【カイジ】焼き鳥は豪遊シーンで登場!何ペリカ?その他に注文した商品は?

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『カイジ』の焼き鳥シーンについて解説します。ギャンブル漫画『カイジ』の第3章で人気となった、焼き鳥やビールによる豪遊シーンのあらすじをまとめました。また、そこで使われたペリカの額や具体的な注文商品、映画版における同シーンの扱いやキャストについても紹介します。

【カイジ】焼き鳥は豪遊シーンで登場!何ペリカ?その他に注文した商品は?

目次

  1. 【カイジ】とは?
  2. 【カイジ】焼き鳥は豪遊シーンで登場
  3. 【カイジ】豪遊シーンでは何ペリカ使った?焼き鳥以外の注文は?
  4. 【カイジ】豪遊シーンは実写映画でも見られる?キャストも紹介
  5. 【カイジ】焼き鳥が登場した豪遊シーンに対する世間での評判や人気
  6. 【カイジ】焼き鳥は豪遊シーンで登場していた

【カイジ】とは?

ギャンブル漫画の代名詞として名高い『カイジ』シリーズには、印象深い名シーンが数多くあります。とりわけ『賭博破戒録カイジ』の中の「焼き鳥豪遊シーン」は、大勢の心を掴んで離しません。焼き鳥豪遊シーンの注文商品など詳細について見る前に、まずは『カイジ』という作品の基礎情報を紹介しておきましょう。

賭博破戒録カイジの作者

焼き鳥シーンのインパクトが強烈な『賭博破戒録カイジ』の作者は、漫画家の福本伸行(ふくもと のぶゆき)です。福本氏は1958年生まれの現在64歳で、出身は神奈川県になります。会社勤めを経て漫画の道に入りますが、当初は長い下積みが続きました。1980年代末にギャンブル漫画でヒットを飛ばすと、同じ路線の『賭博黙示録カイジ』を1996年から開始し、人気を不動のものとします。『カイジ』シリーズのほかにも、代表作を多数持つ売れっ子作家です。

賭博破戒録カイジの概要

焼き鳥豪遊シーンで多くの読者に知られる『賭博破戒録カイジ』は、『賭博黙示録~』に続く『カイジ』シリーズの2作目です。前作同様「週刊ヤングマガジン」に連載されており、2000年~2004年まで続きました。その後シリーズは『賭博堕天録カイジ』につながります。単行本は全13巻で、話数は134話となっています。

賭博破戒録カイジのあらすじ

焼き鳥での豪遊シーンが印象深い『賭博破戒録カイジ』は、前作に引き続き、主人公カイジと帝愛グループとの闘いが描かれます。逃亡していたところを帝愛に拉致され、地下施設で強制労働させられることになったカイジは、「一日外出券」獲得のために貯金にいそしんでいました。しかし所属班の班長・大槻の計略で逆に借金を背負わされることとなり、ピンチに陥ります。絶体絶命のカイジは、仲間とともに打倒・大槻と地下脱出に向け動き出す…というストーリーです。

【カイジ】焼き鳥は豪遊シーンで登場

『賭博破戒録カイジ』というと必ず取り上げられる「焼き鳥」のワードですが、そもそもどういったシーンで出てくるのか知らないという方も多いでしょう。『賭博破戒録カイジ』において焼き鳥は、主人公が豪遊するシーンで登場します。詳細については、以下で説明しましょう。

豪遊シーンは何巻で登場?

焼き鳥豪遊シーンが登場するのは、原作漫画である『賭博破戒録カイジ』の1巻・第3章8話です。この時のカイジは、前述のように地下施設で強制労働を強いられている身の上でした。そこでの初任給を受け取る日に、この出来事が描かれます。なおテレビアニメ版では、『逆境無頼カイジ破戒録篇』第1話にて、同シーンが描かれています。

豪遊シーンの人気が高い理由

何度も述べているように、『賭博破戒録カイジ』において焼き鳥豪遊シーンは、同作屈指の名場面として広く知られています。本筋とは直接関係ないこのシーンがここまで人気なのも不思議ですが、その理由は「背徳感」や「転落感」にあると思われます。地下施設で売られているビールや焼き鳥は法外な値段で、最初カイジは手を出そうとしません。地下脱出には金を貯める必要があり、そうした出費は無駄でしかないためです。

しかし、結局欲望に抗しきれず、カイジはビールや焼き鳥などの商品を買い込んで豪遊を始めてしまうのです。そうしたタブーを犯して転落していく感覚が、読者に強烈なインパクトを与えることとなりました。また、ナレーションの「豪遊」というワードと、実際飲み食いしている商品とのギャップから生まれるシュールな感覚も、このシーンを忘れられないものにしていると言えるでしょう。さらに、同シーンの再現のしやすさも、人気に拍車をかけたと見られます。

焼き鳥やビールが登場した豪遊シーンのあらすじ

焼き鳥豪遊シーンにまつわるあらすじは、次のようなものです。前述のように、カイジは地下施設からの脱出のため、金(ペリカ)を貯めようとしていました。1日外出するためには50万ペリカ必要で、それに向け酒などには目もくれず働こうとします。そんなカイジに、班長の大槻はビールを1本おごりました。それを口にしてしまったカイジは、これまで味わったことのない旨さに圧倒されます。そしてビールと焼き鳥を買い込んで散財し、ナレーションのように「気が付けば2日続けて豪遊」という有様となってしまったのでした。

【カイジ】豪遊シーンでは何ペリカ使った?焼き鳥以外の注文は?

上でも少し触れましたが、地下施設での通貨には「ペリカ」という独自のものが使われています。レートは「1ペリカ=日本円の1/10」で、カイジの初任給は9万1千ペリカ(9千100円)にしかすぎません。これに対し、カイジは豪遊シーンでどれくらいのペリカを使ってしまったのでしょうか。この点について見ていきましょう。

豪遊シーンでカイジは何ペリカ使った?

カイジが焼き鳥豪遊シーンで使ったペリカは、総額でいくらになるのでしょうか。カイジは2日にわたって豪遊していますが、その初日で4万1千ペリカ使ったことが作中で明かされています。地下脱出のためにペリカを貯めていくと、半年で54万6千ペリカになり、端数の4万6千ペリカ分は自由に使えるというのが当初の計算でした。しかし、結局はそのほとんどを1日で使い果たす結果となったわけです。

豪遊シーンで使ったお金の内訳

カイジが焼き鳥豪遊シーンで使った金額は4万1千ペリカに上ると述べましたが、その内訳はどうなっているのでしょうか。作中の描写から考察してみました。具体的な内訳は、以下のようになります。

考察①値段と注文数が判明している商品

まずは漫画内でカイジが注文し、その値段も明示されている品から見ていきましょう。直接注文の描写があるのは、350mlビール×2(5千ペリカ)と焼き鳥(7千ペリカ)、そしてポテトチップス(3千ペリカ)のみです。しかし、その後のコマではビールが4本(2万ペリカ)描かれており、その他にチーズちくわ(5千ペリカ)と思われるものの描写もあります。これらを合計すると、しめて3万5千ペリカ分ということになります。

考察②カイジがその他に購入した商品

上記の計算からすると、カイジが豪遊で使った4万1千ペリカには、あと6千ペリカ分足りないことになります。それでは、カイジは他に何を買ったのでしょうか。作中のセリフからは「肉じゃが」も買っていることが見て取れますが、これが一体いくらなのかは示されていません。また、中身が分からない空トレーが1つあることから、さらにもう1何か品注文しているようにも見えます。しかし、これについても判明しておらず、あるいは単なる取り皿だった可能性もあります。

考察③肉じゃがの値段は?

謎のトレーについてはさておき、頼んだことが明らかな肉じゃがの値段が気になります。残りの6千ペリカで肉じゃがだけを頼んだとすると、必然的に肉じゃが=6千ペリカとなります。ちなみにローソンでは、肉じゃがが322円、チーズちくわが235円という価格設定なので、5千ペリカのチーズちくわに対する6千ペリカの肉じゃがという設定は、比較的しっくりくるようにも思われます。

【カイジ】豪遊シーンは実写映画でも見られる?キャストも紹介

豪快なつまづきで多くのファンの心をつかんだ『カイジ』の焼き鳥豪遊シーンですが、『カイジ』と言えば漫画やアニメの他に実写映画も良く知られています。この実写映画では、同シーンは描かれているのでしょうか。映画のキャストと併せて紹介しましょう。

豪遊シーンは実写映画でも見られる?

結論から言えば、焼き鳥豪遊シーンは実写映画版でも描かれています。同シーンが登場するのは、映画版第2作の『カイジ2 人生奪回ゲーム』です。ここでも原作同様地下に落とされたカイジは、誘惑に負けてビールや焼き鳥で豪遊を決め込むこととなりました。原作屈指の人気シーンということもあり、非常に高い精度での再現が図られています。

カイジの実写映画キャストは「藤原竜也」

焼き鳥豪遊シーンが再現された『カイジ2 人生奪回ゲーム』で主人公・カイジを演じたのは、俳優・タレントの藤原竜也(ふじわら たつや)です。藤原氏は前作(『カイジ 人生逆転ゲーム』)に引き続きカイジ役を務めました。豪遊シーンの撮影にあたっては、リアルさが出るよう2週間の禁酒を自らに課したという裏話があります。

藤原竜也のプロフィール

『カイジ2 人生奪回ゲーム』でカイジを演じている藤原竜也は、埼玉県出身の41歳(1982年5月15日生まれ)です。1997年、15歳の時に蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』でデビューを果たし、一躍注目を浴びました。その後映画やテレビドラマなどの分野にも進出し、次々に話題作に出演していきます。第36回ゴールデン・アロー賞新人賞や日本アカデミー賞優秀主演男優賞(第27回・41回)など、受賞歴も多数です。

藤原竜也の主な出演作品

『カイジ2 人生奪回ゲーム』で焼き鳥豪遊シーンを体当たりで演じた藤原竜也の代表的な出演作品は、舞台では『身毒丸』(1997)、『ハムレット』(2003)、『ムサシ』(2009)などが、映画では『バトル・ロワイヤル』(2000)、『藁の楯』(2004)、『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(2017)などが挙げられます。

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【カイジ】焼き鳥が登場した豪遊シーンに対する世間での評判や人気

幅広い方面に多大なインパクトをもたらした『カイジ』の焼き鳥豪遊シーンですが、具体的にはどういった印象をもたれているのでしょうか。世間一般の忌憚のない意見から実状に迫ってみましょう。

こちらは「『カイジ』の焼き鳥豪遊シーンがうまそう」という意見です。漫画やアニメの食事シーンはわけもなく美味しそうに見える効果を持ちますが、この場合は状況が状況だけに、ビールや焼き鳥がとんでもないごちそうに感じられてしまいます。

こちらは「『カイジ』を見ながら焼き鳥を食べたい」という意見です。前にも述べたように、『カイジ』の焼き鳥豪遊シーンは比較的安価な商品ばかりで再現が容易なことから、やたらと「真似したい欲」を掻き立てる作用があります。おそらくは数多くの人が、実際にこうしたことを試みたと思われます。

一方こちらは、「『カイジ』を知らずに焼き鳥シーンを見てしまい困惑している」という意見です。広く拡散している同シーンですが、作品を見ていない層にとっては確かに意味不明でしょう。逆に言えば、そうした層にも届いてしまうほどこのシーンの伝播力が絶大ということになります。

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【カイジ】焼き鳥は豪遊シーンで登場していた

『賭博破戒録カイジ』の焼き鳥豪遊シーンについて解説してきました。このように、焼き鳥やビールといった庶民的な商品で「豪遊」する同シーンは、『カイジ』シリーズでも屈指の名場面となっています。駄目と知りつつ欲望に負ける主人公の姿は、多くのファンの心に共感と親近感を呼び起こしました。この後の逆転劇含め非常に重要なシーンなので、未見の方はぜひ原作や映画で体験してみてください。

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