【鬼滅の刃】不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンは?最後が泣ける?
『鬼滅の刃』に登場する人気キャラの一人である不死川玄弥(しなずがわげんや)は作中で死亡してしまいます。この記事では、不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンと不死川玄弥(しなずがわげんや)の最後について紹介していきます。
目次
不死川玄弥(しなずがわげんや)とは?
『鬼滅の刃』にはたくさんの個性豊かなキャラが登場します。不死川玄弥(しなずがわげんや)は作品の序盤から登場し、主人公の炭治郎と共に成長していく重要なキャラです。まずは不死川玄弥(しなずがわげんや)のプロフィールや『鬼滅の刃』の概要、あらすじについて紹介します。
不死川玄弥(しなずがわげんや)のプロフィール
不死川玄弥(しなずがわげんや)は1月7日生まれの16歳です。選別時には160cmだった身長は、180cmにまで伸びています。出身は東京府京橋區です。趣味は盆栽で好きな食べ物はスイカです。炭治郎たちも参加した藤襲山での最終選別を通過した数少ない隊士の一人です。顔に大きな傷跡があり、モヒカンのような髪型が特徴です。不死川玄弥(しなずがわげんや)の兄は「鬼殺隊」の風柱である不死川実弥(しなずがわさねみ)です。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は2016年~2020年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた少年漫画です。作者は吾峠呼世晴さんです。単行本は全23巻発刊されており、累計発行部数は、2021年2月時点で1億5000万部を突破しています。2019年にはアニメ放送が開始され、2020年に公開された劇場版では興行収入で日本1位の404.3億円を記録する大ヒットとなりました。日本だけでなく世界でも人気を集める作品です。
鬼滅の刃のあらすじ
作品の舞台は大正時代の日本、心優しい少年の竈門炭治郎は、亡くなった父の代わりに炭を売って家族の生活を支えていました。そんなある日、炭治郎が町へ炭を売りに出ている間に、家族が鬼に殺されてしまいます。唯一残った妹の禰󠄀豆子も鬼へと変貌してしまいます。炭治郎は禰󠄀豆子を人間に戻すため、修行の旅に出ます。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンや最後
作中では、主要キャラたちも容赦なく死亡していきます。不死川玄弥(しなずがわげんや)も物語の終盤で死亡するキャラの1人です。ここからは不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンと、泣けると言われている最後を紹介します。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンは何巻何話?
不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンは単行本21巻179話「兄を想い弟を想い」です。物語はクライマックスの最終決戦へ突入します。鳴女の術によって無限城へと落とされた鬼殺隊は、総力を挙げて鬼たちと戦うこととなります。不死川玄弥(しなずがわげんや)は「上弦の壱」である黒死牟のいる部屋へと送られます。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡の経緯
不死川玄弥(しなずがわげんや)は鬼舞辻󠄀無惨率いる「上弦の鬼」との戦いで死亡します。不死川玄弥(しなずがわげんや)はどのような最後を迎えたのでしょうか。ここからは不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡の経緯について紹介していきます。
死亡の経緯①玄弥は腕と胴を切断される
不死川玄弥(しなずがわげんや)は、兄の不死川実弥(しなずがわさねみ)と柱の一人である時透無一郎と共に、「月の呼吸」の使い手で、「上弦の鬼」の中でも最強の黒死牟と対峙します。無一郎を持ってしても黒死牟を倒すことはできず、無一郎は左手首を斬り落とされ、柱に串刺しにされてしまいます。物陰に隠れ黒死牟を狙っていた玄弥でしたが、一瞬のうちに左腕を斬り落とされ、さらに右腕を斬られた上で胴体を真っ二つにされてしまいます。
死亡の経緯②黒死牟の髪と刀を食べる玄弥
腕と胴を斬られた不死川玄弥(しなずがわげんや)は、回復と鬼血術を手に入れる為、黒死牟の髪と刀を食べます。黒死牟の髪を食べた玄弥は鬼の再生力を手に入れ、真っ二つに斬られた胴体がくっつきます。なんとか回復した玄弥でしたが、他の柱たちの力でも黒死牟を倒すことはできず、玄弥はさらに力を得る為、黒死牟の折れた刀を血だらけになりながら食べます。
死亡の経緯③黒死牟に真っ二つにされる玄弥
黒死牟の髪と刀を食べ、鬼の力を得た玄弥は鬼血術も取得します。不死川実弥、時透無一郎、悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)、不死川玄弥の4人でなんとか黒死牟を倒すことに成功しましたが、玄弥は黒死牟の攻撃によって全身を縦に真っ二つにされてしまいます。この傷が致命傷となり大量の血を失ったことと、これまでにない強い負荷が体にかかったことによって玄弥は死亡します。
死亡の経緯④玄弥は塵となって消滅
黒死牟によって再び体が真っ二つになった玄弥は最後、塵となって消滅します。既に虫の息となっている玄弥の横に、気を失った実弥を悲鳴嶼が横たわらせます。目が覚めた実弥は、弟の玄弥を抱きしめます。しかしその体は塵となり、ボロボロと崩れ落ちてしまいます。泣き叫ぶ実弥の腕の中で、玄弥の体は全て塵となり、消滅します。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の最後の言葉が泣ける
不死川玄弥(しなずがわげんや)は最後、兄である実弥へこれまでの気持ちを言葉に残しました。玄弥の最後の言葉は泣けると話題になりました。玄弥は「母を殺した実弥を責めたこと」「迷惑をかけたこと」「実弥と同様、自分も実弥を守りたかったこと」「実弥は幸せになってほしいこと」「実弥は世界で一番優しいこと」これまでの想いを全て実弥に伝え、最後は「ありがとう、兄ちゃん」と残し、消滅しました。
不死川玄弥(しなずがわげんや)はその後転生した?
『鬼滅の刃』の最終巻では、それぞれのキャラの子孫たちが現世に登場します。無惨との戦いで生き残ったキャラたちは、子孫を残しています。作中で死亡してしまったキャラは現世に転生し、登場します。不死川玄弥(しなずがわげんや)は警察官として現世に転生しています。同じ警察官で、実弥の子孫とされる人物とペアを組んでいる様子が描かれています。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の過去や兄の実弥との関係
不死川玄弥(しなずがわげんや)と兄・実弥の間には悲しい過去があります。玄弥が鬼殺隊を目指した理由にも、この悲しい過去が大きく影響しています。ここからは玄弥の過去や、兄の実弥との関係について紹介します。
過去①不死川兄弟の生い立ち
不死川兄弟は母と、弟と妹5人の8人家族でした。父親は暴力的な人間で、人から恨まれて既に死亡しています。幼い子ども達を育てる為、母親は遅くまで働き、家計を支えていました。長男であった実弥は、父親の代わりとなって弟や妹の世話をしていました。幼い頃の実弥は家族想いの優しい少年でした。
過去②実弥は鬼になった母を殺す
貧しいながらも家族で仲良く暮らしていた不死川兄弟でしたが、ある日、働きに出た母が夜遅くなっても戻りませんでした。心配になった実弥は、母を探しに家を出ます。母と実弥の帰りを待つ玄弥の元へ、突如鬼が現れ、弟や妹たちが襲われてしまいます。実弥がなんとかその鬼を殺しますが、実はそれは鬼化した母親でした。玄弥は状況が呑み込めず、実弥のことを「人殺し」と罵ってしまいます。
過去③玄弥が柱を目指した理由
不死川玄弥(しなずがわげんや)は、過去に炭治郎に柱を目指した理由を話しています。玄弥が柱を目指した理由は、「兄に会いたい」というものでした。鬼殺隊に入ったとしても柱には簡単には会えません。柱になれば兄に会えて、兄に謝りたいという思いから、柱を目指すようになります。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の強さや能力
不死川玄弥(しなずがわげんや)は作中でも珍しい特徴を持つキャラの一人です。柱では無いものの、持ち前の身体能力と特殊な能力を駆使し、鬼を倒します。ここからは不死川玄弥(しなずがわげんや)の強さや能力について紹介します。
不死川玄弥の鬼喰い
不死川玄弥(しなずがわげんや)は「鬼喰い」という能力を持っています。「鬼喰い」とは、鬼の血が通っている部分を食べることで鬼の能力を得るというものです。強い鬼を食べればその分再生力と筋力が上がることになります。玄弥は、剣の能力が高くなかった為、力を求めて鬼の肉を食べた際に自分の「鬼喰い」の能力に気付き、鬼と戦う方法として、戦闘時にはこの力を利用しています。
不死川玄弥の日輪刀
不死川玄弥(しなずがわげんや)は最終選別の際には茶色の日輪刀を使用していました。鬼殺隊士になった際に使用している日輪刀は、柱たちの刀に比べシンプルな刀です。柄は赤い鮫皮の上から黒い柄糸を巻いているデザインで、通常は腰に二点止で鞘を固定しています。日輪刀の刃は持ち主の特性に合わせて色が変化しますが、玄弥の場合は色の変化は無く、本来の鉄の色をしています。
不死川玄弥の大口径南蛮銃
不死川玄弥(しなずがわげんや)は呼吸を習得していない為、剣はあまり使用しません。その代わりに銃を主力武器として使用します。玄弥が使用するのは「大口径南蛮銃」という銃で、二つの発射口がある水平二連方式です。弱い鬼であればこの銃で殺すことも可能とされています。しかし力のある鬼の場合は、この銃のみで殺すことは難しく、玄弥も日輪刀でトドメを刺します。銃弾は猩々緋砂鉄・猩々緋鉱石でできています。
不死川玄弥の血鬼術
不死川玄弥(しなずがわげんや)は、黒死牟との戦いの中、黒死牟の一部を食べたことで血鬼術を使えるようになりました。黒死牟の髪と刀を食べた際、玄弥の銃には目玉のような物と血管が浮き出たようなものが出現します。その銃から発射された銃弾からは根が張り、木の幹が発生します。この木の幹に絡みつかれると身動きが取れなくなるという血鬼術です。
不死川玄弥の師匠は悲鳴嶼
不死川玄弥(しなずがわげんや)の師匠は、岩柱の悲鳴嶼行冥です。過去に玄弥は、鬼を食べ暴走していたところを悲鳴嶼に救われています。悲鳴嶼行冥は盲目でありながら鬼殺隊最強とされる実力者です。玄弥は悲鳴嶼の「継子」にしてほしいと懇願するも、断られます。しかし玄弥の根性と執念を認めた悲鳴嶼は玄弥を正式な弟子として迎え入れ、2人は師弟関係となります。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡に対する世間での評判や人気
不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンが一番感動した、泣けたという声がたくさんあがっていました。作中では、柱や鬼が死亡する場面が何度か登場しますが、その中でも玄弥の死亡シーンは屈指の泣けるシーンとされているようです。
玄弥の死亡シーンが映像化されたら、さらに泣いてしまうというファンの声があがっていました。漫画でも玄弥と実弥の最後のやり取りが泣けると話題になっており、そのシーンが映像化され音楽や演出が入ることで、より泣けるシーンになると予想されています。
『鬼滅の刃』の死亡シーンはどれも泣けるという声がたくさんありました。玄弥が死亡するシーンでの実弥のセリフが良いという声もありました。普段は玄弥を冷たく突き放す実弥が玄弥を想ってボロボロと泣くシーンは、涙なしでは見れないシーンと言われています。
不死川玄弥(しなずがわげんや)の死亡シーンは泣けるものだった
不死川玄弥(しなずがわげんや)は作中でも何度か登場し、登場する度に新しい一面を見せるキャラです。「上弦の壱」の黒死牟との戦いでも重要な役割を果たし、死亡します。玄弥の死亡シーンは不死川兄弟の絆が描かれており、作中の中でも屈指の泣けるシーンです。この泣けるシーンはまだアニメ化されていないので、ぜひ原作漫画でこの泣けるシーンを読んでみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
yonekao
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