援軍を依頼した時に、バジオウとタジフが登場します。彼らは秦から迫害や差別を受けてきたため、秦に住む人々を良く思っていません。そのため、バジオウは嬴政だけ山界に入るよう伝えます。強引に嬴政を連れて行こうとするタジフですが、ここで信に殴り飛ばされ、面の角が折れてしまいます。
かわいいシーン②「かけるぞ…」
「かけるぞ、俺は少年に」
漫画キングダム4巻にて、ランカイとの戦闘でタジフが発したセリフです。王都奪還のためタジフは信たちと成蟜の元へ乗り込みますが、成蟜の用心棒のランカイと戦闘になります。攻撃を仕掛ける信たちですが、ランカイの圧倒的な力で苦戦を強いられます。そこで信はランカイを倒すため、仲間に足止めするよう依頼しました。足止めして勝てるのか疑問に思うバジオウでしたが、タジフは率先してランカイの足にしがみつき上記のセリフを口にします。結果、足止めは成功し、信はランカイを討伐できました。
かわいいシーン③「シン…」
シ…シン コンニチマ コンバンマ
出典: funnews.net
漫画キングダム46巻より、信率いる「飛信隊」と山の民が会った際、タジフが信に向けて言ったセリフです。今までバジオウの通訳が必要でしたが、信たちと交流を続けていくうち、少しずつ平地の民の言葉が分かるようになりました。言葉は間違っていますが、片言で挨拶するタジフのかわいいシーンです。
【キングダム】タジフの強さや人物像
山の民の王である楊端和から厚い信頼を寄せられているタジフですが、実際、どれくらい強いのでしょうか。ここではタジフの武器や人物像、人気投票の結果について紹介します。
タジフの強さや武器
山の民の中でも一際体が巨大なタジフは、丸くて大きな岩がついたハンマーの様な武器を持って戦います。キングダムでは怪力を活かして武器を振り回し、敵を薙ぎ払うタジフの勇ましい姿が描かれていました。また、ランカイとの戦闘では、信がランカイを倒せるよう尽力し、秦が李牧(りぼく)率いる軍隊と戦う際は救援に駆け付け、武器を使って次々と敵をなぎ倒すといった活躍をみせました。
タジフと信の関係
秦から差別や迫害を受けてきた山の民は、嬴政が援軍交渉に来た時、反発していました。ただ、タジフは信に殴られ面の角を折られたことで、戦士として信の強さを認め、敬意を払うようになります。信も秦を恨んでいる山の民たちに襲われた際、タジフに救われてから彼を信頼するようになりました。
タジフの人気投票での結果
2020年に第一回『キングダム総選挙』が開催されました。206キャラクターがエントリーした中、タジフの順位は47位です。メインキャラクターと比べ出番の少ないタジフですが、ランカイとの戦闘や李牧と戦う合併軍編での活躍ぶりがファンから人気を集めました。
【キングダム】タジフの山の民の仲間や史実
キングダムではタジフの他にも個性的な山の民が登場します。では、彼らは史実で存在する人物なのでしょうか。ここでは、タジフの山の民の仲間や、彼らは史実で登場する人物なのか調べたので紹介します。
タジフの山の民の仲間
キングダムでは色々なデザインの仮面をつけた山の民が登場しますが、ここでは、タジフと交流の深いバジオウとシュンメンを紹介します。2人も楊端和軍の一員であり、王都奪還編や合併軍編で様々な活躍をみせました。
仲間①バジオウ
バジオウは楊端和の右腕として山の民をまとめる戦士です。武器の双剣を使用して戦います。戦争で滅んだバジ族の生き残りで、発見時は荒々しく山の民の言葉も理解できない状態でした。楊端和に敗れてから彼女の傘下に入り、山の民と平地の民の言葉を両方話す有能な戦士に育ちます。王都奪還編ではシュンメンと秦の左丞相(さしょうじょう)の竭(けつ)を討ち取り、合併軍編では趙(ちょう)の将軍、晋成常(しんせいじょう)を倒しました。
仲間②シュンメン
鳥牙族の戦士で、武器の長刀を使って戦います。王都奪還編ではバジオウと協力して竭を倒し、ランカイ討伐にも尽力しました。また、強いだけでなく賢明なシュンメンは、王都奪還後にランカイの教育係を任されています。
タジフやバジオウたちは史実で実在する?
タジフやバジオウたちの名前が史実で実在したという記録はありません。また、原泰久先生もタジフ含め山の民はキングダムオリジナルのキャラクターと話しています。ただ、馬に乗って戦う山民族がいたことから、タジフのような人物が存在した可能性はあります。
【キングダム】タジフの声優と実写映画キャスト
2019年に実写映画が公開され、2024年にはアニメの第5期が放送予定のキングダムですが、タジフを演じたのは誰なのでしょうか。ここでは、キングダムでタジフ役を演じた2人の声優と実写映画のキャストを紹介します。
タジフの声優①高橋英則
タジフ役を演じた一人目の声優は、高橋英則(たかはしひでのり)さんです。高橋英則さんはキングダムのアニメ第1期でタジフ役を演じました。ここからは、高橋英則さんの声優情報をまとめていきます。
高橋英則のプロフィール
- 名前:高橋英則(たかはしひでのり)
- 誕生日:1983年12月7日
- 所属事務所:マウスプロモーション
高橋英則さんは21歳の頃、ストリートミュージシャンから刺激を受けて声優を目指すようになります。2000年代に声優デビュー後、アニメ以外に数多くの吹き替えやドラマCDに出演してきました。
高橋英則の主な出演作品
- 『うたのプリンスさまっ』桐生院ヴァン
- 『刀剣乱舞』石切丸
- 『妖怪ウォッチ』インディ・J
2009年にアニメデビューを果たしてから、高橋英則さんは海外作品の吹き替えやアニメで様々なキャラクターの声を担当してきました。低音ボイスが特徴で、アニメでは青年役をよく演じています。
タジフの声優②中島卓也
タジフ役を演じた2人目の声優は、中島卓也(なかしまたくや)さんです。中島卓也さんは2017年にアニメデビューを果たします。アニメ『キングダム』では第2期からタジフ役を担当しました。
中島卓也のプロフィール
- 名前:中島卓也(なかしまたくや)
- 誕生日:8月5日
- 所属事務所:アライズプロジェクト
中島卓也さんは、少女漫画の登場人物に憧れて声優になろうと決めました。声優デビュー以降はアニメだけでなく舞台にも出演し、活躍しています。また、第2種電気工事士やボイラー技士2級の資格を取得しています。
中島卓也の主な出演作品
- 『Bラッパーズストリート』ビッグ・ブー
- 『無能なナナ』飯島モグオ
- 『不徳のギルド』センリク・テツタイト
野太い声が特徴の中島卓也さんは、アニメやゲーム作品で壮年期の男性や青年役を演じる機会が多いです。また、『Bラッパーズストリート』では主人公であるヨーヘイの親友役を演じ、ヨーヘイ役の木村昴(きむらすばる)さんとラップバトルを繰り広げていました。
タジフの実写映画キャストは一ノ瀬ワタル
実写映画の『キングダム』でタジフ役を演じたのは、一ノ瀬ワタル(いちのせわたる)さんです。映画では終始仮面を被っているので顔は見えませんが、SNSでは「強くてかっこいいタジフ役に一ノ瀬さんがぴったり」という声が挙がっていました。
一ノ瀬ワタルのプロフィール
- 名前:一ノ瀬ワタル(いちのせわたる)
- 誕生日:1985年7月30日
- 所属事務所:ENDO MANAGEMENT OFFICE
一ノ瀬ワタルさんは元格闘家で、俳優になるまではタイで修行していました。日本に帰国後、三池崇史(みいけたかし)監督と出会い、映画デビューを果たします。その後、エキストラで出演していた撮影現場でスカウトされ、俳優として様々な映画やドラマに出演するようになりました。
一ノ瀬ワタルの主な出演作品
- 『任侠ヘルパー』野村健司
- 『新宿スワン』毒山
- 『黄龍の村』十兵衛
一ノ瀬ワタルさんは映画やドラマ以外に、バラエティ番組にも出演し、活躍しています。強面で体格が良いため、不良やヤクザ役を演じる機会が多く、過去に主演した映画では大きな体を活かして腹踊りを披露することもありました。
【キングダム】タジフに対する世間での評判や人気
キングダムの漫画46巻で初めてタジフが平地の民の言葉を喋ります。片言で挨拶するシーンを見て、SNSでは「タジフかわいい」という声が多く挙がっていました。
キングダムの漫画2巻でタジフが信に殴られた際、面の角も折れてしまいます。ただ、この出来事がきっかけでタジフは戦士として信を尊敬するようになります。SNSでは「相手の強さを素直に認められるタジフに感心する」という意見がありました。
戦闘時、タジフは怪力を活かしてハンマーの様な武器を振り回し、敵を一気になぎ倒します。力強く戦うタジフを見て、SNSでは「タジフかっこいい」という声が数多くみられました。
【キングダム】タジフは山の民の一人でかわいいキャラ
タジフは楊端和軍の一員で、山の民の屈強な戦士です。力強く戦う姿はかっこいいですが、信に片言で挨拶するといったかわいい場面もあります。今後、タジフがどう活躍していくのか、キングダムのストーリー展開に注目です。
この記事のライター
dokusyoko
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