【呪術廻戦】万(よろず)は千年前の呪術師?術式や宿儺との関係も調査
『呪術廻戦』の死滅回遊編にて、黒伏津美紀に受肉することで復活を遂げた万(よろず)は千年前を生きていた呪術師の1人です。本記事では、作中で描かれていた内容を基に、使用する術式や強さ、宿禰との関係性について詳しくまとめました。
目次
【呪術廻戦】万とは?
『呪術廻戦』に登場する万(よろず)は平安時代に生きていた呪術師で、宿儺に対して異様なほど執着しているキャラクターでもあります。そんな万の詳しい情報について対して触れる前に、まずは基本的なプロフィールや『呪術廻戦』の情報について振り返ってみましょう。
万(よろず)のプロフィール
万(よろず)とは、千年ほど前の平安時代に生きていた呪術師の1人で、『呪術廻戦』内では伏黒津美紀に受肉することで登場しています。詳しい年齢や等級などは一切明かされていませんが、優れた基礎体術や術式を駆使して戦闘することから、高い戦闘能力を持っている呪術師でもありました。また、両面宿儺に対しては異様な執着心を持っており、結婚を目的に戦闘するような歪んだ愛情を持っている人物でもあります。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は2018年から週刊少年ジャンプで連載されているバトルアクション漫画で、作者は芥見下々先生です。数多く登場する呪術師たちが呪術を駆使する作風が話題を呼び、2020年と2023年に2度のアニメ化も果たしています。世界的に評価の高い作品でもあり、コミックス23巻を発売した時点でシリーズ累計発行部数は8000万部を突破しました。
呪術廻戦のあらすじ
主人公の虎杖悠仁は、ある日育ての親の祖父を亡くします。その晩に虎杖が通う学校にある呪物の封印が解かれ、呪霊が出現しました。虎杖は呪術師の伏黒恵と共に校舎に向かい、虎杖が呪物の宿儺の指を食べたことで両面宿儺を復活させてしまいます。その後、宿儺の器になった虎杖は呪術師に捕えられ、死刑宣告を受けますが、五条悟の提案により宿禰の指を全て食べてからという猶予が与えられました。こうして、都立呪術高専に入学した虎杖は呪術師として活動することになるのです。
【呪術廻戦】万は千年前の呪術師?正体を考察
万は、『呪術廻戦』の死滅回遊編にて伏黒津美紀に受肉することで復活を果たした呪術師の1人です。まずは、万とはどのような呪術師なのか、実際に『呪術廻戦』内で描かれていた内容などを交えた上で詳しくチェックしてみましょう。
万は伏黒津美紀の体に受肉している
万は伏黒恵の義姉である伏黒津美紀に受肉した状態で登場しました。しばらくはその正体を伏せた状態で立ち振る舞っていましたが、死滅回遊編にて正体を明らかにしています。また、万が受肉した際に、体の持ち主でもある黒伏津美紀の自我を完全に制圧しているため、この時点で黒伏津美紀は死亡しています。
万は千年前の呪術師?
『呪術廻戦』の死滅回遊編に登場した万は、両面宿儺と同じ千年前に生きていた会津出身の呪術師です。高い才能を持ちながらも呪力効率の悪い構築術式を生まれ持っていたことで、実戦では苦戦を強いられることもありました。しかし、虫の鎧と液体金属の生成という2つの術式を完成させたことにより術師としての実力を大幅に向上させています。
万の性格
万の性格は非常に好戦的で、伏黒恵からは戦うことで死ねることを理由に戦闘に参加している呪術師と称されています。また、宿儺に対しては異様なほどの執着心を持っており、縛りを使用してでも結婚まで漕ぎ着けるほどでした。また、伏黒津美紀の所持していた死滅回遊のポイントを騙し取って受肉を遂げています。残忍でありながら、頭の回転が早いのも特徴です。
【呪術廻戦】万の術式や能力
『呪術廻戦』の死滅回遊編で伏黒津美紀に受肉することで登場した万は、優れた能力をもった呪術師です。ここでは、万が持っている能力や得意としている術式の情報について、実際に『呪術廻戦』内で描かれていた内容を基にチェックしてみましょう。
万の術式は「構築術式」
万が使用する術式は構築術式と呼ばれ、いわば万が認識できるものであればほぼ狂いなく再現できてしまいます。基本的な能力は禪院真依と使用する術式とほぼ同じですが、術式の規模が全く違うのが特徴です。半自動的に攻守を行い続ける液体金属の塊を生成することも得意としているため、術式の威力が大幅に上昇しています。
万の構築術式の弱点
万が使用する構築術式の威力は相当なものですが、その分だけ燃費が著しく悪いのが弱点でもあります。威力のみでみれば作中トップクラスのものでありながら、呪力消費が激しすぎることで幾度となくピンチになることもありました。これらの弱点を補うために、昆虫が持っている身体能力を大幅に向上させたものを再現させ、体を覆う虫の鎧を完成させています。また、液体金属を使用することで、中距離戦の弱点を補うことで戦闘時の穴を無くすことに成功しました。
万の領域展開「三重疾苦」
万が使用する領域展開は三重疾苦と呼ばれ、自ら生成した液体金属の真球に対して必中効果をもたらします。この真球の圧力が無限大になることから、触れた相手は消し飛んでしまうほどの威力です。三重疾苦は、必中必殺と呼ぶに相応しいほどの威力を持っています。
万が作り出した「真球」
万が作り出す真球には設置面積が存在しないことから、完全な真球とも呼ばれています。相手は触れることすらできない完全な球体でもあるため、圧力も無限大に増幅するほどの威力です。実際に『呪術廻戦』内で使用した際、瓦礫の山が大きくえぐられている描写もあったことから、それだけでも真球が持つ威力の大きさを物語っています。
【呪術廻戦】万と宿儺の関係
伏黒津美紀に受肉することで現代に登場した万は、千年前から宿儺とも面識がある様子が描かれていました。ここでは、万と宿儺の関係性について詳しくチェックしてみましょう。
万の目的は宿儺との戦闘?
千年の時を経て現代で再び復活した万の目的は宿儺との戦闘でした。万は伏黒津美紀に受肉していたことを明かした後、虫の翅を生成することで一度故郷の会津に立ち寄ります。その後は宮城県の仙台結界に潜伏することで宿儺を待ち伏せしています。実際に仙台結界にやってきた宿儺は、万に見つかることになりました。異様な執着心を持つ万は自分が宿儺を殺害すること、または宿儺に自分自身が殺害されることを願い、さらには自分が勝利した暁には結婚するという縛りを結んだ上で戦いに挑んでいます。
万は宿儺と結婚したい?
先述したように、仙台結界で万が宿儺と戦闘した際に結婚という縛りを結んだ上で戦いに挑んでいます。千年前から両者には因縁や強い関係性が感じられますが、実際は万の一方的な片想いで宿儺は万からの好意を受け取ることなく終わりました。それでも諦めることがなかった万は、現代で再び受肉することで宿儺への歪んだアプローチを仕掛け続け、仙台結界での戦闘まで漕ぎ着けることになっています。
万と宿儺の戦いの結果
戦闘が始まる前に、宿儺は自身が負けることがあれば万に自身の全てを捧げることを約束し、万も狂喜しながら戦闘は開始されることになりました。万は得意としている構築術式を使用し、宿儺に対して追い詰めていきます。対する宿儺は自身の術式は一切使わずに黒伏が使う十種影法術で応戦することになりました。自身の術式を使わない宿儺に万は激昂し、激しい攻撃を続けます。
最終的には領域展開の三重疾苦を使用することで宿儺を追い詰めましたが、それを読んでいた宿儺は魔虚羅を召喚することで万を返り討ちにしました。宿儺に敗れこそしたものの、自身がずっと望んでいた宿儺に殺害される夢が果たされたことや、宿儺は万が持つ術式との相性の悪いさを認知していたことに満足しながら死亡しています。
【呪術廻戦】万に対する世間での評判や人気
ここで、『呪術廻戦』に登場した万に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。
万と宿儺の関係性について、万の強さを認知していたからこそ宿儺は相手にすることがなかったと考察するファンの声も見受けられました。一歩的な強さを持つ宿儺は、向かってくる相手を蹂躙するだけの実力を持っています。万に対してそうすることはなかったのは、ある程度苦戦することが想定できるほどの実力を持っていることを知っていたからこそです。
万の人間性やキャラクター性について、一定の好感を覚えるファンの声も見受けられました。万は、宿儺との戦闘を果たすために黒伏津美紀に受肉するほどです。自身の目的や過去の関係性を明らかにするために手段を選ばない考え方は、『呪術廻戦』ファンの心を掴む結果になりました。
万が持つ強さに対して、驚きを隠せないファンの声も見受けられます。万は圧倒的な強さを誇っていた全盛期の宿儺からの攻撃すらも耐え抜き、完全な真球と呼ばれるこの世に実在しない物質すら生成に成功するほどです。これらの能力や術式を駆使することで実際に宿儺を追い詰めていることから、作中でもトップクラスの実力者だったことがわかります。
【呪術廻戦】万は千年前の術師だといわれていた
『呪術廻戦』の死滅回遊編に登場した万は、黒伏津美紀に受肉することで現代に復活を果たした呪術師であることがわかりました。万は宿儺との関係もある人物で、作中屈指の実力を持っています。宿儺との戦闘で敗北こそしたものの、今でもファンの間には強く印象に残っているキャラクターの1人です。このように、『呪術廻戦』には独自の強さを持った個性的なキャラクターが多数登場する作品でもあります。今後登場するキャラクターはどのような個性を持っているのか、細かくチェックした上で本作を楽しんでみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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