【鬼滅の刃】主題歌一覧！OP・EDや映画に起用された曲まで紹介

『鬼滅の刃』は爆発的にヒットした少年漫画で、見たことはなくても名前は知っているという人も多いでしょう。鬼滅の刃はアニメも何作か作られ、そのたびに大きな話題となりました。鬼滅の刃のアニメはその内容だけでなく、主題歌も非常に人気の高い作品です。

鬼滅の刃のアニメを観るときは、ストーリーだけでなく主題歌を楽しむのもおすすめです。本記事では、鬼滅の刃のOPとED主題歌に使われた曲や、映画の主題歌についてまとめています。まずは鬼滅の刃の基本情報をおさらいしてから、主題歌について詳しく見ていきましょう。

鬼滅の刃の作者は、吾峠呼世晴（ごとうげよはる）さんです。1989年5月5日生まれの漫画家で、出身地は福岡県です。吾峠呼世晴さんは高校3年の頃から漫画を描き始めましたが、小さい頃は絵が苦手だったそうです。『日本昔話』や『寄生獣』、『藤子・F・不二雄SF短編集』などを参考に漫画を描き、初めての読み切り作品となる『過狩り狩り』を完成させます。過狩り狩りは、第70回JUMPトレジャー新人漫画賞で、佳作を受賞しました。

その後、2014年に『文殊史郎兄弟』が少年ジャンプNEXT!!に掲載され、続いて『肋骨さん』が週刊少年ジャンプに掲載されました。それからしばらくはネームが通らない時期が続き、担当編集者から原点回帰を提案されます。吾峠呼世晴さんは過狩り狩りを原案とした『鬼殺の流』を執筆しますが、こちらは連載会議で落ちてしまいます。

そこで、鬼殺の流を改良した鬼滅の刃を描いたところ、見事週刊少年ジャンプでの連載が決まりました。鬼滅の刃の連載が決まったところで、吾峠呼世晴さんは東京へ移住しました。吾峠呼世晴さんは眼鏡をかけたワニの絵を自画像に使用しており、ワニ先生と呼ばれることもあります。漫画が好きで、『ジョジョの奇妙な冒険』から『クレヨンしんちゃん』まで何でも読むと語っています。また、ミュージシャンの平沢進さんの大ファンでもあります。

鬼滅の刃は、週刊少年ジャンプで2016年から2020年まで連載されていた漫画です。単行本は全部で23巻で、累計発行部数は1億5,000万部を超しています。舞台は大正時代の日本で、主人公たちが鬼と戦う姿を描いたバトル漫画です。2019年にはテレビアニメにもなり、こちらも原作同様大ヒット作品となりました。2020年には、映画の「無限列車編」が上映されました。

さらにその翌年には、再編集されたものがテレビアニメとして放送されます。続いて「遊郭編」が放送され、その続編となる「刀鍛冶の里編」の制作も決定しました。鬼滅の刃は映画やアニメだけでなく、舞台やゲームにもなっています。また、さまざまな企業とコラボレーションし、多くの商品も発売されています。

父親を亡くした竈門炭治郎は、炭焼きをして家族の暮らしを支えていました。ある日、炭治郎が家を留守にしているときに、家族が鬼に襲われます。鬼は自分の血を分け与えて竈門家の人々を鬼にしようとしますが、鬼の血に順応できず家族は死んでしまいます。妹の禰豆子だけは唯一生き残りましたが、彼女は鬼となってしまいました。炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法を探すため、禰豆子を連れて旅に出ます。

「竈門炭治郎 立志編」は、鬼滅の刃のアニメ第1期となる作品です。2019年の4月から9月にかけて、全部で26話が放送されました。竈門炭治郎 立志編は、原作の1巻から7巻の途中までの内容となっています。まずは、鬼滅の刃のアニメ第1期である、竈門炭治郎 立志編のOPとED主題歌を紹介します。

鬼滅の刃の主題歌といえば、紅蓮華を思い浮かべる人も多いでしょう。紅蓮華は鬼滅の刃が大ヒットしたことで、国民的に人気のある曲となりました。紅蓮華を歌っているのは、歌手のLiSAさんです。LiSAさんは1987年6月24日生まれの歌手で、本名は織部里沙さんです。2010年にメジャーデビューしますが、当時は「Girks Dead Monster」の2代目ボーカルとして活動していました。

2011年にソロデビューを果たし、これまでに多くの楽曲を発表してきました。紅蓮華はジャンプアニメの主題歌らしい明るく激しい曲調で、鬼滅の刃の世界観を見事に表わしていました。LiSAさんは第70回NHK紅白歌合戦でも紅蓮華を歌い、そのバックには鬼滅の刃の映像が流れ話題となりました。

鬼滅の刃のアニメ第1期のED主題歌は、from the edgeです。from the edgeは日本語に訳すと、「世界の果てから」という意味になります。この曲を歌っているのも、OP主題歌の紅蓮華と同じLiSAさんです。OP主題歌よりもゆっくりとした切ない曲で、炭治郎の過酷な運命を感じることができます。悲しさや辛さと同時に主人公の強さも歌っている曲で、どんな苦難にも立ち向かう炭治郎の姿が目に浮かぶようです。

鬼滅の刃のアニメ第1期には、作中で使われている挿入歌があります。この挿入歌の名前は、竈門炭治郎のうたです。この歌は、アニメの19話で炭治郎と下弦の鬼との戦闘シーンで流れました。禰豆子のために何度でも立ち上がる、炭治郎の強い意志が感じられる歌詞になっています。歌手の中川奈美さんの透き通った声が、炭治郎と禰豆子の絆を美しく歌い上げています。竈門炭治郎のうたはこのシーンで一度流れただけでしたが、非常にファンからの評価が高い曲です。

鬼滅の刃の「無限列車編」は、まずは映画が公開されました。この映画をテレビシリーズ用に再構成したのが、テレビアニメの無限列車編です。テレビアニメの無限列車編は、第1期の竈門炭治郎 立志編の続きとなります。映画を分割したテレビアニメであるため、話数は全部で7話と短めです。テレビアニメの無限列車編の内容は基本的に映画と一緒ですが、主題歌が変わっています。ここでは、鬼滅の刃の無限列車編の映画とテレビアニメ、それぞれの主題歌について紹介します。

鬼滅の刃の映画には、主題歌はひとつしかありません。しかし、テレビアニメに再編成されたことで、OPとEDの2つの主題歌が新たに誕生しました。すでに映画で無限列車編を観ていた人も、新しい主題歌があることで新鮮な気持ちで視聴できたようです。ここでは、無限列車編のテレビアニメで使われた、OPとED主題歌について解説します。

アニメ第1期でOPとED主題歌を歌ったLiSAさんが、テレビアニメ版無限列車編でもOP主題歌を担当しています。明け星は紅蓮華に比べるとスローテンポですが、ロック調の激しい曲です。LiSAさんの高い表現力で、炭治郎と煉獄の世界観が見事に表現されていました。映画の主題歌と雰囲気が異なるため、映画とはまた違った楽しみ方をすることができます。

鬼滅の刃のテレビアニメ版無限列車編のED主題歌も、引き続きLiSAさんが担当しています。アニメのED主題歌は静かな曲が使われることが多いですが、「白銀」はアップテンポのかっこいい曲に仕上がっています。明け星はどちらかといえば煉獄がメインの歌ですが、白銀は命がけで戦う炭治郎を感じさせる歌詞になっています。

映画の無限列車編の主題歌も、テレビアニメの主題歌を歌ったLiSAさんが担当しています。「炎」というタイトルからもわかるように、炎柱である煉獄を連想させる曲になっています。冒頭部分は静かに始まりますが、サビに向かって徐々に激しさを増していきます。

煉獄の死を悲しみながらも前を向く、炭治郎の決然たる姿が目に浮かぶようです。映画では炎の曲にのって、煉獄のイラストがいくつも登場します。そのため、この曲は煉獄のレクイエムだともいわれています。映画館で炎を聴いて、涙が止まらなくなってしまった人も多いでしょう。

鬼滅の刃の遊郭編は、無限列車編の続きにあたるテレビアニメです。原作でいうと、8巻の67話から11巻の97話までのストーリーになります。今までの主題歌はすべてLiSAさんが担当してきましたが、ここで初めてLiSAさん以外の歌手が主題歌を歌いました。鬼滅の刃の遊郭編で主題歌を担当した歌手や、OPとED主題歌の詳細を解説します。

鬼滅の刃の遊郭編の主題歌を担当したのは、agehaspringsに所属しているアーティストのAimer（エメ）さんです。Aimerさんのプロフィールは非公開であるため、誕生日などの詳細なプロフィールは不明です。小学校の頃にピアノを習い始め、中学からはギターの練習も始めました。15歳の頃に声帯を痛め、半年間発声することができなくなります。これを機に歌い方を工夫するようになり、現在の歌唱法を確立しました。Aimerさんは作詞も手掛けており、残響散歌の歌詞も担当しています。

鬼滅の刃の遊郭編のOP主題歌は、Aimerさんが歌う残響散歌です。ノリが良い激しい曲で、今までのLiSAさんが歌う主題歌にも通じるものがあります。残響散歌は遊郭の派手さと同時に、どこか怪しげな雰囲気も感じさせる曲となっています。Aimerさんの可愛らしくも力強い声が、鬼滅の刃の世界にぴったりとハマっています。

鬼滅の刃の遊郭編のEDの主題歌も、OP主題歌と同じくAimerさんが歌っています。朝が来るの作詞・作曲をしている梶浦由記さんは、炎でも作詞・作曲を担当しています。朝が来るの歌詞は他の曲に比べ、やや抽象的な言い回しとなっています。そのため、歌詞の捉え方は人それぞれで、ファンの間でもさまざまな考察が行われています。ただ、朝が来るというタイトルからもわかるように、最後には必ず夜が明けるという希望のある歌詞になっています。

鬼滅の刃の刀鍛冶の里編とは、まだ放送されていない鬼滅の刃の新作アニメです。これまでは、放送日や主題歌も未定のままでした。しかし、2022年12月10日に放送された無限列車編の特別放送終了後、刀鍛冶の里編の新情報が公開されました。ここでは、鬼滅の刃の刀鍛冶の里編の放送日や主題歌など、気になる新情報についてまとめています。

鬼滅の刃の遊郭編放送後、続編となる刀鍛冶の里編の制作が発表されました。鬼滅の刃の刀鍛冶の里編は、原作の12巻から15巻に該当するストーリーになっています。炭治郎は遊郭編で上弦の鬼を倒しますが、その戦いの中で日輪刀が刃こぼれしてしまいます。炭治郎は新たな日輪刀を手に入れるため、刀鍛冶の里を訪れることになります。刀鍛冶の里編では新たなキャラも登場するため、物語もますます盛り上がることでしょう。

鬼滅の刃の刀鍛冶の里編はアニメの制作は決定していますが、これまで放送日は発表されていませんでした。しかし、2022年12月10日に刀鍛冶の里編の新たな情報が解禁され、放送時期が正式に発表されました。鬼滅の刃の刀鍛冶の里編は、2023年4月から放送されるということです。詳しい日取りまでは出ませんでしたが、そのうち正確な日にちも公表されるでしょう。

また、テレビアニメの放送に先立って、刀鍛冶の里編の1話が映画館で上映されることも発表されました。映画になるのは遊郭編の10話、11話と、刀鍛冶の里編の1話です。テレビアニメの放送前に、遊郭編の復習と刀鍛冶の里編の予習をすることができます。

鬼滅の刃の刀鍛冶の里編では、まだ主題歌が誰になるか発表されていません。無限列車編特別放送後の新作PVでも、主題歌についての情報はありませんでした。鬼滅の刃はこれまでOPとED主題歌を同じ歌手が歌っているため、刀鍛冶の里編も1人のアーティストがOPとEDの両方を担当する可能性が高いです。鬼滅の刃の主題歌は、これまでにも原作の世界観を強く反映した曲が使われてきました。

そのため、LiSAさんやAimerさんのように、高い表現力のある歌手が選ばれることでしょう。LiSAさんやAimerさんが再び主題歌を担当する可能性もありますが、その他にもYOASOBIやYamaさん、miletさんらの名前を上げる人もいます。主題歌を歌う人が誰になるかは予測の域を出ませんが、これまで以上に素晴らしい曲を披露してくれることでしょう。

鬼滅の刃の刀鍛冶の里編は、いまだに主題歌の詳細が発表されていません。そのため、刀鍛冶の里編の主題歌は誰が歌うのか、多くの人が気にしていました。ファンの間では、これまでにも主題歌を歌ってきた、LiSAさんやAimerさんを推す声が多かったです。

鬼滅の刃の主題歌は、OPもEDも名曲揃いです。ファンの間ではどの曲も人気ですが、人によって最もお気に入りの曲は分かれるようです。こちらのコメントをした人は、一番好きな曲にテレビアニメ版無限列車編のEDである、白銀を上げていました。他のOPやED曲はもちろん、挿入歌の竈門炭治郎のうたが一番好きだという人もいました。

鬼滅の刃の歴代の主題歌は、どれもかっこいいと評判です。また、歌だけでなく、OPやEDに流れる映像に注目している人も大勢いました。鬼滅の刃は本編も感動シーンが多い作品ですが、OPやEDの映像だけでも泣けると評判です。他のアニメではOPを飛ばすけれど、鬼滅の刃のOPは必ず観るという人もいました。

鬼滅の刃のアニメは、これまでに竈門炭治郎 立志編、無限列車編、遊郭編の3作が放送されてきました。これに加え、映画の無限列車編も上映されており、主題歌は全部で7曲あります。主題歌の多くはLiSAさんが担当してきましたが、遊郭編で初めてAimerさんが主題歌を歌いましいた。鬼滅の刃の主題歌はどれも豪華で、アニメとは切り離しても人気がある曲ばかりです。鬼滅の刃のアニメを観るときは、ぜひOPやED主題歌にも注目してみてください。