【鬼滅の刃】竈門炭治郎の名言まとめ！優しさ溢れる台詞や迷言を紹介

竈門炭治郎の誕生日は7月14日です。鬼滅の刃の物語が開始したときには13歳の少年でしたが、修行をした後「鬼滅隊」に入隊したときには15歳の青年に成長しています。そして6人兄弟の長男でもあります。 また、出身地は東京府奥多摩郡雲取山です。こちらはモデルになった土地はありますが、厳密にいうと鬼滅の刃の物語の中の地名です。 

竈門炭治郎は赤茶色の髪と、その髪に似た色の目を持っています。 額の左側には目立つ痣があります。  この痣はもともとは火傷しそうになった末っ子を庇って、竈門炭治郎自身が火傷してしまった傷跡が残ってしまったものですが、後に鬼によって怪我を追った際に少し形が変わっています。また、短冊のような花札のような耳飾りや、緑と黒の市松模様をした上着も特徴的です。身長は13歳のときには156cm、15歳のときには165cmに伸びています。

竈門炭治郎は6人兄弟の長男とだけあって責任感が強く、生真面目で自分の意志が強い頑固な性格をしています。とは言え、快活で、そして何よりもとても優しいので誰とでも仲良くできます。この優しさがどんな人・鬼に対しても発揮されるので、物語の中では優しさ故に苦しんでいるシーンもたくさん描かれています。 しかしその一方でとても天然な一面も持ち合わせています。そのため物語の中で「ボケ」の立場になることも多々あります。 

「鬼滅の刃」とは吾峠呼世晴による漫画作品で、2016年から2020年まで週刊少年ジャンプにて連載が行われていました。コミックは全23巻あり、物語は完結しています。

物語は「鬼」が存在する大正時代の日本が舞台となっています。主人公・竈門炭治郎は自分の留守中に鬼によって家族を惨殺され、さらに唯一生き残っていた妹の禰豆子は鬼となっていました。そして竈門炭治郎は鬼に変えられてしまった禰豆子を人間に戻すため、そして惨殺されてしまった家族の敵を討つため、鬼退治をする組織「鬼滅隊」に入隊します。 鬼滅隊の仲間と時にぶつかりながらも鬼と戦い人々を守り、肉体的な成長だけでなく心の成長も楽しめる物語です。 

ここからはさっそく竈門炭治郎の名言を、前後の名シーンや名セリフと共に紹介していきます。

竈門炭治郎は「水の呼吸」を使っていましたが、それだけでは倒せないほど強い累という鬼に禰豆子を奪われてしまいそうになりました。戦いの中で死と敗北が強く頭によぎり、さらに禰豆子まで奪われそうになったその時に、初めて放った技の名前です。

婚約者を鬼に殺されてしまった男性に向けて放ったセリフです。男性に暴言を吐かれたときの、竈門炭治郎の優しく、しかし哀しそうな表情が印象的なシーンです。

鬼である累との戦いに勝った後のシーンでの名言です。鬼に殺された人達の無念を悔やみ、人々を守らなければいけないという責任感を忘れず、鬼滅隊としての任務は全うするのが竈門炭治郎です。しかしその上で鬼の声にもしっかり耳を傾けようとする竈門炭治郎の優しさが、他の人の心も動かす印象的なシーンです。

黒死牟という鬼との戦いで大怪我を負った不死川玄弥の頭によぎった竈門炭治郎のセリフです。自分のふがいなさに絶望しているときに思い出したこのセリフは不死川玄弥は自分を奮い立たせることができます。弱いことを決して責めず、可能性を諦めず、心にそっと寄り添ってくれる、優しくも心強い名言です。

静養・修行後にを新たな任務に旅立つ竈門炭治郎が、栗花落カナヲに贈ったセリフです。カナヲは幼少期に両親から虐待を受けていた過去を持ち、それによって心を閉ざしていましたが、そんなカナヲの心にも届く、強さの中に優しさが感じられるセリフです。

手鬼という多くの人を殺した鬼に対してのセリフです。鬼を「この人」と呼び、「今度生まれてくるとき」のことを神様に祈る、竈門炭治郎の底なしの優しさにぐっとくるシーンです。

響凱（きょうがい）という鬼と戦っているシーンでのセリフです。竈門炭治郎が自分自身を幾度となく見つめ直して常に目的に向かって前進している、と言うことが伝わる名言です。

人にはもちろん、鬼にまで慈悲を見せる竈門炭治郎の底なしの優しさが伝わり、思わず涙ぐんでしまうセリフをまとめました。

鬼に大切な人を殺されてしまった人間は、やはり「鬼」という存在そのものを憎みます。しかし竈門炭治郎は、自分も鬼に家族を殺され、妹を鬼に変えられてしまったにも関わらず、鬼の人間だった過去や感情を無かったことにはしません。竈門炭治郎の誰に対しても優しい性格がよくわかる名言です。

猗窩座という鬼と炎柱・煉獄杏寿郎が戦い、激しい死闘を繰り広げた上で煉獄杏寿郎は猗窩座に敗北してしまいます。しかし煉獄杏寿郎は周りに居た人間を庇いながら戦い続け、自身の命と引き換えに他の誰も死なせませんでした。そんな煉獄杏寿郎の鬼滅隊としての戦い方や意志を汲み取った竈門炭治郎が、太陽の光から逃れるために逃げ出す猗窩座に向かって叫んだセリフです。

6人兄弟の長男、一家の大黒柱として家族を支えてきた竈門炭治郎は、心の底から家族を愛し大切にしています。そんな竈門炭治郎の家族愛溢れる名言をまとめました。

このセリフは魘夢（えんむ）という鬼が見せる幸せな夢の終わりに出てきた名言です。禰豆子以外の家族を殺されている竈門炭治郎は、魘夢が見せる夢の中で大切な家族と再会します。しかしそれは結局鬼の見せているまやかしであるため、「ここにずっと居たい」という自分の願望を振り払い、夢の中の家族に別れを告げます。 夢の最後、末っ子の弟が竈門炭治郎を引き留めようとすがってきますが、竈門炭治郎はこのセリフを残して現実世界に戻ってくるという、涙無しでは見られないシーンです。  

禰豆子を欲し、傷つけようとした累に向けてのセリフです。累は異様なほどに家族との絆に執着を見せる鬼です。そんな累は、実は本当の絆を築けているわけではなく、恐怖で操っているだけでした。  そんな累に禰豆子を渡せるわけもなく、竈門炭治郎は必死に戦います。そして禰豆子自身も自分を思ってくれる兄のために戦うというシーンで、ファンの間でもかなり人気のシーンです。 

長男としての頼れるお兄ちゃん感がしっかりある竈門炭治郎ですが、やはり天然でもあるので迷言を残すこともあります。ここからはそんな竈門炭治郎のクスッと笑える迷言をまとめました。

愈史郎が禰豆子に対して「醜女（しこめ）」という表現を使った際のセリフです。竈門炭治郎は妹が侮辱されたことに納得がいかず、ブチギレながら愈史郎に対して必死に訂正を求めます。ちょっとシスコンっぽくも感じますが、禰豆子を本当に大切に思っていることがよくわかるシーンです。

竈門炭治郎の長男としての責任感が全面に出たセリフです。漫画ではちょっとアホっぽい表情と共に登場したセリフであり、不思議な感性で語っているのでネットでも話題になった名言です。

社会現象を巻き起こした漫画の主人公である竈門炭治郎の名言は、世間からはどのように評価されているのか調べてみました。

自分を自分で鼓舞する竈門炭治郎の姿を思い出して辛い時を乗り越える方をたくさん居ました。

「優しすぎて理解できない」「優しすぎて辛い」という意見もいくつかありましたが、竈門炭治郎の名言についてマイナスな評価はほとんどありませんでした。「励まされた」「明日からまた頑張ろう」「勇気をもらえた」と背中を押してもらっている人が多い評価です。

上記以外にもたくさんの名言を残している竈門炭治郎がもしも自分の近くにいたらどうなるでしょうか？そんな「もしも」をまとめてみました。

もしも竈門炭治郎が彼氏だったら、どんな彼氏になるでしょうか？頑固で融通が利かないだけでなく、持ち前の天然さでケンカになることもありそうです。 しかし、誰よりも優しく誰かのために戦うことができるので、いざという時にはしっかり助けてくれそうです。 実際に物語の終盤で竈門炭治郎は栗花落カナヲと結婚しています。 一度は閉ざされてしまったカナヲの心をほぐしていったのは、紛れもなく竈門炭治郎の分け隔ての無い優しさです。底抜けの優しさを持った竈門炭治郎を彼氏にしたら、穏やかな恋人関係が築いていけそうです。 

もしも竈門炭治郎が会社の後輩だったら、どんな後輩になるでしょうか？自分の意志をしっかり伝えてはくれるものの、折れることを知らない頑固者が後輩だと先輩となった人は少し苦労をするかもしれません。 しかし基本は純粋で素直な性格なので、先輩や上司の話もまずはしっかり聞き入れ、生真面目さを活かして一生懸命仕事に励むでしょう。 また、天然な一面で職場を和ますこともしてくれそうです。  

もしも竈門炭治郎が父親だったら、どんな父親になるでしょうか？家族愛がとても深く優しい性格をしているし、13歳という若さで一家の大黒柱を担っていたので、素敵な父親になりそうです。 さらに竈門炭治郎は血の繋がりだけを家族の絆として捉えているわけでもありません。子供とは真の絆を結べる父親になれそうです。 

たくさんある名言の中で特に気に入った名言はありましたか？竈門炭治郎は辛い過去を乗り越え、それでも優しい心を持ち続けたキャラクターです。そんな竈門炭治郎の名言はどれも心に残る名言なので、名言に注目して鬼滅の刃を観てみるのも楽しいですね。