【鬼滅の刃】時透無一郎の死亡シーンは?黒死牟に真っ二つにされた?
『鬼滅の刃』の中でも人気の高いキャラクター・霞柱の時透無一郎の真っ二つになった死亡シーンについて解説します。死亡するまでの経緯や死亡後の様子、アニメで時透無一郎を担当した声優についても触れ、真っ二つになって死亡した時透無一郎に対する世間の評判も分析します。
目次
時透無一郎とは?
時透無一郎のプロフィール
時透無一郎は14歳ながら類まれなる剣術の才能を持ち合わせ、剣術の修業を始めて2ヶ月で「鬼殺隊」の最強の肩書である柱として活躍しています。以降「霞柱」として活動するも、他人に無関心で、言葉の端々にとげのある物言いをしています。また、表情の変化も少なく忘れっぽい性格の持ち主です。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、2016年に週刊少年ジャンプで作者・吾峠呼世晴先生が連載をスタートさせたダークファンタジーです。様々なメディアミクスがされ、2019年にはアニメが開始となり瞬く間に人気作品となりました。また、2020年に公開された「無限列車編」は全世界興行収入が510億円を超え、日本の興行収入ランキング1位を獲得しました。原作は2020年5月に連載を終了していますが、今もなおその人気は続いています。
鬼滅の刃のあらすじ
炭焼きをして家族と一緒に暮らしていた竈門炭治郎は、家を留守にしている間に家族を鬼に食い殺されてしまいました。一命をとりとめた妹の竈門禰豆子を助けようとしますが、禰豆子は鬼に変貌してしまいます。そこへ、鬼殺隊の富岡義勇が現れ鬼に変貌した禰豆子を討伐しようとしましたが、禰豆子が兄である炭次郎を守る姿を見て義勇は刀を下ろしました。義勇から鬼の話を聞いた炭治郎は「禰豆子を人間に戻す」ことを決意し、鬼殺隊への入隊を決意し剣術修業を始めました。
時透無一郎は黒死牟に真っ二つにされ死亡?
時透無一郎の死亡シーンは何話?
上弦の鬼である黒死牟との激闘しますが、時透無一郎は最後、黒死牟の剣撃を受け胴体が真っ二つとなり死亡します。原作ではコミック21巻の179話にあたり、その衝撃的なシーンは読者を大変驚かせました。
時透無一郎は黒死牟の子孫だった?
無一郎は家族と共に木こりを生業として生計を立てていました。両親が亡くなった後は、双子の兄である有一郎と共に過ごしていました。そこへ、鬼殺隊当主である産屋敷耀哉の妻である産屋敷あまねが有一郎と無一郎のもとを訪れ「始まりの呼吸の使い手の子孫である」ことを伝え、鬼殺隊で活躍してほしいと言われます。始まりの呼吸=日の呼吸の使い手は黒死牟のことでした。黒死牟自身も、無一郎と相対した時に「何やら懐かしい気配」と自身の子孫であることを察し、伝えています。
時透無一郎の死亡までの経緯や活躍を解説
無限城に飛ばされたのち、時透無一郎が上弦の鬼・黒死牟とどのように戦ったのかを順を追って解説します。また、14歳にして天才剣士と呼ばれた無一郎が最後、どのように戦ったのか見ていきましょう。
解説①黒死牟との遭遇
原作コミック19巻164話で、時透無一郎は黒死牟と遭遇します。無限城に飛ばされてからは悲鳴嶼行冥とともに行動していた無一郎でしたが、無限城を自在に操れる鬼・鳴女によって分断させられてしまいました。そのため、無一郎は1人で黒死牟と遭遇しました。
解説②左腕を切断される時透無一郎
遭遇した黒死牟に桁外れな強さを感じた時透無一郎の体は、無意識に戦いを拒絶していました。そんな体を叱咤しながら霞の呼吸で攻撃するも、一瞬で負かされてしまい、腕を切断されてしまいました。それは奇しくも、兄・有一郎が鬼に斬られた時と同じ左腕でした。
解説③悲鳴嶼と不死川兄弟が合流
時透無一郎と黒死牟の様子を物陰で見ていたのは、不死川玄弥でした。隙を見て自身の武器でもある銃で黒死牟めがけて発砲します。しかし、一瞬で黒死牟に背後を取られてしまった玄弥は左腕を切断されてしまい、さらには右腕も切断され、最終的には胴体ごと真っ二つに斬られてしまいました。玄弥が鬼喰いをしていることに気が付いた黒死牟は、その首をめがけて剣を振り下ろしますが、間一髪のところで玄弥の兄・不死川実弥に助けられました。
不死川実弥の特殊な血・稀血を利用しながら黒死牟と戦っていきますが、なかなか決定打を打てずにいました。黒死牟が不死川実弥に向けて刀を振りますが、その斬撃を受けたのは鬼殺隊最強の男・悲鳴嶼行冥でした。
解説④玄弥の回復
黒死牟によって柱に串刺しになっていた時透無一郎は、何とか抜け出すことができましたが失血死寸前でした。そこに遭遇したのが、胴体が真っ二つになりながらも生きている不死川玄弥でした。玄弥は無一郎に「胴体をくっつけてほしい」「黒死牟の切り落とされた髪の毛を喰わせてほしい」と頼みました。すると、真っ二つになった胴体はみるみるうちにくっつき、体力はだんだんと回復していきました。少しの髪の毛を喰っただけでもこれだけの力を発揮する上弦の壱の力に玄弥はとても驚きました。
解説⑤日輪刀を突き刺す時透無一郎
時透無一郎は、黒死牟の攻撃を悲鳴嶼と不死川実弥と共に決死の思い出潜り抜けていきます。悲鳴嶼の攻撃が黒死牟の半身をそぎ落としたときに隙ができ、無一郎は自身の日輪刀を黒死牟に刺し込みます。失血死寸前の無一郎はなんとしてでも刺した剣が抜けないよう押さえつけます。
解説⑥玄弥の攻撃
不死川玄弥は動けるようになると、黒死牟の刀の破片を口にしました。すると、自身の血鬼術をまとった拳銃は、黒死牟の刀と同じような形態になりました。その拳銃を使って黒死牟に向けて銃撃します。すると、その弾丸は時透無一郎の体ごと拘束することに成功しました。
解説⑦時透無一郎の胴体が真っ二つになる
「勝利」にこだわっていた黒死牟は、ここで負けるわけにはいかないと考え、最後の力を振り絞り、体中から刀を出して攻撃してくる4人に向けて斬撃を飛ばしました。悲鳴嶼と不死川実弥は致命傷を避けることができましたが、瀕死だった時透無一郎はその反撃をまともに受けてしまい、胴体を真っ二つに斬られてしまいました。同じく、不死川玄弥も頭から足までを真っ二つに斬られてしまいました。
解説⑧激闘の末に黒死牟は死亡した?
強さを求め人間から鬼になった黒死牟は頸を切られるも、以前とは似ても似つかない醜い姿で再生し始めます。しかしその醜い姿を見た黒死牟は「日本で1番強い侍になりたかった。なのに今の自分の姿は果たして侍だろうか」と自分に問います。黒死牟の再生速度はだんだんと遅くなっていき、その隙をついて悲鳴嶼と不死川実弥の猛攻撃が始まりました。その体は徐々に削がれていき、最終的には灰となって消えました。
時透無一郎は最後に兄と再会した?その後は転生?
解説①時透無一郎に労いの言葉をかける悲鳴嶼
最後まで黒死牟につかみかかる活躍を見せた時透無一郎でしたが、目をあけたまま死亡していました。そこに寄り添ったのが、悲鳴嶼行鳴でした。最後まで勇敢にたたかった無一郎に対し「必ず無惨を倒して其方へ行く。安心して眠れ。」と、時透の目に手を添えて閉じてあげました。この話数では共闘した不死川玄弥も鬼喰いの影響で鬼と同じように消滅してしまいました。作中でも涙なくしては見られない有名なシーンのひとつです。
解説②時透無一郎と兄の再会
時透無一郎が再び目をあけると、そこには双子の兄・有一郎が涙を流して無一郎を睨みつけていました。「無駄死にだ。」と無一郎に戻るよう指示する有一郎ですが「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ。」と、何のために生まれたのかを諭します。言葉は厳しい有一郎ですが、それは無一郎に死んでほしくなかった気持ちのあらわれでした。
解説③時透無一郎は最終回で転生した?
『鬼滅の刃』最終回では、各キャラクターの子孫や転生している姿が描かれました。時透無一郎は14歳で死亡し、双子の兄である有一郎も12歳で死亡している関係で直系の子孫は残っていないと考えられます。しかし、最終回で「霞柄のブランケットをかけた双子の赤ちゃん」が登場しました。これは、無一郎と有一郎が再び双子として転生できたことを示していると思われます。
時透無一郎の声優
時透無一郎の声優は「河西健吾」
アニメ『鬼滅の刃』で時透無一郎の声を担当しているのは、声優の河西健吾さんです。その演技力は様々な作品でメインキャラクターを担当されるほど、高い評価を受け、活躍されています。ここでは、そんな河西さんのプロフィールを紹介します。
河西健吾のプロフィール
河西さんは1985年生まれの38歳です(2023年現在)。大阪府出身で、大阪弁のキャラクターを担当されることもあります。アニメ『3月のライオン』で主人公の桐山零役を担当した時、漫画家の羽海野チカから「輝く闇のような声」と評価されています。また、その高い演技力と明るい話口調から多くのファンを魅了しています。
河西健吾の主な出演作品
- 『鬼滅の刃』:時透 無一郎/時透 有一郎
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』:三日月・オーガス
- 『3月のライオン』:桐山 零
- 『ヒプノシスマイク』:躑躅森 盧笙
- 『フルールバスケット』:草摩 律
- 『Dr.STONE』:あさぎり ゲン
時透無一郎の死亡シーンに対する世間での評判や人気
『鬼滅の刃』の中でも人気のキャラクターの時透無一郎が、若くして死亡してしまうシーンでは多くのファンが涙したといいます。ここでは、そんな無一郎のファンや、原作を読んでいた人たちの反応を紹介します。
時透無一郎はその容姿と性格から人気の高いキャラクターの1人でした。そんな無一郎の最期は胴体を真っ二つに斬られてしまうもので、多くのファンが涙しました。無一郎が必死になって最後まで戦うことで、作者の吾峠呼世晴先生が伝えたかったメッセージがあるのかもしれません。
2023年の春アニメで『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』が放送されました。これは霞柱の時透無一郎と恋柱の甘露寺蜜璃の活躍を中心に描いた作品でした。アニメで無一郎がこれだけ活躍するのは初めてのことだったので、原作を読んでいないアニメでのみ『鬼滅の刃』を追っている人たちにしてみると「死亡」というワードは見たくないものかもしれません。
この方がポストしている日にちの前日、2019年9月28日は『鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編』の最終回でした。最終回より少し前には初めてすべての柱が登場し、話題となりました。もしかしたらアニメを見て、時透無一郎のことを調べてみると「死亡」というポストに当たってしまったのかもしれません。ファンとしては「死亡」という文字は信じたくないものです。
時透無一郎は黒死牟に真っ二つにされ死亡した
時透無一郎の死亡シーンやその活躍を解説してきました。無一郎は命尽きる最後まで戦い抜きました。壮絶な戦闘シーンでは目を覆いたくなるような痛々しいシーンも多くありましたが、それだけ無一郎がなんとしても目の前の鬼に勝ちたいという気持ちを表現していたのかもしれません。初めて登場した時は無表情で忘れっぽく、何にも関心を寄せていない様子だった無一郎が、話が進むにつれてどんどん成長し、最後は感情をあらわにして戦い抜くことができました。
この記事のライター
Takechip
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。