【キングダム】項燕(こうえん)がラスボスといわれる理由は?史実から考察
『キングダム』の物語にはラスボスの候補として"項燕"が挙げられています。項燕は様々な理由から『キングダム』のラスボスと考えられており、どのような人物なのかについて注目がされています。今回は『キングダム』の項燕についての考察を紹介します。
目次
【キングダム】項燕とは?
『キングダム』の"項燕"とは史実の活躍等の理由から、現状登場していないもののラスボスとなるのではないかと考察が行われている人物です。項燕は史実でも『キングダム』の主人公である"信"と関係がある為、読者達から登場後の活躍が期待されています。ここでは項燕のプロフィールや、項燕がラスボスになると考察されている『キングダム』の概要、あらすじについて紹介をします。
項燕のプロフィール
- 名前:項燕(こうえん)
- 性別:男性
- 所属:楚(大将軍)
- 家族:項梁(子)、項伯(子)、項羽(孫)
項燕は主人公の"信"が活躍をしている国である"秦"と対立する事となる"楚"という国で大将軍を務めている人物です。項燕は『キングダム』の作中で名前のみが登場する事で存在が明らかとなっていますが、作中でも大将軍と呼ばれていること等から史実同様に最強クラスの実力を持った人物である事が想像できます。
キングダムの概要
項燕についての考察が行われている『キングダム』は、中国史の春秋戦国時代に発生した出来事が題材となっている漫画作品です。『キングダム』は"集英社"が発行している"週刊ヤングジャンプ"で2006年から連載が行われており、2012年には原作の漫画作品を元にしてアニメ化が行われる程に高い人気を獲得している作品となっています。
キングダムのあらすじ
『キングダム』の主人公である"信"は、同じく戦災孤児となっていた"漂"と共に大将軍になる為に努力をしていました。秦国の文官である"昌文君"によって"嬴政"の影武者となった漂は、反乱によって死亡していまいます。死亡する直前に信の元を訪れた漂は信に地図と夢を託しました。信は漂から貰った地図を頼りに嬴政と出会い、共に王都奪還の為に戦っていきます。
【キングダム】項燕がラスボスといわれる理由は史実?
項燕は『キングダム』で名前のみ登場をしているキャラクターです。現状のストーリーでは項燕が活躍する詳細な描写が存在していないにも関わらず、項燕は読者達から"最強"、"ラスボス"との考察が行われています。ここからは項燕がラスボスと考えられる理由となっている、史実での項燕の活躍について紹介をします。
項燕は史実で実在する人物
項燕は『キングダム』の物語で大将軍として紹介されているだけでなく、『キングダム』の物語の題材となっている春秋戦国時代に実際に活躍をしていた人物です。史実での項燕は『キングダム』の作中でも紹介されている様に楚の大将軍として秦との戦いで活躍をしています。
項燕の史実①秦の侵攻を止めた?
史実の項燕は『キングダム』の主人公の信が所属している秦の侵攻を防ぐ活躍をしています。項燕が史実で秦の侵攻を止めた際に戦ったのが秦の将軍となった『キングダム』の主人公の"李信"であり、項燕は李信と共に攻撃を仕掛けていた約20万の軍勢を相手に大きな戦果を上げる事で秦の侵攻を止めました。
項燕の史実②王翦に敗北した?
史実の項燕は李信の攻撃を防いだ後に秦の将軍である"王翦"との戦いに敗北しました。李信を相手に勝利した項燕は約60万の軍勢を率いる王翦と戦闘を開始しますが、王翦は守りに徹した作戦で項燕の兵士達を確実に疲弊させていきました。王翦の守りを突破できないと考えた項燕は撤退しようとしましたが、そのタイミングを見計らって攻撃を仕掛けてきた王翦によって楚国の王を捕らえられてしまいました。
項燕の史実③昌平君を楚王にする
王翦との戦いで大きな被害を受けた楚国と項燕は、楚王の血筋である"昌平君"を楚王として楚国を復興しようとしました。昌平君は秦国に仕える右丞相として登場していますが、史実では流刑となり秦国から追放された後に項燕と共に楚国で活躍をしています。前述した史実が理由となり昌平君が秦国と敵対する展開になるのではないかという考察が行われています。
項燕の史実④王翦と蒙武に敗北し死亡
昌平君と共に楚国を復興させる為に活動していた史実の項燕は、楚国の動きを見逃さなかった王翦と"蒙武"と戦闘になりました。王翦との戦闘で多くの被害を受けながらも抵抗を続けていた項燕と昌平君でしたが、攻撃を仕掛けてきた王翦と蒙武との戦いに敗北した事で、新たに楚王となった昌平君と共に戦死しました。
項燕はラスボスになる?
項燕が『キングダム』のラスボスになるのではないかと考えられている理由の一つには、『キングダム』の元となっている秦国の中華統一までの史実が関係しています。秦国が最後に統一した国は項燕が居る楚国ではなく"斉国"と呼ばれる国でしたが、斉国は史実で大きな戦闘をせずに降伏していた為、秦国の中華統一まで史実の中で最後に大規模な戦闘をしている項燕が存在する楚国がラスボスになると考えられています。
項燕の史実における子どもの名前
項燕の家族には"項梁"、"項伯"という子どもと"項羽"という孫が存在しています。項燕の家系である項家は楚国で将軍を務める事の多い名門となっており、秦国と楚国の争いで大きな活躍をしている項燕だけでなく、秦の滅亡や"漢"が中華を支配する時代で活躍をしている項燕の孫の項羽等、項家は中国史の中で様々な活躍を残しています。
【キングダム】項燕はいつ登場?強さも考察
史実で楚国にとって大きな存在となっていた項燕は『キングダム』の物語でも特に活躍が注目される存在となっています。ここからは史実で様々な活躍を残している項燕が、『キングダム』の物語にどのように登場しているのかについて、また最強とも考えれられている項燕の能力に関する考察について紹介をしていきます。
項燕の名前はいつ登場?
『キングダム』の物語の中で項燕という名前が登場したのは、第41巻に含まれている"媧燐"と"李園"の会話シーンとなっています。李園は項燕の助言を聞き入れて楚国をより良い国へと変化させる為に媧燐に協力を求めていました。李園は項燕の事を"東の大将軍"と言っていましたが、東の大将軍と聞いた媧燐が項燕という名前を言った事で登場となりました。
項燕はまだ登場していない?
上記で紹介をしたように項燕は『キングダム』の物語に名前のみの登場となっています。『キングダム』の物語は基本的に史実に沿った展開となっている為、史実の秦国が楚国と戦う前に様々な国を相手にしている事から、秦国が"魏国"等との戦闘を終えてからの登場になると考えられています。
項燕は最強?能力を考察
項燕は史実で『キングダム』の主人公である李信を相手に勝利する程の高い実力を持っています。史実の項燕は李信との戦闘で正面からの勝負ではなく、相手の意表を突いた作戦によって勝利している事から、物語のラスボスとなる可能性も考えられる武力と知力共に最強クラスのキャラクターとして登場するという考察が存在しています。
項燕と項翼に関係はある?
『キングダム』には楚国に所属するキャラクターとして"項翼"という人物が登場します。項翼は楚国に所属している大将軍である項燕と同じ姓となっています。しかし史実の項燕の子孫には項翼の名前が存在していない為、同じ姓ではあるものの親子程の近い関係ではないと考えられています。
【キングダム】項燕に対する世間での評判や人気
『キングダム』は原作の物語がまだ完結していない作品となっています。その為『キングダム』の物語を楽しみにしている読者達の間では物語の展開に関係する様々な考察が行われており、楚国の大将軍を務める項燕が『キングダム』のラスボスとなる可能性に期待が寄せられています。
『キングダム』は単行本が60巻を超える程に長期的に連載が続けられている大人気漫画作品となっています。2023年1月現在全66巻の単行本が発売されている『キングダム』ですが、史実での秦国と楚国の戦闘が発生するまでには他国との戦闘が控えている為、本誌派と単行本派の読者共に今後項燕がどのような人物として登場して活躍をするのかに注目をしています。
『キングダム』は史実を完全再現している訳では無く、情報の少ない紀元前の中国史を元にオリジナル要素を交えて制作しています。『キングダム』の読者達からは上記で紹介をした理由から項燕がラスボスという考察が上がっていますが、項燕が活躍する史実とは違ったオリジナルの物語となる可能性について考察をする読者も存在しています。
【キングダム】項燕がもしも〇〇だったら
『キングダム』の物語で登場が示唆されている項燕は、物語のラスボスとなる説や最強クラスの実力者として登場する説等の様々な考察が行われています。ここからは読者達から注目を集める存在となっている項燕が、もしも〇〇だったらについての考察を紹介していきます。
項燕「彼氏」篇
項燕がもしも彼氏となっていたら、所属していた楚国の状況をより良くしようと努力を続けていた事から、彼女との関係に何かしらの問題が発生したら解決する為に努力をして、特に問題が無い場合は更に関係を良くしようと様々なアクションを起こしてくれる彼女想いな彼氏になる事が考えられます。
項燕「上司」篇
もしも項燕が上司となっていたら、李信の侵攻に対して長時間の行軍によって意表を突いた事から、目的の為なら部下と共に辛い行動も実行する上司になる事が予想できます。また項燕は楚国の状況をしっかりと把握して李園に助言をした事から、部下達の状況把握をしっかりと行い的確なアドバイスをくれる上司になる事も想像できます。
項燕「友達」篇
もしも項燕が友達という関係だったら、昌平君と共に死亡するまで楚国の為に戦い続けていた事から、友達が苦しい状況となり困っている時は問題解決の為に全力を尽くしてくれる情に厚い友達となってくれる事が考えられます。
【キングダム】項燕はラスボスの可能性があるキャラだった
今回は『キングダム』のラスボスになる可能性が考察されている項燕について紹介をしました。項燕は名門項家で楚国の大将軍として活躍をしていた人物で、史実からも秦国や李信の強敵になると考えられている事が分かりました。項燕は『キングダム』で現状名前以外の詳細な情報が公開されていないキャラクターとなっていますが、ラスボスや最強クラスの人物になる可能性を読者達から期待されています。
この記事のライター
サカモト
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