【キングダム】ファルファルおじさん騰の強さは?史実から見る過去と今後
キングダムに登場するファルファルおじさんは、天下の大将軍王騎の副官として活躍していましたが、王騎が死亡した後には自分が大将軍となりました。キングダムで騰(とう)がファルファルおじさんと呼ばれる理由や強さ、史実から見る過去や今後どうなるかを推測していきます。
目次
【キングダム】ファルファルおじさんとは?
キングダムの中で、ファルファルおじさんと呼ばれている騰ですが、とても謎が多いキャラクターです。なぜファルファルおじさんと呼ばれるのか等、その謎を調査していきましょう。
ファルファルおじさん(騰)のプロフィール
キングダムの中で、騰の生年月日や年齢等の詳しい事は発表されていません。最初は王騎軍の副官として登場しましたが、合従軍の戦いの際には将軍になっています。その後、六大将軍の第二将に任命されました。
キングダムの概要
キングダムは2006年から週刊ヤングジャンプで、原泰久(はらやすひさ)が連載している漫画です。2022年9月には66巻が発刊され、累計発行部数は9200万部を超えました。ゲーム化やTVアニメ化もされていて、実写映画の3作目は2023年7月に公開が決定しています。古代中国の春秋戦国時代に、中華統一を目指した王と大将軍たちの戦いの話です。
キングダムのあらすじ
キングダムとは、古代中国の戦乱の中で奴隷として生活していた主人公の信(しん)が、親友の遺志を継いで天下の大将軍を目指す物語です。中華統一を成し遂げて、戦乱の世を終わらせたい秦の王・贏政(えいせい)と共に、厳しい戦いに挑みます。
【キングダム】ファルファルおじさんの強さや人物像
謎の多いファルファルおじさんですが、大将軍となった強さやその人物像を解説していきましょう。キングダムで、とても強かった王騎将軍との深い関係性も紹介します。いつもポーカーフェイスな騰ですが、実は面白い性格をしています。
ファルファルおじさんの強さや実力
騰の実力は王騎にも認められていた程で、戦場で一度ファルファルと音を出して進み始めると、誰も止められません。武力だけでも相当ですが、頭の回転も速くて王騎が細かく指示を出さなくても、すぐ戦略を理解して動きます。
ファルファルおじさんの性格
騰はいつも無表情ですが、とてもユーモアのある性格です。外見もチャーミングで、目はパッチリと大きくヒゲはクルンと巻いています。急にふざけ出したり、王騎の物真似を始めたりと、強い相手にも冗談を言い放つ度胸があるキャラクターです。
騰がファルファルおじさんと呼ばれる理由
騰は剣を小指の力で高速回転させて、ファルファルという音を出しています。剣は止まっているように見えますが、剣の先端が回転して大きな円を描き、力を増幅しています。「ファルファル」という音だけではなく、「フェル」や「ファルル」等、騰の剣技は進化して色々な音を出すようになってきました。
ファルファルおじさんと王騎の関係
騰と王騎は深い信頼関係を築いていたようです。騰の強さは将軍である王騎にも劣らないと言われていましたが、騰は尊敬する王騎の副官であり続けました。王騎が死亡した際には、無表情のまま自分の拳に爪を食い込ませて出血しながらも、涙を流さずに耐えていました。
【キングダム】ファルファルおじさんの史実から過去と今後を考察
ファルファルおじさんと呼ばれる騰は、実際に存在していたのかを調査していきます。キングダムでは幼少期に修行をする場面もあります。今後の活躍はあるのかどうかも考察していきましょう。
ファルファルおじさんは史実で実在する?
ファルファルおじさん騰の姓は分かりませんが、内史(ないし)という役職であったことから「内史騰」と呼ばれます。騰は秦の首都咸陽(かんよう)近くの土地の長官で、武将ではなく文官だったようです。当時の中国には7つの国がありましたが、騰はそのうちの一つ「韓(かん)」を滅ぼしています。文官だった騰には将軍としての才能もありました。しかし戦死したという記録はありません。
ファルファルおじさんの過去
騰は6歳の頃に、師匠から「螺旋(らせん)」という剣の奥義を教わります。騰は、螺旋を極めて最高のファルファルという音が出るように修行しました。ファルファル伝説と呼ばれ、巻きひげは師匠の真似とも言われています。
ファルファルおじさんの今後はどうなる?
史実では戦死という記録はありませんが、キングダムのファンの間では李牧(りぼく)に殺されるという予想がされているようです。大将軍に任命されて、その強さが敵国にも認められている騰ですから、命を狙われる危険が増えてきます。しかし大将軍として、まだまだ活躍の場は用意されていると考察されます。
【キングダム】ファルファルおじさんの名言
ファルファルおじさんと呼ばれる騰は冗談を多く言い、突然変わった行動を起こしますが、王騎将軍のように名言もたくさんあります。その中から名言を言った場面を5つ解説しましょう。
ファルファルおじさんの名言①「ハ!つまらぬ…」
「ハ!つまらぬガキです!」
出典: renote.net
主人公・信の率いる飛信隊(ひしんたい)が大ダメージを受け、数が減ってしまった事を心配して王騎将軍が信を励ましましたが、そこまで落ち込まずに前向きな信を見て、王騎が笑いながら騰に話しかけた時に言った言葉です。自分の尊敬する将軍王騎がわざわざ声をかけたのに、有難味(ありがたみ)が分からない信に対しての言葉で、笑いを誘いました。
ファルファルおじさんの名言②「我が主であった大将軍…」
「我が主であった大将軍王騎の死はお前を強くした。そして私は元から強い。」
出典: comic-info.jp
秦国の最大の危機である合従軍編の戦いの際に、蒙武(もうぶ)将軍相手に言った言葉です。しかも王騎の真似をしながら登場し、去る時も真似をして、蒙武には王騎に似ていないと思われていました。
ファルファルおじさんの名言③「天下の大将軍…」
「天下の大将軍だ!」
出典: comic-info.jp
こちらも合従軍編の際に、敵将臨武君(りんぶくん)へ言った言葉です。その強さに絶対の自信がある臨武君が、騰と一騎打ちをした時に「何者だ」と聞かれたので、自分は大将軍だと返事をしました。
ファルファルおじさんの名言④「あの世で…」
「あの世で同金(どうきん)、鱗坊(りんぼう)、録嗚未と酒でも飲むがいい。」
出典: comic-info.jp
騰が一騎打ちをして臨武君を倒した時の言葉です。同金と鱗坊は戦死しましたが、録嗚未(ろくおみ)はまだ死んでいませんから、本気で言ったのか冗談で言ったのか分からない内容です。この後も録嗚未とのボケツッコミの関係は続きます。
ファルファルおじさんの名言⑤「中華をまたにかけた…」
「私には中華をまたにかけた大将軍王騎を傍らで支え続けた自負がある。」
出典: comic-info.jp
臨武君との一騎打ちの最中に、臨武君が騰をバカにした際に言い返した言葉です。騰の強さは武力や戦略だけでなく、戦の経験を積んでいるからだとも言われています。
【キングダム】ファルファルおじさんの声優と実写映画キャスト
いつも何を考えているか分からない、不思議なキャラクターなので難しい役柄の騰ですが、TVアニメの声優や実写映画でのキャストは誰が担当したのか紹介していきます。言葉も少なく、変わった雰囲気のキャラクターです。
ファルファルおじさんの声優は「加藤亮夫」
吹き替えで活躍しているイメージが強い加藤亮夫(かとうあきお)ですが、TVアニメの声優としても活躍しています。低い声質で渋みのある演技が特徴的です。Twitterでは、娘に関する内容をツイートする時もあります。
加藤亮夫のプロフィール
- 生年月日:1960年9月1日
- 年齢:62歳
- 血液型:B型
- 身長:178㎝
- 出身地:東京都
加藤亮夫は劇団文学座に所属し、俳優としてテレビドラマに出演していました。その後は事務所アクセントに所属して、声優として吹き替えを中心に活動しています。野球はスワローズのファンで、特技はピアノやシンセサイザーを弾く事です。
加藤亮夫の主な出演作品
加藤亮夫は吹き替えでは、映画「アントマン」のパクストン役や、「トランスフォーマー」のバンブルビー役として出演しています。TVアニメでは「ダイヤのA」の田原利彦役、「NARUTOーナルトー疾風伝」のキタネ役等で出演しました。
ファルファルおじさんの実写映画キャストは「要潤」
キングダムの実写映画は大変人気があり、出演するキャストにも注目が集まります。王騎将軍役は大沢たかおでしたが、騰役は要潤(かなめじゅん)です。要潤について紹介していきましょう。
要潤のプロフィール
- 生年月日:1981年2月21日
- 年齢:41歳
- 血液型:A型
- 身長:185㎝
- 出身地:香川県三豊群三野市
要潤は中学高校と陸上部に所属して、オリンピックも夢見ていましたが、高校3年生の時にハードル競技で失格となり挫折しました。それからは興味があった俳優を目指して上京しますが、アルバイトをしている時にスカウトされてデビューしました。架空の県であるうどん県の副知事として、出身地の香川県のPR活動をしています。
要潤の主な出演作品
要潤は、2001年に「仮面ライダーアギト」の氷川誠・仮面ライダーG3役でデビューしました。「新・愛の嵐」では鳥居猛役、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の千住幹夫役等として出演しています。「世界の名画」のナレーションも務めています。
【キングダム】ファルファルおじさんに対する世間での評判や人気
キングダムで最強武将とも呼ばれる、王騎将軍の強さに見劣りしないと言われた騰なので、1番強い可能性もあります。秦国の大将軍に任命された時点で、最強の武将達に入るという事でしょう。そして騰は、将軍や若手のサポートも上手で、戦略にも優れています。
キングダムでのお笑い要素が強いキャラクター騰ですが、副官として王騎を立てながら勝利に貢献していたり、将軍になってからも若手を育てながら勝利に導くという素晴らしい才能を発揮しています。憧れるファンも多いようです。
キングダムで王騎が死亡してからは、騰のボケツッコミの相手がいなくなってしまったかと思われましたが、次は録嗚未との掛け合いがとても面白いと話題になっています。録嗚未は、騰の名言にツッコミを入れる時もあります。
【キングダム】ファルファルおじさんは強いキャラだった
キングダムで最初は王騎の副官として登場した騰でしたが、大将軍になる程強い力を持った武将です。自分の力にも自信があり、信頼する王騎将軍がいなくなってからは、その実力を遺憾なく発揮しています。死亡してしまうキャラクターが多い中で、騰が生き残って欲しいと願うファンも多くいます。今後の活躍に期待していきましょう。
この記事のライター
haerichan
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。