【呪術廻戦】佐々木先輩の人物像と登場シーンまとめ！死滅回游で再登場する？

佐々木先輩は、『呪術廻戦』に登場するおかっぱ頭にメガネがトレードマークの女性キャラです。メインキャラではありませんが、彼女が引き起こした事件によって『呪術廻戦』の物語は大きく動き出すことになります。ここでは佐々木先輩のプロフィールや『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁との関係を解説します。

佐々木先輩は、『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁が呪術高専転入前に通っていた杉沢第三高校の2年生です。虎杖が所属していたオカルト研究会（通称：オカ研）の部員ですが、虎杖がいないと心霊スポットに行けない等、非常に怖がりな性格をしています。佐々木先輩は深夜の学校で「両面宿儺の指」の封印を解いてしまった人物で、その出来事がきっかけで虎杖は呪力を手に入れました。

佐々木先輩が所属する学校のオカ研は、部員が3人（佐々木先輩、虎杖悠仁、井口先輩）しかいません。メインの活動はオカルト系の遊びというゆるい同好会のようです。学校の規則で全員が部活に入らなければならず、祖父の見舞いで時間が取れない虎杖は「幽霊部員でもOK」と勧誘され、オカ研に入部しました。しかし、虎杖はオカ研の空気感を気に入っているようで、限られた時間で楽しそうに活動に参加する様子が描かれています。

『呪術廻戦』は芥見下々氏による呪術師達の闘いを描いた漫画作品です。週刊少年ジャンプにて2018年から連載されており、2022年8月現在でコミックスは20巻発売されています。また、前日譚として『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』も発売されており、それを原作とする『劇場版 呪術廻戦 0』は興行収入100億円を突破する大ヒットを記録しました。2020年10月から2021年3月にかけて放送されたアニメ版も好評で、2023年にはアニメの第2期が放送されることも決定しています。

『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁は、肺がんの祖父の見舞いに行きながら平凡な高校生活を送っていました。しかし、祖父を亡くした日の夜、学校で佐々木先輩達が「両面宿儺の指」の封印を解いてしまい、呪霊に襲われる事件が発生します。呪術師の伏黒と共に現場に駆け付けた虎杖は、「両面宿儺の指」を食べて呪力を手に入れ、先輩達や伏黒の命を救いました。その後、両面宿儺を復活させた罪で呪術師から死刑宣告を受けた虎杖でしたが、五条悟の計らいで呪術高専に入学し、呪術師としての道を歩むことになります。

佐々木先輩は序盤にほんの少ししか登場していないものの、その可愛らしい見た目から人気のあるキャラクターです。「最初しか出てこなくて残念」との声も多かった佐々木先輩ですが、『呪術廻戦』死滅回游編にて久々の再登場を果たしています。そんな佐々木先輩の人物像や登場シーン、そして死滅回游での再登場について解説します。

前述の通り、佐々木先輩は非常に怖がりな性格です。しかし、オカ研に入っているだけあって心霊現象への興味は強いようで、虎杖に「先輩達は自分がいないと心霊スポットにも行けない」という内容の発言をされた際には、「好きだから怖い」と述べています。一方で、オカ研の存続が危うい状況であるにもかかわらず、運動神経抜群の虎杖に対し「運動部の方が向いている。無理にオカ研に残らなくてもいい。」と気遣う様子も見せており、決して趣味を最優先するタイプではないと考えられます。

佐々木先輩は、もう一人のオカ研部員である井口先輩と共に『呪術廻戦』の序盤に登場しています。具体的な初登場シーンはどこなのか、原作漫画とアニメそれぞれについて見ていきましょう。

『呪術廻戦』の原作漫画では、佐々木先輩は第一話の冒頭シーンに登場しています。虎杖、井口先輩と共に「こっくりさん」をするシーンです。虎杖に「本当にいいんすね」と問われ、真剣な表情で頷く佐々木先輩が描かれています。その後、3人で「生徒会長がギリ負ける生き物」を教えてもらうために、こっくりさんを開始しています。

アニメ版『呪術廻戦』でも、佐々木先輩は第一話のこっくりさんをするシーンで登場しています。こっくりさんに教えてもらった「生徒会長がギリ負ける生き物」がクリオネだったことに対し、佐々木先輩が大爆笑する様子が描かれており、印象的なシーンとなっています。

虎杖悠仁が呪術高専に編入して以降、出番の無かった佐々木先輩ですが、『呪術廻戦』160話にて再登場を果たしました。佐々木先輩の寝室に現れた羂索が、「この場所は死滅回游の結界内に入っている」「結界内に最初からいる人間には一度だけ外に出る権利がある」と伝え、佐々木先輩を結界の外へと連れ出します。死滅回游の結界を出た後、羂索は佐々木先輩に「息子と仲良くしてくれてありがとう」と告げて姿を消しました。

死滅回游の結界を出た佐々木先輩は、もう一人のオカ研メンバー・井口先輩の呼びかけで目を覚まします。羂索は井口先輩を含め結界外に連れ出された人間全員の夢に出て来たようですが、「息子」について語られたのは佐々木先輩だけでした。作中には、佐々木先輩が「息子=虎杖」だと察したような描写もあり、ファンの間では今後の死滅回游に佐々木先輩が何らかの形で関わってくるのではないかという考察もされているようです。

「可愛い」と評判の佐々木先輩ですが、アニメを見た視聴者からは「声も可愛い」「上手すぎる」等のコメントが寄せられています。アニメ『呪術廻戦』で佐々木先輩の魅力をさらに引き出した声優はどんな人物なのでしょうか？

アニメ『呪術廻戦』で佐々木先輩を演じたのは伊瀬茉莉也さんです。『ハンターハンター』のキルア役をはじめ、多くのアニメでメインキャラを担当しています。モブキャラである佐々木先輩の役に、有名声優の伊瀬茉莉也さんが起用されたことに対し、ファンからは「豪華過ぎる」と驚きの声も上がっていました。

伊瀬茉莉也さんは『ハンターハンター』のミュージカル鑑賞に行ったことがきっかけで声優の道に進みました。会場にいたプロデューサーに伊瀬茉莉也さん自ら声をかけ、声優養成所を紹介してもらったそうです。その後、声優としてのキャリアを積み上げ、2011年に『ハンターハンター』2作目でキルア=ゾルディック役に就任しました。

伊瀬茉莉也さんは様々な声色を使いこなす声優として知られています。若年層の役を担当することが多く、幼女役から少女役、さらには少年役まで幅広く演じています。

佐々木先輩に対するコメントで最も多かったのが「可愛い」という意見です。「呪術廻戦に出てくる女性キャラで1番可愛い」と述べているファンも少なくありませんでした。『呪術廻戦』に登場する女性キャラは強くてカッコいいタイプが多いため、普通の女の子である佐々木先輩は一際可愛らしく見えるのかもしれません。

佐々木先輩の出番が一瞬で終わってしまったことを、残念に思うコメントも少なくありませんでした。第一話で佐々木先輩の可愛さにハマってしまったファンからは「ヒロインとして残してほしかった」という意見も出ていました。

佐々木先輩の再登場シーンが描かれた直後には「久々の登場にテンションが上がった」という声も出ていました。可愛い佐々木先輩をもう一度見たかったファンにとっては嬉しいサプライズだったようです。

再登場を喜ぶコメント以上に多かったのが、佐々木先輩や井口先輩の身を案じるコメントでした。特に佐々木先輩に関しては、息子という言葉から虎杖を連想しているような描写があったため「死滅回游に巻き込まれてしまうのでは？」と多くのファンが心配していました。

出番は少ないものの、佐々木先輩は『呪術廻戦』作中で様々な表情を見せています。そんな表情豊かな佐々木先輩が身近な存在だったら、きっと毎日楽しく過ごせることでしょう。ここでは佐々木先輩が「友達」「姉」「彼女」だった場合の3パターンについて考えてみます。

佐々木先輩が友達だった場合、放課後の教室でこっくりさんをしたり、夜の学校で肝試しをしたりとオカルト的な遊びを一緒に楽しめそうです。大きな声で笑ったり、ちょっとしたことで怖がったりと、リアクションが良いので盛り上がる事は間違いないでしょう。

佐々木先輩は「しっかり者の頼れるお姉さん」と言うよりも、「弟妹と同じ目線で遊んでくれる楽しいお姉さん」になりそうです。怖がりな性格なので、もしかしたら少し頼りなく感じる事もあるかもしれません。しかし、作中では後輩である虎杖を気遣う様子も見せているため、弟妹に対しても密かに気を配ってくれるでしょう。自分の事より弟妹の事を優先して行動してくれそうです。

オカルト好きの佐々木先輩が彼女だった場合、デートには心霊スポットやホラー映画をリクエストしてくるかもしれません。怖い場所に一人では行けないので、彼氏についてきて欲しいと思っていそうです。自分にしがみついて恐怖に耐える佐々木先輩の姿に、彼氏はきっと愛おしさを感じることでしょう。

佐々木先輩は『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁が以前所属していたオカ研の先輩です。深夜の学校で「両面宿儺の指」の封印を解いた人物で、虎杖が呪力を手に入れるきっかけを作りました。人気キャラでありながら、しばらく出番がなかった佐々木先輩ですが、『呪術廻戦』160話にて再登場を果たしています。今後、死滅回游に佐々木先輩が絡んでくることはあるのか、気になっているファンは多いようです。