【鬼滅の刃】憎珀天(ぞうはくてん)はどのような鬼?登場シーンや声優も紹介
本記事では『鬼滅の刃』に登場するぞうはくてんについてまとめていきます。『鬼滅の刃』の刀鍛冶の里編にて登場した鬼・半天狗の分身体として登場したシーンはもちろん、ぞうはくてんの強さや血鬼術、アニメ版の担当声優などについて解説していきます。
目次
【鬼滅の刃】憎珀天(ぞうはくてん)とは?
炭治郎が妹の禰豆子を人間に戻すために鬼舞辻無惨の血が濃い上弦の鬼を倒すことを決意すると、上弦の一角として半天狗が登場し炭治郎や禰豆子たちを相手に激闘を繰り広げました。ぞうはくてんは半天狗の分身能力によって登場した鬼で、柱と渡り合えるほどの強さを披露しました。まずはぞうはくてんのプロフィールをまとめ、鬼滅の刃の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
憎珀天(ぞうはくてん)のプロフィール
ぞうはくてんは半天狗の分身体である空喜と可楽、哀絶が合体して生まれた憎しみ鬼です。雷様を連想させるような太鼓を背負っており炭治郎と大差ない低身長と舌に『憎』の漢字一字が刻まれています。炭治郎たちに対して高圧的で傲岸不遜な態度を見せており、一方で「儂に命令していいのはこの世に御一方のみぞ」と言うように鬼舞辻無惨へは強い忠誠心を抱いています。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は吾峠呼世晴によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。大正時代を舞台に主人公が鬼になったしまった妹を救うために戦う剣戟バトルファンタジーが描かれており、王道で感動的なストーリーと魅力的なキャラクター、アニメ化などのメディアミックス展開によって爆発的人気を博しました。連載は2020年5月に最終回をもって完結しており、累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破しています。
鬼滅の刃のあらすじ
大正時代に生きる竈門炭治郎は炭焼きとして家計を助けていましたが、ある日一日だけ家を空けるとその日に鬼が忍び込んでしまい家族が惨殺されてしまいました。唯一生き残っていた妹の禰豆子も原因不明の現象で鬼となってしまい、彼女を討伐しようと鬼殺隊の富岡義勇が現れると炭治郎は体を張って彼を止めようとします。そこで義勇は兄妹の絆の可能性を垣間見ると、育手の居場所を炭治郎に示し彼を鬼殺隊になるよう導くのでした。
【鬼滅の刃】憎珀天(ぞうはくてん)の登場シーンや性格
鬼滅の刃・刀鍛冶の里編が始まると半天狗が鬼舞辻無惨の命令を受けて刀鍛冶の里を襲撃することになり、里に居合わせた炭治郎たちは鬼と壮絶な戦いを繰り広げることになります。そこで半天狗が最後の切り札として召喚したぞうはくてんの強さに衝撃を受けた読者は多くいたことでしょう。ここでは鬼滅の刃におけるぞうはくてんの登場シーンや性格についてまとめていきます。
憎珀天(ぞうはくてん)の登場シーン
炭治郎が日輪刀で半天狗の本体に切りかかると半天狗は断末魔を上げ、その叫びに呼応するように積怒が可楽と空喜、哀絶を吸収しようとしました。哀絶らは合体を恐れるように泣いて拒絶しましたが、積怒は訴えを無視して彼らを吸収し完全なる分身体・ぞうはくてんになりました。
憎珀天(ぞうはくてん)の性格
性格は極めて傲慢なもので、過去に人間を大量に食べた事実を棚に上げて炭治郎たちのことを弱者をいたぶる悪人と罵りました。炭治郎が人間を食べたことに怒りを露わにしていると、食べた人間の中に身内でもいたのかと尋ね、そうでないと分かると「貴様には関係なかろう」と言い切りました。
憎珀天(ぞうはくてん)の名前の由来
ぞうはくてんの名前の由来は明確に明かされていませんが、考察しているファンの間では分裂した4体が合体していることから、四天王に代表される仏教の神様が元ネタになっていると予想されています。また、ぞうはくてんが太鼓を背負っている姿は護法善神の雷様を模していると推察されています。
憎珀天(ぞうはくてん)のかっこいい魅力
ぞうはくてんは炭治郎たち鬼殺隊の敵として登場した悪役ですが、ファンの間では敵キャラだけどかっこいいと評され意外な人気を集めています。ここではぞうはくてんがかっこいいと言われる理由についてまとめていきます。
かっこいい魅力①肉体美
ぞうはくてんの肉体は極限まで絞られた理想的な細マッチョです。鬼殺隊メンバーから見た目が子どものように扱われていますが、10代のように見える若々しさに反して逞しい腹筋をしているところもギャップがあって人気を集めています。
かっこいい魅力②毅然とした顔つき
鬼の中には薄気味悪く気色悪い顔つきをした個体が多くいますが、ぞうはくてんは毅然とした顔つきをしており鬼ながらイケメンと呼べるほどかっこいいです。威厳ある見た目に加えて古風な喋り方をしていることがより雰囲気を醸し出し強敵としての存在感を放っています。
【鬼滅の刃】憎珀天(ぞうはくてん)の声優
鬼滅の刃には人気声優が多く携わっていることで有名で、ぞうはくてんを担当した声優も数多くの作品で主演を務めている有名声優ということで大きな話題を呼びました。声優の影響でぞうはくてんのことを好きになったという人もいることでしょう。ここではアニメ版鬼滅の刃にてぞうはくてん役を担当した声優についてまとめていきます。
憎珀天(ぞうはくてん)の声優は「山寺宏一」
ぞうはくてんを演じた声優は山寺宏一(やまでらこういち)です。『新世紀エヴァンゲリオン』の加持リョウジや『ドラゴンボール超』のビルスなど有名作品の主演を多く演じており、人気テレビ番組『おはスタ』のメインパーソナリティを務めていた経験もあります。
山寺宏一のプロフィール
- 性別:男性
- 出生地:宮城県塩竈市
- 生年月日:1961年6月17日
- 血液型:A型
- 事務所:アクロスエンタテインメント
- デビュー時期:1985年
山寺宏一の主な出演作品
- トグサ(攻殻機動隊)
- 銭形警部(ルパン三世)
- ドンキーコング(ドンキーコング)
- ゾロリ(かいけつゾロリ)
- 音村楽也(イナズマイレブン)
【鬼滅の刃】憎珀天(ぞうはくてん)の強さや血鬼術
ぞうはくてんには上弦の鬼として強大な戦闘能力が備わっており、巨大なトカゲを操る能力や人体を吹き飛ばすほどの衝撃波などで炭治郎たちを追い詰めました。上弦の鬼という肩書きからぞうはくてんの強さに興味を持っている人が多くいることでしょう。ここでは鬼滅の刃におけるぞうはくてんの強さや血鬼術についてまとめていきます。
血鬼術①石竜子
石竜子(トカゲ)は身体が樹木になっている巨大な竜を操って攻撃します。1度に複数の竜を召喚・操作することができ、20mほどの体を更に伸ばして攻撃することもできます。また、口からは砲台のように弾丸を飛ばすことができ、本体を中心にとぐろを巻くことで盾として利用することもできます。
血鬼術②狂鳴雷殺
狂鳴雷殺は分身体の積怒と空喜から受け継いだ雷撃と超音波を組み合わせた技です。雷撃を直撃した人物は動きを封じられ、衝撃波を受けた者は鼓膜が破壊されるほどのダメージを受けます。この技をまともに受けてしまえば平衡感覚を失ってしまうとされています。
血鬼術③狂圧鳴波
狂圧鳴波はぞうはくてん本体の口から空喜の超音波を飛ばす技です。空喜の超音波よりパワーアップしており、まともに受けてしまえば肉体の原型を保つことができないとされています。鬼滅の刃作中では甘露寺が直撃しましたが、特異体質によって耐えきることができました。
血鬼術④無間業樹
無間業樹は石竜子で広範囲を埋め尽くす技です。複数の石竜子で同時に攻撃を仕掛けるため攻撃範囲がとても広く狙われた人物は避けることが非常に困難です。鬼滅の刃作中ではこの技がぞうはくてんにとって最大の技として使用され、技名呼称時にも唯一「血鬼術」と叫びました。
【鬼滅の刃】憎珀天(ぞうはくてん)に対する世間での評判や人気
これまで鬼滅の刃の敵キャラ・ぞうはくてんの強さや登場シーン、アニメ声優などについてまとめてきましたが、実際に鬼滅の刃本編でぞうはくてんの活躍を見たファンはどのような印象を抱いたのでしょうか。ここではSNS上でぞうはくてんに向けられたコメントを参照し、彼に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
ぞうはくてんは見た目のかっこよさに人気が集まっておりデザイン面で好印象を抱かれていました。マッチョな肉体は多くのファンを魅了したようで、幼い顔つきなのにパワー系な体格がギャップを感じられて人気がありました。
ぞうはくてんの戦いは最終的に太陽が昇り半天狗の首も切られたことで敗北しましたが、最後に仁王立ちのまま消滅していったぞうはくてんがかっこいいと評判でした。半天狗は殺害されてもぞうはくてん自身は勝負に負けておらず、上弦の鬼の中でもとても強かったのではないかと評価されています。
アニメ版鬼滅の刃を視聴したファンからは山寺宏一の演技が素晴らしかったと絶賛されていました。声優によっては声質の特徴から他作品のキャラと声がそっくりになることがありますが、山寺さんの演技はそんなことを思わせない巧みなものでエンドロールで名前を見つけた際に衝撃を受けた人が続出したそうです。
【鬼滅の刃】憎珀天(ぞうはくてん)は半天狗の分裂体だった
鬼滅の刃に登場するぞうはくてんは半天狗の分裂体を全て合体して生まれた最強の鬼でした。細マッチョな見た目やかっこいい顔つきなど秀逸なデザインをしており、分裂体の技を複合して使用したり、巨大なトカゲを自在に操る能力など圧倒的な強さを持っているところに魅力を感じたファンも多くいたことでしょう。もしもぞうはくてんの活躍シーンを見たことがないという人は、ぜひ鬼滅の刃本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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