【鬼滅の刃】朱紗丸は無惨の呪いにより死亡?過去や死亡シーンも解説
鬼滅の刃に登場する鬼のひとりである朱紗丸(すさまる)は、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)にかけられた呪いによって死亡しました。この記事では朱紗丸の過去についての考察と呪いによって死亡した理由、朱紗丸の強さや担当声優などを紹介します。
目次
【鬼滅の刃】朱紗丸とは
朱紗丸(すさまる)は鬼滅の刃に登場するキャラクターです。人を食らう鬼のひとりであり、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に耳に花札のような飾りをつけた鬼殺隊士、つまり主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)を殺すよう命じられます。この記事では朱紗丸がどんな鬼なのか、その強さや使用する血鬼術(けっきじゅつ)、武器に鞠を使う理由などを紹介していきます。
朱紗丸のプロフィール
朱紗丸(すさまる)は「キャハハ」と笑い、無邪気に人を殺す鬼です。鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に血を与えられ、鬼の中でも群を抜いた強さを持つ十二鬼月(じゅうにきづき)を自称していましたが、それは無惨に吹き込まれた嘘でした。鬼は全員、無惨の名を口にしてはいけない呪いがかけられていますが、朱紗丸は珠世(たまよ)の策略にはまって無惨の名前を口にしてしまい、鬼滅の刃作中でも一二を争う残酷な死に方で死亡します。
朱紗丸の性格
朱紗丸(すさまる)は無邪気で子どもっぽい性格をしています。戦闘中も「楽しいのう」と遊んでいる子どものようなことを何度も口にしており、戦いを遊びとして捉えている鬼です。「朝になるまで遊びたい」という発言もあり、朱紗丸がただ遊びたいだけの純粋な子どものような性格をしていることがうかがえます。
朱紗丸の容姿
朱紗丸(すさまる)は髪の先端部分のみオレンジに染まった髪をしています。血鬼術によって身体能力を向上させ、本気を出した際には腕を6本に増やして鞠を投げる攻撃をおこないます。
朱紗丸(すさまる)の容姿は鬼滅の刃ファンにも好きな人が多く、髪の裾だけを染めるテールカラーをすると「朱紗丸みたいになった」と喜ぶ人もいるほどです。
朱紗丸の登場シーン
朱紗丸(すさまる)は主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)がはじめて東京を訪れた際に、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を見つけたものの逃がしてしまった後に登場します。無惨に呼び出されて矢琶羽(やはば)という鬼と共に朱紗丸は現れました。無惨の支配から逃れた珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)が潜んでいた場所を矢琶羽と共に特定し、無残の命令通り炭治郎を殺しに来ます。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで連載されていた、社会現象と呼ばれるほどに人気になった漫画です。キャラクター一人ひとりに深い過去や設定があり、人気のあるキャラクターも次々に死亡していく切ない展開が話題を呼びました。美麗な映像でアニメ化されたことで人気が高まり、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は日本国内で公開された映画の中で一番の興行収入を獲得。老若男女問わず誰もが知る知名度の高い漫画になりました。
鬼滅の刃のあらすじ
鬼滅の刃は、大正時代を舞台に炭焼きの長男である竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、首を斬るか太陽の光に当てることでしか倒すことのできない鬼を相手に、仲間と共に戦う物語です。炭治郎はすべての鬼を統べる鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に母と弟妹を殺されており、唯一生き残ったものの鬼にされてしまった妹の竈門禰豆子(かまどねずこ)を人間に戻す方法を命懸けの戦いの中で探っていきます。
朱紗丸は無惨の呪いにより死亡?死亡シーンを解説
朱紗丸(すさまる)が鬼滅の刃の中でも一二を争うレベルの残酷な死に方で死亡した理由は、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)がすべての鬼にかけている呪いです。無惨の呪いによって鬼は無惨の名を口にしてはいけないことになっているにも関わらず、朱紗丸は無惨の名を口にしてしまったのです。朱紗丸は、なぜ無惨の名を口にしてしまったのか。その理由は珠世(たまよ)の血鬼術(けっきじゅつ)によるものです。ここからは朱紗丸が死亡した理由を解説していきます。
無惨の呪いとは
人間に自身の血を与えて鬼にする鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は、鬼たちに3つの呪いをかけています。ひとつは思考を無惨に読まれてしまうこと、もうひとつは現在いる位置を把握されてしまうこと、そして最後のひとつが無惨の名を言うだけで細胞が壊死して死亡するという呪いです。朱紗丸は、無惨の名を呼んでしまったことが理由で呪いが発動し、死亡しました。
珠世の血鬼術による精神攻撃
朱紗丸(すさまる)が鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の名を口にして死亡した理由は、珠世の血鬼術(けっきじゅつ)である白日の魔香(はくじつのまこう)を受けてしまったからです。白日の魔香は、自白剤のような効果がある血鬼術であり、この血鬼術を吸い込んでしまった者は隠し事や嘘をつくことができなくなってしまいます。珠世はこの血鬼術をかけた上で朱紗丸を煽り、無惨の名前を朱紗丸に口にさせました。
朱紗丸の死亡シーン
朱紗丸(すさまる)が鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の名を口にした瞬間、朱紗丸の口と腹から無惨の腕が生えました。口から生えた腕に頭を握りつぶされ、朱紗丸は倒れます。そんな状態でも鬼である朱紗丸は生きていましたが、無惨の呪いは細胞を壊死させるものなので回復できず、朱紗丸はそのまま死亡しました。最期まで「遊ぼ……」と子どものように口にしていた朱紗丸を哀れんだ竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、残された鞠を朱紗丸の傍に置きましたが、朝日に焼かれて朱紗丸の体は塵も残らず消えてしまいました。
朱紗丸の過去
朱紗丸(すさまる)の過去は深く語られていませんが、作中の台詞や行動からその過去を推測することができます。朱紗丸の過去についての考察を2つ紹介します。
過去①人間だった頃
朱紗丸(すさまる)は戦いを遊びのように楽しみ、死亡する間際まで「遊ぼ……」と言い続けた鬼でした。鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)はその時たまたま傍にいたからという理由で人間を鬼にするので、朱紗丸もそのような理由で鬼になったのかもしれません。人間だった頃の朱紗丸は、遊びたがりの無邪気な少女だったのでしょう。
過去②朱紗丸が毬を使う理由
朱紗丸(すさまる)は血鬼術(けっきじゅつ)で自身が持っている鞠の複製を無数に生み出すことができます。このオリジナルの鞠は朱紗丸が人間だった過去に父親が買ってくれた物です。鞠は朱紗丸にとって特別な物だったことがわかる設定です。
朱紗丸の血鬼術や強さ
血鬼術(けっきじゅつ)とは鬼が使う術で、鬼の過去にかかわる能力であることが多いです。朱紗丸(すさまる)の血鬼術も人間だった過去に影響されています。朱紗丸が使う血鬼術とその強さについて解説していきます。
朱紗丸の血鬼術
朱紗丸(すさまる)の血鬼術は自身が持っている鞠と腕を複製する能力です。朱紗丸は鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)によって血を多く分け与えられ、肉体を強化した状態で竈門炭治郎(かまどたんじろう)や珠世(たまよ)が潜む隠れ家へとやってきました。
朱紗丸の戦い方
朱紗丸(すさまる)の戦い方は血鬼術(けっきじゅつ)で増やした鞠を6本の腕で投げつけるというものです。その強さは相当なもので一撃で愈史郎(ゆしろう)の頭が吹き飛ぶほどのものでした。更に朱紗丸は矢印の方向に人や物を動かすことのできる矢琶羽(やはば)と連携し、不規則な軌道を描く鞠で竈門炭治郎(かまどたんじろう)たちを攻撃しました。
朱紗丸と矢琶羽の関係
朱紗丸(すさまる)と矢琶羽(やはば)の連携による鞠の不規則な軌道を描く攻撃は、竈門炭治郎(かまどたんじろう)たちを危機に追い込みました。ふたりの連携技の強さは建物を破壊するほど強力なものでしたが、朱紗丸と矢琶羽の関係は深いものではありませんでした。
朱紗丸と矢琶羽は実は初対面
鬼滅の刃のアニメにあるおまけコーナーの「大正コソコソ噂話」によると朱紗丸(すさまる)と矢琶羽(やはば)は今回が初対面だったそうです。鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に呼び出され、竈門炭治郎(かまどたんじろう)の殺害を依頼されたふたりは、炭治郎の居場所を探しながらおしゃべりをして仲良くなったそうです。
朱紗丸は十二鬼月ではなかった
朱紗丸(すさまる)は自身のことを十二鬼月(じゅうにきづき)だと、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に言われた嘘を信じ込んでいました。十二鬼月とは特別に無惨に認められている鬼であり、眼球に数字が刻まれている鬼のことです。朱紗丸は十二鬼月ではなかったため、当然その眼球に数字は刻まれていませんでした。
朱紗丸の声優を担当したのは
鬼滅の刃はアニメでの超豪華な声優の起用が話題になりました。朱紗丸(すさまる)もその例外ではなく、人気声優が担当しています。
朱紗丸の声優は「小松未可子」
朱紗丸(すさまる)の声優は小松未可子が担当しました。戦闘時の無邪気ながらも残酷さのある声や呪いが発動したときの絶望しながら鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に許しを請う声、死亡シーンの切ない「遊ぼ」という声の演技が朱紗丸のキャラクターを引き立てていました。
小松未可子のプロフィール
小松未可子(こまつみかこ)さんは、愛称みかこしとして知られる人気声優です。過去にはアイドルとしての活動経験もある容姿が整った声優であることも知られています。2020年には同じく声優である前野智昭さんとの結婚を発表しました。
小松未可子の主な出演作品
小松未可子さんは少年から大人の女性までこなす、演技の幅が広い声優です。Re:ゼロから始める異世界生活では憤怒の魔女・ミネルヴァを担当。プリキュアではキュアセレーネ、半妖の夜叉姫ではせつなを担当しています。
朱紗丸の過去に対する世間での評判や人気
可愛らしい少女の容姿と、人間だった頃の過去を感じさせる切なくも残酷な死亡シーンから朱紗丸(すさまる)はファンからの人気も高いです。朝日に焼かれて消えていく最期を哀れむ声も多く、詳細に語られていない朱紗丸の人間だった過去に思いを馳せるファンは多いようです。
また、朱紗丸がチューブトップ姿になるのがかわいいという感想もありました。 朱紗丸の見た目や服装についてかわいいという声も多く挙がっているようです。
また、朱紗丸と矢琶羽の関係に注目している方も多いようです。朱紗丸と矢琶羽が何を話していたのか気になった方もいたようです。
朱紗丸がもしも〇〇だったら
無邪気な性格とかわいらしい容姿で人気の朱紗丸(すさまる)が、もしも○○だったらという妄想をまとめました。
朱紗丸「妹」篇
幼い子どものような無邪気さがある朱紗丸(すさまる)は妹になったら可愛いことでしょう。毎日鞠を持ってきては「遊ぼう、遊ぼう」とせがまれることは間違いなさそうです。
朱紗丸「部活の後輩」篇
単行本のおまけページで設定が公開されている『中高一貫キメツ学園』の設定では朱紗丸(すさまる)はバレーボール部の部長だそうです。原作での鞠を投げる強さから考えると、相当の強さを持つアタッカーなのでしょう。朱紗丸が後輩にいると、可愛くて強い後輩として可愛がられるはずです。
朱紗丸「彼女」篇
「遊ぼう、遊ぼう」と遊ぶことが大好きな朱紗丸(すさまる)ですから、彼女になったらいろいろな場所に遊びにでかけることになりそうです。無邪気な朱紗丸に彼氏は振り回されてしまうことでしょう。
朱紗丸は悲惨な結末だったが最後まで魅力的なキャラ
朱紗丸(すさまる)の死亡シーンは、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の呪いによって殺されるという残酷なものでした。しかし子どもらしい性格や可愛らしい容姿、父親からもらった鞠を今でも大切に持っていることなど魅力的な要素の多いキャラクターです。登場シーンは少なくはありましたが、鬼滅の刃のキャラクターの中で一番好きと言う人がいることもうなずけます。
この記事のライター
兎本
なんでも書くライターです。 好きな漫画は「妖狐×僕SS」「銀魂」「SKET DANCE」です。
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