【呪術廻戦】五条悟の声優は中村悠一！代表作や出演作を紹介

『呪術廻戦』に登場する五条悟は、呪術界御三家である五条家の現当主で日本に4人しかいない特級術師の1人です。特級呪霊「宿儺」の器となった主人公の虎杖悠仁に、呪術高専東京校への入学を勧めた人物でもあります。襲い掛かる強敵達を相手にしても余裕で倒してしまう程の実力を持っています。「最速！キャラクター人気投票」では1位、「第1回キャラクター人気投票」では3位を獲得する『呪術廻戦』屈指の人気キャラクターです。

白髪の長身で常に目隠しをしているのが特徴のキャラクターです。素顔は非常に美形で、目は綺麗な碧眼となっています。飄々としていて掴みどころがない性格で、教師という立場でありながら軽率な言動が目立ちます。しかし、呪術師としての実力は本物で、自他共に認める「最強の呪術師」です。

五条悟が登場する『呪術廻戦』は、週刊少年ジャンプで2018年14号から連載がスタートした少年漫画作品です。呪術師達と呪霊との戦いを描いたバトル漫画で、ジャンルはダークファンタジーになります。2020年10月からテレビアニメも開始され、綺麗な作画と人気声優が多く出演していることが話題となり人気が高まりました。単行本のシリーズ累計発行部数は、2022年8月で7000万部を突破しています。

生まれつき身体能力が高い主人公・虎杖悠仁は、ある日自身が通う高校で「両面宿儺の指」という特級呪物を体に取り込んでしまいます。虎杖悠仁は、最凶最悪の「呪いの王」と称される呪霊・両面宿儺の器となってしまいますが、幸か不幸か両面宿儺を抑え込む素質があることが判明しました。そこで、呪術師を育てる特殊な学校・呪術高等専門の教師である五条悟の勧誘で入学することになった虎杖悠仁は、呪術師になることを目指します。

『呪術廻戦』に登場する五条悟は、人気投票でベスト3に入る大人気のキャラクターです。そんな五条悟のアニメ版の声を担当している人物は、中村悠一さんという声優です。ここからは、アニメ版『呪術廻戦』で五条悟の声を務めている声優・中村悠一さんのプロフィールや経歴を紹介します。

低めの落ち着いた声質の中村悠一さんは、爽やかな青年役から狂気に満ちた悪役まで演じ分ける実力のある人気声優です。様々な雰囲気の声が出せる為、1つの作品で複数の役を兼任することも多々あります。出演作品の一覧を見ると、主人公を多く演じていることからその人気の高さが窺えます。顔は意外と強面で、初対面のスタッフや共演者からは怖い印象を与えがちですが、実際には非常に優しい性格の人物です。また、ゲーム好きとしてもかなり有名で、寝る時間を惜しんでまでゲームをプレイしているそうです。

中村悠一さんは、高校を卒業して間もなく声優を目指して上京します。代々木アニメーション学院に入学すると同時に寮での生活をスタートさせ、声優になる為に演技の勉強を始めました。当時は洋画の吹き替え声優を志望していましたが、代々木アニメーション学院の卒業後に『電脳冒険記ウェブダイバー』という作品でグリフィオン、ライガオン役に抜擢されるとそれ以降はアニメ作品を中心に人気声優となりました。

『呪術廻戦』と肩を並べて人気のジャンプアニメ作品である『鬼滅の刃』。『鬼滅の刃』も出演声優が豪華だと話題ですが、残念ながら出演者一覧を見ても中村悠一さんの名前はありません。しかし、『鬼滅の刃』は、今後もアニメの続編が作られており、まだアニメに登場していないキャラクターもいる為、出演の可能性はあります。「磁石コンビ」と呼ばれる杉田智和さんが既に『鬼滅の刃』に出演していることからも、中村悠一さんが出演する可能性は高いでしょう。

五条悟役である中村悠一さんの出演作品一覧を見ると、主人公か物語の主要キャラクターが非常に多いです。正義感溢れるヒーロー役から落ち着きのある大人っぽい役まで演じ分けています。ここからは、過去に中村悠一さんが演じたアニメキャラクター一覧の中から、代表的なものを6つ紹介します。

『氷菓』は、2012年に放送された学園ミステリーアニメです。中村悠一さんは、主人公である折木奉太郎の声を担当しています。折木奉太郎は、自発的に動こうとしない省エネ的思考の持ち主ですが、鋭い洞察力と推理力を持ったキャラクターです。終始落ち着いた口調で話す折木奉太郎の声を、中村悠一さんは低めながらもしっかりとした声で演じていました。

『魔法科高校の劣等生』は、2014年に放送されたバトルアクションアニメです。中村悠一さんは、主人公の司波達也役を演じています。整った顔立ちにクールな性格の司波達也は、10代半ばの学生でありながら大人っぽい印象を受けるキャラクターです。中村悠一さんは、冷静な普段の声と熱い戦闘時の声を上手に演じ分けています。

『おそ松さん』は2015年に放送が開始され、2021年までに3期も放送されたギャグアニメです。中村悠一さんが演じたのは、主人公である六つ子の次男、カラ松というキャラクターです。自分をイケメンだと思っている勘違いナルシストであるカラ松は、中二病全開の恥ずかしい台詞が目立ちます。そんなカラ松を中村悠一さんはテンション高めに演じています。

『ハイキュー!!』は、2014年に放送が開始され、2020年には4期まで放送されたバレーボールを題材にしたスポーツアニメです。中村悠一さんが演じた役は、音駒高校バレー部の主将を務める黒尾鉄朗というキャラクターです。黒尾鉄朗は、頭脳派のオールラウンダーで、クールでありながら対戦相手を煽るような発言が多い特徴があります。掴みどころがない黒尾鉄朗を中村悠一さんは声で上手く表現しています。

『月刊少女 野崎くん』は、2014年に放送された学園ラブコメアニメです。中村悠一さんは、主人公で少女漫画家の野崎梅太郎の声を担当しています。野崎梅太郎は、無表情で天然な性格の男子高校生ですが、その正体は少女向けの月刊誌で恋愛漫画を描いている漫画家という異色のキャラクターです。長身で体格も良い野崎梅太郎の声を、低めで落ち着いた感じに演じていました。

『ワールドトリガー』は、2014年に放送が開始され、2022年には3期まで放送されたバトルアクションアニメです。中村悠一さんは、4人いる主人公の内の1人である迅悠一役を演じています。迅悠一は、普段から飄々とした態度をとっていて「実力派エリート」を自称する自信家のキャラクターです。激しい戦闘シーンでも余裕のある口調で話す迅悠一を、中村悠一さんは低めながらもテンションを上げて演じています。

中村悠一さんは、同じく声優の杉田智和さんと仲が良く、お互いに親友と呼び合っています。2001年に放送された『電脳冒険記ウェブダイバー』というアニメで共演してから、年齢や趣味、趣向等の共通点が似ていることからプライベートでもよく遊ぶようになったそうです。ここからは、中村悠一さんと杉田智和さんの関係についてまとめていきます。

渋みのある低い声が特徴の杉田智和さんは、落ち着いた感じの青年役を演じることが多い人気の声優です。独特なテンポや言い回しが特に人気で、一度聴いたら印象に残る声をしています。声優の他にも、「株式会社AGRS」という個人事務所を立ち上げ、アニメやゲームの制作や商品開発に携わるなどの活動も精力的に行っています。

声優界の中でも特に仲が良いことで有名な中村悠一さんと杉田智和さんは、ファンの間では「磁石コンビ」と呼ばれています。これは、二人のイニシャルが「N」と「S」で、お互い引きつけ合う磁石のN極とS極を連想させることから、そう呼ばれているそうです。また、共演作品が多く、その多くが作中で深い関係にある役同士であることも磁石コンビと呼ばれる一因となっています。趣味や趣向も非常に似ており、生まれた年も同じ1980年という共通点が多い為、プライベートでもよく会っているそうです。

2人が初共演したのは『電脳冒険記ウェブダイバー』ですが、その後も様々なアニメやゲームで共演しています。中村悠一さんの代表作でも紹介したアニメ『氷菓』『魔法科高校の劣等生』『おそ松さん』『ワールドトリガー』でも共演している2人。他にも、『銀魂』や『ブレイブルー』ではライバル同士としても共演しています。主要キャラクターとして中村悠一さんが出演していると、出演者一覧を見てどこかに杉田智和さんが名前がないか探すファンもいるそうです。

五条悟は、アニメ化する前からかっこいいと話題になっていて、とにかく人気の高いキャラクターでした。アニメ化して、担当声優が中村悠一さんに決定すると、その人気はさらに上がります。

中村悠一さんの低音ボイスが好きな人も多く、中には中村悠一さんが演じたキャラクターの中で五条悟が一番好きというファンもいました。

五条悟ファンの中には、中村悠一さんの声が好きだから五条悟も好きになったのではないかと考えるファンもいます。それだけ中村悠一さんの声は人々を魅了する声ということでしょう。

『呪術廻戦』は、アニメ2期も制作されていて、まだアニメで描かれていないシーンも多くあります。原作漫画を読んでいるファンは、今後の五条悟と中村悠一さんの活躍に期待を寄せています。

『呪術廻戦』に登場する人気キャラクター・五条悟の声を担当したのは、中村悠一さんでした。最強の呪術師で飄々とした掴みどころのない性格の五条悟が大人気となった背景には、アニメ版での声優が中村悠一さんであることも要因であることが判りました。多くのファンから、五条悟のアニメでの活躍が期待されています。低くてかっこいい中村悠一さんの声を、是非『呪術廻戦』で堪能してみて下さい。