【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りになっている?李牧との戦いについて
『キングダム』に登場する秦の武将、桓騎(かんき)の最後は史実通りなのかについて考察しています。李牧との戦いで最後はどうなったのか、かんきの弱点、アニメ『キングダム』でかんきを演じた声優、世間での評判についても紹介しています。
目次
【キングダム】桓騎(かんき)とは?
桓騎(かんき)は、『キングダム』のアニメでは第2シリーズから登場しました。 秦国の将軍で、「六大将軍」の一人でもあります。元々は盗賊の頭領でしたが、戦いの天才で盗賊から六代将軍にまで登り詰めました。頭も切れ、相当な実力者ですが、知名度は低いです。秦への忠誠心は薄いですが、カリスマ性があり、部下からは慕われています。
桓騎将軍のプロフィール
- 名前:桓騎(かんき)
- 生年月日:不明
- 血液型:不明
- 年齢:不明
- 異名:首斬り桓齮
- 階級:秦国の六代将軍
桓騎将軍の性格
かんきは冷徹な性格です。敵に対しての過剰な拷問、敵国ならば一般市民でさえ容赦なく殺します。そのため「首斬り桓齮」という異名がつきました。しかし仲間のことは大切にしています。また実力を認める者以外は相手を見下しています。独自の戦術で戦い、相手の弱点を攻める戦い方や、奇襲作戦が得意です。
キングダムの概要
『キングダム』の作者は原泰久で、「週刊ヤングジャンプ」にて2006年より連載が開始されました。『キングダム』は古代中国の春秋戦国末期が舞台です。2012年からアニメが放送され、2019年には実写版映画も公開されています。今では『キングダム』は大人気の作品ですが、連載が開始されたばかりの頃は、連載が打ち切りになる可能性もありました。しかし『スラムダンク』の作者・井上雄彦のアドバイスにより、人気作品となったのです。
キングダムのあらすじ
『キングダム』の主人公である信は、「天下の大将軍」になるために漂と共に毎日稽古をしていました。ある日漂は王宮へ行くことになります。王宮へ行ったはずの漂ですが、信の前に現れた漂は重傷を負っていました。漂は秦王・嬴政(えいせい)の身代わりとなり、命を落としました。信は悲しみを乗り越え、嬴政と共に戦い、天下の大将軍を目指します。
【キングダム】桓騎(かんき)の最後は?李牧との戦いを解説
盗賊から六代将軍にまでなったかんきは、最後はどうなったのでしょうか。かんきは秦国にとって重要な戦力です。そしてかんきの最大の見せ場は、李牧との戦いです。李牧との戦いでかんきの最後はどうなったのか、史実通りの最後だったのかを解説します。
かんきの史実における最後
『キングダム』は史実を基に描かれており、かんきは史実にも登場するキャラです。史実によると、かんきは最後は李牧に敗れて死亡した説と、戦いに負けて逃げた説があります。戦いに敗戦したかんきを秦王は許しませんでした。かんきは、処罰を逃れるために燕に亡命したのです。そこで樊於期(はんおき)と名前を変えています。しかし秦に残っていたかんきの一族は、全員殺されてしまったのです。かんきは一族を殺した秦王を憎むようになりました。
かんきのキングダムでの死亡シーンは何話?
かんきが死亡するのは、「752話」です。かんき軍は李牧軍との戦いで、どんどん仲間が倒れていきました。それでもかんきは最後まで李牧を倒すことだけを考えていました。とうとう最後はかんき一人になってしまい、周囲を槍で囲まれてしまいました。かんきは李牧に辿り着き、刀で仕留めようとします。しかし刀の先は折れていて、李牧には届きませんでした。そして最後に全身を槍で刺され、力尽き、死亡してしまうのでした。
かんきの最後は史実通りだった?
かんきは活躍期間も短く、史実にもあまり詳しくは記されていません。かんきは史実でも最後は李牧に敗れることになっているので、史実通りの最後となっています。死亡説と敗走説がありましたが、『キングダム』ではかんきは最後に死亡しています。
史実における肥下の戦いのその後
「肥下(ひか)の戦い」は史実でも有名な戦いで、秦国が趙国に大敗した戦いです。かんき率いる秦国は、李牧率いる趙国に敗北しました。秦国は戦力のかんきを失ったため勢力が弱まり、趙国に侵攻されてしまいます。秦国は趙国によって領土を奪われてしまいました。まさに李牧の強さが分かる戦いでした。
【キングダム】桓騎(かんき)の弱点を見抜いた李牧
かんきは独自の戦法を使い、戦いの天才と言われ、実力もトップクラスです。しかしそんなかんきには弱点があったのです。それを見抜いた趙軍の李牧は見事です。弱点を突かれたかんき軍は、李牧軍に追い詰められることになるのです。
かんきの弱点を考察
ここからはかんきの弱点を考察していきます。弱点は、かんきの性格によるものもあります。しかし最大の弱点は、戦い方の訓練を受けていなかったので、普通の武将が行う戦い方ができなかったことです。それを見抜いた李牧は見事な武将です。
弱点①仲間をとても大切にしている
かんきは敵に対しては冷酷な性格ではありますが、仲間のことは大切に思っています。そのことが弱点でもあります。かんきは、かんき軍に所属している雷土(らいど)が拷問され、最後は亡くなったことに激怒していました。そして仲間が攻撃されると救出に向かい、そこを李牧に狙われています。
弱点②敵を虐殺する
かんきは敵に対しては容赦はしないので、助けたり見逃すことはせずに全員殺してしまいます。そのため敵の兵士も決して降伏することはせず、必死で攻撃してきます。そのことによりかんき軍は有利な戦いであったとしても、苦戦を強いられることになるのです。
弱点③特殊な軍である桓騎軍
かんき軍は元々盗賊だったため、戦いの訓練などは受けていません。そのため統一性が全くありません。かんき軍には「火兎(かと)の笛」というものがあり、これは「絶対絶命」だと思った時に、かんき以外の者も吹くことができます。これが吹かれるとかんき軍は戦いを放棄し、一斉に逃げ出します。相手の意表をつき、上手くいく場合もありますが、いつもこの作戦が通用するとは限りません。また吹いてほしくない場面で吹かれてしまうと、作戦が中断されてしまい、戦うことができなくなってしまいます。
李牧が明かしたかんきの弱点
李牧はかんきの弱点を見抜いていました。それはかんきは「正攻法の戦いができない」ということです。かんきは今まで全て奇襲攻撃で戦い、勝利を納めてきました。盗賊だったため、普通の武将のような戦い方ができないのです。かんき軍と戦うには、かんきの誘いには乗らず、正攻法で戦えばかんきはどうしていいか分からず混乱し、勝てることを李牧は見抜いたのです。そしてかんきの弱点をつき、李牧はかんき軍を追い詰めました。
【キングダム】桓騎(かんき)の声優
『キングダム』のアニメは第4期まで放送されています。そして2024年1月からは第5期の放送も決定しており、ますます盛り上がっています。たくさんのキャラが登場する『キングダム』は、声優も豪華です。かんきを演じている声優も、様々な役を演じている人気声優です。
かんきの声優は「伊藤健太郎」
『キングダム』のかんきを演じた声優は、伊藤健太郎さんです。伊藤さんは知り合いの劇団を手伝ったことから、芝居に興味を持つようになります。大学を卒業すると小劇団の「劇団21世紀FOX」に所属し、芝居に関わる仕事を求め、声優デビューを果たします。その後「劇団K-Show」の主宰となっています。アニメ『キングダム』で主役の信を演じている森田成一(もりたまさかず)さんとは役でコンビを組むことが多く、相性もいいそうです。
伊藤健太郎のプロフィール
- 名前:伊藤健太郎(いとうけんたろう)
- 職業:声優、俳優
- 愛称:イトケン
- 生年月日:1月3日
- 星座:やぎ座
- 血液型:A型
- 出身地:東京都
- 所属事務所:マウスプロモーション
伊藤健太郎の主な出演作品
- BLEACH:阿散井恋次
- 弱虫ペダル:田所迅
- ゴールデンカムイ:白石由竹
- NARUTO -ナルト-:秋道チョウジ
- とっとこハム太郎:タイショーくん
- 金色のコルダ:土浦梁太郎
- 純情ロマンチカ:上條弘樹
- 東京喰種トーキョーグール:万丈数壱
- テイルズ オブ ファンタジア:チェスター・バークライト
【キングダム】桓騎(かんき)の最後に対する世間での評判や人気
『キングダム』のかんきの人物像や李牧との戦いのシーン、かんきの最後について考察してきました。残酷な性格ですが、仲間のことは大切にしており信頼もされています。そんなかんきは世間ではどう思われているのでしょうか。SNSからの感想をまとめてみました。
かんき軍は少数兵で敵陣営に潜入することに不安でした。しかしかんきは「心配すんな」と余裕の表情です。かんきの自信たっぷりの言葉に、部下の不安も吹き飛びました。こういうところがかんきが部下に慕われている理由でしょう。これにより部下は自信をつけ、士気も高まったのです。
かんきは李牧との戦いで、死亡してしまいます。かんきは李牧を倒そうとしますが、刀は折れていました。最後まで李牧を倒そうと戦ったかんきは、素晴らしい武将でした。しかしかんきが敗れたことにより、秦国はピンチになってしまうのです。
『キングダム』は個性的で、魅力的なキャラが多いです。仲間思いで自信たっぷりなかんきも人気があります。カリスマ性があり、不利な状況でもかんきがいるなら大丈夫と思わせてくれます。部下にとって、最後までついていきたいと思う武将でしょう。
『キングダム』はたくさんのキャラが登場するので、好きなキャラが複数いる方も多いのではないでしょうか。かんきの声優は、伊藤健太郎さんです。伊藤さんは男らしいキャラを演じることが多く、かんきも力強く魅力的に演じています。アニメでは数々のかんきの名言を、伊藤さんの声で聞くことができます。
【キングダム】桓騎(かんき)の最後は史実通りだった
かんきは盗賊から六代将軍にまで登り詰めました。盗賊の経験から、奇襲作戦などが得意で、戦いの天才と呼ばれていました。しかし李牧に弱点を見抜かれ、そこを攻撃されてしまいます。最後は李牧との戦いで死亡してしまいました。李牧を倒すため、最後まで全力で戦ったかんきの姿に多くのファンが感動したことでしょう。どんなに不利な状況になっても部下を勇気づけ、道を切り開いてきたかんきの姿は、ファンの心にいつまでも残ることでしょう。
この記事のライター
ささめ
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