【鬼滅の刃】上弦の鬼のメンバー一覧!鬼殺隊の敵で圧倒的強さを持っている?
漫画は完結したものの、ワールドツアー上映でまた人気が上がる『鬼滅の刃』は、2023年4月からアニメの刀鍛冶の里編が始まり、圧倒的な強さを持つ上弦の鬼もメンバーが明らかになりました。本記事では『鬼滅の刃』に登場する上弦の鬼のメンバーを一覧で紹介していきます。
目次
上弦の鬼や十二鬼月とは?
『鬼滅の刃』の主人公「竈門炭治郎」が属する鬼殺隊の目標は鬼舞辻無惨をはじめとする鬼の討伐です。その鬼たちの最上位が「上弦の鬼」であり、上弦の鬼と呼ばれる鬼たちを含む計十二体の鬼が「十二鬼月」と呼ばれます。ここからはこれら十二鬼月の鬼たちについて詳しくみていくことにしましょう。
十二鬼月とは?
「十二鬼月」とは『鬼滅の刃』において、鬼の始祖にして首領である「鬼舞辻無惨」が選別したエリートの鬼たちのことです。その数は12体で、さらに6体ずつにクラス分けされます。上位の6体側が「上弦の鬼」、下位の6体側は「下弦の鬼」とされています。彼ら十二鬼月と呼ばれる鬼は、鬼を討つ組織「鬼殺隊」の最上位である「柱」クラスの実力がないと太刀打ちできない力を誇る鬼たちです。
上弦の鬼の概要
『鬼滅の刃』において鬼の首領「鬼舞辻無惨」の配下中、最強の6体が上弦の鬼と呼ばれます。上弦の鬼と呼ばれるものたちの戦闘力や能力などの強さは他の鬼を遥かに凌駕していて、鬼殺隊の最上位である「柱」と呼ばれる剣士でも1対1では勝利できないほどのものです。しかしどれほど強大な力を持っていようとも、鬼舞辻無惨の力によって完全に掌握されているのは下位の鬼たちと同様でした。
鬼滅の刃の概要
吾峠呼世晴による『鬼滅の刃』は、大正時代の日本を舞台にした漫画作品です。週刊少年ジャンプ2016年11号〜2020年24号で連載され、鬼を題材にしたダークファンタジーで、今もなお人気を持つ作品として知られています。特にテレビアニメ版の続編として2020年に公開された劇場版「無限列車編」は日本映画史上、興行収入第1位を記録する大ヒットとなりました。国内だけでなく世界的な人気を誇っています。
鬼滅の刃のあらすじ
大正の世に炭焼きを家業とする主人公「竈門炭治郎」は家族を鬼舞辻無惨によって惨殺された上、唯一生き残った妹「禰󠄀豆子」をも鬼にされてしまいます。禰󠄀豆子を人間に戻すため、数々の困難を乗り越え鬼殺隊に入隊した炭治郎は、仲間と共に鬼たちを討ち倒します。禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼舞辻無惨を探し求める炭治郎はさらなる困難に立ち向かい、すべての真実へと近づいていくことになります。
上弦の鬼の歴代メンバー一覧
鬼舞辻無惨配下の鬼の中で最上位に位置する6体の上弦の鬼は『鬼滅の刃』中盤あたりからその姿を現し始めます。作中で初めに現れたのは上弦の参「猗窩座」でした。ここからは凄まじい強さを誇る上弦の鬼の歴代メンバーの一覧を紹介します。
上弦の鬼のメンバー①童磨
初めに紹介するのは上弦の弍「童磨」です。鬼になる前から万世極楽教という宗教の教祖を務めてきました。表向きは柔和な笑みで優しく接する気の良い好人物に見えますが、感情をまったく持たない冷血な男です。現在の上弦の陸、妓夫太郎と堕姫が瀕死の時に2人の前に現れ、無惨の血を分け与えて彼らを鬼として甦らせたのが、当時上弦の陸だった童磨でした。その後に上弦の弍まで階級を上げたのは彼の強さがいかほどのものかを物語っています。
上弦の鬼のメンバー②猗窩座
『鬼滅の刃』で上弦の鬼の強さを鮮烈に見せつけたのが上弦の参「猗窩座」でした。無限列車編で下弦の壱「魘夢」を倒した炭治郎たちの前に姿を現し、炎柱「煉獄杏寿郎」と死闘を繰り広げ、煉獄を死に至らしめます。強者に対する敬意を払う一方で弱者は容赦なく殺そうとする、強さのみを追求する鬼でした。また作中では一切女性を殺さないという一面を持ちますが、それは猗窩座の人間だった過去の出来事に起因しているためだと思われます。
上弦の鬼のメンバー③堕姫
実兄である妓夫太郎とともに上弦の陸の座につく「堕姫」は『鬼滅の刃』遊郭編の重要な役を担っていました。上弦のメンバーとしては力がないと宇髄天元に指摘される通り、あっさりと宇髄に斬首されています。しかし兄の妓夫太郎と組むことで上弦の鬼らしい力を発揮しました。しかしその力は妓夫太郎によるものであり妓夫太郎なしでは上弦の鬼として力不足なのは否めません。なお十二鬼月を一覧しても2人でその階級に位置する鬼は堕姫と妓夫太郎のみです。
上弦の鬼のメンバー④妓夫太郎
堕姫の兄、妓夫太郎は上弦のメンバーにふさわしい強さを持っています。堕姫がいなければ陸よりも上にいても不思議ではないかもしれません。ただし妓夫太郎自身はそのようなことを望まないでしょう。それだけ兄妹愛は深かったことが作中から窺い知ることができます。生い立ちから炭治郎と禰󠄀豆子の兄妹と対比的な存在でした。
上弦の鬼のメンバー⑤黒死牟
無惨に従う鬼の中の最古参で上弦メンバーのトップに君臨するのが上弦の壱「黒死牟」です。最上位の上弦を一覧しても別格の強さで、過去最強のメンバーとなった鬼殺隊の柱たちを複数相手にしても互角以上に渡り合いました。鬼であっても全集中の呼吸・痣者・透き通る世界といった能力を持つ黒死牟は、無惨が恐れた最強の剣士「継国縁壱」の双子の兄でした。
上弦の鬼のメンバー⑥半天狗
半天狗は上弦の肆の鬼です。怯えた老人の外見をしていますが、これは自分が無害な存在だと見せかけるためでした。しかしその強さは上弦の鬼らしく、首を斬られても分裂してしまい、また血鬼術によって自分の感情に合わせた分身を生み出すため、非常に厄介な敵といえるでしょう。無惨の命令により上弦の伍「玉壺」とともに、秘匿されていた刀鍛冶の里を襲撃しました。
上弦の鬼のメンバー⑦玉壺
鬼というより妖怪ではないか(鬼も妖怪の一部ですが)と思わせる奇抜な外観を持つ玉壺は上弦の伍の鬼です。十二鬼月だけでなく他の鬼を一覧しても、ここまで奇抜な姿をした者はいません。半天狗とともに鬼殺隊の刀鍛冶の里を襲撃します。外見にふさわしくパーソナル面もエキセントリックで、当初はギャグ担当かを思いきや陰湿かつ傲慢な性格は上弦の鬼にふさわしいものでしょう。趣味は壺作りと生き物の改造という、芸術家気取りの悪趣味な鬼でした。
上弦の鬼のメンバー⑧獪岳
獪岳は妓夫太郎と堕姫が倒されたのちに上弦の陸になった鬼で、上弦のメンバーとしては新米となります。元は鬼殺隊に入隊していた人物でした。しかも我妻善逸と一緒に桑島慈悟郎を師として雷の呼吸の使い手として修行していた身でもありました。人間の時から自尊心が強く、他者を見下す性格でしたが、鬼になってからはより顕著になったようです。物語の終盤では雷の呼吸に血鬼術を織り交ぜた攻撃で善逸を苦しめました。
上弦の鬼のメンバー⑨鳴女
鳴女は半天狗が倒され、無惨から有用な存在と認められていたことで上弦の肆となった鬼です。十二鬼月になる前から、無惨の本拠地であり鳴女の血鬼術で操る無限城に住んでいました。無限城編では無限城を自在に操り、鬼殺隊の面々を苦しめています。攻撃能力は低いものの守りや逃走には有能で、鬼殺隊と上弦のメンバーとの戦いを有利に進める補助的な役割を果たしていました。
下弦の鬼の歴代メンバー一覧
十二鬼月のうち上限と比較して一覧すると、いまひとつ影が薄い下弦の鬼たちですが、それも仕方ないのかもしれません。下弦の伍「累」が倒された後に無限城で開かれた会議では無惨による一方的な下弦の鬼の処刑の場と化していました。1体だけ残った下弦の壱「魘夢」はその後の無限列車編で奮戦したものの、炭治郎たちに敗北しています。活躍の場がなかった下弦の鬼たちはどんな鬼だったのか一覧にしてみましょう。
下弦の鬼のメンバー①魘夢
前述の会議でメンバー中、唯一生き残った魘夢は下弦の壱の地位にありました。劇場版にもなった無限列車編で事件の首謀者として暗躍していましたが、鬼殺隊側のメンバーでは炭治郎の負傷のみの損害に止まっています。人を強制的に眠らせ精神の核を破壊をさせることを目的としていました。作中では機関車と同化するという、無生物との融合が可能な鬼です。
下弦の鬼のメンバー②轆轤
轆轤は下弦の弍に位置する十二鬼月のメンバーです。名前だけでなく作務衣にあご髭といった風貌が陶芸家をイメージさせ、左目の「下弍」の文字とひび割れた顔の皮膚や顔色がかろうじて下弦の鬼らしい風貌といえます。残念なことに無限城での一方的な会議(通称:パワハラ会議)で無惨に処刑されてしまったため、血鬼術や戦い方などは不明でした。
下弦の鬼のメンバー③病葉
十二鬼月のメンバーとして下弦の参の地位にいたのが病葉でした。尖った耳に額と両頬に大きなバツ印の傷跡を持つ外見以外、目立つ特徴がありません。もちろん戦闘能力や血鬼術も不明です。ただ何をしても無惨に殺されると悟り、最後に残された手段としてその場から逃げる道を選んだのは無駄ではありましたが、ある意味賢明な判断だったのかもしれません。
下弦の鬼のメンバー④零余子
白髪と2本の角が鬼らしい風貌の下弦の肆「零余子」は下弦のメンバーの中で唯一の女性キャラです。無限城でのパワハラ会議で処刑された他のメンバー同様に能力や性格などの描写は作中になく、詳細がわからない鬼の1体でした。不条理に殺されてしまったためか、あるいは見た目のおかげか意外と人気のキャラとしてファンに知られています。
下弦の鬼のメンバー⑤累
下弦の伍だった「累」は那田蜘蛛山に棲む鬼として鬼殺隊に討伐されることになります。炭治郎たちを屠る寸前まで追い込みますが、水柱の冨岡義勇によって討伐されました。見た目は少年ですが、彼の作った擬似家族から恐れられるほどの力を持っていました。彼の死によって無惨は怒り、下弦の鬼を処刑し解体することにします。それだけ無惨は累をお気に入りに思っていたのでしょう。
下弦の鬼のメンバー⑥釜鵺
下弦の陸、すなわち十二鬼月のメンバーの中では一番下位に位置するのが「釜鵺」でした。少年の風貌や衣服からすると、鬼になってからまだ日の浅そうな雰囲気があります。パワハラ会議で最初に処刑されたのは彼でした。思考さえ無惨に読まれて無惨に殺されるに至りましたが、無惨の一方的な言いがかりのような叱責に「そんなことを俺たちに言われても…」と思っただけで殺されてしまってはたまったものではありません。
下弦の鬼のメンバー⑦響凱
「響凱」はかつて下弦の陸だった鬼で、鼓屋敷を棲家とし稀血の人間を喰らおうとしていました。人間の時は文筆家をしていたようですが、思うように活躍できていたわけではなかったようです。鼓を使った血鬼術で炭治郎と戦いましたが、人を喰らえなくなって衰えた影響か敗北してしまいます。十二鬼月のメンバーに返り咲くことは叶いませんでした。
上弦の鬼は鬼殺隊の敵で強い?十二鬼月の特徴を解説
古来から鬼という存在は、人間に比べて遥かに力が強い存在として認知されてきました。『鬼滅の刃』に登場する鬼も人間を遥かに凌駕する強さを誇っています。それら鬼の頂点に立つ鬼舞辻無惨の直属ともいえる十二鬼月のメンバーが、並の強さでないことはおよそ想像がつくところでしょう。事実、鬼殺隊の最高位の柱も、上弦の鬼との戦いでは多大な犠牲を払うことになりました。ここからは十二鬼月の強さと特徴について見ていきましょう。
上弦の鬼は鬼殺隊の敵?強さは?
鬼殺隊の炎柱・煉獄杏寿郎は『鬼滅の刃』の作中で、上弦の参の猗窩座と死闘を繰り広げ、死に至ることになります。また上弦の陸だった妓夫太郎と堕姫は、過去において複数の柱を喰ったことを語っています。作中では描かれなかった柱と上弦の鬼の戦いでは、常に上弦の鬼が強さで柱を上回っていたことは確かなようです。その証拠に上弦の鬼は100年以上入れ替わることもなかったようでした。
上弦の鬼と下弦の鬼の違い
上弦の鬼と下弦の鬼の違いで一番わかりやすいものは、その強さでしょう。直接下弦の鬼と上弦の鬼が戦う場面はなかったのですが、炭治郎をはじめ鬼殺隊との戦いを見ればその差が分かります。また見た目からの違いとして、鬼の目に刻まれる階級の文字が挙げられるでしょう。上弦の鬼には両目に刻まれ、下弦に鬼には片目に刻まれています。こうした見た目だけの違いだけでなく、無惨から与えられた血の量や、地位の違いによる特権にも差があることが知られます。
入れ替わりの血戦とは?
入れ替わりの血戦とは、無惨立ち合いの元で下位の鬼が上位の鬼に戦いを挑み、下位の鬼が勝った時に地位の入れ替えを行う戦いのことを指します。その模様を描いた場面はありませんが、猗窩座が黒死牟に挑んだことが知られています。勝敗が決まった時には勝者が敗者を吸収することになっているのですが、過去に行われた血戦では勝者の黒死牟が敗者の猗窩座を気に入っていたため、吸収されることはありませんでした。
上弦の鬼などの十二鬼月が誕生したのはいつ?
十二鬼月が生まれたきっかけとなったのは、無惨が始まりの呼吸の剣士たちに対抗させるためだとされています。それは戦国時代のことでした。始まりの呼吸、すなわち日の呼吸の開祖である継国縁壱によって無惨は瀕死の目に遭います。体の回復にも相当の時間がかかることもあり、十二鬼月を始まりの呼吸の剣士たちと対抗させるために組織しました。
上弦の鬼などの十二鬼月を支配する鬼舞辻無惨
始祖にして最強の鬼である鬼舞辻無惨は1000年以上もの年月を生きてきました。その間の戦国時代に継国縁壱によって最大のピンチを迎えますが、辛くも逃げ延び十二鬼月を作り出します。自らの最大の敵、継国縁壱の双子の兄を黒死牟として上弦の鬼に加え、一覧すれば磐石ともいえる組織までに仕上げました。とはいえ結局のところ、十二鬼月は無惨にとって勝手の良い道具として利用されている存在にすぎません。それを理解するのは十二鬼月の最古参、黒死牟だけのようでした。
上弦の鬼のモデルや元ネタ
恐ろしいほどの強さを誇る上弦の鬼たちには、モデルや元ネタになった事柄などがあることは『鬼滅の刃』ファンに知られています。独特な『鬼滅の刃』の世界観を形成する一翼をになっている上弦の鬼のモデルとなったものとはいったい何なのでしょう?ここからは上弦の鬼のモデルになったものを探ってみることにしましょう。
モデルは伝染病?
上弦の鬼のモデルとなったものの1つが伝染病といわれています。上弦の鬼のすべてがそうした疾病を想起させる特徴を持っています。上弦の鬼とそれに対応している病気を一覧にしてみましょう。
- 上弦の壱「黒死牟」:黒死病(ペスト)/名前と当時最も恐れられた点が該当。
- 上弦の弍「童磨」:結核/童磨の血鬼術と結核で蝕まれる箇所が肺であることが共通。
- 上弦の参「猗窩座」:麻疹(はしか)/麻疹の古称「あかもがさ」に由来。コレラ説もあり。
- 上弦の肆「半天狗」:ハンセン病/病名の語感と半天狗の外観が病気の症状に酷似。
- 上弦の伍「玉壺」:アメーバ赤痢/汚染された水からの感染が水を操る玉壺を想起させる。
- 上弦の陸「妓夫太郎・堕姫」:梅毒/2人の棲む遊郭、堕姫の人間時の名前「梅」、妓夫太郎の外観が病気の症状を想起させる。
モデルは六道輪廻?
六道輪廻とは仏教用語で、衆生(生きとし生けるもの)がその業によって6つの世界(六道)を輪廻転生することをいいます。六道は天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道があります。伝染病の他に、この六道輪廻のイメージを重ねることによって上弦の鬼は形成されたのではないかと推測されています。特に猗窩座は修羅道を彷彿とさせるキャラクターです。
上弦の鬼のメンバーの声優
「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」により、上弦の鬼の一覧だけでなくその声優がすべて揃いました。これまで不明だった上弦の鬼の声優が判明してホッとしたファンも多かったことでしょう。ここからは上弦の鬼を演じる声優を紹介します。
声優①童磨役/宮野真守
童磨役を演じる声優は宮野真守です。声優に限らず、俳優・タレント・歌手としても大活躍している姿はテレビでもおなじみでしょう。子どもの頃から劇団ひまわりに所属し、小学1年生の時からテレビで活躍していました。テレビアニメの声優としては2002年の『真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク(アキラ役)』がデビューとなります。
声優②猗窩座役/石田彰
猗窩座役の声優は石田彰です。石田ボイスといわれる独特の声質でミステリアスな役やクセのある役を演じることが多く、なかでも『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲルの声優として有名です。少年や青年の役を演じることが多かったのですが、近年ではおじさんキャラの声優としても活躍するようになってきています。テレビアニメのデビューは1990年の『機動警察パトレイバー(整備員役)』でした。
声優③堕姫役/沢城みゆき
堕姫役の声優は沢城みゆきでした。新人声優オーディションに応募し、審査員特別賞を受賞するだけあって、声優としての素質を持っていたようです。2011年の『ルパン三世』のテレビスペシャル版から3代目の峰不二子役を演じています。また2018年から『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役も演じることになりました。なお声優の沢城千春は実弟です。
声優④妓夫太郎役/逢坂良太
堕姫の兄、妓夫太郎役の声優は逢坂良太です。中学生の頃からアニメが好きになったそうですが、声優を目指すようになったのは高校の入学式の日だったそうです。同じ高校の声優を目指す友達と上京し、専門学校で基礎を学んだのちに声優デビューしたのは2010年でした。最初のアフレコではガチガチに緊張し、共演した声優の杉田智和に励まされたとのことでした。上弦の参・猗窩座を演じる石田彰が声優としての目標だそうです。
声優⑤黒死牟役/置鮎龍太郎
黒死牟役を演じる声優は置鮎龍太郎です。声優をする傍ら、舞台俳優もこなします。幼少時から縁あってアニメに接することが多く、よくキャラクターの声を真似て遊んでしたそうです。高校入学時から声優を志すようになり、高校卒業後はオーディションを受けて養成所に入りました。初の声優の仕事は1990年の『ドラゴンクエスト(リリパット役)』です。
声優⑥半天狗役/古川登志夫
半天狗役を演じるのは大ベテラン声優の古川登志夫です。15人兄弟の末っ子で、長兄は彼が生まれる前に戦死していたとのことでした。デビュー時は声優としてではなく、テレビドラマの俳優として1970年の『江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎』の第11話での登場でした。アニメでの声優としては1974年の『ゼロテスター(通信員役)』が初めです。声優では当初は2枚目役が多かったのですが『うる星やつら』の諸星あたるを演じてから3枚目役が増えてきたとのことです。
声優⑦玉壺役/鳥海浩輔
玉壺役を演じるのは声優の鳥海浩輔です。テレビアニメの声優としてのデビューは1997年の『家なき子レミ(アンリ役)』でした。2001年〜2005年にアニメ『デ・ジ・キャラット』から派生した声優ユニット「P・K・O」のメンバーとしてCD発売やライブ活動を行っていました。2016年にデビュー20周年を記念して書籍『てきとう』を発刊しています。趣味は歌・音楽・料理・洋服で、壺作りではないようです。
声優⑧獪岳役/細谷佳正
獪岳役を演じるのは声優の細谷佳正です。高校時代に演劇にのめり込み、大阪芸術大学を受験するも実技試験の手本を見て断念し、進路に悩んでいたそうです。その時友人から勧められた『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』で山寺宏一の演じるキャラに感銘を受け、声優を志すようになりました。アニメでの声優デビューは2005年の『ギャラリーフェイク(シャトルクルー/若者役)』でした。主に少年から青年役を多く演じますが、役柄の幅は広く演じ分けられます。
声優⑨鳴女役/井上麻里奈
鳴女役を演じるのは声優の井上麻里奈です。2003年の大学1年の時にソニーミュージックSDグループ声優オーディションでグランプリを獲得しました。2004年のOVA作品『コゼットの肖像(コゼット・ドーヴェルニュ役)』でデビューします。また同作品では主題歌と挿入歌も担当しました。デビュー作からいきなりの主役に抜擢で当初は戸惑いもあったようですが、現在では幅広く活躍しています。
上弦の鬼のメンバーに対する世間での評判や人気
ここからは上弦の鬼に対する世間での評価や人気について見ていきましょう。タイミング的に「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」が劇場公開されているところで、改めて『鬼滅の刃』および上弦の鬼たちの魅力を再確認されたのではないでしょうか。
劇場公開された「上弦集結〜」は概ね好評のようで、観てよかったとの声が圧倒的に多くあがっています。また『鬼滅の刃』のキャストでは声優陣の豪華さが話題となりますが、今回出揃った上弦の鬼の声優もやはり豪華なメンバーでした。出演声優の一覧を見てもそれを改めて感じます。これから放映される刀鍛冶の里編も期待大でしょう。
テレビアニメが放映され、劇場版が公開される度に『鬼滅の刃』の人気は再沸騰します。それだけの完成度と感情移入できる度合いが高い作品といえるのでしょう。本来なら憎き敵役の上限の鬼でさえ人気が高まるのは、原作者の吾峠呼世晴の人柄によるものなのかもしれません。
上弦の鬼には参と弍の1つ違いだけでも圧倒的な差があることを物語るシーンが登場しています。壱の黒死牟に血戦で挑むには、猗窩座はまだまだ修行が足りなかったのでしょう。しかし彼らを遥かに凌ぐ無惨を圧倒する継国縁壱の強さは完全に人間の域を超えた存在です。
上弦の鬼のメンバーは強者揃いだった
これまでのように十二鬼月を一覧してみると、上弦の鬼の強さは下弦の鬼以下ではまったく歯に立たないことを感じることでしょう。上弦の鬼は1体につき鬼殺隊の最上位である柱の3人分の力を持つとされていますが、階級が上がるにつれて柱3人では足りないと思われるほどの強さを感じさせます。アニメ版ではそんな強力な上弦の鬼たちが活躍してくれるでしょうが、それを見逃すことのないようにチェックしておきたいものです。
この記事のライター
zedafenrir
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