【呪術廻戦】アニメ第1期は漫画の何巻の何話まで？第2期はどこから？

『呪術廻戦』の作者は、芥見下々（あくたみげげ）さんです。1992年2月26日生まれで、2022年現在でもまだ30歳という若い漫画家です。岩手県の出身で、小学5年生頃から漫画家になりたいという夢を抱いてきたようです。プロの漫画家を本格的に志望したのは高校を卒業するときで、そこから持ち込み活動などを始めました。

持ち込み作品の投稿先は、「週刊少年ジャンプ」と「月刊アフタヌーン」で迷っていたそうです。しかし、最終的には「週刊少年ジャンプ」に持ち込み、現在でも連載を続けています。芥見下々さんは2014年に、「週刊少年ジャンプNEXT!!」の『神代捜査』で漫画家デビューしました。それからわずか4年後に「週刊少年ジャンプ」で『呪術廻戦』を発表し、瞬く間に同誌を代表する人気作品となりました。

『呪術廻戦』は呪霊と呼ばれる化け物と、呪術師と呼ばれる人たちの戦いを描いたダークファンタジー漫画です。人の負の感情から生まれた呪霊を、呪術師たちが呪術を用いて祓っていきます。2022年8月現在で、コミックスは20巻まで発売されています。コミックスの累計発行部数は、デジタル版を含めて7,000万部を突破しています。アニメは第1期が2クールかけて放送され、第2期の放送もすでに決定しています。

『呪術廻戦』の虎杖悠仁は、身体能力が優れているだけの普通の男子高校生でした。しかし、呪物である「宿儺の指」を飲み込んでしまったことで、虎杖の体に両面宿儺という呪霊が受肉してしまいました。宿儺の器となった虎杖には死刑が宣告されますが、五条悟によって死刑執行に猶予が与えられました。呪術高等専門学校に転入した虎杖は、伏黒恵や釘崎野薔薇たちとともに、呪術師としてさまざまな任務をこなしていくのでした。

『呪術廻戦』のアニメ第1期は、原作の途中で最終回を迎えました。では、原作の漫画でいうと、何巻の何話に当たるのでしょうか？ここでは、『呪術廻戦』のアニメ第1期は漫画の何巻から始まり、何巻で最終回を迎えるのかを紹介します。

アニメによっては、原作漫画の最初の部分を飛ばして制作されることもあります。しかし、『呪術廻戦』はそういう作りになっておらず、しっかり原作の1巻目から放送されています。ただ、アニメは開始早々に虎杖悠仁が捕らえられ、五条悟から死刑を宣告されているシーンから始まっていました。

1話のエピソードはどうなったのかと思われましたが、オープニングが終わった後からは原作通り1話目の内容が始まります。アニメではインパクトのあるシーンを最初に持ってきて、視聴者を惹きつけようという狙いがあったのでしょう。

『呪術廻戦』のアニメ第1期は2クール放送され、全部で24話作成されました。1話の「両面宿儺」から始まり、24話の「共犯」で最終回を迎えます。この最終回は原作でいうと、8巻の62〜63話に当たります。アニメの最終回は、虎杖悠仁と釘崎野薔薇が、壊相・血塗と激しいバトルを繰り広げる展開でした。そして、虎杖悠仁は釘崎野薔薇、伏黒恵らとともに1級呪術師に推薦され、束の間の平和を楽しむ中で第1期のアニメは幕を閉じました。

『呪術廻戦』のアニメは、基本的には原作に忠実に作られています。たまにアニメオリジナルのシーンも入りますが、話の流れなどは変わっていません。そのため、アニメ第2期も、原作に沿った展開になると思われます。

『呪術廻戦』は、劇場版のアニメも制作されています。こちらは『呪術廻戦』の話ではなく、『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』という別のコミックスが原作です。このコミックスは「０巻」と呼ばれており、本編が始まるよりも1年前の話になっています。

主役は乙骨憂太で、アニメ第1期ではその横顔が一瞬だけ映されました。劇場版アニメもテレビアニメと同様、基本的には原作に沿った内容でした。しかし、七海や冥冥など、原作では出てこなかったキャラが登場するオリジナルシーンもありました。

『呪術廻戦』のアニメ第1期の続きである第2期は、漫画の何巻から始まるのでしょうか？アニメ第２期の詳細はまだ不明ですが、漫画の何巻あたりの内容になるかを推察してまとめています。アニメ第2期を原作で予習したい人は、ぜひ参考にしてください。

『呪術廻戦』のアニメがこのまま原作通りの流れで進むのであれば、第2期は第1期の続きである8巻の64話から始まるはずです。64話は虎杖悠仁の中学時代の同級生だった、小沢優子が登場します。小沢優子と虎杖悠仁の恋愛話がメインのエピソードで、少し息抜きができる回になっています。この休憩回を挟んだ後は、五条悟の過去話が続きます。

『呪術廻戦』のアニメ第2期は、まだ1クールか2クールかもわかっていません。ただ、第1期が2クール放送されたことを考えると、第2期も2クールで放送される可能性が高いでしょう。8巻の64話以降のメインエピソードは、大きく分けて過去編、宵祭り編、渋谷事変編の3つです。これらすべてをアニメ化すると、2クールでもやや厳しいかもしれません。

もしも渋谷事変編まで放送するのであれば、少しテンポを早めた構成になるでしょう。また、アニメ第3期を見据えて、渋谷事変編の序盤まで放送するという可能性もあります。この場合はテンポを早める必要もなく、過去編と宵祭り編をしっかりと描けるでしょう。

『呪術廻戦』のアニメ第2期は、2023年に放送予定だと公式に発表されました。しかし、詳細な放送日などは未定です。２０２２年８月現在、アニメ第1期が再放送中ですが、最終回の翌週に『呪術廻戦』の特別番組が放送されることが決まっています。そこではアニメ第2期の続報が発表される予定で、もう少し詳しい情報が得られそうです。

『呪術廻戦』の8巻65話から始まる五条悟の過去話は、9巻の79話まで続きます。ここでは、呪術高等専門学校時代の五条悟と、同級生だった夏油傑の過去が描かれています。伏黒恵の父である伏黒甚爾が登場し、伏黒恵がどうして五条悟と出会ったのかもわかります。過去篇では五条悟と夏油傑が、天内理子という少女を護衛するエピソードが描かれていました。五条悟があそこまで強くなった理由や、夏油傑が呪詛師になってしまった理由が判明します。

五条悟の過去の話が終わった後は、再び舞台は現代へ戻ります。10巻の80話から82話では、呪術高等専門学校に潜んでいた内通者の正体がようやく明かされます。内通者は京都校の与幸吉で、彼は体を治してもらうために真人に協力していたのでした。しかし、「京都校の人間に手を出さない」という約束を真人が破ったため、真人と戦うことになります。与幸吉は戦闘の末に真人に敗れ、悲しい最期を迎えるのでした。

渋谷事変は『呪術廻戦』の中でもかなり大きな出来事で、原作では10巻の84話から16巻の136話まで続きます。渋谷事変は、呪詛師の夏油傑が呪霊と手を組んで起こした呪術テロです。この渋谷事変により、東京23区はほぼ壊滅状態に陥ります。戦闘も今までにないくらい激しく、多くのキャラが重傷を負います。また、メインキャラも何人か死亡するなど、シリアスで重い展開になっています。

『呪術廻戦』は戦闘シーンが多いため、アニメのほうが見やすいという感想を持つ人が多かったです。また、アニメ化することでキャラの顔も多少変わりますが、原作よりイケメンだと喜ぶ人もいました。アニメになることで見やすいだけでなく、話もわかりやすかったという声もありました。

『呪術廻戦』のアニメは作画や話の流れも評判が良かったですが、キャラの声が良かったという感想も多く見られました。『呪術廻戦』の声優さんたちは有名な声優さんばかりで、それぞれのキャラを原作のイメージ通りに演じていました。そのため、原作ファンの人たちも、違和感なくアニメを観られたようです。また、アニメ第1期では登場しなかったキャラも大勢いるため、アニメ第2期の声優さんを楽しみにしている声もありました。

『呪術廻戦』はテレビアニメだけでなく、劇場版アニメも人気があります。劇場版アニメを観た人のコメントには、「感動した」「何回も泣いた」という感想が多く見られました。１回観ただけでは足りず、もっと何回も映画館に通えば良かったという人もいるくらいです。また、主人公の声を緒方恵美さんが演じているため、同じく緒方恵美さんが主人公を演じた『エヴァンゲリオン』を思い浮かべる人も多かったようです。

『呪術廻戦』はアニメ第１期が人気だったために、アニメ第２期を楽しみにしている声が多く上がっていました。第２期に関する詳しい情報はまだわからないため、どのあたりまで放送するのかそれぞれ推測して楽しんでいるようです。ただ、渋谷事変編は重苦しい展開が続くため、アニメで渋谷事変編を観るのが怖いと言う人もいました。

『呪術廻戦』のアニメ第1期は、原作の1巻から8巻の途中までを描いていました。だいたいは原作に忠実に作られており、原作ファンからの人気も高い作品です。アニメの続きである第2期については、まだ詳しい情報は出ていません。

そのため、何巻から始まるのか、最終回は何巻までかといったことも予想の域を出ません。しかし、今後アニメ第2期の特番が組まれているように、徐々に詳細も明らかになってくるでしょう。アニメ第2期の内容を予測しながら、今後の続報を楽しみに待ちましょう。